95 / 167
ランナル、男爵になる!
第95話 何故か結婚しろと急かしてくるんだが
しおりを挟む
「おお!俺がついに貴族か!マジで凄いな。」
一言で言えば、そんな感じ。
「じゃあ早速行こうか。」
もうこれで用は終わったからと、俺が出発しようと声をかけたのだが、何だか周りの空気が微妙なんだが何故だ?
「ちょっと待って!」
カチヤが珍しく強い口調で止める。
「何だカチヤ?珍しいな?」
「大事な事だから、確認だけどいいかしら。」
「何が大事なんだ?」
「決まってるじゃない!王様の娘って確か、私達と同じぐらいの年齢よね?」
王様だから子供の10人や20人は当たり前かもしれないし、そうなれば俺と同じぐらいの年齢の娘が居てもおかしくはない。だが俺がそんな事を知る由もない。
「ヘインチェちゃん、俺がそんな事知る訳無いじゃないか!」
そう言うと、エリーザベトさんは知っているのか、
「ああ、そう言えば聞いた事があるな。上は25から、下は10まで、6人程だったか?いや、8人だったかはっきりとは覚えていないが、国王陛下の娘、つまり王女様、姫様と言えばいいか?しかも未婚の女性がいたはず。嫁いでいる、つまり降嫁した娘を数えれば、10人以上の娘がいるはずだ。」
「王様すげえな!娘だけでそれだけいるんなら、王子様もすげえいるんじゃねえのか?」
俺は多分的外れな意見だったのだろう、空気読めよ俺。
すかさずカチヤから、
「ええ、そうなりますね。ランナルさん、それはつまり何を意味するか分かりますか?」
王様には一体何人の妻が居るんだ?しかも10人の娘がいるって事は、
「王様絶倫って事か?」
「「「違う(います)」」」
「へ?」
「つまりあれだ、今回の君の功績次第では娘の一人を嫁がそうって事だろう。」
姫さんを俺に?ないない、俺はただのNハンターだぞ。
注:まだランナルは自分が男爵になったという自覚がない。
「何を言っているんだエリーザベトさん。意味が分からんしあり得ないだろ!」
「まだ分からないのですか?つまり、正室はもうほぼ王女様で決まりって事ですよ?」
「ほう、正室か。成程王女様だったらそうなるわな。で、誰の?」
誰か王女様と結婚するのか?おめでたい話だ。
「ランナルさん、貴方の事ですよ?」
・・・・え・・・・えええ!俺が王女様と結婚?
あり得ないだろう?会った事もない奴と結婚するのか?
オンラインで知り合って、顔も見た事が無いまま結婚するようなもんか?
「ナイナイ会った事もない奴と結婚とか、向こうから断るだろ?」
「それが王女の務めですから、王様に言われれば、直ぐに結婚しますよ。」
すげえな王族?だが俺と結婚して何のメリットがあるんだ?
「で・・・・ここからが肝心なのですよ!良いですか?」
何か分からんがこう、気迫めいた、鬼気迫る何かを感じるぞ。
内緒だがちょっと怖い。
一体俺は何をさせられようとしているんだ?
カチヤもそうだがエリーザベトさんの獲物を狙うかのような鋭い目つき、そしてなんとあのヘインチェちゃんですら鋭い眼光で俺を突き刺してくるような、視線で殺されるかもと思ってしまう眼力なんだが。
いかん訳が分からなくなってきた、俺は混乱しているのか?
「何が肝心なんだ?」
俺は内心の動揺を悟られないよう、細心の注意を払って聞いてみた。
「私達3人と今すぐ結婚して、関係を持って下さい!」
「え?えええ?今すぐ結婚?」
「ええそうです。先に結婚するんですよ。王女様よりも。そして、上手く身籠れば・・・・」
「ちょ、一寸カチヤ!待て待て何言ってるのかわかっているのか?」
俺は暴走するカチヤを止めようとしたが、
「何ってナニですヨ!今すぐ!さあ!!」
ヘインチェちゃんも何だかぐいぐい来るのだが、俺は怖くて漏らしそう。いや少しちびったか?
「ついにか・・・・私は初めてだからな、やさしくしてくれ。」
「ちょっとエリーザベトさん?私も初めてですよ?」
「カチヤさん!私も初めてなんですよ!」
「ちょっと待て!ナニってあれか!子作りって事か?俺も童貞だ!」
目の色が変わる3人、ひいいいい!!!!!
