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第84話 闇ギルドはやっぱり絡んでいた
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僕たちは今イザベルさんの宝石店にいる。先日宝石に魔法を封じ込めた時に思ったのだ。安くて蓄積魔力の高い宝石なら、ドラゴニウムのプレートを差し込むより大量生産に向いているのではないか、と。
今回はドレカヴァクとの有効な対抗手段に成りうる、ということでライミスさんがスポンサーになってくれたのだ。例の光の剣を見せて僕の考案した装備をプレゼンし、満場一致でクランから予算が降りたのだ。
そして今は応接室で商談中、というわけ。
「お探しの安くて蓄積魔力が高い、と言われている宝石ですとこのあたりでしょうか」
「アメジストとガーネットだね。ルウくん、使えそうかい?」
アメジスト
魔力との親和性が高いとされる石。古来より神秘的な深い紫色は高貴な者たちに愛されてきた。採掘量が多いため比較的安価な石。
魔力伝導率 0.85 供給魔力率2.5 /カラット 魔力容積5/ポイント
100ポイントで1カラット(0.2g)なので1カラットなら500か。宝石のまま置いてあるものは実に100カラットのものもある。
ガーネット
闇を祓い、悪を祓うとされる神秘の石。その組成により様々な色があり、強い輝きを持つ石。採掘量は多い。
魔力伝導率 0.9 供給魔力率2.7 /カラット 魔力容積4.5/ポイント
鑑定してみるととんでもない高さだった。これなら理想的な装備が数多く作れそうだ。
「はい、これなら理想的です。どちらも魔道具作成に凄く向いてますね。蓄積魔力はアメジスト、魔力伝導率はガーネットが上回ってますけど、どちらでも大丈夫です」
「そうか、ならアメジストの指輪を12、ガーネットの指輪を12、それと宝石のままでそれぞれ30個ずつもらおうか」
安いといってもアメジストの指輪(5カラット)だけで1つ金貨5枚するんだけど……。
「はい、ありがとうございます。指輪のサイズに関しては、合わなければこちらで調整いたしますので」
「ありがとう、そのときは頼むよ。では会計を」
「はい、全て合わせて金貨3250枚でございます」
「では虹金貨3枚と金貨250枚で頼むよ」
に、虹金貨……!
僕も実物は初めて見るなぁ。金貨と名付けられているけど、実際には全く別の金属だそうだ。虹色に輝く大変貴重な金属で、金貨の1000倍の価値とされている。
「はい、ありがとうございます。ではただいまお包いたしますね」
「じゃあ戻ったら頼むよ。少々大変だと思うけどこれは君にしかできないからね」
「いえ、お役に立ててなによりです。リオネッセさんの魔法も使わせてもらえるなら最高の魔道具ができます」
対ドレカヴァクを想定するならリオネッセさんの審判と厄災からの保護は必須だ。神域への昇華も対抗手段として有効だし。聖女様なだけあってアンデッドにはとことん強そうだ。
「君たちの装備にも使ってくれ。もしかしたら君たちが切り札になるかもしれない」
「はい、ありがとうございます」
これなら龍炎光牙剣も作れそうだ。帰ったら早速作ろう。
僕はライミスさんと一緒にクランハウスに戻り、会議室の方で魔道具作りの実演をしていた。興味がたるのか見物したいと言って多くのメンバーがここに集まっている。
厄災からの保護は僕も使えるので、ガーネットの指輪に常時発動の状態異常無効効果を付与して見せた。
「これは相当凄くないか? 確かに宝石は魔力伝導率が高いが、詠唱文言を封じ込める方法が存在しなかった。それがこのようにできるのは革命と言っていい」
そう言って僕を褒めるのは勇猛のアレイスター師匠だ。僕に魔法のイロハを教えてくれており、魔力を高める修行や魔導士としての心得を教えてくれている。
「本当、どんどん規格外になっていくね。この技術は他の人にも修得可能なのかい?」
「理論上は可能ですね。ただ労力は僕より桁違いに多くなると思います」
僕の解読と付与の詠唱文言を出して誰かに使わせてみればいいと思う。拡大解釈すると詠唱文言が変わることもわかっているからね。なんならこの2つの魔法を使用できる魔道具を作ってしまえばいいのだ。
「理論上可能なら余裕が出来たら研究してみるといい。間違いなく歴史に名を残す大魔導士として名を連ねることになる」
「はい、考えてみます」
悪用される危険性もあるから専門家の意見が必要だと思うな。下手をすると凶悪な兵器だって作れる可能性があるからね。
今まさに作ろうとしてるけど。
でもこれ完成したらアメジストやガーネットの値段爆上がりしそう。
そうやって状態異常無効の指輪を作っていると、会議室のドアが開かれた。リオネッセさんを先頭にサルヴァン、リーネ、アレサも一緒に入ってくる。4人は今日アマラが関わっていた共同墓地を調べに行ってたはずだ。
「大変なことになりました。どうやらドレカヴァクは私たちが勘づいたことを察知していたようです」
「リオネッセ、それは本当か?」
「はい。コミュニティの子供たちは皆殺しにされていたようです。住処の方に大量の血がありましたし、誰もいませんでした」
つまり食われていた、ということか。後手に回ってしまったのか……。
「それだけじゃねぇ。どういうわけか闇ギルドの奴らが隠れてやがってな。どうやらリオネッセさんを殺すように依頼されていたらしい」
サルヴァンが憤りを隠さず伝える。そんなことがあったのか。闇ギルドとドレカヴァクには何らかの繋がりがあるのは確定だろう。聖女であるリオネッセさんはドレカヴァクにとって目の上のたんこぶのはずだ。
「ええ、本当サルヴァン君達には助けられました。ストリートチルドレンの子達と関わるから、と付いてきてもらって正解でしたね。教会のエクソシストは対人が不得手ですから」
まぁ、サルヴァンとアレサなら闇ギルド相手にも遅れを取らないだろう。数がいてもリーネがいたわけだし。
「それと、共同墓地には何もなかったな。骨すらなかったぞ」
「なるほど、そうなると闇ギルドとドレカヴァク両方を相手にしないといけないのか。後顧の憂いを無くしてからドレカヴァクの討伐に向かいたいが、ドレカヴァク討伐は一刻を争うはずだ」
うんまぁ、最悪ドレカヴァクに集中でもいいと思うけどね。でも疲弊したところを狙われでもしたら大変だ。
「なら二手に別れよう。俺たち神撃と勇猛、それと龍炎光牙はドレカヴァク討伐を。白銀の夜明け、天光は闇ギルドだな」
白銀の夜明けはB、天光はAランクパーティだ。この2チームもめっちゃ強いけど、数の不利はあると思うんだよね。
「そうだな、ドレカヴァク相手だとSランクパーティじゃないと無理だな。それに龍炎光牙の、特にルウの力は必要不可欠だろう。しかし俺達の方の戦力に不安が残るな」
白銀の夜明けのリーダー、ガーソリスさんが腕を組んで答える。編成には納得がいってるが、戦力的な不安は拭えないか。
「それなら筋肉の誓いに助力をお願いしてはどうでしょう? こないだ一緒に闇ギルド1つ潰して来ましたし、敵対しているようでしたから」
「ルウはあいつらと親しいのか?」
そう聞くのはアレクさんだ。こないだ仲良くしてたの見てたと思うけど。
「ええまぁ、それなりに」
「よし、なら頼んできてもらえるか?」
「ルウは忙しいだろ。俺たちで行ってくる」
「うん、お願い」
サルヴァンが交渉を引き受け、筋肉の誓いに応援を頼むことが決定した。アニキータさん達は闇ギルドと敵対しているらしいから大丈夫だと思うな。
だけど僕にはもっと不安なことがある。最悪の場合、これはもう僕達だけで対処すべき問題じゃなくなる可能性がある。
「ねぇ。それより確認しないといけないことがあるよ。増援の討伐隊のいる村にアマラがいるんだけど、村の子供たちって洗礼を受けてないよね……?」
「……!」
僕の懸念に皆が言葉を失う。ドレカヴァクは既にいなかった。じゃあどこへ?
1番可能性が高いのは討伐に行った村だ。そこにはドレカヴァクの養分となる、洗礼を受けていない子供がたくさんいる。そしてアレクさん達神撃がいない以上、もしドレカヴァクがやって来た場合、全滅する可能性は高いと思う。むしろいないことをいいことに養分の確保に向かうと考える方が自然だ。
「俺は……、判断を誤ったのか……!?」
アレクさんの嘆きが聞こえた。
今回はドレカヴァクとの有効な対抗手段に成りうる、ということでライミスさんがスポンサーになってくれたのだ。例の光の剣を見せて僕の考案した装備をプレゼンし、満場一致でクランから予算が降りたのだ。
そして今は応接室で商談中、というわけ。
「お探しの安くて蓄積魔力が高い、と言われている宝石ですとこのあたりでしょうか」
「アメジストとガーネットだね。ルウくん、使えそうかい?」
アメジスト
魔力との親和性が高いとされる石。古来より神秘的な深い紫色は高貴な者たちに愛されてきた。採掘量が多いため比較的安価な石。
魔力伝導率 0.85 供給魔力率2.5 /カラット 魔力容積5/ポイント
100ポイントで1カラット(0.2g)なので1カラットなら500か。宝石のまま置いてあるものは実に100カラットのものもある。
ガーネット
闇を祓い、悪を祓うとされる神秘の石。その組成により様々な色があり、強い輝きを持つ石。採掘量は多い。
魔力伝導率 0.9 供給魔力率2.7 /カラット 魔力容積4.5/ポイント
鑑定してみるととんでもない高さだった。これなら理想的な装備が数多く作れそうだ。
「はい、これなら理想的です。どちらも魔道具作成に凄く向いてますね。蓄積魔力はアメジスト、魔力伝導率はガーネットが上回ってますけど、どちらでも大丈夫です」
「そうか、ならアメジストの指輪を12、ガーネットの指輪を12、それと宝石のままでそれぞれ30個ずつもらおうか」
安いといってもアメジストの指輪(5カラット)だけで1つ金貨5枚するんだけど……。
「はい、ありがとうございます。指輪のサイズに関しては、合わなければこちらで調整いたしますので」
「ありがとう、そのときは頼むよ。では会計を」
「はい、全て合わせて金貨3250枚でございます」
「では虹金貨3枚と金貨250枚で頼むよ」
に、虹金貨……!
僕も実物は初めて見るなぁ。金貨と名付けられているけど、実際には全く別の金属だそうだ。虹色に輝く大変貴重な金属で、金貨の1000倍の価値とされている。
「はい、ありがとうございます。ではただいまお包いたしますね」
「じゃあ戻ったら頼むよ。少々大変だと思うけどこれは君にしかできないからね」
「いえ、お役に立ててなによりです。リオネッセさんの魔法も使わせてもらえるなら最高の魔道具ができます」
対ドレカヴァクを想定するならリオネッセさんの審判と厄災からの保護は必須だ。神域への昇華も対抗手段として有効だし。聖女様なだけあってアンデッドにはとことん強そうだ。
「君たちの装備にも使ってくれ。もしかしたら君たちが切り札になるかもしれない」
「はい、ありがとうございます」
これなら龍炎光牙剣も作れそうだ。帰ったら早速作ろう。
僕はライミスさんと一緒にクランハウスに戻り、会議室の方で魔道具作りの実演をしていた。興味がたるのか見物したいと言って多くのメンバーがここに集まっている。
厄災からの保護は僕も使えるので、ガーネットの指輪に常時発動の状態異常無効効果を付与して見せた。
「これは相当凄くないか? 確かに宝石は魔力伝導率が高いが、詠唱文言を封じ込める方法が存在しなかった。それがこのようにできるのは革命と言っていい」
そう言って僕を褒めるのは勇猛のアレイスター師匠だ。僕に魔法のイロハを教えてくれており、魔力を高める修行や魔導士としての心得を教えてくれている。
「本当、どんどん規格外になっていくね。この技術は他の人にも修得可能なのかい?」
「理論上は可能ですね。ただ労力は僕より桁違いに多くなると思います」
僕の解読と付与の詠唱文言を出して誰かに使わせてみればいいと思う。拡大解釈すると詠唱文言が変わることもわかっているからね。なんならこの2つの魔法を使用できる魔道具を作ってしまえばいいのだ。
「理論上可能なら余裕が出来たら研究してみるといい。間違いなく歴史に名を残す大魔導士として名を連ねることになる」
「はい、考えてみます」
悪用される危険性もあるから専門家の意見が必要だと思うな。下手をすると凶悪な兵器だって作れる可能性があるからね。
今まさに作ろうとしてるけど。
でもこれ完成したらアメジストやガーネットの値段爆上がりしそう。
そうやって状態異常無効の指輪を作っていると、会議室のドアが開かれた。リオネッセさんを先頭にサルヴァン、リーネ、アレサも一緒に入ってくる。4人は今日アマラが関わっていた共同墓地を調べに行ってたはずだ。
「大変なことになりました。どうやらドレカヴァクは私たちが勘づいたことを察知していたようです」
「リオネッセ、それは本当か?」
「はい。コミュニティの子供たちは皆殺しにされていたようです。住処の方に大量の血がありましたし、誰もいませんでした」
つまり食われていた、ということか。後手に回ってしまったのか……。
「それだけじゃねぇ。どういうわけか闇ギルドの奴らが隠れてやがってな。どうやらリオネッセさんを殺すように依頼されていたらしい」
サルヴァンが憤りを隠さず伝える。そんなことがあったのか。闇ギルドとドレカヴァクには何らかの繋がりがあるのは確定だろう。聖女であるリオネッセさんはドレカヴァクにとって目の上のたんこぶのはずだ。
「ええ、本当サルヴァン君達には助けられました。ストリートチルドレンの子達と関わるから、と付いてきてもらって正解でしたね。教会のエクソシストは対人が不得手ですから」
まぁ、サルヴァンとアレサなら闇ギルド相手にも遅れを取らないだろう。数がいてもリーネがいたわけだし。
「それと、共同墓地には何もなかったな。骨すらなかったぞ」
「なるほど、そうなると闇ギルドとドレカヴァク両方を相手にしないといけないのか。後顧の憂いを無くしてからドレカヴァクの討伐に向かいたいが、ドレカヴァク討伐は一刻を争うはずだ」
うんまぁ、最悪ドレカヴァクに集中でもいいと思うけどね。でも疲弊したところを狙われでもしたら大変だ。
「なら二手に別れよう。俺たち神撃と勇猛、それと龍炎光牙はドレカヴァク討伐を。白銀の夜明け、天光は闇ギルドだな」
白銀の夜明けはB、天光はAランクパーティだ。この2チームもめっちゃ強いけど、数の不利はあると思うんだよね。
「そうだな、ドレカヴァク相手だとSランクパーティじゃないと無理だな。それに龍炎光牙の、特にルウの力は必要不可欠だろう。しかし俺達の方の戦力に不安が残るな」
白銀の夜明けのリーダー、ガーソリスさんが腕を組んで答える。編成には納得がいってるが、戦力的な不安は拭えないか。
「それなら筋肉の誓いに助力をお願いしてはどうでしょう? こないだ一緒に闇ギルド1つ潰して来ましたし、敵対しているようでしたから」
「ルウはあいつらと親しいのか?」
そう聞くのはアレクさんだ。こないだ仲良くしてたの見てたと思うけど。
「ええまぁ、それなりに」
「よし、なら頼んできてもらえるか?」
「ルウは忙しいだろ。俺たちで行ってくる」
「うん、お願い」
サルヴァンが交渉を引き受け、筋肉の誓いに応援を頼むことが決定した。アニキータさん達は闇ギルドと敵対しているらしいから大丈夫だと思うな。
だけど僕にはもっと不安なことがある。最悪の場合、これはもう僕達だけで対処すべき問題じゃなくなる可能性がある。
「ねぇ。それより確認しないといけないことがあるよ。増援の討伐隊のいる村にアマラがいるんだけど、村の子供たちって洗礼を受けてないよね……?」
「……!」
僕の懸念に皆が言葉を失う。ドレカヴァクは既にいなかった。じゃあどこへ?
1番可能性が高いのは討伐に行った村だ。そこにはドレカヴァクの養分となる、洗礼を受けていない子供がたくさんいる。そしてアレクさん達神撃がいない以上、もしドレカヴァクがやって来た場合、全滅する可能性は高いと思う。むしろいないことをいいことに養分の確保に向かうと考える方が自然だ。
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