3 / 52
第3話:ココン村と構造把握
しおりを挟む
チュン、チュン……。
鳥のさえずりで目が覚めた。
目を開けると、目の前には私が昨日作った、不格好な枝と布の屋根があった。 隙間から朝日が差し込んでいる。
「……おはよう」
寝ぼけた声で呟きながら、体を起こす。 背中は少し痛いし、寒さで指先も冷たい。でも不思議と気分は悪くなかった。
昨夜は風に飛ばされることもなく、ちゃんと朝を迎えることができた。勇者パーティの強力な結界魔法がなくても、私は自分の力で夜を越せたんだ。
(私、生きてる……)
そんな当たり前のことが、今は少しだけ誇らしかった。
朝食は、昨日と同じ黒パン。 点火(イグニス)の魔法で軽く炙って、温かいお茶と一緒に流し込む。
食事を終えると、私はシェルターを解体した。使った枝は森に返し、地面を平らにならす。立つ鳥跡を濁さず。これは、前世のキャンプ動画で学んだマナーだ。
「よし、行こう」
リュックを背負い直し、私は再び街道へと足を踏み出した。
† † †
それから丸二日、私はひたすら歩き続けた。
途中、親切な荷馬車に乗せてもらったり、また野宿をしたり。 王都セレストから離れるにつれて、すれ違う人の数は減り、景色はどんどん緑が濃くなっていった。
そして、三日目の昼過ぎ。
街道から外れた細い土道を登りきったところで、視界がパッと開けた。
「あ……」
思わず、足が止まる。
なだらかな丘の下に、小さな集落が広がっていた。
茶色い屋根の家が、二十軒ほど。家の周りにはパッチワークのような畑があり、その奥には深く濃い緑色の森が広がっている。
地図で確認した通りだ。あれがフィーロの森。そして、その手前にあるのが——。
「ココン村……」
森と丘に守られた静かな村。
王都のような高い塔もなければ、煌びやかな装飾もない。 あるのは、土と木と、緑だけ。
(静かだなぁ……)
風に乗って、牛の鳴き声や、畑を耕す音が微かに聞こえてくる。その穏やかな空気に、張り詰めていた緊張の糸が、ふっと緩むのを感じた。
ここなら。この場所なら、私でも息ができるかもしれない。
私は深呼吸をして、村へと続く坂道を下っていった。
† † †
村の入り口に差し掛かると、畑仕事をしていた村人たちが顔を上げ、珍しそうな目で私を見た。
無理もない。こんな辺境の村に、シスター服を着たよそ者が一人で歩いてくるなんて、怪しさ満点だ。
(緊張する……)
人見知りの心臓が早鐘を打つ。でも、ここで引き返すわけにはいかない。
私は勇気を振り絞って、近くにいた初老の男性に声をかけた。
「あ、あの……こんにちは」
男性は鍬(くわ)の手を止め、帽子を押し上げた。日焼けした顔に、深い皺が刻まれている。
「おや、シスター様じゃな? こんな何もない村に、どうなさいました?」
警戒心はあるけれど、敵意はない。穏やかな口調に、少しホッとする。
「えっと、旅をしていて……もしよろしければ、村長さんにお会いしたいのですが」
「村長か。それなら、あの一番大きな屋根の家じゃよ」
男性が指差した先には、村の中央にある少し立派な建物があった。
「ありがとうございます」
私は頭を下げて、教えられた家へと向かった。 背中に村人たちの視線を感じながらも、足取りは少し軽かった。
村長の家は、古いが手入れの行き届いた木造建築だった。扉をノックすると、柔和そうな中年の男性が出てきた。
「はいはい、どなたかな……おや?」
私が事情を話すと、村長さんは驚きつつも、家の中に招き入れてくれた。出された麦茶は香ばしくて、乾いた喉に染み渡った。
「なるほど……王都から、新しい生活を求めて」
村長さんは、私の拙い説明を静かに聞いてくれた。「追放された」とは言えず、「静かに暮らしたい」とだけ伝えたけれど、深く詮索はされなかった。
「シスター様が来てくださるのは、村としても歓迎したいところなんですが……」
村長さんは困ったように眉を下げた。
「見ての通り、ここは貧しい村でしてな。宿屋もないし、お貸しできるような綺麗な空き家もないんです」
「綺麗じゃなくていいんです!」
私は身を乗り出した。
「屋根と壁さえあれば、ボロボロでも構いません。修理は自分でやりますから」
「自分で、ですか?」
村長さんは目を丸くした。華奢なシスターが修理をすると言ったのが意外だったのかもしれない。
「はい。私、これでも建物を直すのは好きなんです。……得意かどうかは、まだ分かりませんが」
自信はないので、最後は小声になってしまう。でも、村長さんはそんな私を見て、何かを思い出したような顔をした。
「ふむ……そういうことなら、一軒だけ心当たりがありますな」