駄目だ完全に漏らした。
「まあいいです・・・・いいですよねお父様。お父様の立ち合いがあれば、男爵程度の爵位ですと、すぐに婚姻届けを受領できますよね?」
「あ、ああ勿論出来るとも!ランナル君ほどの実績があれば、私も文句は言わんがな。さあ!男の甲斐性を見せてくれたまえ!これも貴族の務めだ!せいぜい干からびん様、しっかりと励んでくれたまえ!」
何だか怖い事を言われている気がするが、干からびるってどういう事だ?
俺も遂に童貞卒業か?しかもこんな美女3人と・・・・
いや待てそんなうまい話があるわけないじゃないか!これは夢だ、そうだ夢なんだ。俺はベッドで寝ていて、そのうち目が覚めるのさ。
現実逃避を始めたランナルだった。
一言で言えば、そんな感じ。
「じゃあ早速行こうか。」
もうこれで用は終わったからと、俺が出発しようと声をかけたのだが、何だか周りの空気が微妙なんだが何故だ?
「ちょっと待って!」
カチヤが珍しく強い口調で止める。
「何だカチヤ?珍しいな?」
「大事な事だから、確認だけどいいかしら。」
「何が大事なんだ?」
「決まってるじゃない!王様の娘って確か、私達と同じぐらいの年齢よね?」
王様だから子供の10人や20人は当たり前かもしれないし、そうなれば俺と同じぐらいの年齢の娘が居てもおかしくはない。だが俺がそんな事を知る由もない。
「ヘインチェちゃん、俺がそんな事知る訳無いじゃないか!」
そう言うと、エリーザベトさんは知っているのか、
「ああ、そう言えば聞いた事があるな。上は25から、下は10まで、6人程だったか?いや、8人だったかはっきりとは覚えていないが、国王陛下の娘、つまり王女様、姫様と言えばいいか?しかも未婚の女性がいたはず。嫁いでいる、つまり降嫁した娘を数えれば、10人以上の娘がいるはずだ。」
「王様すげえな!娘だけでそれだけいるんなら、王子様もすげえいるんじゃねえのか?」
俺は多分的外れな意見だったのだろう、空気読めよ俺。
すかさずカチヤから、
「ええ、そうなりますね。ランナルさん、それはつまり何を意味するか分かりますか?」
王様には一体何人の妻が居るんだ?しかも10人の娘がいるって事は、
「王様絶倫って事か?」
「「「違う(います)」」」
「へ?」
「つまりあれだ、今回の君の功績次第では娘の一人を嫁がそうって事だろう。」
姫さんを俺に?ないない、俺はただのNハンターだぞ。
注:まだランナルは自分が男爵になったという自覚がない。
「何を言っているんだエリーザベトさん。意味が分からんしあり得ないだろ!」
「まだ分からないのですか?つまり、正室はもうほぼ王女様で決まりって事ですよ?」
「ほう、正室か。成程王女様だったらそうなるわな。で、誰の?」
誰か王女様と結婚するのか?おめでたい話だ。
「ランナルさん、貴方の事ですよ?」
・・・・え・・・・えええ!俺が王女様と結婚?
あり得ないだろう?会った事もない奴と結婚するのか?
オンラインで知り合って、顔も見た事が無いまま結婚するようなもんか?
「ナイナイ会った事もない奴と結婚とか、向こうから断るだろ?」
「それが王女の務めですから、王様に言われれば、直ぐに結婚しますよ。」
すげえな王族?だが俺と結婚して何のメリットがあるんだ?
「で・・・・ここからが肝心なのですよ!良いですか?」
何か分からんがこう、気迫めいた、鬼気迫る何かを感じるぞ。
内緒だがちょっと怖い。
一体俺は何をさせられようとしているんだ?
カチヤもそうだがエリーザベトさんの獲物を狙うかのような鋭い目つき、そしてなんとあのヘインチェちゃんですら鋭い眼光で俺を突き刺してくるような、視線で殺されるかもと思ってしまう眼力なんだが。
いかん訳が分からなくなってきた、俺は混乱しているのか?
「何が肝心なんだ?」
俺は内心の動揺を悟られないよう、細心の注意を払って聞いてみた。
「私達3人と今すぐ結婚して、関係を持って下さい!」
「え?えええ?今すぐ結婚?」
「ええそうです。先に結婚するんですよ。王女様よりも。そして、上手く身籠れば・・・・」
「ちょ、一寸カチヤ!待て待て何言ってるのかわかっているのか?」
俺は暴走するカチヤを止めようとしたが、
「何ってナニですヨ!今すぐ!さあ!!」
ヘインチェちゃんも何だかぐいぐい来るのだが、俺は怖くて漏らしそう。いや少しちびったか?
「ついにか・・・・私は初めてだからな、やさしくしてくれ。」
「ちょっとエリーザベトさん?私も初めてですよ?」
「カチヤさん!私も初めてなんですよ!」
「ちょっと待て!ナニってあれか!子作りって事か?俺も童貞だ!」
目の色が変わる3人、ひいいいい!!!!!
駄目だ完全に漏らした。
「まあいいです・・・・いいですよねお父様。お父様の立ち合いがあれば、男爵程度の爵位ですと、すぐに婚姻届けを受領できますよね?」
「あ、ああ勿論出来るとも!ランナル君ほどの実績があれば、私も文句は言わんがな。さあ!男の甲斐性を見せてくれたまえ!これも貴族の務めだ!せいぜい干からびん様、しっかりと励んでくれたまえ!」
何だか怖い事を言われている気がするが、干からびるってどういう事だ?
俺も遂に童貞卒業か?しかもこんな美女3人と・・・・
いや待てそんなうまい話があるわけないじゃないか!これは夢だ、そうだ夢なんだ。俺はベッドで寝ていて、そのうち目が覚めるのさ。
現実逃避を始めたランナルだった。
32
あなたにおすすめの小説
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
公爵家次男はちょっと変わりモノ? ~ここは乙女ゲームの世界だから、デブなら婚約破棄されると思っていました~
松原 透
ファンタジー
異世界に転生した俺は、婚約破棄をされるため誰も成し得なかったデブに進化する。
なぜそんな事になったのか……目が覚めると、ローバン公爵家次男のアレスという少年の姿に変わっていた。
生まれ変わったことで、異世界を満喫していた俺は冒険者に憧れる。訓練中に、魔獣に襲われていたミーアを助けることになったが……。
しかし俺は、失敗をしてしまう。責任を取らされる形で、ミーアを婚約者として迎え入れることになった。その婚約者に奇妙な違和感を感じていた。
二人である場所へと行ったことで、この異世界が乙女ゲームだったことを理解した。
婚約破棄されるためのデブとなり、陰ながらミーアを守るため奮闘する日々が始まる……はずだった。
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載してます。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
元外科医の俺が異世界で何が出来るだろうか?~現代医療の技術で異世界チート無双~
冒険者ギルド酒場 チューイ
ファンタジー
魔法は奇跡の力。そんな魔法と現在医療の知識と技術を持った俺が異世界でチートする。神奈川県の大和市にある冒険者ギルド酒場の冒険者タカミの話を小説にしてみました。
俺の名前は、加山タカミ。48歳独身。現在、救命救急の医師として現役バリバリ最前線で馬車馬のごとく働いている。俺の両親は、俺が幼いころバスの転落事故で俺をかばって亡くなった。その時の無念を糧に猛勉強して医師になった。俺を育ててくれた、ばーちゃんとじーちゃんも既に亡くなってしまっている。つまり、俺は天涯孤独なわけだ。職場でも患者第一主義で同僚との付き合いは仕事以外にほとんどなかった。しかし、医師としての技量は他の医師と比較しても評価は高い。別に自分以外の人が嫌いというわけでもない。つまり、ボッチ時間が長かったのである意味コミ障気味になっている。今日も相変わらず忙しい日常を過ごしている。
そんなある日、俺は一人の少女を庇って事故にあう。そして、気が付いてみれば・・・
「俺、死んでるじゃん・・・」
目の前に現れたのは結構”チャラ”そうな自称 創造神。彼とのやり取りで俺は異世界に転生する事になった。
新たな家族と仲間と出会い、翻弄しながら異世界での生活を始める。しかし、医療水準の低い異世界。俺の新たな運命が始まった。
元外科医の加山タカミが持つ医療知識と技術で本来持つ宿命を異世界で発揮する。自分の宿命とは何か翻弄しながら異世界でチート無双する様子の物語。冒険者ギルド酒場 大和支部の冒険者の英雄譚。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる