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誘拐の目的
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今私は地下2階にある大きめの部屋に移される所だ。
さっきまでいたところとは違って、普通に子供部屋って感じ。
私以外にも子供が2人いる。
探索かけた時にはここに居なかったから、この子達も今連れてこられたのかな?
顔が似てるから姉妹だと思う。
2人とも落ち着いてるっていうより表情がないって感じの雰囲気だ。
「じゃあ仲良く待っててね」
そういって獣人さんは出て行った。
2人は部屋の隅に縮こまってこちらを見てる。
まずは情報収集。
「私はエマっていうの。エマって呼んでね。2人は?」
「メイこっちがユイ」
「2人は姉妹?」
「うん。私が姉でユイが妹。」
「いつからここにいるの?」
「分かんないけど2ヶ月ぐらいだと思う。エマは?」
「私は多分今日連れて来られた。ここがどこだか分かる?」
2人とも首を横に振る。
「なんかひどいこととかされた?」
「泣いたり、叫んだりすると叩かれてご飯ぬかれたり、妹と違う部屋にされたりした。」
えっ怖いじゃん普通に。
「ここの部屋は何?」
「私たちも始めて来たの。怖いから大人しくしてたら、今日ここに連れて来られた。」
「他の子供達にはあった?」
「エマが初めて」
「そっか。私は6歳で、孤児院で暮らしてるの。2人は何歳?」
「私は8歳で妹が7歳。」
それからしばらくメイと色々な話をした。
途中からユイも加わって喋ってた。
2人は子爵家の娘さんみたい。
誘拐犯の狙いは分からないって言ってた。
大人しくしてればご飯もくれるし、特に痛いこともされない。
今は子供を集めてる段階なのかな。
何の為に?・・・
さっき探索した時で80人ぐらい集められてたけど、売るならもっと早く売っちゃうよね。規模が大きいとバレやすくなるし。
痛めつけたいなら既になんかされてるだろうし、
メイもユイも性的に求められてる感じもないらしい。
私は孤児院だから親に売られたとかでもないしな。
何か大きなオークションがあるとか、闇世界でのギネスみたいなので、何人誘拐できるか挑戦してるとか?
後半の理由だったらくだらなすぎるけど。
さて、この部屋は何だろう。
しばらくするとご飯が運ばれて来た。
メイとユイは普通に食べてるけど・・・
〈鑑定〉
普通のご飯の中に睡眠薬が入ってた。
「食べないの?」
「いらない」
「美味しい?」
「うん。食べないなら頂戴?」
「良いけど、なんか入ってるかもよ?」
「いつも食べてるから大丈夫だよ。それに食べないと死んじゃうよ」
「そっか。」
睡眠薬が入ってるのは教えなかった。
何で分かるのか聞かれても困るし、いつも入れられてると思うから。
2ヶ月もご飯食べないとか無理だもんね。それに毒じゃないなら大丈夫でしょ。
しばらくすると2人は眠りについた。
私は部屋を調べたけど、特に何も隠されたりして無かったし、怪しいところはなかった。
部屋を調べ終わって15分後、誰か近づいてくる。
私も寝たふりをする。
「寝てるか?」
「はい。3人共寝てます」
「よし。連れて来い」
「はい。」
念の為なのか、目隠しされて、手も縛られながら誰かに担がれて移動する。
「ついにこの日がやって来たか」
「はい。ご主人様」
「これで私は闇の帝王になれる」
そう言って笑ってる声が聞こえる。
しばらくすると周りがうるさくなってきた。
そんなことより闇の帝王ってなに。
「今日の誘拐でついに私が歴代で1番誘拐を成し遂げた男として皆んなに尊敬されるのだ!!」
えっまさかの世界記録狙っての誘拐?絶対ないと思ってたくだらない理由の?
嘘でしょ。
「ついにご主人様が世界に認められるんですね!」
なんか嬉しそうな声がする。
あーそっか。馬鹿なんだ。
その頑張りを他に向ければいいのに。
「この3人には私の素晴らしさを間近で見させてあげよう。それから私の専属メイドにしてやるぞ」
「羨ましいです!ご主人様の専属メイドだなんて。さぞ泣いて喜ばれるでしょう」
「この3人は俺好みの顔をしてるからな。あと5年もすればいい女になってるだろう。俺の色に染めるのが待ち遠しいな」
うわーキモすぎる。
幼女好きじゃないのがまだ救いだけど、キモロリには変わりない。
俺の色に染めるとか本当に言う人いるんだね。
とりあえず今からなんかこの馬鹿の良いところってやつを間近で見ることになるらしい。
どのぐらい担がれてたんだろう。
しばらくすると何処かに下された。
手の拘束と目隠しを外されてまた放置される。
気配がなくなってからゆっくりと目を開ける。
まだメイとユイは寝てるみたい。
はぁーくだらなすぎる理由で誘拐されてたよ。
とりあえず〈探索〉
さっきいた場所からそんなに離れてないはず。他の子達はどこかな。
歴代1番誘拐した証拠として多分同じ会場に連れてこられてるはず。
んーどこだぁ
あーいたいた。ここから15分ぐらい歩いた所にみんなまとめて詰め込まれてるね。
さてとどうしようかな。一応、扉は頑丈に造られてるみたいだし、足の重りが邪魔だし私の魔法でみんなを連れて逃げるのは難しそう。
・・・ん?この反応はグレン団長?
マップにグレン団長の魔力が流れてきた。
探索がSになってから、登録した人の魔力が微妙ながら感じるようになった。
どんな仕組みは良く分からないけど。
登録した人は騎士団の団長メンバーと孤児院のメンバーだ。
孤児院のメンバーは大人以外、まだ魔力が少ないからあんまり反応は良くないけど、何となくなら分かる。
てかグレン団長が何でここにいるの?
助けに来てくれたのかなぁ?
でもまだ距離があるね。しばらく大人しく待ってよう。
まだ誘拐犯になんかされたわけじゃないからね。
グレン団長がいるし、逃走するのもめんどくさいから寝てよっと。
それに5年は何にも手出されないみたいだからね、その間になんとかなるでしょ。
てことでおやすみなさい。
起きたら全て終わってるといいなぁ~
さっきまでいたところとは違って、普通に子供部屋って感じ。
私以外にも子供が2人いる。
探索かけた時にはここに居なかったから、この子達も今連れてこられたのかな?
顔が似てるから姉妹だと思う。
2人とも落ち着いてるっていうより表情がないって感じの雰囲気だ。
「じゃあ仲良く待っててね」
そういって獣人さんは出て行った。
2人は部屋の隅に縮こまってこちらを見てる。
まずは情報収集。
「私はエマっていうの。エマって呼んでね。2人は?」
「メイこっちがユイ」
「2人は姉妹?」
「うん。私が姉でユイが妹。」
「いつからここにいるの?」
「分かんないけど2ヶ月ぐらいだと思う。エマは?」
「私は多分今日連れて来られた。ここがどこだか分かる?」
2人とも首を横に振る。
「なんかひどいこととかされた?」
「泣いたり、叫んだりすると叩かれてご飯ぬかれたり、妹と違う部屋にされたりした。」
えっ怖いじゃん普通に。
「ここの部屋は何?」
「私たちも始めて来たの。怖いから大人しくしてたら、今日ここに連れて来られた。」
「他の子供達にはあった?」
「エマが初めて」
「そっか。私は6歳で、孤児院で暮らしてるの。2人は何歳?」
「私は8歳で妹が7歳。」
それからしばらくメイと色々な話をした。
途中からユイも加わって喋ってた。
2人は子爵家の娘さんみたい。
誘拐犯の狙いは分からないって言ってた。
大人しくしてればご飯もくれるし、特に痛いこともされない。
今は子供を集めてる段階なのかな。
何の為に?・・・
さっき探索した時で80人ぐらい集められてたけど、売るならもっと早く売っちゃうよね。規模が大きいとバレやすくなるし。
痛めつけたいなら既になんかされてるだろうし、
メイもユイも性的に求められてる感じもないらしい。
私は孤児院だから親に売られたとかでもないしな。
何か大きなオークションがあるとか、闇世界でのギネスみたいなので、何人誘拐できるか挑戦してるとか?
