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とある提案
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「差し出がましいかもしれませんが、エマさんの冒険者登録についてですが、認めてあげてもいいと思いまして。」
どうしようか考えていると
と言うか、確実に諦めていた私は先生とシスターが話してた事を
あまり聞いていなかったけど、カイル先生の言葉で現実に戻された。
「え?」
「エマさんの頑張りは見てきたつもりです。
初めは興味があるだけだと思ってましたけど、この1年間本気で取り組んでました。
クラスのみんなもエマさんに影響されて、自分も置いてかれないよう必死に取り組んでくれて
Bクラス全体がかなり良い方向に向かってくれています。」
カイル先生はちゃんと見てくれていたんだ。
それで認めてくれた。
「孤児院でも頑張っていたとデイジーさんに聞いています。」
デイジー・・・本当に良い子!!(泣)
ありがとう!!(喜)
「ですが…約束はSクラスです。
私達はエマの親としてこの子達の事を見ています。
約束が違うと言う理由だけではなく、安全性の意味でも心配なんです。」
「もちろん、みなさんが子供達を大切に思う気持ちは分かります。
私も生徒を自分の子供のように大切に接しているつもりです。」
「でしたら・・・」
「しかし、今までのエマさんの思いや頑張りを全て無駄にしてしまうのは
大切な我が子に対する親としての在り方ではないと私は思います。」
「それは・・・」
「先程も言いましたが、エマさんは現在学年でトップで、通常ならばSクラス確定です。
確かに学年でトップでSクラスの生徒だからと言ってもまだまだ若いです。
冒険者の仕事も安全なものはありません。
ですので提案をさせて頂きたいのです。
次の進級テストで、もしエマさんが学年でトップの成績を上げたら、冒険者登録をしてあげても良いのでは?」
・・・
「シスターが本当に大切に思っている事も、心配な気持ちも分かります。
ですので本当にSクラスになり、一人前の冒険者になるまでは、条件をつけてはどうでしょう?」
「「条件?」」
「ええ。冒険者の活動はいくつかあります。
Sクラスになるまでは、その中でも危険が少なくなるべく安全な依頼を受けるという条件です。
それでもエマさんを1人で活動させるにはシスターも孤児院の方も心配でしょうから
1人冒険者の先生をつけると言うのはどうでしょう?」
「先生ですか?カイル先生がついてきてくれるんですか?」
「いいえ。
今講師として学園にボランティアできてくれる冒険者がいます。
その中から信頼できる人物に頼むというのは如何でしょうか?
もちろん、冒険者になったからといって学園での成績が落ちないように
エマさんは今後も頑張ると言うのも条件ですが。」
「私はそれでも良いです!むしろお願いしたいです!
シスターお願いします。
これからもちゃんと学園での生活も頑張るから冒険者にならせてください。」
希望の光が見えた。
必死にお願いする。
「その冒険者の方はどのような方でしょう?迷惑ではないのでしょうか?」
「まだ提案はしてませんが、候補者は2人います。おそらく2人とも承諾してくれると思いますよ。」
シスターはまだ不安みたいだけど、さっきより聞く耳を持ってくれてる。
「1人は冒険者ギルドの新人教育に力を入れたいと以前から言っていて、ボランティアにも積極的に来てくれる冒険者歴10年の男性。
もう1人は学園の卒業生で、たまにですが講師として授業を手伝ってくれる冒険者歴7年の男性です。
どちらも冒険者としてある程度活躍してますし、学園との関係も深いので信頼していいと思います。」
「・・・わかりました。
カイル先生。他のシスターとも相談させて頂いてもよろしいでしょうか?」
「もちろんです。
他にも適任の人物がいないかこちらでも調査してみますね。」
「エマの為に動いていただいて、ありがとうございます。
それからエマ、もし他のシスターとも話し合って、冒険者登録が認められたとしても
進級試験で学年でトップの成績が出せなかった場合は
Sクラスになるまで冒険者になることは許可できません。
ここは譲れませんので、まずはしっかりと勉強してください。」
!!!
「はい!!!カイル先生!シスター!
ありがとうございます!
私頑張ります!」
やったぁぁぁぁぁあ‼︎
まだ確定じゃないけど、なんとか冒険者になれそうだ。
心配してくれるシスターの気持ちもありがたいけど、
私はやっぱり冒険者になってみたい。
冒険者への好奇心が止まらない。
これが憧れの異世界転生だからなのか、精神年齢が下がっているからなのか
分からないけど、私は冒険者になる。
とりあえず、カイル先生には感謝だ。
進級試験では絶対に学年トップにならないと。
それからもし冒険者になれても学園での成績が落ちたら
シスターに冒険者活動をとめられちゃうかもしれないから
これからは手を抜かずに学力に関しては真剣にやろう。
テストは授業や教科書からの問題だから、常に満点でもおかしくないもんね。
剣と魔法は今まで通り様子を見てだな。
そして進級試験は見事学年トップになれた!!
