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第2話 神スキル? 拡大解釈!
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そして僕たちはアルテアの神を祀る神殿にやって来た。恩恵ギフトを授かるのに必要なお布施は金貨2枚。じつに銀貨換算200枚分だ。僕達は神官に銀貨と銅貨の入り交じった袋を渡すと、ちょっと眉をひそめつつもきちんと勘定する。
「はい、確かに。ではアルテア様の洗礼を受け、戦う力を手に入れるのです」
神官の案内で僕たちは洗礼の間に通される。そこには人工の泉があり、その中で大司祭より洗礼を受けるのだ。
「さあ、洗礼を受ける者はこの泉へ」
大司祭に促され、僕は泉へ足を踏み入れた。もちろん靴は脱いでいる。そして洗礼用の着衣である、とにかくうっすい布を纏ったまま大司祭の前へ行き膝まずく。
「汝にアルテアの偉大なる加護を与えん」
大司祭が泉の水を両手のひらですくい、僕に垂らす。すると僕の周りを薄い光が包んだ。すると何か心の中にメッセージが浮かんできた。
──あなたに至高の恩恵スキル、拡大解釈を授けます。この力は必ずやあなたの役に立つでしょう。
「…拡大解釈…?」
聞いた事のない恩恵に僕は素っ頓狂な声をあげてしまった。それを聞いて仲間達も「は?」と思わず首を傾げていた。うん、わかるよ? 使い方よくわからんし? 聞いたことないし? でもなんか凄そうな予感しかしないぞ!
「それ、役に立つのか?」
「さあ?」
「まぁ、使ってみるしかないな」
僕の仲間達も半信半疑だ。僕もなんだけどね?
「ふむ、どうやらよく分からない恩恵を授かったようですね。目が点になってますよ? まぁ、どんなスキルかは聞きませんが、あなたにアルテアの加護があらんことを!」
あー、大司祭も僕の得たスキルの内容を把握出来る訳では無いと。しかし内容がわかるとなんかとんでもないことになりそうな気がする。とにかく検証が先だろう。
「と、とにかくさ、色々試してみない?」
「そ、そうだな。よし、早速試しにいこう!」
「ハズレだったら泣くわよ! 期待してるからね?」
「そ、そうだな。もしかしたら凄いかもしれんぞ?」
もしかしたら…? アレサが期待してないのは理解した。しかし拡大解釈か…。名前だけ聞くと凄いような凄くないようなでよくわからん。僕たちは一旦多少話しても話が漏れなさそうな中庭の隅に行く。とにかく確認あるのみだ。
スキルを確認するには自分との対話が大事で、一般的には目を閉じて行う。慣れると動きながらでもできるらしいけど僕にはまだ無理だ。早速スキルの内容を確認する。
──拡大解釈。魔法やスキルに作用し、その効果を拡大解釈して別の作用をもたらす。ただし、直接的な物質の増加や消失を引き起こすものは不可。影響を及ぼすのはその概念である。
…。わかりにくい。今僕たちのパーティにある魔法といえば僕の回復と防壁、強化にリーネの燃焼、氷弾、石弾だ。これらの効果を拡大解釈で変えられるとなるとどう変えられるのやら。
「試すのはいいけど、狩りに行くの? 魔法を後1回くらいしか使えないわよ?」
「僕は回復なら2回かな」
「野良ゴブリンくらいならいけそうだけどな…」
サルヴァンが少し腕を組んで考えている。うーん、魔法の回数を回復か…。拡大解釈でできんかな?
「ねぇ、拡大解釈で魔力を回復できないかな?」
「それできたら神スキルね」
「なら、回復できたら狩りにいこう」
「やってみる価値はあるんじゃないか?」
僕の提案にメンバーがうんうん頷く。よし、やってみよう。
「じゃ、リーネの魔力を回復!」
とリーネに回復をかけてみる。リーネの身体が薄らと輝く。リーネが自分の魔力の確認すると、口を半開きにして眉が跳ね上がった。
「か、回復してる…! ほとんど満タンだわ! 凄いじゃないこれ! ルウ、あんた自分にも回復しなさいよ!」
リーネがむっちゃ興奮してるー。無理もないか。つまりこれは僕がいる限りほぼ無限に魔法が使えるということだ。この拡大解釈ってもしかして相当なぶっ壊れスキルかも。
「じゃ、僕の魔力に回復!」
すると、僕の魔力も回復していた。sugeeeeeee!
「これは当たりスキルだよ! もしかしたらとんでもない使い方ができるかも!」
僕も興奮してみんなの顔を見回す。するとみんな僕の顔を見ながら両手の拳を握りしめ、目を見開いて興奮を隠しきれないようだった。うん、そうだよね!
そして、ここから底辺パーティと笑われていたチーム『龍炎光牙』の成り上がり物語が始まるのだ!
多分…。
「はい、確かに。ではアルテア様の洗礼を受け、戦う力を手に入れるのです」
神官の案内で僕たちは洗礼の間に通される。そこには人工の泉があり、その中で大司祭より洗礼を受けるのだ。
「さあ、洗礼を受ける者はこの泉へ」
大司祭に促され、僕は泉へ足を踏み入れた。もちろん靴は脱いでいる。そして洗礼用の着衣である、とにかくうっすい布を纏ったまま大司祭の前へ行き膝まずく。
「汝にアルテアの偉大なる加護を与えん」
大司祭が泉の水を両手のひらですくい、僕に垂らす。すると僕の周りを薄い光が包んだ。すると何か心の中にメッセージが浮かんできた。
──あなたに至高の恩恵スキル、拡大解釈を授けます。この力は必ずやあなたの役に立つでしょう。
「…拡大解釈…?」
聞いた事のない恩恵に僕は素っ頓狂な声をあげてしまった。それを聞いて仲間達も「は?」と思わず首を傾げていた。うん、わかるよ? 使い方よくわからんし? 聞いたことないし? でもなんか凄そうな予感しかしないぞ!
「それ、役に立つのか?」
「さあ?」
「まぁ、使ってみるしかないな」
僕の仲間達も半信半疑だ。僕もなんだけどね?
「ふむ、どうやらよく分からない恩恵を授かったようですね。目が点になってますよ? まぁ、どんなスキルかは聞きませんが、あなたにアルテアの加護があらんことを!」
あー、大司祭も僕の得たスキルの内容を把握出来る訳では無いと。しかし内容がわかるとなんかとんでもないことになりそうな気がする。とにかく検証が先だろう。
「と、とにかくさ、色々試してみない?」
「そ、そうだな。よし、早速試しにいこう!」
「ハズレだったら泣くわよ! 期待してるからね?」
「そ、そうだな。もしかしたら凄いかもしれんぞ?」
もしかしたら…? アレサが期待してないのは理解した。しかし拡大解釈か…。名前だけ聞くと凄いような凄くないようなでよくわからん。僕たちは一旦多少話しても話が漏れなさそうな中庭の隅に行く。とにかく確認あるのみだ。
スキルを確認するには自分との対話が大事で、一般的には目を閉じて行う。慣れると動きながらでもできるらしいけど僕にはまだ無理だ。早速スキルの内容を確認する。
──拡大解釈。魔法やスキルに作用し、その効果を拡大解釈して別の作用をもたらす。ただし、直接的な物質の増加や消失を引き起こすものは不可。影響を及ぼすのはその概念である。
…。わかりにくい。今僕たちのパーティにある魔法といえば僕の回復と防壁、強化にリーネの燃焼、氷弾、石弾だ。これらの効果を拡大解釈で変えられるとなるとどう変えられるのやら。
「試すのはいいけど、狩りに行くの? 魔法を後1回くらいしか使えないわよ?」
「僕は回復なら2回かな」
「野良ゴブリンくらいならいけそうだけどな…」
サルヴァンが少し腕を組んで考えている。うーん、魔法の回数を回復か…。拡大解釈でできんかな?
「ねぇ、拡大解釈で魔力を回復できないかな?」
「それできたら神スキルね」
「なら、回復できたら狩りにいこう」
「やってみる価値はあるんじゃないか?」
僕の提案にメンバーがうんうん頷く。よし、やってみよう。
「じゃ、リーネの魔力を回復!」
とリーネに回復をかけてみる。リーネの身体が薄らと輝く。リーネが自分の魔力の確認すると、口を半開きにして眉が跳ね上がった。
「か、回復してる…! ほとんど満タンだわ! 凄いじゃないこれ! ルウ、あんた自分にも回復しなさいよ!」
リーネがむっちゃ興奮してるー。無理もないか。つまりこれは僕がいる限りほぼ無限に魔法が使えるということだ。この拡大解釈ってもしかして相当なぶっ壊れスキルかも。
「じゃ、僕の魔力に回復!」
すると、僕の魔力も回復していた。sugeeeeeee!
「これは当たりスキルだよ! もしかしたらとんでもない使い方ができるかも!」
僕も興奮してみんなの顔を見回す。するとみんな僕の顔を見ながら両手の拳を握りしめ、目を見開いて興奮を隠しきれないようだった。うん、そうだよね!
そして、ここから底辺パーティと笑われていたチーム『龍炎光牙』の成り上がり物語が始まるのだ!
多分…。
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