後半の理由だったらくだらなすぎるけど。
さて、この部屋は何だろう。
しばらくするとご飯が運ばれて来た。
メイとユイは普通に食べてるけど・・・
〈鑑定〉
普通のご飯の中に睡眠薬が入ってた。
「食べないの?」
「いらない」
「美味しい?」
「うん。食べないなら頂戴?」
「良いけど、なんか入ってるかもよ?」
「いつも食べてるから大丈夫だよ。それに食べないと死んじゃうよ」
「そっか。」
睡眠薬が入ってるのは教えなかった。
何で分かるのか聞かれても困るし、いつも入れられてると思うから。
2ヶ月もご飯食べないとか無理だもんね。それに毒じゃないなら大丈夫でしょ。
しばらくすると2人は眠りについた。
私は部屋を調べたけど、特に何も隠されたりして無かったし、怪しいところはなかった。
部屋を調べ終わって15分後、誰か近づいてくる。
私も寝たふりをする。
「寝てるか?」
「はい。3人共寝てます」
「よし。連れて来い」
「はい。」
念の為なのか、目隠しされて、手も縛られながら誰かに担がれて移動する。
「ついにこの日がやって来たか」
「はい。ご主人様」
「これで私は闇の帝王になれる」
そう言って笑ってる声が聞こえる。
しばらくすると周りがうるさくなってきた。
そんなことより闇の帝王ってなに。
「今日の誘拐でついに私が歴代で1番誘拐を成し遂げた男として皆んなに尊敬されるのだ!!」
えっまさかの世界記録狙っての誘拐?絶対ないと思ってたくだらない理由の?
嘘でしょ。
「ついにご主人様が世界に認められるんですね!」
なんか嬉しそうな声がする。
あーそっか。馬鹿なんだ。
その頑張りを他に向ければいいのに。
「この3人には私の素晴らしさを間近で見させてあげよう。それから私の専属メイドにしてやるぞ」
「羨ましいです!ご主人様の専属メイドだなんて。さぞ泣いて喜ばれるでしょう」
「この3人は俺好みの顔をしてるからな。あと5年もすればいい女になってるだろう。俺の色に染めるのが待ち遠しいな」
うわーキモすぎる。
幼女好きじゃないのがまだ救いだけど、キモロリには変わりない。
俺の色に染めるとか本当に言う人いるんだね。
とりあえず今からなんかこの馬鹿の良いところってやつを間近で見ることになるらしい。
どのぐらい担がれてたんだろう。
しばらくすると何処かに下された。
手の拘束と目隠しを外されてまた放置される。
気配がなくなってからゆっくりと目を開ける。
まだメイとユイは寝てるみたい。
はぁーくだらなすぎる理由で誘拐されてたよ。
とりあえず〈探索〉
さっきいた場所からそんなに離れてないはず。他の子達はどこかな。
歴代1番誘拐した証拠として多分同じ会場に連れてこられてるはず。
んーどこだぁ
あーいたいた。ここから15分ぐらい歩いた所にみんなまとめて詰め込まれてるね。
さてとどうしようかな。一応、扉は頑丈に造られてるみたいだし、足の重りが邪魔だし私の魔法でみんなを連れて逃げるのは難しそう。
・・・ん?この反応はグレン団長?
マップにグレン団長の魔力が流れてきた。
探索がSになってから、登録した人の魔力が微妙ながら感じるようになった。
どんな仕組みは良く分からないけど。
登録した人は騎士団の団長メンバーと孤児院のメンバーだ。
孤児院のメンバーは大人以外、まだ魔力が少ないからあんまり反応は良くないけど、何となくなら分かる。
てかグレン団長が何でここにいるの?
助けに来てくれたのかなぁ?
でもまだ距離があるね。しばらく大人しく待ってよう。
まだ誘拐犯になんかされたわけじゃないからね。
グレン団長がいるし、逃走するのもめんどくさいから寝てよっと。
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てことでおやすみなさい。
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