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1章⭐︎アインス王国脱出編⭐︎
スキルの押し売り
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-side リアム-
「美味しい~!おばあちゃん!海鮮丼おかわり!」
「はいはい。全く、人を金づる扱いするとは、悪い子だねえ」
「金づる扱いって?」
「あんたのお母さんがお父さんにしていることだよ。まあ、将来あんたも金づるになるかもねえ。意味は大人になった時に調べな。ふっはっは!」
「ふーん?わかった」
今思うとろくでもない会話ではあるが、それはそれとして、小学4年生の頃、おばあちゃんに連れられ、とある百貨店の北海道物産展に行った。
海鮮丼や乳製品、野菜の料理など、どれを食べても美味しいものばかりだった。
俺が食に目覚め、将来はうまい飯を食いまくって生きていくと決意したのはこの時だ。
その後、俺はお年玉をもらっては食事に、バイト代を貯めては食事に、お小遣いをもらっては食事につぎ込んだ。
なお、全部食事だろという突っ込みは一切受け付けないことにしよう。
高級店は行ったことがないが、安い店からちょっと高い店まで沢山食べ歩いた。
そんな俺は大学2年生になり、これまたバイトして貯めたお金で、とうとう念願の北海道にいくことができ、食べ歩きを満喫していた。
これまで、現地に行って地場ものを食べることという経験はなかったので、衝撃的な体験をした。
世界には現地でしか食べれない食べ物が沢山あるのだろう、と物思いに耽ってぼーっとしていたのがいけなかったのかもしれない。
キーーーーーッ。
車が突撃してきて、死ぬ数秒前思ったのは、(うまい飯もっと食いたかったな)ということだった。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
意識を失って死んだという感覚はしっかりあったのだが、しばらくすると不思議と目を開けられた。
今いるのは病院の一室ではないようだ。
あたりには何もない。
「ここは?」
「お、お目覚めのようだね?おはよう」
みると、いつのまにか目の前に10歳くらいの子供がいた。
明らかに異常なオーラを纏っている。
「君は?」
「僕はノート。君たちでいうところの神だ。よろしくね。リアムくん」
確かに、もし神様がいればこんな感じだろう。本能的にそう思った。
「というか、リアム?……って誰だ?
俺の名前は……。あれ?なんだっけ?」
「リアムというのは君の来世での名前だよ。俺が名付けたんだ。どう?いい名前でしょ」
「え…?確か、その名前って2018年にアメリカで人気な男の子の名前ランキング1……」
「いやいやいや、しっかり考えたよ。君に合いそうな。ほら……死ぬ前に、君は強い願望や欲望を持っていたよね?美味しい食事を食べたいっていう」
「ああ」
「リアムという名は願望、欲望とかの意味があるんだ。だからピッタリだと思ったんだ」
「へー。(それって結構誰にでも当てはまるからランキング1位になったんだと思う)」
「(ギクリッ)ま、まあまあ、細かいことは気にしない。それより、転生だよ!転生。
僕は神だから、スキルを与えることはできるんだ。君が行くところは異世界だからね。スキルがあった方が何かと便利なんだ。
何がいい?全魔法属性使えるとか、身体能力をカンストさせるとか?」
「え……えっと。(いきなり押し強めに、言われてもな)」
「物足りない?じゃあ……」
「こーら、ノート」
「イデッ」
見ると、黒髪黒目の大人っぽい美人がいた。20代くらいだろうか?
美魔女という感じのオーラである。
「私はエマと申します。うちの馬鹿《ノート》がすみません。なんの事情を説明せずに、進んでしまって」
「いえいえ。お気になさらず。ノートさんは一生懸命説明してくれていましたよ」
「なんだろう。今さらっとdisられたような気がしたんだけど」
ノートの言った発言を2人は華麗にスルーする。
「助かるわ。ところで……、君はね。アクシデントで死んでしまったのよ」
「は、はあ。(死んだのはわかってたけど、死ぬのにアクシデントも何もあるのか?)」
「まあ、確かに人間側から言ったらそうよね。あなたの場合、死ぬ時は死ぬという感覚が強いみたいだし。
だから、これは神側の話だわ。詳しく話すと時間がかかるけど、そうね……、ざっくりいうと、人生管理装置にエラーが発生して、あなただけ死んでしまったのよね」
「ふーん。(別に興味ないけど。)」
それはそうと、神様たちは、俺の心を読めるらしい。
「勝手に心をよんで気を悪くしたらごめんなさいね。意図的ではないのよ」
エマは謝った。
「いや、気にしなくても」
「ほら、エマ。ちゃんと説明しても意味なかったでしょ?」
「こういうのは、体裁ってものが大事なのよ。一応は説明すべきでしょ。
いきなりスキルのことベラベラと話をしたところで、戸惑うだけよ」
「そうですね。(どうせ話してもわからないということを、大してオブラートに包まずに本人の目の前で言うのもどうかと思うけど)」
「「うぐ……」」
「(今の感じだと、異世界に行くのはなぜか聞いたところでまともな答えが返ってくるとは思えないな。話題を変えるか。)ところで……、異世界で何をしたらいいんだ?」
「異世界に行って何をするかは君次第だよ。
別に美味しいものを食べまくるのを使命にしてもいい。悪いのは地球の神だからね。
地球の神からのお詫びで、君は3つまで破格の能力を手に入れることができるよ」
どちらにせよ、まともな答えは返ってこなかった。
「ふーん。でも、そんなスキルを持ったら目立ちすぎて、狙われたりしない?」
「あー。君、鋭いね。この世界にチートスキルを持って転生した人は過去に何人もいたけど、何人かは力を使い、目立ちすぎて殺されたりしてたね」
「そうね。ただ、片手で数えられる程度よ。
ほとんどの人は、暗殺されそうになっても、逆にねじ伏せられているし」
「殺されたりしてたね」と言う口調を聞くに、神にとって人の命は軽いものなのかもしれない。
「うーん。そうか。なら俺は、狙われ続けるのは嫌だから、チートスキルはいらないかな。余計な戦いも起こしたくないし」
「そっか。(シュン……)」
ノートは悲しそうな顔をした。
この時に焦ったのが全ていけなかったのかもしれない。
「(しまった、まずい。)え、えっと。強いていうなら、食べ物系のスキルは欲しいかも」
「え、本当!?じゃあ、とっておきの食事系スキルをあげるよ」
ノートは泣きまねをしていただけだった。
「う、うん。どんな?」
「[絶対食堂領域]と[食の大賢者]ってスキルだよ」
「な、なにそれ。どう考えてもやばそうなチートスキルなんだけど」
「そうでもないわよ。ざっくり言って、
[絶対食堂領域]は自分がイメージした時に食堂がどこでも出てくるスキルで、
[食の大賢者]は一度見たもののレシピが思い浮かんだり、味覚や嗅覚が鋭くなるスキルよ。(使いようによっては、それだけではないのだけれどね)」
「そうそう。鑑定スキルでもない限り、使わなければ、君がスキルを持っていることは、分からないから大丈夫だよ。料理の味に鋭い人、というくらいで」
「鑑定スキル持っているでもない限りって、持ってる人にバレたら狙われない?」
「大丈夫だよ。鑑定スキルを持つ人間は、これから行く世界に1人しかいないし。(そこに食いつくと思ってたよ。これで、他のこと誤魔化せそう)」
「それに、その1人もあなたが転生するところとは別の国の王子だわ。普通に生きていきたいというあなたを尊重して、平民に転生させるから会う機会はほとんどないわよ。(ノートは相変わらず腹黒いわね。加担しているわたしが言えることでもないけど)」
「うーん。ならいいか」
「あと一つ枠余ってるけど何がいい?」
「え、もういいよ。充分すぎるって」
「そう、つれないこといわずに。……そうだ!テイムスキルなんてどう?」
「う、うーん?」
「それはいいわね!ほら、この世界にはコカトリスやフェニックスなど美味しい卵を産める魔物が沢山いるの。持つべきよ!
