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3章⭐︎仲間集まってきた編⭐︎
拠点作り1.5
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-side エリク-
セシルと、エリーゼがいなくなった部屋では、異様な空気が流れていた。その変な空気を作った元凶--レオンが口火を切る。
『迂闊だった。まさか、エリクが行っていた諸々の活動が、ここまでの影響力を持っているなんて。』
「俺は、普通に生活していただけなのだが?なんか問題でもあるのか?」
『あるよ。ある。エリクにこのまま普通に生活されたら、問題大アリだよ!』
「何が?」
『周辺国が、エリクに頼らずに、マスク王国を潰したとすると、魔王は、味方がいなくなって、普通に強いレベルの冒険者でも協力すれば、討伐できるレベルの強さになるはずだ。』
「それは……、世界にとっては、良いことではないのか?勇者1人に頼る世界というのは良くない事だろう。」
『確かに、そうだけどね。問題は、ここからだよ。世界が、勇者を世界が頼らなくなる。……って事は、エリクはこの世界の英雄でもなくなる。……って事は、このままでは、無双ルートが!!ハーレムルートが!!』
「なんだ、そんな事か。というか、まだ言ってたのか、そんな事。どう考えても、この流れは、スローライフルートだろ?このルートは。そんな事で、俺の時間を無駄にしないでくれ。」
『そんな事!?そんな事じゃないよ?全く……。いっそ、この世界のことを壊して、もう一度、作り直すか。--はめつのひ……。」
レオンの周りに、得体の知れない神々しいが集まる。それを、トールが慌てて、握りつぶした。
「まあ、待て。レオン。」
『ん?どうしたのトール。今いいところなんだけど。話なら、後にして。』
「もしお主が、破滅の光で、この世界破壊したら、我は、エリクと後で話ができんのう。それはそれとして、その大技は、其方にも、代償があるだろう?」
『う……。』
「それに、其方が言う、無双ルート?や、ハーレムルート?とやらの希望はまだ、途絶えたわけではあるまい?」
『え?本当?』
思わず、身を乗り出して、答えを求めたレオンの圧に、若干ひきながらもトールは答える。エリクは、やれやれと言った様子だ。
「う、うむ。まあ、なんだ。敵情視察がてら、ちょいちょいっと、マスク王国へと遊びに行った時、風の噂で、聞いたのだが、エリクはどうやら、この世界では、英雄扱いされておるらしい。多くの民を豊かにし、知恵を分け与え、さらには故郷の領民を救った英雄だと。」
『ほう、ほう。確かに、それは私も聞いた事がある。敵の様子を見に、ちょいちょいっと、マスク王国に遊びに行った時に。』
「お前らが一番、敵の事を馬鹿にしてないか?」--とエリクは思ったが、黙っておく。
「ふむ。して、そんな英雄に相応しい城をこの最強国家、エリクシアに建ててみろ。無双も、ハーレムも簡単だろうて。」
『確かに。言われてみれば、でっかい城を建てたら、そこに住んでる主人は、敬われているはずだよね。確かに、無双もハーレムも簡単そう。うん……よし、そうと決まれば、拠点作りだね!私も手伝うよ。』
「何か、そこはかとなく嫌な予感がするんだが?そもそも、仕事とプライベートが充実しすぎてて、かつ出会いもなければ、ハーレムは起きないし、強大な敵がいなければ、無双もできないのだが?」
「そこは、ほら。気にするでない。」
「一番気にするところだろ。そこは。明らかに根本的な原因無視して、上辺だけの解決に逃げようとしているのが、見え見えだ。」
「う……、しかしだな。この事は、エリクにとっては、これは良い事だと思うのだ。どうせ、このまま、上辺だけの対処をレオンがし続けてくれれば、レオンは無駄なルートに、半ば強制的に入ることもないだろう?」
「た、確かに。」
「つまりそう言う事だ。」
「……まあ、今日のところは一旦引くよ。城に変なギミック入れなかったらの話だが。」
「……そこは、あれだな。我の力ではどうしようもできない。すまぬ。」
「……。」
上手く丸め込まれた気がしなくもないが、新しい城を作る際は、出来るだけ深く関与しようと決めたエリクであった。
