異世界に転生したけど、頭打って記憶が・・・え?これってチート?

よっしぃ

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王都の近くのダンジョン

ルドメロは止まらない

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「おおお!牛がいっぱいじゃねえか!よっしゃあ!ポチ行け!どんどん肉持ってこい!」

”もうそろそろよいのではないか?”

「まだまだ!ほれ、そこの牛、でっけえ!あれならたっぷり肉ドロップすんじゃねえのか?」

現在中層、レベル6の冒険者が徒党を組んで仕留めるレベルの魔獣を刈っている真っ最中。

「ルドメロ様・・・・お肉重いです・・・・」

「これだから細っこい女は・・・・ほれ俺様が持って・・・・ってうほおお!重いじゃねえか!俺様無理!シロ!持ち上げろ!」

「流石にもう少しルドメロ様も力があれば・・・・」

そうつぶやくデイフィリアだが、誰も聞いていなかった。

そして、ポチが仕留めた牛は、バイソンと呼ばれている。肉が非常に美味。

周りに野菜がある事が多く、デイフィリアは一生懸命野菜を収穫していた。

「腰が痛いです・・・・それにしても、とても品質の良いお野菜が沢山です。」

「あ?それより肉だ!肉肉肉!」

「肉だけでは栄養が偏りますよ?お野菜も採って・・・・摂取して下さいね?」

「そうなんか?デイフィリアがそう言うならそうしようではないか!オラオラオラオラ!野菜じゃ野菜!みどりををおおおフォーーーー!!!!」

そしてルドメロは半日ひたすら収穫をしていた。

「ルドメロ様、もうそろそろ宜しいのでは?」

「あへ?まだ採り始めたばかりじゃねえのか?」

「・・・・もう半日経ちましたよ?」

「まじか!じゃあサクッとボス仕留めて、また家に行こうぜ!」

このダンジョンは、ボス部屋を攻略すれば、安全地帯である家で休む事ができる。

そして暫く前進、再びボス部屋なのであるが・・・・

「あの、ここは私が開けましょうか?」

「あ?何でだ?」

「えっとですね・・・・いつもドラゴンばかりなので、たまには違うボスはどうかと思ったんです。」

「なんでデイフィリアが開けると違うボスになるんだ?」

「ちょっと違うと言いましょうか・・・・本当ならこんな低層や中層ではドラゴンなんて出ませんよ?ルドメロ様が開けるからドラゴンが出現するんです。本当なら別のが出るはずなので、きっと私が開ければ、本来出るはずのボスが出るはずなんです!」

・・・・俺様理解できん!そういう時は・・・・

「俺様分らんぞ!わからんから、俺様が開ける!」


「あ、駄目!」

すでに手遅れ。

デイフィリアが止める間もなくルドメロはボス部屋の入り口を開けてしまったのである。


そして現れたのは・・・・
ドラゴンが10頭。

「ド・・・・ドラゴンが・・・・ついに10頭・・・・」

「肉だ!トカゲの肉美味しいからな!サクッと行くぜ!」

ドラゴン:S級の魔物。地上、ダンジョン共に出現。

冒険者の目標の一つでもあるこの魔物、強烈なブレス攻撃があり、硬い鱗に覆われ、普通の剣はすべて弾いてしまう。

普通は遭遇すれば、ドラゴンが気が付かないうちに逃げるのが賢明である。

「普通の説明はこうですよ?」

「そうなのか?」



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