ねっ、ね?」
「う…、うん。わかった。(なんか流されている気がするけど……。というか、フェニックスってさらっと言ったけど、伝説の魔物のことか?)」
「3つ目は決まりだね。テイムスキルを選んだんなら、ついでに僕の眷属の神竜も連れていくといいよ。試しにテイムしてごらん。念じればいいだけだから」
『GRAAAAA』
ノートがそう言うと、いきなり銀色の小さなドラゴンが現れた。
美しさを通り越して、神々しさを感じる。
「はやくはやく」
「う、うん。わかった。(えーい。もうどうにでもなれ!)」
「うん!テイム成功。後のことは、神竜から聞いて。(気が変わらないうちに早く転生させよう。地球の神に地球の遊園地に行く権利もらいたいしね)」
「そうね。そろそろ、お別れの時間だわ。あなたの来世に祝福あれ。(やった。これで、地球の神に美容グッズ沢山もらえるわ)」
エマがそう言うと当たりが光る。
「え……、え?(もう説明終わりか)」
こうして俺は、少々強引な神様たちによって、転生させられたのだった。
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「美味しい~!おばあちゃん!海鮮丼おかわり!」
「はいはい。全く、人を金づる扱いするとは、悪い子だねえ」
「金づる扱いって?」
「あんたのお母さんがお父さんにしていることだよ。まあ、将来あんたも金づるになるかもねえ。意味は大人になった時に調べな。ふっはっは!」
「ふーん?わかった」
今思うとろくでもない会話ではあるが、それはそれとして、小学4年生の頃、おばあちゃんに連れられ、とある百貨店の北海道物産展に行った。
海鮮丼や乳製品、野菜の料理など、どれを食べても美味しいものばかりだった。
俺が食に目覚め、将来はうまい飯を食いまくって生きていくと決意したのはこの時だ。
その後、俺はお年玉をもらっては食事に、バイト代を貯めては食事に、お小遣いをもらっては食事につぎ込んだ。
なお、全部食事だろという突っ込みは一切受け付けないことにしよう。
高級店は行ったことがないが、安い店からちょっと高い店まで沢山食べ歩いた。
そんな俺は大学2年生になり、これまたバイトして貯めたお金で、とうとう念願の北海道にいくことができ、食べ歩きを満喫していた。
これまで、現地に行って地場ものを食べることという経験はなかったので、衝撃的な体験をした。
世界には現地でしか食べれない食べ物が沢山あるのだろう、と物思いに耽ってぼーっとしていたのがいけなかったのかもしれない。
キーーーーーッ。
車が突撃してきて、死ぬ数秒前思ったのは、(うまい飯もっと食いたかったな)ということだった。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
意識を失って死んだという感覚はしっかりあったのだが、しばらくすると不思議と目を開けられた。
今いるのは病院の一室ではないようだ。
あたりには何もない。
「ここは?」
「お、お目覚めのようだね?おはよう」
みると、いつのまにか目の前に10歳くらいの子供がいた。
明らかに異常なオーラを纏っている。
「君は?」
「僕はノート。君たちでいうところの神だ。よろしくね。リアムくん」
確かに、もし神様がいればこんな感じだろう。本能的にそう思った。
「というか、リアム?……って誰だ?
俺の名前は……。あれ?なんだっけ?」
「リアムというのは君の来世での名前だよ。俺が名付けたんだ。どう?いい名前でしょ」
「え…?確か、その名前って2018年にアメリカで人気な男の子の名前ランキング1……」
「いやいやいや、しっかり考えたよ。君に合いそうな。ほら……死ぬ前に、君は強い願望や欲望を持っていたよね?美味しい食事を食べたいっていう」
「ああ」
「リアムという名は願望、欲望とかの意味があるんだ。だからピッタリだと思ったんだ」
「へー。(それって結構誰にでも当てはまるからランキング1位になったんだと思う)」
「(ギクリッ)ま、まあまあ、細かいことは気にしない。それより、転生だよ!転生。
僕は神だから、スキルを与えることはできるんだ。君が行くところは異世界だからね。スキルがあった方が何かと便利なんだ。
何がいい?全魔法属性使えるとか、身体能力をカンストさせるとか?」
「え……えっと。(いきなり押し強めに、言われてもな)」
「物足りない?じゃあ……」
「こーら、ノート」
「イデッ」
見ると、黒髪黒目の大人っぽい美人がいた。20代くらいだろうか?
