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第54話 感謝状
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目を覚ますと僕はベッドの上だった。どれくらい寝ていたのかな?
お、右腕が動く。リオネッセさんが治してくれたのかな?
身体も気だるさが失せ、まとわりついていた闇も消え失せている。呪いも解いてくれたのか。ありがたい。
周りを見ると結構豪勢な部屋だった。広すぎて落ち着かないくらいだ。こんな豪勢な部屋があるということは領主様の邸宅かもしんない。時計もあって今はもう7時を少し回っていた。うーん、お腹すいてきたなぁ。
ん?
7時過ぎ?
その割には部屋が明るいな……。窓からは陽が射し込んでいる。どう見ても夕方じゃない。
「もしかして朝の7時?」
どうやら僕は相当長い間眠りこけていたらしい。そんなに消耗してたのかな?
イマイチ自覚がない。呪いのダメージのせいかもしんない。
僕はゆっくりと身体を起こす。一応自分の身体を鑑定してみたが特に異常はない。ただエピュデミアを倒したせいか、レベルが26になっている。うーん、悪魔の経験値すごいや。
ベッドを降りて部屋の外に出る。とにかくリオネのさんと合流したいな。疫病は多分もう落ち着いたと思うんだけど。道は全くわかんないけどとりあえず適当に歩こう。
屋敷内を宛もなく歩き回る。すると登り階段が見えた。ロビーに出たみたいだ。そこではメイドさんがお掃除をしている。
「あの、すいません」
「あら、目を覚まされたのですね。旦那様からお話は伺っております。皆様は今食堂の方で朝食を摂っておられます。こちらへどうぞ」
皆様?
サルヴァンたちも来ているのかな?
メイドさんに案内され、食堂へと通される。そこにはサルヴァン達やリオネッセさん、領主様が朝食を摂っていた。
「おお、これはこれはルウ殿。お目覚めになられましたか。この方の朝食を用意しなさい」
「かしこまりました」
領主様は僕に気づくとメイドさんに命じて僕の朝食を用意してくれるようだ。ていうか、領主様ほどの方が僕なんかに敬語?
リーネが僕を見てここに座れと隣の椅子の座面をポンポン叩く。僕は誘われるままその椅子に腰掛けた。
「みんな来てたんだ。てことは疫病はもう大丈夫なんだね」
「ええ、その件に関しましては深い感謝を。サンマルクの街を救ったあなた方はこの街の英雄ですよ。領主として礼を申し上げます」
領主様が僕に向かって頭を下げる。なんかくすぐったいなぁ。でもこの言葉を受け取らないのは失礼だよね。僕だけに言ってるわけじゃないんだから。
「とんでもございません。助けになったのであれば幸いに存じます」
僕も頭を下げ、言葉を受け取る。
「ルウ君ごめんなさいね、無理をさせてしまったのは私の責任だわ。私の力が及ばないばっかりに」
「いえ! とんでもないですよ! 僕だけじゃ勝てなかったですし、呪いを解いてくれたのもリオネッセさんですよね?」
僕の浄滅魔法では強化してさえ足りなかった。リオネッセさんがいなかったら殺されていたと思うな。
「ちょっとルウ! 呪いってなに!」
リーネが呪いと聞いて食べる手を止めて僕を睨む。ちょっと怖い。
「え!? ほら盗賊団のアジトで見つけた剣だよ。凄くいいものだったけど、呪いがかかっていたんだ」
「あの剣か。ロングソードはルウの身体には大きくないか? よく扱えたな」
「火事場の馬鹿力ってやつを意図的に出した」
わかりやすく言うとこういうことだ。多分これ身体の負担大きいのかもしんない。
「無茶し過ぎです。左腕にもヒビが入っていたんですよ?」
リオネッセさんが右手を頬に当て、ほぅ、とため息をついた。左腕もか。どうやら力に骨の耐久が追いつかなかったみたいだ。今度骨の強度を強化できないか試してみよう。
「ルウぅ? あんまり心配させないでよね!」
「ご、ごめん……」
リーネが泣きそうな顔で睨むから僕には謝ることしかできなかった。そんな顔は反則でしょ……。
それから食事をしながら領主様より事の顛末を聞かせていただいた。リオネッセさんの超広域浄滅魔法でほとんどの地域の病原体は駆逐され、神水を手分けして配布したことにより根絶に向かっているとのことだった。
万が一発症しても浄滅魔法が有効であることがわかったので対処は可能だそうだ。ただ、念の為神水の備蓄が欲しいので協力して欲しいと頼まれた。
その辺はリオネッセさんと相談してあと樽でもう20個分用意することで合意した。例の神石が国王陛下に献上される手前、それを超える性能を持つ神石を作って渡すのはまずいし。
どのみち2つの魔法を付与は相当ランクの高い魔石じゃないと難しいけどね。ましてや1つは治癒系最上位魔法だし。
謝礼は疫病解決の件と合わせて金貨1500枚。あの水の価値を考えると破格に安い。というか安すぎるんだけど、疫病で被害を受けた経済の復興などもあり、それ以上出すと経済が破綻しかねないそうだ。その代わり大きな貸しということで落ち着いた。
その後マルタンさん達と合流し、僕たちはベルナール商会のサンマルク支部に来ていた。そこの応接室に通されるた、ソファが異様に長い。恐らく6人座れるようにわざわざ運んできてくれたのだろう。
僕らがソファに腰掛け、向いにマルタンさんが座ると、突然頭を下げた。
「あなた方のおかげで我らベルナール商会も救われた。もしあなた方がいなければサンマルク支部は壊滅し、大きな損害が出ていたことでしょう。本当にありがとう!」
サルヴァンがリオネッセさんをチラッと見る。解決したのはリオネッセさんと僕だし、書類上のリーダーはアレーテさんだ。自分が何か言うべきなのか迷っているんだね。
するとアレーテさんが肘でサルヴァンをつついて促した。お前が言え、ってことね。頑張れ僕らのリーダー!
「いえ、お役に立てたなら良かったです。リオネッセさんとルウのおかげなんで俺が言うのもなんですけどね。今回はクラン勇士の紋章の一員としての評価でお願いします」
サルヴァンが言葉を選びながらゆっくり話す。リオネッセさんのおかげなんで龍炎光牙としてではなく、クラン勇士の紋章として話すのは僕も正しいと思う。
「ええ、それはもう。では今回は勇士の紋章へ感謝状を作成し、贈らせていただきます」
「ふふ、お手柄ですねぇ。領主様からも感謝状をいただいていますので、これはクランの評価にも繋がるわ。クランからも褒美は出ますよね?」
「……そうね。さすがに出さないわけにはいかないでしょうね。例の件もあるし」
リオネッセさんの褒美の催促にアレーテさんは苦笑いを浮かべて答える。例の件とは神石のことだね。商人に知られたら面倒だわな。あの神水だけでもかなり面倒な話が来そうだけど。
「龍炎光牙にはCランクへの昇格推薦状を書くことになりそうね。この護衛依頼を無事終えることが出来たら昇格だから、油断しないようにね?」
「やったーーー!」
「よっしゃーーっ!」
Cランク昇格が見えたことに僕らは諸手を挙げて喜ぶのだった。
お、右腕が動く。リオネッセさんが治してくれたのかな?
身体も気だるさが失せ、まとわりついていた闇も消え失せている。呪いも解いてくれたのか。ありがたい。
周りを見ると結構豪勢な部屋だった。広すぎて落ち着かないくらいだ。こんな豪勢な部屋があるということは領主様の邸宅かもしんない。時計もあって今はもう7時を少し回っていた。うーん、お腹すいてきたなぁ。
ん?
7時過ぎ?
その割には部屋が明るいな……。窓からは陽が射し込んでいる。どう見ても夕方じゃない。
「もしかして朝の7時?」
どうやら僕は相当長い間眠りこけていたらしい。そんなに消耗してたのかな?
イマイチ自覚がない。呪いのダメージのせいかもしんない。
僕はゆっくりと身体を起こす。一応自分の身体を鑑定してみたが特に異常はない。ただエピュデミアを倒したせいか、レベルが26になっている。うーん、悪魔の経験値すごいや。
ベッドを降りて部屋の外に出る。とにかくリオネのさんと合流したいな。疫病は多分もう落ち着いたと思うんだけど。道は全くわかんないけどとりあえず適当に歩こう。
屋敷内を宛もなく歩き回る。すると登り階段が見えた。ロビーに出たみたいだ。そこではメイドさんがお掃除をしている。
「あの、すいません」
「あら、目を覚まされたのですね。旦那様からお話は伺っております。皆様は今食堂の方で朝食を摂っておられます。こちらへどうぞ」
皆様?
サルヴァンたちも来ているのかな?
メイドさんに案内され、食堂へと通される。そこにはサルヴァン達やリオネッセさん、領主様が朝食を摂っていた。
「おお、これはこれはルウ殿。お目覚めになられましたか。この方の朝食を用意しなさい」
「かしこまりました」
領主様は僕に気づくとメイドさんに命じて僕の朝食を用意してくれるようだ。ていうか、領主様ほどの方が僕なんかに敬語?
リーネが僕を見てここに座れと隣の椅子の座面をポンポン叩く。僕は誘われるままその椅子に腰掛けた。
「みんな来てたんだ。てことは疫病はもう大丈夫なんだね」
「ええ、その件に関しましては深い感謝を。サンマルクの街を救ったあなた方はこの街の英雄ですよ。領主として礼を申し上げます」
領主様が僕に向かって頭を下げる。なんかくすぐったいなぁ。でもこの言葉を受け取らないのは失礼だよね。僕だけに言ってるわけじゃないんだから。
「とんでもございません。助けになったのであれば幸いに存じます」
僕も頭を下げ、言葉を受け取る。
「ルウ君ごめんなさいね、無理をさせてしまったのは私の責任だわ。私の力が及ばないばっかりに」
「いえ! とんでもないですよ! 僕だけじゃ勝てなかったですし、呪いを解いてくれたのもリオネッセさんですよね?」
僕の浄滅魔法では強化してさえ足りなかった。リオネッセさんがいなかったら殺されていたと思うな。
「ちょっとルウ! 呪いってなに!」
リーネが呪いと聞いて食べる手を止めて僕を睨む。ちょっと怖い。
「え!? ほら盗賊団のアジトで見つけた剣だよ。凄くいいものだったけど、呪いがかかっていたんだ」
「あの剣か。ロングソードはルウの身体には大きくないか? よく扱えたな」
「火事場の馬鹿力ってやつを意図的に出した」
わかりやすく言うとこういうことだ。多分これ身体の負担大きいのかもしんない。
「無茶し過ぎです。左腕にもヒビが入っていたんですよ?」
リオネッセさんが右手を頬に当て、ほぅ、とため息をついた。左腕もか。どうやら力に骨の耐久が追いつかなかったみたいだ。今度骨の強度を強化できないか試してみよう。
「ルウぅ? あんまり心配させないでよね!」
「ご、ごめん……」
リーネが泣きそうな顔で睨むから僕には謝ることしかできなかった。そんな顔は反則でしょ……。
それから食事をしながら領主様より事の顛末を聞かせていただいた。リオネッセさんの超広域浄滅魔法でほとんどの地域の病原体は駆逐され、神水を手分けして配布したことにより根絶に向かっているとのことだった。
万が一発症しても浄滅魔法が有効であることがわかったので対処は可能だそうだ。ただ、念の為神水の備蓄が欲しいので協力して欲しいと頼まれた。
その辺はリオネッセさんと相談してあと樽でもう20個分用意することで合意した。例の神石が国王陛下に献上される手前、それを超える性能を持つ神石を作って渡すのはまずいし。
どのみち2つの魔法を付与は相当ランクの高い魔石じゃないと難しいけどね。ましてや1つは治癒系最上位魔法だし。
謝礼は疫病解決の件と合わせて金貨1500枚。あの水の価値を考えると破格に安い。というか安すぎるんだけど、疫病で被害を受けた経済の復興などもあり、それ以上出すと経済が破綻しかねないそうだ。その代わり大きな貸しということで落ち着いた。
その後マルタンさん達と合流し、僕たちはベルナール商会のサンマルク支部に来ていた。そこの応接室に通されるた、ソファが異様に長い。恐らく6人座れるようにわざわざ運んできてくれたのだろう。
僕らがソファに腰掛け、向いにマルタンさんが座ると、突然頭を下げた。
「あなた方のおかげで我らベルナール商会も救われた。もしあなた方がいなければサンマルク支部は壊滅し、大きな損害が出ていたことでしょう。本当にありがとう!」
サルヴァンがリオネッセさんをチラッと見る。解決したのはリオネッセさんと僕だし、書類上のリーダーはアレーテさんだ。自分が何か言うべきなのか迷っているんだね。
するとアレーテさんが肘でサルヴァンをつついて促した。お前が言え、ってことね。頑張れ僕らのリーダー!
「いえ、お役に立てたなら良かったです。リオネッセさんとルウのおかげなんで俺が言うのもなんですけどね。今回はクラン勇士の紋章の一員としての評価でお願いします」
サルヴァンが言葉を選びながらゆっくり話す。リオネッセさんのおかげなんで龍炎光牙としてではなく、クラン勇士の紋章として話すのは僕も正しいと思う。
「ええ、それはもう。では今回は勇士の紋章へ感謝状を作成し、贈らせていただきます」
「ふふ、お手柄ですねぇ。領主様からも感謝状をいただいていますので、これはクランの評価にも繋がるわ。クランからも褒美は出ますよね?」
「……そうね。さすがに出さないわけにはいかないでしょうね。例の件もあるし」
リオネッセさんの褒美の催促にアレーテさんは苦笑いを浮かべて答える。例の件とは神石のことだね。商人に知られたら面倒だわな。あの神水だけでもかなり面倒な話が来そうだけど。
「龍炎光牙にはCランクへの昇格推薦状を書くことになりそうね。この護衛依頼を無事終えることが出来たら昇格だから、油断しないようにね?」
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