成績は定期的にクラスごと自分の順位を教えてもらえるけど、
進級試験の結果は全生徒が一気に見られるように張り出される仕組みだ。
もちろん探し出せない場合は担任の先生に聞けば教えてもらえる。
私は学力、剣、魔法 全てトップだ。
(薬草は学力に入る。)
そして孤児院のシスター達も認めてくれて、私は10歳の誕生日が来たら冒険者になれる事になった。
どうしようか考えていると
と言うか、確実に諦めていた私は先生とシスターが話してた事を
あまり聞いていなかったけど、カイル先生の言葉で現実に戻された。
「え?」
「エマさんの頑張りは見てきたつもりです。
初めは興味があるだけだと思ってましたけど、この1年間本気で取り組んでました。
クラスのみんなもエマさんに影響されて、自分も置いてかれないよう必死に取り組んでくれて
Bクラス全体がかなり良い方向に向かってくれています。」
カイル先生はちゃんと見てくれていたんだ。
それで認めてくれた。
「孤児院でも頑張っていたとデイジーさんに聞いています。」
デイジー・・・本当に良い子!!(泣)
ありがとう!!(喜)
「ですが…約束はSクラスです。
私達はエマの親としてこの子達の事を見ています。
約束が違うと言う理由だけではなく、安全性の意味でも心配なんです。」
「もちろん、みなさんが子供達を大切に思う気持ちは分かります。
私も生徒を自分の子供のように大切に接しているつもりです。」
「でしたら・・・」
「しかし、今までのエマさんの思いや頑張りを全て無駄にしてしまうのは
大切な我が子に対する親としての在り方ではないと私は思います。」
「それは・・・」
「先程も言いましたが、エマさんは現在学年でトップで、通常ならばSクラス確定です。
確かに学年でトップでSクラスの生徒だからと言ってもまだまだ若いです。
冒険者の仕事も安全なものはありません。
ですので提案をさせて頂きたいのです。
次の進級テストで、もしエマさんが学年でトップの成績を上げたら、冒険者登録をしてあげても良いのでは?」
・・・
「シスターが本当に大切に思っている事も、心配な気持ちも分かります。
ですので本当にSクラスになり、一人前の冒険者になるまでは、条件をつけてはどうでしょう?」
「「条件?」」
「ええ。冒険者の活動はいくつかあります。
Sクラスになるまでは、その中でも危険が少なくなるべく安全な依頼を受けるという条件です。
それでもエマさんを1人で活動させるにはシスターも孤児院の方も心配でしょうから
1人冒険者の先生をつけると言うのはどうでしょう?」
「先生ですか?カイル先生がついてきてくれるんですか?」
「いいえ。
今講師として学園にボランティアできてくれる冒険者がいます。
その中から信頼できる人物に頼むというのは如何でしょうか?
もちろん、冒険者になったからといって学園での成績が落ちないように
エマさんは今後も頑張ると言うのも条件ですが。」
「私はそれでも良いです!むしろお願いしたいです!
シスターお願いします。
これからもちゃんと学園での生活も頑張るから冒険者にならせてください。」
希望の光が見えた。
必死にお願いする。
「その冒険者の方はどのような方でしょう?迷惑ではないのでしょうか?」
「まだ提案はしてませんが、候補者は2人います。おそらく2人とも承諾してくれると思いますよ。」
シスターはまだ不安みたいだけど、さっきより聞く耳を持ってくれてる。
「1人は冒険者ギルドの新人教育に力を入れたいと以前から言っていて、ボランティアにも積極的に来てくれる冒険者歴10年の男性。
もう1人は学園の卒業生で、たまにですが講師として授業を手伝ってくれる冒険者歴7年の男性です。
どちらも冒険者としてある程度活躍してますし、学園との関係も深いので信頼していいと思います。」
「・・・わかりました。
カイル先生。他のシスターとも相談させて頂いてもよろしいでしょうか?」
「もちろんです。
他にも適任の人物がいないかこちらでも調査してみますね。」
「エマの為に動いていただいて、ありがとうございます。
それからエマ、もし他のシスターとも話し合って、冒険者登録が認められたとしても
進級試験で学年でトップの成績が出せなかった場合は
Sクラスになるまで冒険者になることは許可できません。
ここは譲れませんので、まずはしっかりと勉強してください。」
!!!
「はい!!!カイル先生!シスター!
ありがとうございます!
私頑張ります!」
やったぁぁぁぁぁあ‼︎
まだ確定じゃないけど、なんとか冒険者になれそうだ。
心配してくれるシスターの気持ちもありがたいけど、
私はやっぱり冒険者になってみたい。
冒険者への好奇心が止まらない。
これが憧れの異世界転生だからなのか、精神年齢が下がっているからなのか
分からないけど、私は冒険者になる。
とりあえず、カイル先生には感謝だ。
進級試験では絶対に学年トップにならないと。
それからもし冒険者になれても学園での成績が落ちたら
シスターに冒険者活動をとめられちゃうかもしれないから
これからは手を抜かずに学力に関しては真剣にやろう。
テストは授業や教科書からの問題だから、常に満点でもおかしくないもんね。
剣と魔法は今まで通り様子を見てだな。
そして進級試験は見事学年トップになれた!!
成績は定期的にクラスごと自分の順位を教えてもらえるけど、
進級試験の結果は全生徒が一気に見られるように張り出される仕組みだ。
もちろん探し出せない場合は担任の先生に聞けば教えてもらえる。
私は学力、剣、魔法 全てトップだ。
(薬草は学力に入る。)
そして孤児院のシスター達も認めてくれて、私は10歳の誕生日が来たら冒険者になれる事になった。
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