「本当ですか?」
「ええ。村外れにある、古い空き家です。前の住人が亡くなってから随分経つので、正直かなり傷んでいますが……それでも良ければ」
「ぜひ、見せてください!」
† † †
案内された場所は、村の南端。少し小高くなった丘の上に、その家はあった。
「……これは」
目の前の光景に、私は息を呑んだ。
平屋の小さな木造住宅。かつては可愛い家だった面影があるけれど、今は見る影もない。
庭は背丈ほどの雑草が生い茂り、まるで森のよう。 壁の板は黒ずんで反り返り、あちこちに大きな隙間ができている。 屋根も一部が剥がれていて、今にも崩れそうだ。 窓ガラスはもちろん入っておらず、ボロボロになった木の雨戸が風でガタガタと音を立てている。
「ひどいものでしょう?」
村長さんが申し訳なさそうに言った。
「誰も住みたがらないので、取り壊そうかという話も出ていましてな。ただ、木材を運ぶ人手がなくて放置されていたんです」
確かに、これはひどい。普通の人が見たら、ただの廃墟だ。
でも——。
(……基礎は?)
私は目を細めて、じっと家を見つめた。
「構造把握(アーキテクト・アイ)」
小さくスキル名を呟く。勇者パーティでは役立たずと言われた、私の唯一のユニークスキル。
視界が一変する。家の表面の汚れや雑草が透けて消え、建物を支える骨組みだけが青白い線となって浮かび上がった。
(柱は……太いオーク材だ。表面は腐りかけてるけど、芯はしっかりしてる) (梁も歪んでない。基礎の石組みも、沈下してない)
ボロボロに見えるのは、外側だけ。人間で言えば、服が汚れて髪がボサボサなだけで、骨格は健康そのものだ。
(これなら……いける)
私の頭の中で、リフォームの工程表が組み立てられていく。
まずは雑草を刈って、床を掃除して。壁の隙間を埋めて、屋根を補修して。窓には……そう、あそこには光を取り込む工夫をして。
想像するだけで、指先がうずうずしてくる。不安よりも、やってみたいという気持ちが勝った。
「村長さん」
私はスキルを解いて、振り返った。
「ここ、お借りしてもいいでしょうか」
「えっ、本気ですか? 雨漏りもしますし、隙間風もひどいですよ?」
「大丈夫です。直してみせます」
私は、この村に来て初めて、はっきりとした口調で言った。
「私、この家が気に入りました。磨けばきっと、素敵な家になります」
村長さんは驚いた顔をしていたけれど、やがて嬉しそうに微笑んだ。
「シスター様がそうおっしゃるなら。……家賃は結構です。どうせ捨てる予定だった家ですから、好きに使ってください」
「ありがとうございます!」
村長さんから鍵——と言っても、錆びついた鉄の棒みたいなもの——を受け取り、私はその家の前に一人残った。
夕日が、廃屋を赤く染めている。
これから、大変な毎日が始まるだろう。手持ちの道具は少ないし、お金もない。魔法も頼りない。
でも。
「……ただいま」
誰に言うでもなく、そう呟いてみる。
もう、誰かの顔色を伺う必要はない。効率や成果に追われることもない。
ここは、私だけの城だ。
私は荷物を足元に置き、深く息を吸い込んだ。土と草の匂い。そして、古い木の匂い。
ここから、私の新しい生活が始まるんだ。
私はゆっくりと、辺りを見渡した。伸び放題の庭も、傾いた雨戸も、夕暮れの中ではどこか優しく、私を受け入れてくれているように見えた。
「そしていつか……ここを『世界で一番温かい場所』にするんだ……。」
そう、静かに誓った。
(まずは……明日の朝一番で、あそこの草むしりからかな)
ボロボロの家を見上げて、私は自然と笑みをこぼしていたのだった……。
鳥のさえずりで目が覚めた。
目を開けると、目の前には私が昨日作った、不格好な枝と布の屋根があった。 隙間から朝日が差し込んでいる。
「……おはよう」
寝ぼけた声で呟きながら、体を起こす。 背中は少し痛いし、寒さで指先も冷たい。でも不思議と気分は悪くなかった。
昨夜は風に飛ばされることもなく、ちゃんと朝を迎えることができた。勇者パーティの強力な結界魔法がなくても、私は自分の力で夜を越せたんだ。
(私、生きてる……)
そんな当たり前のことが、今は少しだけ誇らしかった。
朝食は、昨日と同じ黒パン。 点火(イグニス)の魔法で軽く炙って、温かいお茶と一緒に流し込む。
食事を終えると、私はシェルターを解体した。使った枝は森に返し、地面を平らにならす。立つ鳥跡を濁さず。これは、前世のキャンプ動画で学んだマナーだ。
「よし、行こう」
リュックを背負い直し、私は再び街道へと足を踏み出した。
† † †
それから丸二日、私はひたすら歩き続けた。
途中、親切な荷馬車に乗せてもらったり、また野宿をしたり。 王都セレストから離れるにつれて、すれ違う人の数は減り、景色はどんどん緑が濃くなっていった。
そして、三日目の昼過ぎ。
街道から外れた細い土道を登りきったところで、視界がパッと開けた。
「あ……」
思わず、足が止まる。
なだらかな丘の下に、小さな集落が広がっていた。
茶色い屋根の家が、二十軒ほど。家の周りにはパッチワークのような畑があり、その奥には深く濃い緑色の森が広がっている。
地図で確認した通りだ。あれがフィーロの森。そして、その手前にあるのが——。
「ココン村……」
森と丘に守られた静かな村。
王都のような高い塔もなければ、煌びやかな装飾もない。 あるのは、土と木と、緑だけ。
(静かだなぁ……)
風に乗って、牛の鳴き声や、畑を耕す音が微かに聞こえてくる。その穏やかな空気に、張り詰めていた緊張の糸が、ふっと緩むのを感じた。
ここなら。この場所なら、私でも息ができるかもしれない。
私は深呼吸をして、村へと続く坂道を下っていった。
† † †
村の入り口に差し掛かると、畑仕事をしていた村人たちが顔を上げ、珍しそうな目で私を見た。
無理もない。こんな辺境の村に、シスター服を着たよそ者が一人で歩いてくるなんて、怪しさ満点だ。
(緊張する……)
人見知りの心臓が早鐘を打つ。でも、ここで引き返すわけにはいかない。
私は勇気を振り絞って、近くにいた初老の男性に声をかけた。
「あ、あの……こんにちは」
男性は鍬(くわ)の手を止め、帽子を押し上げた。日焼けした顔に、深い皺が刻まれている。
「おや、シスター様じゃな? こんな何もない村に、どうなさいました?」
警戒心はあるけれど、敵意はない。穏やかな口調に、少しホッとする。
「えっと、旅をしていて……もしよろしければ、村長さんにお会いしたいのですが」
「村長か。それなら、あの一番大きな屋根の家じゃよ」
男性が指差した先には、村の中央にある少し立派な建物があった。
「ありがとうございます」
私は頭を下げて、教えられた家へと向かった。 背中に村人たちの視線を感じながらも、足取りは少し軽かった。
村長の家は、古いが手入れの行き届いた木造建築だった。扉をノックすると、柔和そうな中年の男性が出てきた。
「はいはい、どなたかな……おや?」
私が事情を話すと、村長さんは驚きつつも、家の中に招き入れてくれた。出された麦茶は香ばしくて、乾いた喉に染み渡った。
「なるほど……王都から、新しい生活を求めて」
村長さんは、私の拙い説明を静かに聞いてくれた。「追放された」とは言えず、「静かに暮らしたい」とだけ伝えたけれど、深く詮索はされなかった。
「シスター様が来てくださるのは、村としても歓迎したいところなんですが……」
村長さんは困ったように眉を下げた。
「見ての通り、ここは貧しい村でしてな。宿屋もないし、お貸しできるような綺麗な空き家もないんです」
「綺麗じゃなくていいんです!」
私は身を乗り出した。
「屋根と壁さえあれば、ボロボロでも構いません。修理は自分でやりますから」
「自分で、ですか?」
村長さんは目を丸くした。華奢なシスターが修理をすると言ったのが意外だったのかもしれない。
「はい。私、これでも建物を直すのは好きなんです。……得意かどうかは、まだ分かりませんが」
自信はないので、最後は小声になってしまう。でも、村長さんはそんな私を見て、何かを思い出したような顔をした。
「ふむ……そういうことなら、一軒だけ心当たりがありますな」
「本当ですか?」
「ええ。村外れにある、古い空き家です。前の住人が亡くなってから随分経つので、正直かなり傷んでいますが……それでも良ければ」
「ぜひ、見せてください!」
† † †
案内された場所は、村の南端。少し小高くなった丘の上に、その家はあった。
「……これは」
目の前の光景に、私は息を呑んだ。
平屋の小さな木造住宅。かつては可愛い家だった面影があるけれど、今は見る影もない。
庭は背丈ほどの雑草が生い茂り、まるで森のよう。 壁の板は黒ずんで反り返り、あちこちに大きな隙間ができている。 屋根も一部が剥がれていて、今にも崩れそうだ。 窓ガラスはもちろん入っておらず、ボロボロになった木の雨戸が風でガタガタと音を立てている。
「ひどいものでしょう?」
村長さんが申し訳なさそうに言った。
「誰も住みたがらないので、取り壊そうかという話も出ていましてな。ただ、木材を運ぶ人手がなくて放置されていたんです」
確かに、これはひどい。普通の人が見たら、ただの廃墟だ。
でも——。
(……基礎は?)
私は目を細めて、じっと家を見つめた。
「構造把握(アーキテクト・アイ)」
小さくスキル名を呟く。勇者パーティでは役立たずと言われた、私の唯一のユニークスキル。
視界が一変する。家の表面の汚れや雑草が透けて消え、建物を支える骨組みだけが青白い線となって浮かび上がった。
(柱は……太いオーク材だ。表面は腐りかけてるけど、芯はしっかりしてる) (梁も歪んでない。基礎の石組みも、沈下してない)
ボロボロに見えるのは、外側だけ。人間で言えば、服が汚れて髪がボサボサなだけで、骨格は健康そのものだ。
(これなら……いける)
私の頭の中で、リフォームの工程表が組み立てられていく。
まずは雑草を刈って、床を掃除して。壁の隙間を埋めて、屋根を補修して。窓には……そう、あそこには光を取り込む工夫をして。
想像するだけで、指先がうずうずしてくる。不安よりも、やってみたいという気持ちが勝った。
「村長さん」
私はスキルを解いて、振り返った。
「ここ、お借りしてもいいでしょうか」
「えっ、本気ですか? 雨漏りもしますし、隙間風もひどいですよ?」
「大丈夫です。直してみせます」
私は、この村に来て初めて、はっきりとした口調で言った。
「私、この家が気に入りました。磨けばきっと、素敵な家になります」
村長さんは驚いた顔をしていたけれど、やがて嬉しそうに微笑んだ。
「シスター様がそうおっしゃるなら。……家賃は結構です。どうせ捨てる予定だった家ですから、好きに使ってください」
「ありがとうございます!」
村長さんから鍵——と言っても、錆びついた鉄の棒みたいなもの——を受け取り、私はその家の前に一人残った。
夕日が、廃屋を赤く染めている。
これから、大変な毎日が始まるだろう。手持ちの道具は少ないし、お金もない。魔法も頼りない。
でも。
「……ただいま」
誰に言うでもなく、そう呟いてみる。
もう、誰かの顔色を伺う必要はない。効率や成果に追われることもない。
ここは、私だけの城だ。
私は荷物を足元に置き、深く息を吸い込んだ。土と草の匂い。そして、古い木の匂い。
ここから、私の新しい生活が始まるんだ。
私はゆっくりと、辺りを見渡した。伸び放題の庭も、傾いた雨戸も、夕暮れの中ではどこか優しく、私を受け入れてくれているように見えた。
「そしていつか……ここを『世界で一番温かい場所』にするんだ……。」
そう、静かに誓った。
(まずは……明日の朝一番で、あそこの草むしりからかな)
ボロボロの家を見上げて、私は自然と笑みをこぼしていたのだった……。
126
あなたにおすすめの小説
引退賢者はのんびり開拓生活をおくりたい
鈴木竜一
ファンタジー
旧題:引退賢者はのんびり開拓生活をおくりたい ~不正がはびこる大国の賢者を辞めて離島へと移住したら、なぜか優秀な元教え子たちが集まってきました~
【書籍化決定!】
本作の書籍化がアルファポリスにて正式決定いたしました!
第1巻は10月下旬発売!
よろしくお願いします!