美魔女という感じのオーラである。
「私はエマと申します。うちの馬鹿《ノート》がすみません。なんの事情を説明せずに、進んでしまって」
「いえいえ。お気になさらず。ノートさんは一生懸命説明してくれていましたよ」
「なんだろう。今さらっとdisられたような気がしたんだけど」
ノートの言った発言を2人は華麗にスルーする。
「助かるわ。ところで……、君はね。アクシデントで死んでしまったのよ」
「は、はあ。(死んだのはわかってたけど、死ぬのにアクシデントも何もあるのか?)」
「まあ、確かに人間側から言ったらそうよね。あなたの場合、死ぬ時は死ぬという感覚が強いみたいだし。
だから、これは神側の話だわ。詳しく話すと時間がかかるけど、そうね……、ざっくりいうと、人生管理装置にエラーが発生して、あなただけ死んでしまったのよね」
「ふーん。(別に興味ないけど。)」
それはそうと、神様たちは、俺の心を読めるらしい。
「勝手に心をよんで気を悪くしたらごめんなさいね。意図的ではないのよ」
エマは謝った。
「いや、気にしなくても」
「ほら、エマ。ちゃんと説明しても意味なかったでしょ?」
「こういうのは、体裁ってものが大事なのよ。一応は説明すべきでしょ。
いきなりスキルのことベラベラと話をしたところで、戸惑うだけよ」
「そうですね。(どうせ話してもわからないということを、大してオブラートに包まずに本人の目の前で言うのもどうかと思うけど)」
「「うぐ……」」
「(今の感じだと、異世界に行くのはなぜか聞いたところでまともな答えが返ってくるとは思えないな。話題を変えるか。)ところで……、異世界で何をしたらいいんだ?」
「異世界に行って何をするかは君次第だよ。
別に美味しいものを食べまくるのを使命にしてもいい。悪いのは地球の神だからね。
地球の神からのお詫びで、君は3つまで破格の能力を手に入れることができるよ」
どちらにせよ、まともな答えは返ってこなかった。
「ふーん。でも、そんなスキルを持ったら目立ちすぎて、狙われたりしない?」
「あー。君、鋭いね。この世界にチートスキルを持って転生した人は過去に何人もいたけど、何人かは力を使い、目立ちすぎて殺されたりしてたね」
「そうね。ただ、片手で数えられる程度よ。
ほとんどの人は、暗殺されそうになっても、逆にねじ伏せられているし」
「殺されたりしてたね」と言う口調を聞くに、神にとって人の命は軽いものなのかもしれない。
「うーん。そうか。なら俺は、狙われ続けるのは嫌だから、チートスキルはいらないかな。余計な戦いも起こしたくないし」
「そっか。(シュン……)」
ノートは悲しそうな顔をした。
この時に焦ったのが全ていけなかったのかもしれない。
「(しまった、まずい。)え、えっと。強いていうなら、食べ物系のスキルは欲しいかも」
「え、本当!?じゃあ、とっておきの食事系スキルをあげるよ」
ノートは泣きまねをしていただけだった。
「う、うん。どんな?」
「[絶対食堂領域]と[食の大賢者]ってスキルだよ」
「な、なにそれ。どう考えてもやばそうなチートスキルなんだけど」
「そうでもないわよ。ざっくり言って、
[絶対食堂領域]は自分がイメージした時に食堂がどこでも出てくるスキルで、
[食の大賢者]は一度見たもののレシピが思い浮かんだり、味覚や嗅覚が鋭くなるスキルよ。(使いようによっては、それだけではないのだけれどね)」
「そうそう。鑑定スキルでもない限り、使わなければ、君がスキルを持っていることは、分からないから大丈夫だよ。料理の味に鋭い人、というくらいで」
「鑑定スキル持っているでもない限りって、持ってる人にバレたら狙われない?」
「大丈夫だよ。鑑定スキルを持つ人間は、これから行く世界に1人しかいないし。(そこに食いつくと思ってたよ。これで、他のこと誤魔化せそう)」
「それに、その1人もあなたが転生するところとは別の国の王子だわ。普通に生きていきたいというあなたを尊重して、平民に転生させるから会う機会はほとんどないわよ。(ノートは相変わらず腹黒いわね。加担しているわたしが言えることでもないけど)」
「うーん。ならいいか」
「あと一つ枠余ってるけど何がいい?」
「え、もういいよ。充分すぎるって」
「そう、つれないこといわずに。……そうだ!テイムスキルなんてどう?」
「う、うーん?」
「それはいいわね!ほら、この世界にはコカトリスやフェニックスなど美味しい卵を産める魔物が沢山いるの。持つべきよ!
ねっ、ね?」
「う…、うん。わかった。(なんか流されている気がするけど……。というか、フェニックスってさらっと言ったけど、伝説の魔物のことか?)」
「3つ目は決まりだね。テイムスキルを選んだんなら、ついでに僕の眷属の神竜も連れていくといいよ。試しにテイムしてごらん。念じればいいだけだから」
『GRAAAAA』
ノートがそう言うと、いきなり銀色の小さなドラゴンが現れた。
美しさを通り越して、神々しさを感じる。
「はやくはやく」
「う、うん。わかった。(えーい。もうどうにでもなれ!)」
「うん!テイム成功。後のことは、神竜から聞いて。(気が変わらないうちに早く転生させよう。地球の神に地球の遊園地に行く権利もらいたいしね)」
「そうね。そろそろ、お別れの時間だわ。あなたの来世に祝福あれ。(やった。これで、地球の神に美容グッズ沢山もらえるわ)」
エマがそう言うと当たりが光る。
「え……、え?(もう説明終わりか)」
こうして俺は、少々強引な神様たちによって、転生させられたのだった。
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