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目が合ってしまった
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261 目が合ってしまった
宿に戻ってから、フェルは自分の剣の手入れを始めた。
刀身を見ながらフェルは少し思い悩んだような顔をする。今日のギルマスの話のことを考えているのかな。
かつて領都で功績をあげた冒険者たちのほとんどは、引退して戦いから遠ざかり、普通の暮らしを始めたそうだ。
自分の武器を鋳潰したり、壊したりしたのは、もう既に引退する事を決めていたからだろう。
人を守るための武器だと言っても、結局のところは他の誰かを傷つけるものに違いはない。
ガンツも多分、そんなことを考えたのだろうと思う。
シドの武器を作ってやると言い出したのはガンツだけど、少し僕も配慮が足りなかったかもしれない。
決して折れない頑丈なフェルの剣は、おそらく辺境伯、アランさんがずいぶん前にガンツに頼んで作ってもらったものだ。
機会があれば……、どうしたらいいんだろう。返したほうがいいのかな。
フェルの気持ちを知りたいけれど、どう尋ねて良いものか分からなかった。
ギルマスから当時のことを少し聞いた後でも、僕が領都に感じることに変わりはなかった。もっと何かこの街に対して印象が変わるかと思ったけれど、そこまで自分の中に変化は無かった。
英雄と呼ばれた人たちがかつてこの街にいた。
だけど記念碑みたいなものはこの街には無いし、英雄の子孫だぞとか偉そうな顔をする人は見たことがない。
その英雄たちはみんな戦争が終わってひっそりと暮らしている。
奴隷としてこの領都に攻め込んだ人たちも、どのくらいいるのか分からないけれどこの街で暮らしているはずだ。
だけどその人達を責めるような人はこの街にはいない。
平和というのとは少し違うと思う、この街の人たちはとにかくいつも前を見ている。
時には軽口を叩きながら、時には偉そうな顔をする貴族の陰口を言いながら、だけど明日は今日より少しはマシな日になるんじゃないかって街のみんなは真剣にそう考えている。変な感じだけどみんなが前向きに生きているこの領都の雰囲気が僕は好きだ。
弱っちいくせに、あの時みんなの役に立ちたいんだと心から思ったのはこの街の人の笑顔が好きになったからだ。
そしてそれから数日が経った。
屋台の営業は順調で、おっちゃんのところの魚を使ったり、セシル婆さんのその日のいい野菜を見てメニューを考えたり、いろいろ挑戦しながら試作の料理をつくった。
屋台の営業も決しておろそかにしたわけじゃない。領都の人たちのために出来る限り心を込めてハンバーガーを作り続けた。
食べた人が幸せな気持ちになってくれたらいいなって思いながら。
この街で店を開きたいと真剣に考えたのはこの時だったかもしれない。
屋台の営業後、少し肌寒くなってきた領都の街を歩きながら、今まで漠然とこうなったらいいのになという思いから、この街でいつか必ず自分の店を持ちたいと僕は強く思うようになっていた。
フェルはどう思うかな。僕を信じて着いてきてくれるだろうか。信じて僕に着いてきてって、そんな言葉を積み重ねるのはなんか違う気がした。
何年経っても変わらずに、2人で同じ景色を見ていたいと思う。そうなれたらいいな。
「今日の……確か鯖だったか?トマトソースで煮込んでパスタにしたのはよかったなぁ。私は少し時間を置いたほうが美味いと思うのだ。その方がトマトの風味がパスタに染み込んでより美味しく感じられる」
そんな風に嬉しそうに今日の試作の料理の感想を伝えてくれるフェル。聞いているこっちまで楽しくなる。
あの時この料理は未完成だと伝えたラッセルさんはとても満足そうに鯖のトマトソース煮込みのパスタを食べてくれた。
そして帰り際にラッセルさんは僕に握手を求めてきた。
たとえ失敗したと思っても次はきっと美味しい料理が作れる。それを食べるのが楽しみだ。
もっとたどたどしくぶっきらぼうにラッセルさんは言っていたけど、その言葉は忘れられないものになっている。
気付けば明日が屋台の最終日だ。あっという間だった。3男は昨日の夜遅く帰ってきて今日はずっと僕の屋台にいた。
明日最後の営業を終えたら次の日、チコの村に行ってみようと思う。道を舗装しながら行くから明日中に着けるかは分からないけど。
「暗くなっちゃったらそこで野営したらいいじゃん。食べ物を市場でいっぱい買っていこうよー。料理の道具も持ってきているんでしょ?なんなら屋台を引っ張ってくれば良いよー」
さっき3男が屋台の後ろでそんなことを言ってた。さすがに屋台を持って行くのはどうかと思うけど、その通りだ。そんなに焦って移動しなきゃいけない理由はない。のんびりと出来る範囲で進んで行ければ良いんだ。
そして僕たちは屋台の営業後、商業ギルドにやってきた。
受付でマリアさんを呼び出す。
個室に移動して屋台の細かい清算を済ませた後、マリアさんに相談を持ちかけた。
明日1日だけ屋台の周りに飲食出来るスペースを作れないかと考えていた。
そのための場所代を支払っても良いから1日だけ許してもらえないかマリアさんにお願いしてみた。
最終的に商業ギルドのギルドマスターであるダニエルさんまで巻き込んで話をすることになってしまって、ちょっと大騒ぎになるかもしれないと思っていたら、ダニエルさんがぼんやりと宙を見つめて何かを計算しながら僕たちに話をし始めた。
「あー、今日明日で許可が降りるか分からないところではあるんですがー。例えばですねー。中央広場をもっと拡張して街の人たちがくつろげるような場所を作っても良いのではないかという提案が上がってきていたりするんです」
ダニエルさんが姿勢を正していつも通りな真面目な顔に戻る。
「急ですけれど試しにやってみてどうなるかと実験をしてみるのも悪くないと思うんですよねー。あとは詰所にいる騎士たち次第ですけれど、おそらく問題はないと思います」
ダニエルさんはそう言ってすぐに騎士団の詰め所に行って許可を取って来てくれた。
今日はマリスさんが当番だったそうだ。話がしやすかったとダニエルさんが言っていた。
僕は1日限定で小熊亭の料理を屋台で振る舞おうと思っている。
領都の人たちにうちの店の料理を食べてもらいたいんだ。だけど全部のメニューは出せないからランチメニュー中心の料理にになってしまうけど。
最終日だから採算が取れる取れないは置いておいて、領都の人たちに師匠の料理を食べてもらいたい。そんなことをやってきたって師匠に言ったら怒られるかもしれないけれど、小熊亭というお店の料理、師匠の考え、そういったものが少しでも伝えられたらいいなと思っている。
屋台でスープを売る店もあるから、スープは出さないことにして、食事は銅貨5枚、パンかご飯を付けるならさらに銅貨1枚もらうことにした。
仕入れがちょっと大変だな。
とりあえずこの後市場に寄って欲しいものを伝えて帰ろうと思っている。
なんだかドタバタと進めてしまったけど、この思いつきは昨日厨房で手伝いをしていた時にスティーブさんと話していて決まったことだ。そもそもの発端は何かこの街の人たちに還元できるような催しを最後にできないかと僕が言い出したことから発展したのだけど。
ランチメニューなら一人でもできるけどビーフシチューみたいな名物料理は一人では出来そうにないことを話すと、ならば厨房から何人か貸し出そうとスティーブさんが言う。
そして確か祭りの日に使うテーブルが倉庫にあるはずだと言って、支配人を呼び出してくれた。
用事を済ませて宿に戻り、明日のために支配人と打ち合わせをする。
フェルは部屋でお風呂に入っている。
「ケイくん。お願いがひとつあるのですが……」
支配人が少し戸惑っているような雰囲気でそう言い出すので、少し身構えてしまう。
「私がこの街をもっと発展させようと仲間内で料理の研究会や、物珍しい特産品を作れないかと日々考えて、活動してることは前にお伝えしたと思います。その足掛かりになりそうな鯛めしという料理も先日レシピ登録を済ませました。しかし、たとえ名物と呼べる料理ができたところでこの街自体に活気がなければ何をしても無駄に終わってしまう。私はそうも考えているのです。いかがでしょうか?明日の催しですが、我々の組合も協力させてはいただけないでしょうか?」
「あの、そこまでしてもらわなくても、あまり大掛かりなものにするつもりじゃないんですが」
「いえ、きっとケイくんの考えている規模では収まらないと思いますよ。料理もおそらく考えている以上に売れると思います」
席はだいたい50席くらい用意すれば良いと思っていた。4人がけのテーブルが10個くらい。だけどそれでは足りないと支配人が言う。
仕込みが……間に合うかな……。
支配人との打ち合わせを済ませて部屋に戻る。
仕込みの量が増えることをフェルに伝えて急いで厨房に行く。
食事は適当にありあわせのもので作ってしまうつもり。
ビーフシチューとロールキャベツの仕込みをする。ロールキャベツは明日の午前中にやると間に合わなくなってしまうからタネを作っておいて保存の魔道具の箱に入れた。
厨房のみんなが野菜の下準備などを手伝ってくれた。ビーフシチューは大鍋で2つ作った。少し盛り付けを少なくしてこれも銅貨5枚で出すつもり。
明日食材を急いで仕入れて開店の準備をしなくっちゃ。
夕飯はフェルがお茶漬けが良いと言ったので梅干しとタラコの贅沢なお茶漬けを作ってあげる。
用意していたら目が合ってしまったので、物欲しそうな顔をする支配人にも、もちろんお茶漬けを振る舞った。
宿に戻ってから、フェルは自分の剣の手入れを始めた。
刀身を見ながらフェルは少し思い悩んだような顔をする。今日のギルマスの話のことを考えているのかな。
かつて領都で功績をあげた冒険者たちのほとんどは、引退して戦いから遠ざかり、普通の暮らしを始めたそうだ。
自分の武器を鋳潰したり、壊したりしたのは、もう既に引退する事を決めていたからだろう。
人を守るための武器だと言っても、結局のところは他の誰かを傷つけるものに違いはない。
ガンツも多分、そんなことを考えたのだろうと思う。
シドの武器を作ってやると言い出したのはガンツだけど、少し僕も配慮が足りなかったかもしれない。
決して折れない頑丈なフェルの剣は、おそらく辺境伯、アランさんがずいぶん前にガンツに頼んで作ってもらったものだ。
機会があれば……、どうしたらいいんだろう。返したほうがいいのかな。
フェルの気持ちを知りたいけれど、どう尋ねて良いものか分からなかった。
ギルマスから当時のことを少し聞いた後でも、僕が領都に感じることに変わりはなかった。もっと何かこの街に対して印象が変わるかと思ったけれど、そこまで自分の中に変化は無かった。
英雄と呼ばれた人たちがかつてこの街にいた。
だけど記念碑みたいなものはこの街には無いし、英雄の子孫だぞとか偉そうな顔をする人は見たことがない。
その英雄たちはみんな戦争が終わってひっそりと暮らしている。
奴隷としてこの領都に攻め込んだ人たちも、どのくらいいるのか分からないけれどこの街で暮らしているはずだ。
だけどその人達を責めるような人はこの街にはいない。
平和というのとは少し違うと思う、この街の人たちはとにかくいつも前を見ている。
時には軽口を叩きながら、時には偉そうな顔をする貴族の陰口を言いながら、だけど明日は今日より少しはマシな日になるんじゃないかって街のみんなは真剣にそう考えている。変な感じだけどみんなが前向きに生きているこの領都の雰囲気が僕は好きだ。
弱っちいくせに、あの時みんなの役に立ちたいんだと心から思ったのはこの街の人の笑顔が好きになったからだ。
そしてそれから数日が経った。
屋台の営業は順調で、おっちゃんのところの魚を使ったり、セシル婆さんのその日のいい野菜を見てメニューを考えたり、いろいろ挑戦しながら試作の料理をつくった。
屋台の営業も決しておろそかにしたわけじゃない。領都の人たちのために出来る限り心を込めてハンバーガーを作り続けた。
食べた人が幸せな気持ちになってくれたらいいなって思いながら。
この街で店を開きたいと真剣に考えたのはこの時だったかもしれない。
屋台の営業後、少し肌寒くなってきた領都の街を歩きながら、今まで漠然とこうなったらいいのになという思いから、この街でいつか必ず自分の店を持ちたいと僕は強く思うようになっていた。
フェルはどう思うかな。僕を信じて着いてきてくれるだろうか。信じて僕に着いてきてって、そんな言葉を積み重ねるのはなんか違う気がした。
何年経っても変わらずに、2人で同じ景色を見ていたいと思う。そうなれたらいいな。
「今日の……確か鯖だったか?トマトソースで煮込んでパスタにしたのはよかったなぁ。私は少し時間を置いたほうが美味いと思うのだ。その方がトマトの風味がパスタに染み込んでより美味しく感じられる」
そんな風に嬉しそうに今日の試作の料理の感想を伝えてくれるフェル。聞いているこっちまで楽しくなる。
あの時この料理は未完成だと伝えたラッセルさんはとても満足そうに鯖のトマトソース煮込みのパスタを食べてくれた。
そして帰り際にラッセルさんは僕に握手を求めてきた。
たとえ失敗したと思っても次はきっと美味しい料理が作れる。それを食べるのが楽しみだ。
もっとたどたどしくぶっきらぼうにラッセルさんは言っていたけど、その言葉は忘れられないものになっている。
気付けば明日が屋台の最終日だ。あっという間だった。3男は昨日の夜遅く帰ってきて今日はずっと僕の屋台にいた。
明日最後の営業を終えたら次の日、チコの村に行ってみようと思う。道を舗装しながら行くから明日中に着けるかは分からないけど。
「暗くなっちゃったらそこで野営したらいいじゃん。食べ物を市場でいっぱい買っていこうよー。料理の道具も持ってきているんでしょ?なんなら屋台を引っ張ってくれば良いよー」
さっき3男が屋台の後ろでそんなことを言ってた。さすがに屋台を持って行くのはどうかと思うけど、その通りだ。そんなに焦って移動しなきゃいけない理由はない。のんびりと出来る範囲で進んで行ければ良いんだ。