賢者オーリンは大陸でもっと栄えているギアディス王国の魔剣学園で教鞭をとり、これまで多くの優秀な学生を育てあげて王国の繁栄を陰から支えてきた。しかし、先代に代わって新たに就任したローズ学園長は、「次期騎士団長に相応しい優秀な私の息子を贔屓しろ」と不正を強要してきた挙句、オーリン以外の教師は息子を高く評価しており、同じようにできないなら学園を去れと告げられる。どうやら、他の教員は王家とのつながりが深いローズ学園長に逆らえず、我がままで自分勝手なうえ、あらゆる能力が最低クラスである彼女の息子に最高評価を与えていたらしい。抗議するオーリンだが、一切聞き入れてもらえず、ついに「そこまでおっしゃられるのなら、私は一線から身を引きましょう」と引退宣言をし、大国ギアディスをあとにした。
その後、オーリンは以前世話になったエストラーダという小国へ向かうが、そこへ彼を慕う教え子の少女パトリシアが追いかけてくる。かつてオーリンに命を助けられ、彼を生涯の師と仰ぐ彼女を人生最後の教え子にしようと決め、かねてより依頼をされていた離島開拓の仕事を引き受けると、パトリシアとともにそこへ移り住み、現地の人々と交流をしたり、畑を耕したり、家畜の世話をしたり、修行をしたり、時に離島の調査をしたりとのんびりした生活を始めた。
一方、立派に成長し、あらゆるジャンルで国内の重要な役職に就いていた《黄金世代》と呼ばれるオーリンの元教え子たちは、恩師であるオーリンが学園から不当解雇された可能性があると知り、激怒。さらに、他にも複数の不正が発覚し、さらに国王は近隣諸国へ侵略戦争を仕掛けると宣言。そんな危ういギアディス王国に見切りをつけた元教え子たちは、オーリンの後を追って続々と国外へ脱出していく。
こうして、小国の離島でのんびりとした開拓生活を希望するオーリンのもとに、王国きっての優秀な人材が集まりつつあった……
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
異世界の片隅で引き篭りたい少女。
月芝
ファンタジー
玄関開けたら一分で異世界!
見知らぬオッサンに雑に扱われただけでも腹立たしいのに
初っ端から詰んでいる状況下に放り出されて、
さすがにこれは無理じゃないかな? という出オチ感漂う能力で過ごす新生活。
生態系の最下層から成り上がらずに、こっそりと世界の片隅で心穏やかに過ごしたい。
世界が私を見捨てるのならば、私も世界を見捨ててやろうと森の奥に引き篭った少女。
なのに世界が私を放っておいてくれない。
自分にかまうな、近寄るな、勝手に幻想を押しつけるな。
それから私を聖女と呼ぶんじゃねぇ!
己の平穏のために、ふざけた能力でわりと真面目に頑張る少女の物語。
※本作主人公は極端に他者との関わりを避けます。あとトキメキLOVEもハーレムもありません。
ですので濃厚なヒューマンドラマとか、心の葛藤とか、胸の成長なんかは期待しないで下さい。
幻獣保護センター廃棄処理係の私、ボロ雑巾のような「ゴミ幻獣」をこっそり洗ってモフっていたら、実は世界を喰らう「終焉の獣」だった件について
いぬがみとうま🐾
ファンタジー
「魔力なしの穀潰し」――そう蔑まれ、幻獣保護センターの地下で廃棄幻獣の掃除に明け暮れる少女・ミヤコ。
実のところ、その施設は「価値のない命」を無慈悲に殺処分する地獄だった。
ある日、ミヤコの前に運ばれてきたのは、泥と油にまみれた「ボロ雑巾」のような正体不明の幻獣。
誰の目にもゴミとしか映らないその塊を、ミヤコは放っておけなかった。
「こんなに汚れたままなんて、かわいそう」
彼女が生活魔法を込めたブラシで丹念に汚れを落とした瞬間、世界を縛る最凶の封印が汚れと一緒に「流されてしまう。
現れたのは、月光を纏ったような美しい銀狼。
それは世界を喰らうと恐れられる伝説の災厄級幻獣『フェンリル・ヴォイド』だった……。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
孤児院の愛娘に会いに来る国王陛下
akechi
ファンタジー
ルル8歳
赤子の時にはもう孤児院にいた。
孤児院の院長はじめ皆がいい人ばかりなので寂しくなかった。それにいつも孤児院にやってくる男性がいる。何故か私を溺愛していて少々うざい。
それに貴方…国王陛下ですよね?
*コメディ寄りです。
不定期更新です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる