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大型アップデート?
第30話 緊急イベント(強制)発生?
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一度ドラゴンの素材を売却するのに、ギルドに向かう事に。
「あ、あの私、どうしたらいいのでしょう。」
ヘインチェちゃんは本当はギルドの受付嬢な訳で、此処に居たら駄目?
「どうしたらって言ってもなあ。ドラゴンの討伐指揮してましたとかでいいんじゃ?」
俺はそう言ったが、何だか納得できていない顔だな。
「そんなのでいいのでしょうかランナルさん。本当なら私今頃はギルドで・・・・」
「そうは言ってもヘインチェ、此処のドラゴンを討伐するのが最も緊急だったはずだ。現場で指揮していたと言えばいい。」
エリーザベトさんも同じような意見だ。
「そうですか。ちょっと心配なんです。」
「それで駄目ならギルドを辞めて、ハンターになればいいさ。その装備があれば、下層でも十分やれる。」
俺はそう断言した。
「え?ええとつまり、ランナルさんが、私と結婚してくれると、そういう事ですね!」
「何でそうなるんだ!」
「き、君と言う奴はこの状況で、ヘインチェを口説くとは・・・・信じられん!」
「なあ、何でそうなるんだ!確かにヘインチェちゃんは美人だし、結婚できるんなら喜んでするよ!それを言うならエリーザベトさんもだ!貴女みたいな別嬪さん、見た事ないしな!」
「ななな何を言っているのだ君は!ヘインチェだけでなく私まで口説くのか!」
「口説いてないから!」
「そ、そうなのか?違ったのか?」
そこで少し沈むエリーザベトさん。どうしろと?
「えっと・・・・口説いてほしかった?」
「そ・・・そそそんな事はないぞ?ない・・・・ぞ?」
だから女ってやつは面倒なんだ。
一体どうしろと?
一応3人でギルドに行く事に。
物凄いごった返しだ。どうなってやがるんだ。
「ちょっとヘインチェ何してたの?早く来て!」
「私非番・・・・」
「この状況でそれ言わないの!」
ヘインチェの主張は通らなかったようだ。
・・・・
・・・
・・
・
俺とエリーザベトさんは、奥の部屋に通された。
何故だ?面倒事は今の俺にはご法度なんだが。
どうやら”蘇りの灼熱”から報告があった為のようだ。
「では、素材を出して下さいね?」
ヘインチェが一応そう言ってくれる。
で、今目の前にいるのは、ギルド長と言われている人らしい。
「貴殿が、噂のランナル殿か。」
「どう言う噂か知らんが、俺がランナルだ。」
俺をじっと見るおっさん。
「”蘇りの灼熱”リーダーから話は聞いている。殆ど貴殿の功績でドラゴンを討伐してくれたようだな。ギルドを代表し、感謝する。」
そう言われてもな。
今は駄目なんだと、俺あいつらにそう言ったよな?
「それに関してだが、俺の功績にしないでほしい。」
「何故だ?」
「それは言えんが、一年は目立ちたくないんだ。だから”蘇りの灼熱”に報告をしてもらった。」
じっと俺を見つめるギルド長。
おっさんに見つめられてもなあ。
「何はともあれ、ドラゴンの討伐の協力 、かたじけない!素材は後で金額を出そう。それと、各地でダンジョンから魔物が溢れていてな。幸いこの街は助かったから良かったが、ギルドとして緊急依頼を発動させた。強制だ。そういう訳でヘインチェ、エリーザベトと共に各地へ向かって欲しい。」
「へ?俺たかだかNハンターだぞ?」
「何?Nだとだと?それはランクを上げる事で対処する。」
「さっき言ったじゃないか、目立ちたくないんだ。」
「そんな我が儘を受け入れる時間が無いのだ。頼むランナル殿。」
マジっすか。
「あ、あの私、どうしたらいいのでしょう。」
ヘインチェちゃんは本当はギルドの受付嬢な訳で、此処に居たら駄目?
「どうしたらって言ってもなあ。ドラゴンの討伐指揮してましたとかでいいんじゃ?」
俺はそう言ったが、何だか納得できていない顔だな。
「そんなのでいいのでしょうかランナルさん。本当なら私今頃はギルドで・・・・」
「そうは言ってもヘインチェ、此処のドラゴンを討伐するのが最も緊急だったはずだ。現場で指揮していたと言えばいい。」
エリーザベトさんも同じような意見だ。
「そうですか。ちょっと心配なんです。」
「それで駄目ならギルドを辞めて、ハンターになればいいさ。その装備があれば、下層でも十分やれる。」
俺はそう断言した。
「え?ええとつまり、ランナルさんが、私と結婚してくれると、そういう事ですね!」
「何でそうなるんだ!」
「き、君と言う奴はこの状況で、ヘインチェを口説くとは・・・・信じられん!」
「なあ、何でそうなるんだ!確かにヘインチェちゃんは美人だし、結婚できるんなら喜んでするよ!それを言うならエリーザベトさんもだ!貴女みたいな別嬪さん、見た事ないしな!」
「ななな何を言っているのだ君は!ヘインチェだけでなく私まで口説くのか!」
「口説いてないから!」
「そ、そうなのか?違ったのか?」
そこで少し沈むエリーザベトさん。どうしろと?
「えっと・・・・口説いてほしかった?」
「そ・・・そそそんな事はないぞ?ない・・・・ぞ?」
だから女ってやつは面倒なんだ。
一体どうしろと?
一応3人でギルドに行く事に。
物凄いごった返しだ。どうなってやがるんだ。
「ちょっとヘインチェ何してたの?早く来て!」
「私非番・・・・」
「この状況でそれ言わないの!」
ヘインチェの主張は通らなかったようだ。
・・・・
・・・
・・
・
俺とエリーザベトさんは、奥の部屋に通された。
何故だ?面倒事は今の俺にはご法度なんだが。
どうやら”蘇りの灼熱”から報告があった為のようだ。
「では、素材を出して下さいね?」
ヘインチェが一応そう言ってくれる。
で、今目の前にいるのは、ギルド長と言われている人らしい。
「貴殿が、噂のランナル殿か。」
「どう言う噂か知らんが、俺がランナルだ。」
俺をじっと見るおっさん。
「”蘇りの灼熱”リーダーから話は聞いている。殆ど貴殿の功績でドラゴンを討伐してくれたようだな。ギルドを代表し、感謝する。」
そう言われてもな。
今は駄目なんだと、俺あいつらにそう言ったよな?
「それに関してだが、俺の功績にしないでほしい。」
「何故だ?」
「それは言えんが、一年は目立ちたくないんだ。だから”蘇りの灼熱”に報告をしてもらった。」
じっと俺を見つめるギルド長。
おっさんに見つめられてもなあ。
「何はともあれ、ドラゴンの討伐の協力 、かたじけない!素材は後で金額を出そう。それと、各地でダンジョンから魔物が溢れていてな。幸いこの街は助かったから良かったが、ギルドとして緊急依頼を発動させた。強制だ。そういう訳でヘインチェ、エリーザベトと共に各地へ向かって欲しい。」
「へ?俺たかだかNハンターだぞ?」
「何?Nだとだと?それはランクを上げる事で対処する。」
「さっき言ったじゃないか、目立ちたくないんだ。」
「そんな我が儘を受け入れる時間が無いのだ。頼むランナル殿。」
マジっすか。
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