ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ

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44連ガチャに挑むランナル

第124話 もはやガチャなのかこれ?

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 取り敢えず、全能力の向上を取得。
 全生産スキル(統合)も取得。
 神の加護も取得。

 さっきのような苦しみはないな?

「ランナル、大丈夫なのか?」

 エリーザベトが聞いてくる。

「ああ、問題はなさそうなんだが何というか、高揚感?があるな。」

「能力が上がっているからでしょうか?」

「そうなのかな?カチヤ、今なら何でもできそうな気がするよ。」

 エリーザベトとカチヤがお互い顔を見て、何か考えているようだ。

「で、どうするのですか?最後の11連残っていますよ?」

「ああ、そうだった。ヘインチェ、どうするこれ?」

「ええ?私に聞かれても困りますよ。」

 すまん、困るよな。またアイテムを取得するか?

 神の加護?これ人数分貰っとくか?いや待て、全能力の向上の方がいいか?

 まあ、今から一緒に戦場へ赴く3人の分は優先的に確保だな。

 カチヤ達の為に、全能力の向上を3、神の加護を3取得。
 残り5つをどうするか。

 よく分からんが、能力は装備である程度何とかなるしな。

 ここは神の加護にしておこう。

 4姉妹の分として、神の加護を4取得。
 最後か、後は何がある?

 そうだ、全生産スキルと言うのがあるならそれを生かすのに、素材を取得する必要があるがそれに必要なスキルはあるのか?
 そう思い確認していくと、

 全採取(総合)と言うのがある。

 何だろうなこれは。採掘じゃない?
 え?それを含めたやつ?

 つまりどういう事だ?
 鉱石等の採掘や、薬草などの採取、そう言った素材の取得?これに役立つのか?
 まあ、折角だし貰っておこう。

 ・・・・
 ・・・
 ・・
 ・

 こうしてランナルのガチャ?これをガチャと言っていいのかわからないが、44連の取得が終わった。

 王様を含め・王族全て・ランナルの妻達その他居合わせた人々は、何も言葉を発する事ができなかったが、

 ここにきてフェリーネ王女が皆の前で語り始めた。

「ここに居合わせた、全ての人々に申し上げたき儀がございます。」

 すると真っ先に反応したのが王様だ。

「フェリーネよ、何だかしこまって。」

「今夫であるランナル様の行ったこのガチャの結果でございますが、どうか内密に願いたいのです。」

「どうしてかしら、フェリーネ?」

 今度は王妃様だ。


「お父様、お母様、今のランナル様の行為、見てどう思いましょう?」

 しばしの沈黙。

「普通ではないの。それはそこのランナルの装備を見ればわかるが。」

 その通りですわ。そして先程の最後のガチャ、もはやガチャではございません。」

「何が言いたいのかしらフェリーネ。」

 父親である王様と、母親である后妃様が交互に聞いている。

「それはつまり、神がどうお考えになるか分かりませんので、この件は外部に漏らさぬよう、対処する必要性があろうかとわたくしは感じるのです。」

 つまりあれか、また俺がやらかしたのか?だが、今回はステータス?能力というか、それに依存してるはずだぞ?
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