世の中は意外と魔術で何とかなる

ものまねの実

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奴はずるいものを持っていた

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さて、ワッケインと対峙して見て色々と気付いたことがある。
こいつ、俺の姿がはっきりと見えてんじゃね?

松明の明かりがあるとはいえ、まだ夜の闇の濃い中で明らかにその目線は俺をとらえており、俺の僅かな動きにも反応している様子から、何らかの方法で暗闇の中でも視力を保つ術を持っていると推測する。
体を少しずらすたびに、ワッケインの手に持ったバスタードソードの切っ先が俺に向くようにして動いていることからもその予想は正しいはずだ。

お互いに剣を構えながら観察していると、ワッケインが口を開く。
「少年、歳はいくつだ?」
殺傷武器を持った状態のまま、世間話をするような軽さで尋ねてきたワッケインに、俺も同様に軽く答える。
「10と少し。それと俺の名前はアンディです」
戦闘中であることから簡潔に済ませたが、ワッケインはどこかこのやり取りを望んでいたような節があり、俺の言葉を聞いて感心するような喜ぶような、そんな顔を浮かべていた。

「その若さでそれほどの魔力量か!まさにユノツァルの壊し屋を彷彿とさせるな」
ユノツァルの壊し屋が誰のことを指すのかわからないが、これではっきりした。
ワッケインには俺の保有魔力が目で見えている。
その証拠に、時折暗闇の中でも分かる程度の微かな光がワッケインの目に浮かび上がっていた。
なるほど、これが理由で俺を一騎打ちの相手に指名したのか。

今回の策を考えたのは俺だとはわからずとも、敵と思しき存在の中で一際魔力の多い存在が傭兵団員を落とし穴に落としたと予想するのは妥当なところだろう。
たとえ俺が子供だったとしても、保有魔力と目の前の地形の変化を起こした魔術の存在を照らし合わせて脅威度を推し量り、打ち倒すのに最適な相手と判断したといったところか。

「魔力量が分かるということはワッケイン殿は『魔眼』をお持ちですね?先程からチロチロと目が光ってますよ」
こっちの世界ではごく稀に先天後天問わず特殊な能力の付与された目、魔眼と呼ばれるものを持つ者がいる。
大体は夜目が利いたり、遠くのものを見通したりといったものなのだが、中にはワッケインのような魔力を見ることが出来る特殊なものもあるらしい。

魔眼は発動させると、極僅かな光が目に瞬くのだが、明るい昼間ならともかく、暗い夜ではその発動がはっきりとわかってしまう。
多分目が光るのは、その時に俺の魔力を見ているからだろうと推測する。

「いかにも。俺は魔力を見る目を持っている。それほど使える時間は長くないが、魔力の流れを見抜く程度は出来る分、戦いでは重宝するぞ」
半ば推測交じりの俺の言葉に実にあっさりと肯定を返すワッケインに、俺は一瞬呆けてしまう。
「…あっさりと手の内を話しますね。普通は隠しません?」
「既にそうだと予想はしていたのだろう?ならこちらから先に明かしても問題はない」
くそ、魔眼を指摘されて少しでも動揺してくれるのを期待していただけに、この反応は予想外だ。

魔眼を持っているというアドバンテージをあっさりと明かしたワッケインだが、その有用性は魔眼の効果を知った今でも揺るがない。
魔力の流れを見ることが出来るということは、こちらが魔術を使うタイミングや魔力を使う際の隙を突かれる恐れがあるということだ。
これはまさに魔術師殺しと言ってもいい。
先程ワッケインが言った長い時間使えないという欠点も、使う時間を短くして断続的に使うことでその欠点は補える。

事実、先ほどから何度かワッケインの足元に落とし穴を作ろうと魔力を操作すると、すぐに横にずれたり体重移動で避けるための予備動作を行ったりするため、通用するとは思えない。
ヘスニルのギルドマスターの時も同じような感じだったが、あの時は目線や気配から魔術の発動のタイミングを読むという経験に裏打ちされたものであるのに対し、ワッケインの方は直接魔力の流れを見ているため、魔術の発動タイミングを逆手にとられてカウンターを食らう可能性を考えると実にやり辛い。

苦い顔をしている俺の顔を見て、薄笑いを浮かべたワッケインが一歩大きく踏み込んでくる。
小手調べのつもりなのか、そこそこ早いが軌道を目で終える程度の速度の突きが俺の胴体を襲う。

その場から左足を後ろに引く形で半身になり、体すれすれを通過する剣へとさらに俺から一撃を与えて大きく体から離れた位置に弾くとともに、その反動で俺自身も半身になった背中側に大きく一歩下がる。

避けられることは最初から想定していたのだろう。
避けた俺の体に追従するようにして横薙ぎに振られた剣は、大きく飛び退る俺の体を傷つけることなく空を切り、再び剣を挟んでの対峙となる。

一応革鎧を身に着けているが、あの速度での突きを受けては死ぬことも十分あっただろう。
一騎打ちなので命の危険は当然なのだが、どうもワッケインは今の一撃が俺に届くとは思っていなかったようで、避けられた事実に特に驚きや残念さといった感情は無いように思える。
「上手く避けたものだな。魔術師だと思っていたが、意外と剣の方も使えるか」
「実戦だと魔術だけじゃ即応性に欠けますから」

実際この世界でも魔術師でありながら剣を使うというのはよくあるのだが、魔術と剣術を両立しようとして器用貧乏となるケースが往々にしてある。
なのでどちらも実戦レベルで使えるという存在は非常に稀だと言えよう。
ワッケインもそれを知っているだけに俺のことを称賛しているが、特別珍しい存在と言うわけでもないので先の言葉だけで終わったわけだ。

会話は終わりと言わんばかりにワッケインが上段から剣を振り下ろし、今度は俺も横に寝かせた剣を頭上に持ち上げ、お互いの剣が十字になった形で正面から受け止める。
強化魔術を既に使っているというのに、ワッケインが押し込もうとする力に伍するのが精一杯で、ワッケインの膂力の強さを物語っている。

「ほう!俺の振り下ろしを正面から受け止めるか!見た目よりもはるかに力が強いな!」
受け止めた剣にさらに力を込めながらそう口にするワッケインの顔は喜悦満面といったもので、さしずめ強敵との戦いに酔っているといったところか。

「お褒め頂いて光栄、とでも言った方がいいですか?ワッケイン殿こそ、俺が過去に戦ったことのある魔物よりもずっと力が強いですよ!人間なのかも疑わしいですね!」
「褒め言葉として受け取って…おこうか!」
膠着状態からワッケインが俺の腹を蹴るのに合わせて、あえて防がず俺自身も後ろに飛ぶことでダメージを減らし、さらにその衝撃を利用してワッケインから離れることに成功する。

一瞬離れた俺達だったが、すぐに地面を蹴って駆け出し、再び剣戟をぶつけあう。
ワッケインはその見た目通りの剛剣を振るい、型にはまらない自由闊達な剣筋で俺を責め立てる。
剣術の型の気配が希薄に感じるのは、恐らくワッケインの使っているのは戦場で磨き上げた我流に近い技術で組み立てられた剣技だからなのではないだろうか。
どこか泥臭いような攻撃だが、一撃一撃が侮るのを許さない鋭さを秘めており、織り交ぜられたフェイントですら寸前まで必殺の刃を疑わせるぐらいに実戦的な剣技だ。

これに対抗するために、強化魔術で動体視力をあげることでなんとかワッケインの剣筋を逸らして刃の嵐の中に安全圏を確保し、隙を狙ってカウンターを合わせるぐらいしか今の俺には手立てがなかった。
そのカウンターも上手く決まることは無く、簡単にワッケインに潰されているのだから、未だどの攻撃も決定打には至っていない。
途中からヘスニルのギルドマスターとの試合で使った電磁力を纏わせた剣での自動迎撃を試したのだが、魔眼を持つワッケインには剣に魔力が移動するのを察知されてしまい、その警戒心からまともに剣を合わせてはくれなかった。

そんなわけで小細工なしに正面からワッケインと撃ち合うこと数十合ほど、ここにきて新たな問題が浮上して来た。
正攻法ともいえる正面からの剣を使ったガチンコの撃ちあいで、俺のスタミナが怪しくなってきていたのだ。
というのもワッケインの予想以上の膂力で振るわれる剣を受け止めていると俺の体力は消耗する一方だからだ。
今も剣戟を受け止め続けているから、このままでは遠くない未来に俺の体力切れで試合は終わる。
大人と子供のスタミナ量の差を考えると、当然の帰結だろう。

一度大振りの横薙ぎをすることで彼我の距離を引き離すことに成功し、数歩たたらを踏むようにして後退して呼吸を整える時間を得た。
向こうも俺の疲労を読んでいるのか、攻めてくることはせずジッとこちらを見ている。

侮っているつもりはなかったが予想以上に強い。
魔術を使うタイミングを完全に読まれているから発動の隙を突かれて思う様に使えないし、剣のほうも流石の力強さと技巧の高さで、防戦に徹しないととっくにやられていたはず。

もちろん俺にも奥の手はまだある。
体を雷に変える雷化なら攻撃を食らいながらワッケインに電撃を浴びせて倒すこともできるが、今多くの目が見ている場所で使うには派手すぎる。
それに多分雷化をすれば俺の体の変化をワッケインなら真っ先に気付くし、そうなればこっちの魔力切れまで逃げ回られでもしたら負けは確実だ。

ここで俺はこの戦いに勝つことに拘っている自分の心に気付く。
別に勝っても負けても大勢には影響のない一騎打ちであるのだから、精々印象に残る戦いを演出するだけでいいだろうという気持ちだったのだが、ワッケインと剣を交わすうちに目の前の男に勝ちたいという考えが芽生えていたようだ。
どうやら俺も男だったということか。

「ほう?なにやらすっきりとした顔になったな。何か迷いでもあったか?」
「わかりますか?まあ俺もこの一騎打ちにはあまり乗り気じゃなかったんですが、ここに来てあなたに勝ってみたくなりました」
「それは楽しみだ。息も大分落ち着いたようだし、そろそろ再開といこう…かっ!」
言い切るかどうかのタイミングで再び攻め込んでくるワッケインにこちらも応戦する。

ワッケインの振るう剣を俺が捌くという光景は先ほどの焼き増しのようだが、一つだけ違う点がある。
それは俺がワッケインを中心に円を描くように避けながら剣を受け流しているということだ。
さっきまではワッケインの剣にこちらも剣を強く当てて弾く動作がメインだったが、今度は振るわれるワッケインの剣に対して俺の剣の峰を滑らせるようにして体の外側に逃がすことでこちらへの衝撃はかなり減らされている。

ワッケインも俺の戦闘スタイルが変わったことに気付き、突き主体の攻撃に切り替えてきた。
点の攻撃である突きは初動を見切ることができれば躱すのは難しくない。
だがワッケインの突きは回避後も切り払いに変化したり、突きの勢いを利用して蹴りを放ってきたりするので躱したからと言って安心してはいけない。

現に今も突きを放ってそのまま俺の鳩尾に膝蹴りを繰り出してきた。
何度かこの攻撃をしているため、俺には何となく次の攻撃が読めていた。
ワッケインも膝蹴りが決まるとは思っていなかったに違いない。
だが今回、俺はこの膝蹴りをあえて受ける。

「ぐぅうっ!!」
「む!?」
膝蹴りが決まったことがワッケインには予想外だったようで、一瞬動きが止まる。

この時を待っていた。
決まらないはずの攻撃が決まる、戦場を知っているワッケインであろうともこれには動揺するはずと考えた俺の読み勝ちだ。
呼吸が出来ないほどの痛みの代償に、今俺の目の前にはワッケインの無防備に晒された体がある。

握っていた剣の柄をそのままワッケインの鳩尾目掛けてお返しとばかりに突き込む。
剣の刃を返している暇を惜しんで柄を使ったが、柄頭には電撃を込めたため、まともに直撃すれば気絶ぐらいはするだろう。
ワッケインの魔眼に察知されない程度の高速での魔力の移動ではそれほど高威力のものは無理だが、電撃であれば少ない魔力でもそこそこの威力を発揮する。

柄頭がワッケインに触れると同時にパンという破裂音が響く。
決まったかと思ったがどうもおかしい。
ワッケインが倒れる様子がない。
不審に思って目線を上げて顔を見ると、微かな笑みを浮かべてこちらを凝視していた。

「なかなかいい攻撃だ。あえて攻撃を受けて自分の攻撃に繋げる、一歩間違えれば負けていたかもしれない賭けに出るその度胸はいい。…だが残念だったな。この鎧は魔力抵抗が高い金属でできている。初めて見た魔術だったが、生半可な魔術では通らんよ」
見ると確かに俺の柄頭に宿っていた魔力が鎧の力に押し返されるようにして大気中に散っていくのが分かった。
「なんですかぞれは。ずるいですよ、魔術が通じないなんて」
「生半可な魔術といっただろう。少し強力な魔術なら防げないさ」
お互いに苦笑を浮かべながら言い合う。

「ですが、今回は俺の勝ちですね」
「ふっ、この状況は双方に―」
ワッケインが言い切る前に目の前から姿が消えた。
と言っても完全に消えてなくなったわけではなく、足元にうつぶせで倒れているだけだ。
その体には水の塊が纏わりついており、ワッケインを拘束しているように見えている。
俺と密着している形になったワッケインの頭上目掛けてあらかじめ浮かべていた水球を一気に落下させて地面に倒したのだ。
後はその体にまとわりつかせた水にさらに水を追加していき、体積を増やして拘束具としての役割を持たせる。

「これはッ…水だと!?まさか土の他に水魔術まで使えるのか!」
「なにも使えるのは土魔術だけと言っていませんから」
ずぶずぶとワッケインの手足にも水の拘束は伸びていき、すぐに顔を残して全身を覆ってしまった。
目の前には強大な水球から顔だけを出しているワッケインという、おかしなオブジェが完成している。

「そうか、俺の足元に何度も土魔術を仕掛けてきたのも頭上の水球に注意がいかないようにするためだったな?」
「まあそれもあります。本命はさっきの鳩尾への一撃だったので、水球はあくまでも保険だったんですがね」
実は当初の予定では水球で拘束するのが本命だったのだが、ワッケインの魔眼の存在があったため、水球を保険に電撃での気絶を狙ったのだ。
だがまさか特別製の鎧によって防がれるとは思わなかったので、保険が生きた形になった。

魔眼に察知されなかった理由としては、そもそも戦闘中に強化魔術を使い続けていたため、常に魔力の動きがあると錯覚していたワッケインは強化魔術に紛れるようにして発動させた水魔術には気づけなかっただろう。
おまけにごく短時間に少しずつ発動させて準備したため、なおさらわかりにくいはずだ。

ちなみに、属性の異なる魔術は同時に発動できないというこの世界のルールに則り、先程の雷魔術発動の際は一瞬水球の制御を手放しはしたが、散逸するより早く再び制御を取り戻すという、ちょっとした離れ業も使っていた。

纏わりつく水も、いくらかは鎧の魔力抵抗によって反発が生まれているが、そもそもの水が大量であるため、多少押し返すぐらいでは水全体の圧力を支え切ることは出来ず、水が重しとなってのしかかるワッケインの拘束は弱まることは無い。

「さて、これで勝負あり、でいいですね?」
倒れているワッケインの首元に剣を当て、俺の勝利を確認する。
「ああ、俺の負けだ」
ワッケインは負けにも関わらず晴れやかな顔をしており、今の戦いに十分満足したようだった。
こうして一騎打ちは俺の勝利で幕を閉じた。

だがこのワッケインという男、なかなかずるい装備を持っていたものだ。
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