そして僕たちは屋台の営業後、商業ギルドにやってきた。
受付でマリアさんを呼び出す。
個室に移動して屋台の細かい清算を済ませた後、マリアさんに相談を持ちかけた。
明日1日だけ屋台の周りに飲食出来るスペースを作れないかと考えていた。
そのための場所代を支払っても良いから1日だけ許してもらえないかマリアさんにお願いしてみた。
最終的に商業ギルドのギルドマスターであるダニエルさんまで巻き込んで話をすることになってしまって、ちょっと大騒ぎになるかもしれないと思っていたら、ダニエルさんがぼんやりと宙を見つめて何かを計算しながら僕たちに話をし始めた。
「あー、今日明日で許可が降りるか分からないところではあるんですがー。例えばですねー。中央広場をもっと拡張して街の人たちがくつろげるような場所を作っても良いのではないかという提案が上がってきていたりするんです」
ダニエルさんが姿勢を正していつも通りな真面目な顔に戻る。
「急ですけれど試しにやってみてどうなるかと実験をしてみるのも悪くないと思うんですよねー。あとは詰所にいる騎士たち次第ですけれど、おそらく問題はないと思います」
ダニエルさんはそう言ってすぐに騎士団の詰め所に行って許可を取って来てくれた。
今日はマリスさんが当番だったそうだ。話がしやすかったとダニエルさんが言っていた。
僕は1日限定で小熊亭の料理を屋台で振る舞おうと思っている。
領都の人たちにうちの店の料理を食べてもらいたいんだ。だけど全部のメニューは出せないからランチメニュー中心の料理にになってしまうけど。
最終日だから採算が取れる取れないは置いておいて、領都の人たちに師匠の料理を食べてもらいたい。そんなことをやってきたって師匠に言ったら怒られるかもしれないけれど、小熊亭というお店の料理、師匠の考え、そういったものが少しでも伝えられたらいいなと思っている。
屋台でスープを売る店もあるから、スープは出さないことにして、食事は銅貨5枚、パンかご飯を付けるならさらに銅貨1枚もらうことにした。
仕入れがちょっと大変だな。
とりあえずこの後市場に寄って欲しいものを伝えて帰ろうと思っている。
なんだかドタバタと進めてしまったけど、この思いつきは昨日厨房で手伝いをしていた時にスティーブさんと話していて決まったことだ。そもそもの発端は何かこの街の人たちに還元できるような催しを最後にできないかと僕が言い出したことから発展したのだけど。
ランチメニューなら一人でもできるけどビーフシチューみたいな名物料理は一人では出来そうにないことを話すと、ならば厨房から何人か貸し出そうとスティーブさんが言う。
そして確か祭りの日に使うテーブルが倉庫にあるはずだと言って、支配人を呼び出してくれた。
用事を済ませて宿に戻り、明日のために支配人と打ち合わせをする。
フェルは部屋でお風呂に入っている。
「ケイくん。お願いがひとつあるのですが……」
支配人が少し戸惑っているような雰囲気でそう言い出すので、少し身構えてしまう。
「私がこの街をもっと発展させようと仲間内で料理の研究会や、物珍しい特産品を作れないかと日々考えて、活動してることは前にお伝えしたと思います。その足掛かりになりそうな鯛めしという料理も先日レシピ登録を済ませました。しかし、たとえ名物と呼べる料理ができたところでこの街自体に活気がなければ何をしても無駄に終わってしまう。私はそうも考えているのです。いかがでしょうか?明日の催しですが、我々の組合も協力させてはいただけないでしょうか?」
「あの、そこまでしてもらわなくても、あまり大掛かりなものにするつもりじゃないんですが」
「いえ、きっとケイくんの考えている規模では収まらないと思いますよ。料理もおそらく考えている以上に売れると思います」
席はだいたい50席くらい用意すれば良いと思っていた。4人がけのテーブルが10個くらい。だけどそれでは足りないと支配人が言う。
仕込みが……間に合うかな……。
支配人との打ち合わせを済ませて部屋に戻る。
仕込みの量が増えることをフェルに伝えて急いで厨房に行く。
食事は適当にありあわせのもので作ってしまうつもり。
ビーフシチューとロールキャベツの仕込みをする。ロールキャベツは明日の午前中にやると間に合わなくなってしまうからタネを作っておいて保存の魔道具の箱に入れた。
厨房のみんなが野菜の下準備などを手伝ってくれた。ビーフシチューは大鍋で2つ作った。少し盛り付けを少なくしてこれも銅貨5枚で出すつもり。
明日食材を急いで仕入れて開店の準備をしなくっちゃ。
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