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セシルと、エリーゼがいなくなった部屋では、異様な空気が流れていた。その変な空気を作った元凶--レオンが口火を切る。
『迂闊だった。まさか、エリクが行っていた諸々の活動が、ここまでの影響力を持っているなんて。』
「俺は、普通に生活していただけなのだが?なんか問題でもあるのか?」
『あるよ。ある。エリクにこのまま普通に生活されたら、問題大アリだよ!』
「何が?」
『周辺国が、エリクに頼らずに、マスク王国を潰したとすると、魔王は、味方がいなくなって、普通に強いレベルの冒険者でも協力すれば、討伐できるレベルの強さになるはずだ。』
「それは……、世界にとっては、良いことではないのか?勇者1人に頼る世界というのは良くない事だろう。」
『確かに、そうだけどね。問題は、ここからだよ。世界が、勇者を世界が頼らなくなる。……って事は、エリクはこの世界の英雄でもなくなる。……って事は、このままでは、無双ルートが!!ハーレムルートが!!』
「なんだ、そんな事か。というか、まだ言ってたのか、そんな事。どう考えても、この流れは、スローライフルートだろ?このルートは。そんな事で、俺の時間を無駄にしないでくれ。」
『そんな事!?そんな事じゃないよ?全く……。いっそ、この世界のことを壊して、もう一度、作り直すか。--はめつのひ……。」
レオンの周りに、得体の知れない神々しいが集まる。それを、トールが慌てて、握りつぶした。
「まあ、待て。レオン。」
『ん?どうしたのトール。今いいところなんだけど。話なら、後にして。』
「もしお主が、破滅の光で、この世界破壊したら、我は、エリクと後で話ができんのう。それはそれとして、その大技は、其方にも、代償があるだろう?」
『う……。』
「それに、其方が言う、無双ルート?や、ハーレムルート?とやらの希望はまだ、途絶えたわけではあるまい?」
『え?本当?』
思わず、身を乗り出して、答えを求めたレオンの圧に、若干ひきながらもトールは答える。エリクは、やれやれと言った様子だ。
「う、うむ。まあ、なんだ。敵情視察がてら、ちょいちょいっと、マスク王国へと遊びに行った時、風の噂で、聞いたのだが、エリクはどうやら、この世界では、英雄扱いされておるらしい。多くの民を豊かにし、知恵を分け与え、さらには故郷の領民を救った英雄だと。」
『ほう、ほう。確かに、それは私も聞いた事がある。敵の様子を見に、ちょいちょいっと、マスク王国に遊びに行った時に。』
「お前らが一番、敵の事を馬鹿にしてないか?」--とエリクは思ったが、黙っておく。
「ふむ。して、そんな英雄に相応しい城をこの最強国家、エリクシアに建ててみろ。無双も、ハーレムも簡単だろうて。」
『確かに。言われてみれば、でっかい城を建てたら、そこに住んでる主人は、敬われているはずだよね。確かに、無双もハーレムも簡単そう。うん……よし、そうと決まれば、拠点作りだね!私も手伝うよ。』
「何か、そこはかとなく嫌な予感がするんだが?そもそも、仕事とプライベートが充実しすぎてて、かつ出会いもなければ、ハーレムは起きないし、強大な敵がいなければ、無双もできないのだが?」
「そこは、ほら。気にするでない。」
「一番気にするところだろ。そこは。明らかに根本的な原因無視して、上辺だけの解決に逃げようとしているのが、見え見えだ。」
「う……、しかしだな。この事は、エリクにとっては、これは良い事だと思うのだ。どうせ、このまま、上辺だけの対処をレオンがし続けてくれれば、レオンは無駄なルートに、半ば強制的に入ることもないだろう?」
「た、確かに。」
「つまりそう言う事だ。」
「……まあ、今日のところは一旦引くよ。城に変なギミック入れなかったらの話だが。」
「……そこは、あれだな。我の力ではどうしようもできない。すまぬ。」
「……。」
上手く丸め込まれた気がしなくもないが、新しい城を作る際は、出来るだけ深く関与しようと決めたエリクであった。
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