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1 四年目の片想い
プロローグ
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「なあ、聖利……」
見下ろしてくる鋭い瞳はギラギラと獰猛に光っていた。あきらかに普段と違うルームメイトの様相に、聖利は息を呑む。自分をベッドに組み敷いている男を、黒い瞳でじっと見つめ返した。
「來……」
名前を呼ぶと、海瀬來は顔を歪めて笑った。熱い吐息がかかるほどの距離だ。視線が絡むだけで、身体の奥がじわっと疼いた。自分はいったいどうしてしまったのだろう。
「その顔、煽ってんだろ? 俺を」
來が低くささやく。
「こんなことになる前からさ、おまえの態度は、ずっと俺を誘ってた」
「誘ってなんか……! 僕は……!」
「だって聖利、俺のこと好きだもんな」
否定しなければ。それなのに図星をつかれた聖利は、嘘でもその場しのぎでもこの気持ちを否定できなかった。間違いなく、來に惹かれている。中等部一年で出会ったときから。
「しようぜ。聖利もしたいんだろ」
「したくない、駄目だ!」
「後ろ、触ってみればわかる。俺を受け入れたくて、きっとぐずぐずにとろけてんぞ。ほら、脚開け」
「やめろ、來!」
「たっぷり、おまえが飽きるまでしてやるから」
唇が重なる。強引でとろけるようなキスに必死に抗った。
駄目だ。こんなこといけない。触れてくる大きな手も甘い唇も、どれほど慕わしくても今は駄目だ。
頭でわかっていても、身体は受け入れたくて内側から熱で融解していく。じわじわ疼き、抗う力が失われていく。
「來!」
聖利は残った力を振り絞って叫び、來のたくましい胸を精一杯押し返した。
見下ろしてくる鋭い瞳はギラギラと獰猛に光っていた。あきらかに普段と違うルームメイトの様相に、聖利は息を呑む。自分をベッドに組み敷いている男を、黒い瞳でじっと見つめ返した。
「來……」
名前を呼ぶと、海瀬來は顔を歪めて笑った。熱い吐息がかかるほどの距離だ。視線が絡むだけで、身体の奥がじわっと疼いた。自分はいったいどうしてしまったのだろう。
「その顔、煽ってんだろ? 俺を」
來が低くささやく。
「こんなことになる前からさ、おまえの態度は、ずっと俺を誘ってた」
「誘ってなんか……! 僕は……!」
「だって聖利、俺のこと好きだもんな」
否定しなければ。それなのに図星をつかれた聖利は、嘘でもその場しのぎでもこの気持ちを否定できなかった。間違いなく、來に惹かれている。中等部一年で出会ったときから。
「しようぜ。聖利もしたいんだろ」
「したくない、駄目だ!」
「後ろ、触ってみればわかる。俺を受け入れたくて、きっとぐずぐずにとろけてんぞ。ほら、脚開け」
「やめろ、來!」
「たっぷり、おまえが飽きるまでしてやるから」
唇が重なる。強引でとろけるようなキスに必死に抗った。
駄目だ。こんなこといけない。触れてくる大きな手も甘い唇も、どれほど慕わしくても今は駄目だ。
頭でわかっていても、身体は受け入れたくて内側から熱で融解していく。じわじわ疼き、抗う力が失われていく。
「來!」
聖利は残った力を振り絞って叫び、來のたくましい胸を精一杯押し返した。
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