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Ⅳ章 豊穣の森
動物豆知識一覧Ⅳ
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⭐︎魚には水に含まれる塩分の量によって大まかに分け、淡水魚、汽水魚、海水魚が居ます。
知ってる方も多いと思いますが、淡水の魚やエビカニは種類によっては非常に美味です。しかし、寄生虫の危険があるということで絶対に生では食さないものです。
汽水は淡水と海水が混ざり合う河口付近のこと。
海水はご存知海の水です。
しかし、皆さん、なぜ海の魚は生で食せるのでしょうか?
それは塩分による、正確には塩素による殺菌効果のためだとか。
海水魚と淡水魚で比べると遥かに海水魚の方が寄生虫が少ないのです。
ちなみに少ないというだけであって、中にはサバやイワシに寄生するアニサキスという寄生虫が胃に食いつき、病院の世話になる場合もあります。
これらの魚の刺身は食べないのが無難です。
⭐︎ ヒノキは伐採後、100年ほどかけて徐々に徐々に頑丈になっていくという不思議な木材だそうで、世界遺産の建築物に使われているのもヒノキだとか。
ヒノキだからこそ何百年と現存できていたそうな。
ちなみになぜ伐採後に徐々に頑強になっていくのかは詳しくは分かっていないとか。
面白い木材ですよね。ちなみに作者はヒノキの香りがめちゃくちゃ好きです。
⭐︎ ハチに襲われた時、次から次へとわらわらとよってくるのもフェロモンの仕業。
毒にフェロモンがあるらしく、空気中に散布して仲間を呼ぶこともあるとか。
たとえばミツバチが毒針を刺した場合、そのまま毒針と毒の入った内臓ごとボロりと取れます。この内臓からフェロモンが香るらしいです。
ちなみに一度毒針を刺したミツバチは死亡します。毒針ごと内臓取れちゃうからですかね。他の蜂は何度も刺せるそうなのでミツバチだけの特徴なようです。
あまり関係ないですが、毒針を処理してオオスズメバチを飼ってるよ(ドヤっ?
っていう人がだいぶ前のテレビに出ていて失笑。
スズメバチ飼ってる俺、すごいやろ?感があって、ただサムく感じた覚えがあります。
ちなみにスズメバチが特に人を襲うのが今から10月ごろまで。
スズメバチがいそうな場所を通る時はお気をつけて。
また、作中でカマキリの腹から出たという寄生虫のモデルはハリガネムシです。
おそらく一番有名な寄生虫ではないでしょうか?
サイクルはハリガネムシ成虫が水場で卵を産み、それを水場の小昆虫が摂取します。
蚊の仲間の幼虫やボウフラ、トンボの幼虫のヤゴなどが宿主になり、それらの幼虫は成虫になり、空を飛ぶようになります。
それらの生き物をカマキリが食べて、ハリガネムシはカマキリの体内で成熟。成熟後、宿主であるカマキリを操って水場に誘い込み、自分は水中に脱出。以下ループという感じ。
宿主を操る寄生虫は他にもいます。
⭐︎ 主人公のタコの吸盤のメカニズムは海に住むタコの吸盤の真空圧を使ったものではなく、ヤモリのような壁に張り付く分子間の結合力を利用するファンデルワールス力を利用しています。
ファンデルワールス力とは簡単に言うと分子と分子をぴったりくっつければどこにでもくっつけるよーという原理。
「なら、手を壁にぴったりつければくっつけないとおかしくない?」という疑問があるかもしれませんが、手は見た目に以上にでこぼこしており、感覚的にはぴったり張り付いていても分子レベルで見ると本当に接触している部分は一万分の一ほどでしかないと言います。
分子の山脈があって、その先端部しか触れてないというイメージでおっけです。
しかし、ヤモリの場合指先には細かい毛が何百万本と生えており、それがさらに数十億本に枝分かれしていてそれらが分子にぴったり触れ合うことでファンデルワールス力が十全に働いてくっつくことができると言うメカニズムです。
当然一つ一つの結びつきの力は微弱ではあるもののそれが何億倍と増幅されれば、凄い吸着力を発揮できます。
その力――ヤモリの足の毛が張り付く力は100キロ以上の重りを持ち上げることができるほど。
あの小さな足四つで100キロ以上。凄いです。(あくまで吸着力の話。ヤモリに実際つるしてもまずヤモリの体が耐えられないと思います。研究者が実験した結果分かったことなので、素人さんは試さないようにしましょう。ヤモリがかわいそうです。
⭐︎ 実際はスカンクにとっての臭いかけは最終手段なので作中ほど簡単には使いません。
まずは尻尾を立てて威嚇し、次に前両足をその場で踏みつけて威嚇し、それでも迫ってくる敵に対して最後の手段として肛門腺に溜められた臭う液体を噴出します。
この臭う液体は自然には分解されずらく、人間でも直接嗅ぐと吐き気を催すほどの悪臭です。
量が少ないためにあまり使おうとしません。
ちなみに肛門線はある程度照準を合わせることが出来るらしく、命中精度は高いとか。
作中ではメフィティダエとの名ですが、これはスカンクの学名の悪臭を意味するラテン語をそのまま使いました。
一部の地域では街中で普通に見られていて、土で作った堤防に穴を開けるために危険だとされています。
街の人が野良猫に餌をやり、その餌を横取りすることで繁殖していたらしく、野良猫への餌やりを取り締まると激減したそうです。
野良猫への餌やりはやめましょう。
都会においてはカラスを増やす要因になります。
ちなみにスカンクはペットとして飼われていることもあり、ペット用のスカンクは肛門腺が取り除かれています。
犬猫に劣らず、結構可愛い動物です。
NHK地球ドラマチック「誰も知らないスカンクの話」参照
知ってる方も多いと思いますが、淡水の魚やエビカニは種類によっては非常に美味です。しかし、寄生虫の危険があるということで絶対に生では食さないものです。
汽水は淡水と海水が混ざり合う河口付近のこと。
海水はご存知海の水です。
しかし、皆さん、なぜ海の魚は生で食せるのでしょうか?
それは塩分による、正確には塩素による殺菌効果のためだとか。
海水魚と淡水魚で比べると遥かに海水魚の方が寄生虫が少ないのです。
ちなみに少ないというだけであって、中にはサバやイワシに寄生するアニサキスという寄生虫が胃に食いつき、病院の世話になる場合もあります。
これらの魚の刺身は食べないのが無難です。
⭐︎ ヒノキは伐採後、100年ほどかけて徐々に徐々に頑丈になっていくという不思議な木材だそうで、世界遺産の建築物に使われているのもヒノキだとか。
ヒノキだからこそ何百年と現存できていたそうな。
ちなみになぜ伐採後に徐々に頑強になっていくのかは詳しくは分かっていないとか。
面白い木材ですよね。ちなみに作者はヒノキの香りがめちゃくちゃ好きです。
⭐︎ ハチに襲われた時、次から次へとわらわらとよってくるのもフェロモンの仕業。
毒にフェロモンがあるらしく、空気中に散布して仲間を呼ぶこともあるとか。
たとえばミツバチが毒針を刺した場合、そのまま毒針と毒の入った内臓ごとボロりと取れます。この内臓からフェロモンが香るらしいです。
ちなみに一度毒針を刺したミツバチは死亡します。毒針ごと内臓取れちゃうからですかね。他の蜂は何度も刺せるそうなのでミツバチだけの特徴なようです。
あまり関係ないですが、毒針を処理してオオスズメバチを飼ってるよ(ドヤっ?
っていう人がだいぶ前のテレビに出ていて失笑。
スズメバチ飼ってる俺、すごいやろ?感があって、ただサムく感じた覚えがあります。
ちなみにスズメバチが特に人を襲うのが今から10月ごろまで。
スズメバチがいそうな場所を通る時はお気をつけて。
また、作中でカマキリの腹から出たという寄生虫のモデルはハリガネムシです。
おそらく一番有名な寄生虫ではないでしょうか?
サイクルはハリガネムシ成虫が水場で卵を産み、それを水場の小昆虫が摂取します。
蚊の仲間の幼虫やボウフラ、トンボの幼虫のヤゴなどが宿主になり、それらの幼虫は成虫になり、空を飛ぶようになります。
それらの生き物をカマキリが食べて、ハリガネムシはカマキリの体内で成熟。成熟後、宿主であるカマキリを操って水場に誘い込み、自分は水中に脱出。以下ループという感じ。
宿主を操る寄生虫は他にもいます。
⭐︎ 主人公のタコの吸盤のメカニズムは海に住むタコの吸盤の真空圧を使ったものではなく、ヤモリのような壁に張り付く分子間の結合力を利用するファンデルワールス力を利用しています。
ファンデルワールス力とは簡単に言うと分子と分子をぴったりくっつければどこにでもくっつけるよーという原理。
「なら、手を壁にぴったりつければくっつけないとおかしくない?」という疑問があるかもしれませんが、手は見た目に以上にでこぼこしており、感覚的にはぴったり張り付いていても分子レベルで見ると本当に接触している部分は一万分の一ほどでしかないと言います。
分子の山脈があって、その先端部しか触れてないというイメージでおっけです。
しかし、ヤモリの場合指先には細かい毛が何百万本と生えており、それがさらに数十億本に枝分かれしていてそれらが分子にぴったり触れ合うことでファンデルワールス力が十全に働いてくっつくことができると言うメカニズムです。
当然一つ一つの結びつきの力は微弱ではあるもののそれが何億倍と増幅されれば、凄い吸着力を発揮できます。
その力――ヤモリの足の毛が張り付く力は100キロ以上の重りを持ち上げることができるほど。
あの小さな足四つで100キロ以上。凄いです。(あくまで吸着力の話。ヤモリに実際つるしてもまずヤモリの体が耐えられないと思います。研究者が実験した結果分かったことなので、素人さんは試さないようにしましょう。ヤモリがかわいそうです。
⭐︎ 実際はスカンクにとっての臭いかけは最終手段なので作中ほど簡単には使いません。
まずは尻尾を立てて威嚇し、次に前両足をその場で踏みつけて威嚇し、それでも迫ってくる敵に対して最後の手段として肛門腺に溜められた臭う液体を噴出します。
この臭う液体は自然には分解されずらく、人間でも直接嗅ぐと吐き気を催すほどの悪臭です。
量が少ないためにあまり使おうとしません。
ちなみに肛門線はある程度照準を合わせることが出来るらしく、命中精度は高いとか。
作中ではメフィティダエとの名ですが、これはスカンクの学名の悪臭を意味するラテン語をそのまま使いました。
一部の地域では街中で普通に見られていて、土で作った堤防に穴を開けるために危険だとされています。
街の人が野良猫に餌をやり、その餌を横取りすることで繁殖していたらしく、野良猫への餌やりを取り締まると激減したそうです。
野良猫への餌やりはやめましょう。
都会においてはカラスを増やす要因になります。
ちなみにスカンクはペットとして飼われていることもあり、ペット用のスカンクは肛門腺が取り除かれています。
犬猫に劣らず、結構可愛い動物です。
NHK地球ドラマチック「誰も知らないスカンクの話」参照
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