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とりあえず
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271 とりあえず
「なんだいこりゃ?油で焼くのかい?」
「揚げるって言うんです。熱した油の中に食べ物を入れて火を通すって調理方法になります。今から作るのはフライというパン屑をまぶした物を油で揚げたものと、唐揚げという味付けした液体に漬け込んでその後油で揚げるという2種類のものを作ってみます」
お手伝いに集まってくれたのは近所の漁師の奥さんたちだった。今日はアイナさんも入れて6人来てくれている。
ささっと何匹かの小振りのサバを3枚におろして塩で下味をつけたら、パン粉をまぶして熱した油に優しく落とす。
浮き上がってきたサバを丁寧に何度かひっくり返して火が均等に入るようにする。
フェルは僕の横でマヨネーズを作ってくれている。この前覚えたばかりの新しい浄化の魔法を使って玉子を殺菌してくれた。
少し強めに下味をつけたフライにギュッとレモンを絞って食べてもらう。
「これ、良いじゃないか。この食感がたまんないよ」
「何だいこりゃ。あの小さなサバがこんなに美味しくなるのかい」
「少し油が気になりますが、絞ったレモンが良いですね。とても爽やかです」
サバのフライはかなり高評価だ。
マヨネーズにつけて食べてもらうとみんながその味に驚いて押し黙る。
「……ケイ。こんなのあたしたちに作れるもんか。こんなの領都の高級な店で出してるような料理じゃないか」
そう恐る恐る口を開いたのはアイナさんだ。この町から高値で仕入れた魚をこんなに美味しい料理にする店なんてびっくりするくらい高級な店に決まってるとアイナさんが言って、集まったお手伝いの奥さんたちもその言葉にうなづく。
フライにするという料理方法は特別なことではないと説明して、油を除いた原価を簡単にみんなに伝える。
揚げ物なんて慣れればそんなに難しい料理じゃない。
信じられないくらい安く譲ってもらった小魚は大きく分けて4種類。
小さめのサバ。イワシ。小さなアジ、たぶん豆アジとか呼んでた気がする。あとは……たぶんイワシの仲間だと思うんだけどワカサギくらいの小さな魚。前世の記憶では煮干しとか佃煮とかに加工されていたから魚の名前まではよくわからない。それは集まった奥様たちも同じだった。
比較的料理のしやすいサバとイワシをまずは全部捌いてみることにした。
僕は包丁でやろうとしたけれど、奥さんたちは素手で頭を落とし内臓を取り出している。
「こんなのに手間なんてかけてらんないよ。うちには育ち盛りの男の子が3人もいるんだからね」
他の人も似たような感じみたいだ。しかもみんな早い。やり方を教えてもらって僕も手開きで内臓を取り出す。
サバは見た目も大事だから3枚にするのは包丁でやったけれどそれ以外は手開きだ。奥さんたちすごい。見た目も僕がやったのより綺麗だ。
小さいイワシのような魚と豆アジはそのまま揚げることにした。普段はここまで小さな魚は使わないらしい。スープに入れて出汁を取るくらいにしか使わないそうだ。
捌いたサバとイワシはよく洗って氷で冷やした塩水に浸しておく。
豆アジは素揚げしてみたものの、そのまんまでは少し生臭くて食べにくい。これは唐揚げかな。
内臓を取り出した小さい魚たちはフライでも唐揚げでもいけそうだ。下味をつけるなら少し……生姜かな、辛い味付けも合いそう。あとは……フライにしたものをお酢であえてマリネみたいにしても良いかも。だけどそうなると手数が多くて忙しくなっちゃうかな。それにちょっと高級な感じがしてしまう。
マリネしたからって高級なわけないんだけど仕上がったものにさらに2次的な味付けして仕上げるのはきっとお店の料理だ。これは屋台とか食堂とかでもっと気軽に食べて欲しい。作り方はできるだけ簡単に、誰でも作れるようにしなくちゃ。
サバとイワシのフライはいくつかの試作を繰り返してみんなが納得するものに仕上がった。
だけどその他の小魚が難しい。
いくつかの試作を繰り返して残ったものは、小魚のフライ。そしてそれを唐揚げにしたもの。唐揚げの味付けを変えてピリ辛に仕上げた唐辛子入りのもの。
豆アジは難しかった。大きさがまちまちでうまくまとまらない。マリネも作ってみたけど……。手順が少し複雑だ。誰でも真似できるようにしなくちゃいけない。
新鮮な豆アジは臭みもほとんどなかったので醤油にザブっとつけて片栗粉で揚げたもの。カリカリになるくらいに揚げた衣の薄いフライ。そのフライには胡椒と唐辛子の粉を少しかけた。あとは豆アジの天ぷら。ただしこれには天つゆをつける必要がある。
「ケイ。ずるいぞ。どれも美味しいではないか。これでは選ぶことなんてできない。どれも毎日食べたいくらいだ。これでは意見がまとまるわけがない」
フェルに怒られてしまった。全部美味しく作れたのになんでだ。
作った試作品でみんながお腹いっぱいになった頃、3男とアルさん。そしてこの町の代表だというモルテンさんと商業ギルドの職員のキャロさんがやって来た。
キャロさんは女性でマリアさんよりは少し年上な感じがするけれど。実際のところよくわからない。やめよう。妙齢の女性の年齢は聞いてはいけない。
「これ美味しいけどさー。どうやって売るの?パンに挟むならもう少し工夫しなきゃいけないんじゃないかなー」
そうだった、3男。夢中になって忘れていた。売り方を全く考えていなかった。
パンに挟むとしたら?
この小魚の唐揚げをパンに挟む?
どうしよう。小魚の唐揚げサンド?
それ絶対食べにくい。
「待って待って。そういうことじゃないんだよー。この一番美味しいサバのフライはパンに挟めて売ればいいし、イワシ?だっけそのフライだっていけると思う。他の料理は………………正直悩んじゃうね。これ全部美味しいよ」
3男は僕らと同じ顔で悩み始める。
「えーとね。これから東の国の主だった人たちが来るからその人にも意見を聞いてみようよ。たぶん美味しいだけじゃなくってさ、その……よくわからないけどとにかく別の視点が必要だと僕は思うんだー」
ん?3男。その別の視点の意見を言うのが3男の仕事ではないのか?
「えーとね。僕には自分の信条ってものがあるんだよ。『3分考えてわからないようなら人に尋ねる』ねえ、これって良いと思わない?要は疑問に思ったことを聞ける人が何人も周りにいれば良いんだよ。そしてその人たちの信頼を裏切らないように生きていくだけ。ね?簡単でしょう?」
それが簡単かどうかはともかく、それって結局人任せってことじゃない?言ってることはすごく真っ当なことだけどこの場合、3男は僕にもわからないから他の人に聞いてみようってことをただ正当化したいだけな気がする。
でも3男の座右の銘としては相応しいものなのかも。3男ならその頼る人がいる限りずっと生きていけそうな気がする。
そうなるとその頼れる最後の人が死ぬまで3男は生きていられるってこと?
世界の終わりに最後に生き残るのは3男みたいな人物なのかもしれない。
違うな。他にもっと相応しい人物がいるはず。だって世界は広いんだから。
「何考えてるの?ケイくん。なんだか目が失礼なんだけど」
ジトっとした目で3男が僕を見る。違うんだ3男、ちょっと世界平和について考えていただけなんだ。
そんなバカなことを考えていたら東の国の人たちが食堂にやって来た。全部で6人。
昨日お会いしたコウさんと料理長のコウジさん。それと見習いのリトくん。
あとの3人は知らない人だった。
「ロンさん!来てくれたんだー。それからユズもケンタも。あ、ケイくんの料理?そうなんだよー今日はなんと食べ放題だよー。だけど食材はあまり用意してないからね。こういうのが食べたいって言っても限界があるから。でもとにかく楽しんでいってよ。よろしくねー」
3男。それは食べ放題とは言わない。
そして大事なことを小声で言うのなんか詐欺っぽいからやめてほしい。
簡単に現状の目的とその作業の進行状況を説明して、とりあえず……とにかく?冷めないうちに作った料理を東の国の人たちに食べてもらうことにした。
「なんだいこりゃ?油で焼くのかい?」
「揚げるって言うんです。熱した油の中に食べ物を入れて火を通すって調理方法になります。今から作るのはフライというパン屑をまぶした物を油で揚げたものと、唐揚げという味付けした液体に漬け込んでその後油で揚げるという2種類のものを作ってみます」
お手伝いに集まってくれたのは近所の漁師の奥さんたちだった。今日はアイナさんも入れて6人来てくれている。
ささっと何匹かの小振りのサバを3枚におろして塩で下味をつけたら、パン粉をまぶして熱した油に優しく落とす。
浮き上がってきたサバを丁寧に何度かひっくり返して火が均等に入るようにする。
フェルは僕の横でマヨネーズを作ってくれている。この前覚えたばかりの新しい浄化の魔法を使って玉子を殺菌してくれた。
少し強めに下味をつけたフライにギュッとレモンを絞って食べてもらう。
「これ、良いじゃないか。この食感がたまんないよ」
「何だいこりゃ。あの小さなサバがこんなに美味しくなるのかい」
「少し油が気になりますが、絞ったレモンが良いですね。とても爽やかです」
サバのフライはかなり高評価だ。
マヨネーズにつけて食べてもらうとみんながその味に驚いて押し黙る。
「……ケイ。こんなのあたしたちに作れるもんか。こんなの領都の高級な店で出してるような料理じゃないか」
そう恐る恐る口を開いたのはアイナさんだ。この町から高値で仕入れた魚をこんなに美味しい料理にする店なんてびっくりするくらい高級な店に決まってるとアイナさんが言って、集まったお手伝いの奥さんたちもその言葉にうなづく。
フライにするという料理方法は特別なことではないと説明して、油を除いた原価を簡単にみんなに伝える。
揚げ物なんて慣れればそんなに難しい料理じゃない。
信じられないくらい安く譲ってもらった小魚は大きく分けて4種類。
小さめのサバ。イワシ。小さなアジ、たぶん豆アジとか呼んでた気がする。あとは……たぶんイワシの仲間だと思うんだけどワカサギくらいの小さな魚。前世の記憶では煮干しとか佃煮とかに加工されていたから魚の名前まではよくわからない。それは集まった奥様たちも同じだった。
比較的料理のしやすいサバとイワシをまずは全部捌いてみることにした。
僕は包丁でやろうとしたけれど、奥さんたちは素手で頭を落とし内臓を取り出している。
「こんなのに手間なんてかけてらんないよ。うちには育ち盛りの男の子が3人もいるんだからね」
他の人も似たような感じみたいだ。しかもみんな早い。やり方を教えてもらって僕も手開きで内臓を取り出す。
サバは見た目も大事だから3枚にするのは包丁でやったけれどそれ以外は手開きだ。奥さんたちすごい。見た目も僕がやったのより綺麗だ。
小さいイワシのような魚と豆アジはそのまま揚げることにした。普段はここまで小さな魚は使わないらしい。スープに入れて出汁を取るくらいにしか使わないそうだ。
捌いたサバとイワシはよく洗って氷で冷やした塩水に浸しておく。
豆アジは素揚げしてみたものの、そのまんまでは少し生臭くて食べにくい。これは唐揚げかな。
内臓を取り出した小さい魚たちはフライでも唐揚げでもいけそうだ。下味をつけるなら少し……生姜かな、辛い味付けも合いそう。あとは……フライにしたものをお酢であえてマリネみたいにしても良いかも。だけどそうなると手数が多くて忙しくなっちゃうかな。それにちょっと高級な感じがしてしまう。
マリネしたからって高級なわけないんだけど仕上がったものにさらに2次的な味付けして仕上げるのはきっとお店の料理だ。これは屋台とか食堂とかでもっと気軽に食べて欲しい。作り方はできるだけ簡単に、誰でも作れるようにしなくちゃ。
サバとイワシのフライはいくつかの試作を繰り返してみんなが納得するものに仕上がった。
だけどその他の小魚が難しい。
いくつかの試作を繰り返して残ったものは、小魚のフライ。そしてそれを唐揚げにしたもの。唐揚げの味付けを変えてピリ辛に仕上げた唐辛子入りのもの。
豆アジは難しかった。大きさがまちまちでうまくまとまらない。マリネも作ってみたけど……。手順が少し複雑だ。誰でも真似できるようにしなくちゃいけない。
新鮮な豆アジは臭みもほとんどなかったので醤油にザブっとつけて片栗粉で揚げたもの。カリカリになるくらいに揚げた衣の薄いフライ。そのフライには胡椒と唐辛子の粉を少しかけた。あとは豆アジの天ぷら。ただしこれには天つゆをつける必要がある。
「ケイ。ずるいぞ。どれも美味しいではないか。これでは選ぶことなんてできない。どれも毎日食べたいくらいだ。これでは意見がまとまるわけがない」
フェルに怒られてしまった。全部美味しく作れたのになんでだ。
作った試作品でみんながお腹いっぱいになった頃、3男とアルさん。そしてこの町の代表だというモルテンさんと商業ギルドの職員のキャロさんがやって来た。
キャロさんは女性でマリアさんよりは少し年上な感じがするけれど。実際のところよくわからない。やめよう。妙齢の女性の年齢は聞いてはいけない。
「これ美味しいけどさー。どうやって売るの?パンに挟むならもう少し工夫しなきゃいけないんじゃないかなー」
そうだった、3男。夢中になって忘れていた。売り方を全く考えていなかった。
パンに挟むとしたら?
この小魚の唐揚げをパンに挟む?
どうしよう。小魚の唐揚げサンド?
それ絶対食べにくい。
「待って待って。そういうことじゃないんだよー。この一番美味しいサバのフライはパンに挟めて売ればいいし、イワシ?だっけそのフライだっていけると思う。他の料理は………………正直悩んじゃうね。これ全部美味しいよ」
3男は僕らと同じ顔で悩み始める。
「えーとね。これから東の国の主だった人たちが来るからその人にも意見を聞いてみようよ。たぶん美味しいだけじゃなくってさ、その……よくわからないけどとにかく別の視点が必要だと僕は思うんだー」
ん?3男。その別の視点の意見を言うのが3男の仕事ではないのか?
「えーとね。僕には自分の信条ってものがあるんだよ。『3分考えてわからないようなら人に尋ねる』ねえ、これって良いと思わない?要は疑問に思ったことを聞ける人が何人も周りにいれば良いんだよ。そしてその人たちの信頼を裏切らないように生きていくだけ。ね?簡単でしょう?」
それが簡単かどうかはともかく、それって結局人任せってことじゃない?言ってることはすごく真っ当なことだけどこの場合、3男は僕にもわからないから他の人に聞いてみようってことをただ正当化したいだけな気がする。
でも3男の座右の銘としては相応しいものなのかも。3男ならその頼る人がいる限りずっと生きていけそうな気がする。
そうなるとその頼れる最後の人が死ぬまで3男は生きていられるってこと?
世界の終わりに最後に生き残るのは3男みたいな人物なのかもしれない。
違うな。他にもっと相応しい人物がいるはず。だって世界は広いんだから。
「何考えてるの?ケイくん。なんだか目が失礼なんだけど」
ジトっとした目で3男が僕を見る。違うんだ3男、ちょっと世界平和について考えていただけなんだ。
そんなバカなことを考えていたら東の国の人たちが食堂にやって来た。全部で6人。
昨日お会いしたコウさんと料理長のコウジさん。それと見習いのリトくん。
あとの3人は知らない人だった。
「ロンさん!来てくれたんだー。それからユズもケンタも。あ、ケイくんの料理?そうなんだよー今日はなんと食べ放題だよー。だけど食材はあまり用意してないからね。こういうのが食べたいって言っても限界があるから。でもとにかく楽しんでいってよ。よろしくねー」
3男。それは食べ放題とは言わない。
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