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「ダイアナ・ハート、お前との婚約は破棄させてもらう!」
王様が突然お亡くなりになって、御葬式の教会に怒号が響いた。叫んだのはミハイル王子だ。荘厳なお見送りの式を台無しにするつもりなのだろうかと驚きよりも軽い怒りを覚えて私は、
「どうしたのです?大丈夫ですか?」と、尋ねた。
「 お前と結婚なんてウンザリなんだよ。王になるのは私だから自分の結婚は自分で決める。」
そう叫びながら王子はチラチラと私の義妹を見ていたのを私は見逃しさなかった。義妹のフラーは私のもの全てを奪って来た。私の母親が亡くなって義母が来てからと言うもの、家の中に私の居場所は無かった。
義母は私がとにかく気に食わないらしく殴る蹴るの暴力を振るった。自分で叩くのは手が痛いと言っては私に謝らせた。食事も生きて行くのがやっとの量しか貰えなかった。
父親は義母の言いなりで義母の嘘を全て信じた。暗くて辛い少女時代を生き抜いた私は、自分の力だけで聖女になり王子の婚約者になった。それすらも私から奪いたいらしい。
私の言葉を聞こうともせずに、一方的に婚約破棄を言い渡した王子に、呆れてしまった。もう、どうでも良いとすら思ってしまった。
祈る事をやめて追われるように生まれ育った国を後にすると、それを待ち構えていたように魔獣やら何やら、まがまがしい物達が祖国に侵入した。あっと言うまに祖国は陥落した。
それもそのはず義妹には霊力などまるで無い。守護霊様とか天使様とか精霊など見えた事すら無いんだから。
私は新しい場所で自分の力で生きて行きます。なんだか幸せが身体中にみなぎった。
王様が突然お亡くなりになって、御葬式の教会に怒号が響いた。叫んだのはミハイル王子だ。荘厳なお見送りの式を台無しにするつもりなのだろうかと驚きよりも軽い怒りを覚えて私は、
「どうしたのです?大丈夫ですか?」と、尋ねた。
「 お前と結婚なんてウンザリなんだよ。王になるのは私だから自分の結婚は自分で決める。」
そう叫びながら王子はチラチラと私の義妹を見ていたのを私は見逃しさなかった。義妹のフラーは私のもの全てを奪って来た。私の母親が亡くなって義母が来てからと言うもの、家の中に私の居場所は無かった。
義母は私がとにかく気に食わないらしく殴る蹴るの暴力を振るった。自分で叩くのは手が痛いと言っては私に謝らせた。食事も生きて行くのがやっとの量しか貰えなかった。
父親は義母の言いなりで義母の嘘を全て信じた。暗くて辛い少女時代を生き抜いた私は、自分の力だけで聖女になり王子の婚約者になった。それすらも私から奪いたいらしい。
私の言葉を聞こうともせずに、一方的に婚約破棄を言い渡した王子に、呆れてしまった。もう、どうでも良いとすら思ってしまった。
祈る事をやめて追われるように生まれ育った国を後にすると、それを待ち構えていたように魔獣やら何やら、まがまがしい物達が祖国に侵入した。あっと言うまに祖国は陥落した。
それもそのはず義妹には霊力などまるで無い。守護霊様とか天使様とか精霊など見えた事すら無いんだから。
私は新しい場所で自分の力で生きて行きます。なんだか幸せが身体中にみなぎった。
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