26 / 56
【第24話】香薬師の勅命
しおりを挟む
「……分かった。君を、信じよう」
リアンのその一言で、私たちの関係は、確かに新しいステージへと進んだ。
彼は、私をただ守られるだけの存在ではなく、王である自分と並び立つ、唯一無二のパートナーとして認めてくれたのだ。その事実が、私の心の奥底から、凍てついていた自信を、ゆっくりと溶かしていくようだった。
翌朝、テラスでの穏やかな、しかし少しぎこちない朝食の席で、その変化は、早速、具体的な形となって現れた。
リアンの口から語られた、北のドラゴンの牙連峰へ派遣された遠征部隊の苦境。有毒な瘴気による、兵士たちの原因不明の体調不良。その報告を聞いた私は、ほとんど無意識のうちに、口を開いていた。
「リアン。私に、手伝わせて。その瘴気を防ぐための、香薬を、私なら、作れるかもしれないわ」
私の言葉に、リアンと、そして、彼の隣に控えていた宰相も、驚いたように、目を見開いた。
「ルシエル、しかし……」
リアンが、私を気遣って、何かを言いかける。だが、私は、彼の言葉を遮るように、続けた。
「私は、もう、守られているだけじゃない。あなたの、力になりたいの。あなたの、共犯者に」
私は、まっすぐに、リアンの瞳を見つめ返した。
私の瞳に宿る、揺るぎない決意を見て、リアンは、やがて、力強く、頷いた。
「……分かった。君を、信じよう」
話は、そこから驚くべき速さで進んだ。
リアンは、その場で、私を彼の執務室へと伴った。そこには、宰相だけでなく、騎士団総長、そして王宮の侍医長といった、国の重鎮たちが、既に集められていた。彼らは皆、突然現れた私を見て、訝しげな、あるいはあからさまに懐疑的な視線を向けてくる。無理もない。彼らにとって、私は、王を惑わす「素性の知れぬ女」でしかないのだから。
リアンは、そんな彼らの視線を、一瞥で黙らせた。
「皆に、紹介する。彼女は、ルシエル。……私の、命の恩人であり、この国で最も優れた香薬師だ」
その紹介の言葉に、私自身が、一番驚いてしまったかもしれない。
「本日より、北の遠征における、瘴気対策の全権を、彼女に一任する」
「へ、陛下! `お待ちください!」
たまらず声を上げたのは、侍医長だった。白髪の、プライドの高そうな老人だ。
「この者が、いかに優れた香薬師であったとしても、相手は、我々医師団ですら正体をつかめぬ未知の毒気。それを、このような若い女性一人に任せるなど、あまりにも……」
「無謀だ、と?」
リアンの声が、氷のように冷たく響く。
「では、侍医長。君に、何か、有効な手立てがあるのかね」
「そ、それは……現在、全力で調査を……」
「調査、か。その間に、兵士たちは、一人、また一人と倒れていくのだぞ。私には、そんな悠長な時間はない」
リアンは、玉座に座ると、冷たく言い放った。
「これは、決定だ。異論は、認めない。……これより、ルシエルの言葉は、私の言葉だと思え。彼女の要求は、王の勅命として、最優先で、かつ迅速に、実行するように」
その、絶対的な王の宣告に、もはや、誰も何も言うことはできなかった。
重鎮たちは、不承不承ながらも、私に向かって、臣下の礼を取る。
私は、その光景を、背筋が伸びる思いで見つめていた。リアンは、私に、ただ機会を与えてくれただけではない。彼の権威そのものを、私に貸し与えてくれたのだ。その信頼に、私は、必ず応えなければならない。
会議が終わると、私は、リアンに連れられて、再び、私の「店」へと戻った。
そこには、既に、北の遠征隊から送られてきた、詳細な報告書が山のように積まれていた。
「……これが、現地の状況だ。兵士たちの症状、瘴気が発生する時間帯、場所の地理的特徴……。君が必要とするであろう情報は、全てここにある」
「ありがとう、リアン」
私は、早速、それらの報告書に目を通し始めた。
兵士たちの症状は、頭痛、吐き気、そして呼吸困難。特に、鉱物資源が豊富な岩場地帯で、症状が顕著に出るらしい。
「……これは、魔法や呪いの類ではないわね」
私は、呟いた。
「おそらく、火山性の地熱によって、地中の特定の鉱物が気化した、天然の毒ガスよ。硫黄や、水銀、あるいは、もっと未知の鉱物が含まれているのかもしれない」
私の見立てに、リアンは、黙って頷く。
「治療薬を作るには、まず、その瘴気そのものを分析する必要があるわ。現地の空気、そして、汚染された土壌のサンプルが、どうしても必要よ」
「分かった。すぐに、早馬を飛ばそう。だが……」
リアンは、そこで言葉を濁した。
「サンプルを採取しに行く、その兵士の安全は、どう確保する?」
「それも、考えてあるわ」
私は、自信を持って、彼に言った。
「瘴気の効果を、一時的に無力化するための、〝防護の香り〟を、私が作る。それがあれば、安全にサンプルを持ち帰ることができるはず」
私は、すぐに調合に取り掛かった。
必要なのは、呼吸器系を守り、毒素を中和する効果のある香りだ。
私は、棚から、ユーカリとティーツリーの精油を取り出した。この二つは、強力な殺菌作用と、気管支を広げる効果がある。瘴気の侵入を、物理的に防いでくれるだろう。
そして、毒素を分解するための、鍵となる香り。私は、レモンとシダーウッドを選んだ。レモンの持つ強い酸性は、鉱物性の毒を中和する力がある。そして、シダーウッドは、古くから、悪しきものを浄化する神聖な木として、扱われてきた。
これらの香りを、私が独自に編み出した調合技術で、一つの香油へと昇華させていく。
それは、私が今まで作ったどの香りよりも、複雑で、そして、明確な「力」を宿した香りだった。
清涼で、しかし、決して揺らがない、力強い意志の香り。
完成した香油を、私は、小さな革袋に染み込ませた。
「これを、兵士の首から下げさせて。そして、瘴気が濃い場所に入る前に、一度、この香りを深く吸い込むように、と伝えて。効果は、半刻(一時間)ほどしか持たないけれど、その間なら、瘴気の影響を、最小限に抑えられるはず」
私は、その革袋を、リアンに手渡した。
リアンは、それを受け取ると、まるで、初めて見る奇跡でも見るかのように、驚きの目で、私を見つめていた。
「……君は、本当に……。私の、想像を、いつも超えてくる」
彼は、そう言うと、私の手を、強く、握りしめた。
「ありがとう、ルシエル。……頼りに、している」
その言葉と、手のひらから伝わってくる熱が、私の心を、勇気で満たしていった。
その日のうちに、私が作った〝防護の香り〟は、最速の伝令によって、北の最前線へと届けられた。
私は、もう、ただの籠の中の鳥ではない。
王の隣に立ち、その知恵と技術で、国の危機を救う、秘密の香薬師。
私の戦いは、まだ、始まったばかりだ。
リアンのその一言で、私たちの関係は、確かに新しいステージへと進んだ。
彼は、私をただ守られるだけの存在ではなく、王である自分と並び立つ、唯一無二のパートナーとして認めてくれたのだ。その事実が、私の心の奥底から、凍てついていた自信を、ゆっくりと溶かしていくようだった。
翌朝、テラスでの穏やかな、しかし少しぎこちない朝食の席で、その変化は、早速、具体的な形となって現れた。
リアンの口から語られた、北のドラゴンの牙連峰へ派遣された遠征部隊の苦境。有毒な瘴気による、兵士たちの原因不明の体調不良。その報告を聞いた私は、ほとんど無意識のうちに、口を開いていた。
「リアン。私に、手伝わせて。その瘴気を防ぐための、香薬を、私なら、作れるかもしれないわ」
私の言葉に、リアンと、そして、彼の隣に控えていた宰相も、驚いたように、目を見開いた。
「ルシエル、しかし……」
リアンが、私を気遣って、何かを言いかける。だが、私は、彼の言葉を遮るように、続けた。
「私は、もう、守られているだけじゃない。あなたの、力になりたいの。あなたの、共犯者に」
私は、まっすぐに、リアンの瞳を見つめ返した。
私の瞳に宿る、揺るぎない決意を見て、リアンは、やがて、力強く、頷いた。
「……分かった。君を、信じよう」
話は、そこから驚くべき速さで進んだ。
リアンは、その場で、私を彼の執務室へと伴った。そこには、宰相だけでなく、騎士団総長、そして王宮の侍医長といった、国の重鎮たちが、既に集められていた。彼らは皆、突然現れた私を見て、訝しげな、あるいはあからさまに懐疑的な視線を向けてくる。無理もない。彼らにとって、私は、王を惑わす「素性の知れぬ女」でしかないのだから。
リアンは、そんな彼らの視線を、一瞥で黙らせた。
「皆に、紹介する。彼女は、ルシエル。……私の、命の恩人であり、この国で最も優れた香薬師だ」
その紹介の言葉に、私自身が、一番驚いてしまったかもしれない。
「本日より、北の遠征における、瘴気対策の全権を、彼女に一任する」
「へ、陛下! `お待ちください!」
たまらず声を上げたのは、侍医長だった。白髪の、プライドの高そうな老人だ。
「この者が、いかに優れた香薬師であったとしても、相手は、我々医師団ですら正体をつかめぬ未知の毒気。それを、このような若い女性一人に任せるなど、あまりにも……」
「無謀だ、と?」
リアンの声が、氷のように冷たく響く。
「では、侍医長。君に、何か、有効な手立てがあるのかね」
「そ、それは……現在、全力で調査を……」
「調査、か。その間に、兵士たちは、一人、また一人と倒れていくのだぞ。私には、そんな悠長な時間はない」
リアンは、玉座に座ると、冷たく言い放った。
「これは、決定だ。異論は、認めない。……これより、ルシエルの言葉は、私の言葉だと思え。彼女の要求は、王の勅命として、最優先で、かつ迅速に、実行するように」
その、絶対的な王の宣告に、もはや、誰も何も言うことはできなかった。
重鎮たちは、不承不承ながらも、私に向かって、臣下の礼を取る。
私は、その光景を、背筋が伸びる思いで見つめていた。リアンは、私に、ただ機会を与えてくれただけではない。彼の権威そのものを、私に貸し与えてくれたのだ。その信頼に、私は、必ず応えなければならない。
会議が終わると、私は、リアンに連れられて、再び、私の「店」へと戻った。
そこには、既に、北の遠征隊から送られてきた、詳細な報告書が山のように積まれていた。
「……これが、現地の状況だ。兵士たちの症状、瘴気が発生する時間帯、場所の地理的特徴……。君が必要とするであろう情報は、全てここにある」
「ありがとう、リアン」
私は、早速、それらの報告書に目を通し始めた。
兵士たちの症状は、頭痛、吐き気、そして呼吸困難。特に、鉱物資源が豊富な岩場地帯で、症状が顕著に出るらしい。
「……これは、魔法や呪いの類ではないわね」
私は、呟いた。
「おそらく、火山性の地熱によって、地中の特定の鉱物が気化した、天然の毒ガスよ。硫黄や、水銀、あるいは、もっと未知の鉱物が含まれているのかもしれない」
私の見立てに、リアンは、黙って頷く。
「治療薬を作るには、まず、その瘴気そのものを分析する必要があるわ。現地の空気、そして、汚染された土壌のサンプルが、どうしても必要よ」
「分かった。すぐに、早馬を飛ばそう。だが……」
リアンは、そこで言葉を濁した。
「サンプルを採取しに行く、その兵士の安全は、どう確保する?」
「それも、考えてあるわ」
私は、自信を持って、彼に言った。
「瘴気の効果を、一時的に無力化するための、〝防護の香り〟を、私が作る。それがあれば、安全にサンプルを持ち帰ることができるはず」
私は、すぐに調合に取り掛かった。
必要なのは、呼吸器系を守り、毒素を中和する効果のある香りだ。
私は、棚から、ユーカリとティーツリーの精油を取り出した。この二つは、強力な殺菌作用と、気管支を広げる効果がある。瘴気の侵入を、物理的に防いでくれるだろう。
そして、毒素を分解するための、鍵となる香り。私は、レモンとシダーウッドを選んだ。レモンの持つ強い酸性は、鉱物性の毒を中和する力がある。そして、シダーウッドは、古くから、悪しきものを浄化する神聖な木として、扱われてきた。
これらの香りを、私が独自に編み出した調合技術で、一つの香油へと昇華させていく。
それは、私が今まで作ったどの香りよりも、複雑で、そして、明確な「力」を宿した香りだった。
清涼で、しかし、決して揺らがない、力強い意志の香り。
完成した香油を、私は、小さな革袋に染み込ませた。
「これを、兵士の首から下げさせて。そして、瘴気が濃い場所に入る前に、一度、この香りを深く吸い込むように、と伝えて。効果は、半刻(一時間)ほどしか持たないけれど、その間なら、瘴気の影響を、最小限に抑えられるはず」
私は、その革袋を、リアンに手渡した。
リアンは、それを受け取ると、まるで、初めて見る奇跡でも見るかのように、驚きの目で、私を見つめていた。
「……君は、本当に……。私の、想像を、いつも超えてくる」
彼は、そう言うと、私の手を、強く、握りしめた。
「ありがとう、ルシエル。……頼りに、している」
その言葉と、手のひらから伝わってくる熱が、私の心を、勇気で満たしていった。
その日のうちに、私が作った〝防護の香り〟は、最速の伝令によって、北の最前線へと届けられた。
私は、もう、ただの籠の中の鳥ではない。
王の隣に立ち、その知恵と技術で、国の危機を救う、秘密の香薬師。
私の戦いは、まだ、始まったばかりだ。
1
あなたにおすすめの小説
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
公爵令嬢アナスタシアの華麗なる鉄槌
招杜羅147
ファンタジー
「婚約は破棄だ!」
毒殺容疑の冤罪で、婚約者の手によって投獄された公爵令嬢・アナスタシア。
彼女は獄中死し、それによって3年前に巻き戻る。
そして…。
【完結】婚約破棄され下級メイドになり、獣人王子(猫)の世話係に抜擢されました。
朝日みらい
恋愛
アメリアは婚約破棄され、無実なのに悪役令嬢と罵られ、王宮の下級メイドにされてしまう。さらに女官たちからも冷たく扱われ、しかし、誰もが嫌がる家畜たちの世話を進んで行う彼女に、次第に心を開く動物たち。その努力が王子殿下の耳にも届き、彼女は命じられて王子の寝室へ向かうことに。噂によると、王子殿下は満月の夜に恐ろしい獣に変身し、一夜を共にした者は生きて帰れないという。アメリアは生け贄覚悟で王子に仕えるが―――。
田舎暮らしの貧乏令嬢、幽閉王子のお世話係になりました〜七年後の殿下が甘すぎるのですが!〜
侑子
恋愛
「リーシャ。僕がどれだけ君に会いたかったかわかる? 一人前と認められるまで魔塔から出られないのは知っていたけど、まさか七年もかかるなんて思っていなくて、リーシャに会いたくて死ぬかと思ったよ」
十五歳の時、父が作った借金のために、いつ魔力暴走を起こすかわからない危険な第二王子のお世話係をしていたリーシャ。
弟と同じ四つ年下の彼は、とても賢くて優しく、可愛らしい王子様だった。
お世話をする内に仲良くなれたと思っていたのに、彼はある日突然、世界最高の魔法使いたちが集うという魔塔へと旅立ってしまう。
七年後、二十二歳になったリーシャの前に現れたのは、成長し、十八歳になって成人した彼だった!
以前とは全く違う姿に戸惑うリーシャ。
その上、七年も音沙汰がなかったのに、彼は昔のことを忘れていないどころか、とんでもなく甘々な態度で接してくる。
一方、自分の息子ではない第二王子を疎んで幽閉状態に追い込んでいた王妃は、戻ってきた彼のことが気に入らないようで……。
イケメンエリート軍団??何ですかそれ??【イケメンエリートシリーズ第二弾】
便葉
恋愛
国内有数の豪華複合オフィスビルの27階にある
IT関連会社“EARTHonCIRCLE”略して“EOC”
謎多き噂の飛び交う外資系一流企業
日本内外のイケメンエリートが
集まる男のみの会社
そのイケメンエリート軍団の異色男子
ジャスティン・レスターの意外なお話
矢代木の実(23歳)
借金地獄の元カレから身をひそめるため
友達の家に居候のはずが友達に彼氏ができ
今はネットカフェを放浪中
「もしかして、君って、家出少女??」
ある日、ビルの駐車場をうろついてたら
金髪のイケメンの外人さんに
声をかけられました
「寝るとこないないなら、俺ん家に来る?
あ、俺は、ここの27階で働いてる
ジャスティンって言うんだ」
「………あ、でも」
「大丈夫、何も心配ないよ。だって俺は…
女の子には興味はないから」
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
【完結】拗ねていたら素直になるタイミングを完全に見失ったが、まあいっか
ムキムキゴリラ
恋愛
主人公はソフィア、26歳。魔法省の役人兼皇太子の側室だ。が、いろいろあって、側室の仕事をボイコット中。 (魔法省の方はちゃんとやっています)
「いやー、たしかに側室になった経緯は強引でめっちゃ怒って拗ねてたけれど、もうそれから5年だよ。でも、こっちからなんか言うのも違くない?」
と、開き直っている、そんなソフィアの日々。
誤字脱字のお知らせをいただけると助かります。
感想もいただけると嬉しいです。
小説家になろうにも掲載しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる