28 / 85
2章⭐︎それぞれの役割編⭐︎
新しい従魔
しおりを挟む
-side リアム-
どおおおん!
再び爆発音がした方角を見るとルーカスが見えた。すぐ見つかった事にホッとしつつも近づいて話しかける。
「どうしたの?ルーカス」
『ああ。暇だったからな。この山にいる強いやつを挑発するがてら山を切り拓いていたぜ!』
「……?」「おー。やるなー!」
何を言っているんだ。このペットは。
あとレオンはやるなーじゃない。
なんでそこまで冷静なんだ。
『あれ?聞こえてないのか?暇だったから挑発がてら山を……』
「き、聞こえてる聞こえてる。んん……?待てよ。挑発するだけならそこまで自然破壊しなくても良くなくないか?」
動揺しすぎてまともな事言っているか不安になってきたが、諦めずに返す。
『心配するな!環境には配慮してある。生態系が崩れない絶妙な加減でな!』
「そういう問題じゃないんだよな。というか、無駄に器用なことやめなされ。はー。どうせこんな事しても来る保証はないでしょ。それに、できれば来ないで欲しいし」
「何を言ってるんだリアム。強いやつとの戦闘できるんだぞ。こんな機会は滅多にない」
あ、そういえばここには味方がいなかったと思わず遠い目をしてしまう。
『そんな、死んだ魚みたいな顔すんなよな!
テンションぶち上げだろうがおい』
「いや、急に治安悪いなここ」
「ふっ。心配しなくても、大丈夫だリアム。
どうやらこちらへ、来てるみたいだぞ。俺も楽しみだ」
「いや、心配なんてしてないし、来て欲しいって思ってないんだけど。そもそも、山壊しただけで相手にとっては呼ばれたかどうか分からないだろ。来るわけないよ。うん」
『お呼びか。お主ら』
「そんなこと言っても無駄だルーカス。俺は騙されないからな」
『む?ルーカス?誰だそれは』
「へ?」
見ると、息を呑むほど美しい狼がいた。
思わず、見入ってしまう。
『[鑑定]。おお、そこの神竜がルーカスというのか!神竜が人間の従魔とは珍しい。むむ、待てよ、リアムと言ったか。お主、なかなかいいスキル持ってるではないか。ふむ……、ではワシもお主と従魔仮契約でもしとくか。うむ。これでよしっと』
「は?」
『あーー!お前、俺の許可取らずに、何主人と勝手に従魔契約しているんだよ!』
『む。たしかにこれはマナー違反だったのう。悪かった。でもほれ、ワシも美味しい飯を食いたくてのお。許せ』
『まー。従魔契約してしまったものは仕方がないし?俺と戦ってくれるなら、いいけど』
『む?そんなんでいいのか?』
『ああ。楽しみだぜ』
『ふっ。久々に腕がなる。主人にワシの実力を見せるいい機会であるしな』
『あ?そーいえば、リアムは?おーい』
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
「……はっ。俺は何を?さっきまで、なんか非現実的なことが目の前で起こっていたが気のせいだよな。王宮に戻るか」
『現実だ。現実。お前はフェンリルを従魔にしたんだよ』
「へっ?フェンリル?……」
「ああ。俺も見るのは初めてだがな。あれが、フェンリルか。格がちげえぜ」
『主人。飯をくれ』
フェンリルらしき何かが俺に向かっていう。きっと夢だろう。
『だから、フェンリルだってそいつ。夢でもねえし』
だが認めん。認めんぞ俺は。
『結婚報告を娘から受ける頑固親父かっつーの。ってか俺も飯食いてえわ」
「そういえば、俺も飯食いたい」
「はは……ははは」
なんかもう、どうにでもなーれ。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
そこから、30秒くらい放心して秒で立ち直った俺はとりあえず、フェンリル?に餌付けをする事にした。フェンリル?ってだけで断じてフェンリルと認めたわけではない。
さらっと[鑑定]使っていたのとかは決して見ていない。
「それはそれとして、はあ。狼って確か、肉食だよな。何にしようか」
『狼ではく、フェンリルだ。ワシは基本なんでも食べるのお。それこそこの前は異界の土地でラグナロクってイベントに招待されたので、オーディンとかいうのを食ってきた』
いつのまにか小さくなって、俺の隣に来ていたフェンリル。こう見ると可愛い犬にしか見えないし、もうフェンリルでなくてもいいだろう。思わず、頬が緩んでしまう。
「ふーん。……ん?」
なんか、今聞き捨てならないことを聞いていたがいちいち突っ込んでも意味がないか。
『すげーな、あいつ。もう順応してきてやがる。神殺しまでした奴相手にあの余裕』
「小心者のくせして、意外と図太いからな。フェンリルが勝手に従魔契約してた時も、どっちでもいいって本能で思っていたから契約が成立したんだろうし、本能的には怖がってないんだろう」
何か、レオンとルーカスもヒソヒソ話しているが無視だ無視。
それはそれとして、俺はスペアリブを作る事にした。何というか、犬といえば骨つき肉だろという安易な発想でだ。
作り方は簡単だ。お肉と、すりおろしニンニクと生姜に、塩胡椒、酒、味醂、醤油、蜂蜜(砂糖でも可)をジップが付いている袋で混ぜ、少し寝かす。そして、オーブンで焼いたら完成だ。寝かす時間や、オーブンで焼く時間など結構暇だったので、黒毛和牛のサーロインステーキを焼いて、先食べる。
「今日の飯もうまいな。流石リアム」
『ほー。どれどれ、むむ。ほほう。これはなかなか。こんな柔らかい肉は初めてだ!』
『ああ!とにかく柔らかくてうまいな。流石主人だぜ』
「あはは」
まあ、黒毛和牛のステーキなんて、まずく作る方が難しいくらいの食べ物だからな。
「さて、俺も食べるか。……う、うまい!」
いくらでも食べれてしまいそうな魔性な味だな。口の中でとろける。これは……、作ってよかったかも。美味しく食べている間に、スペアリブの方も出来上がったので食べる。
『むむ。こちらの方もまた美味しいな。かみごたえがある』
『さっきのは牛とかいう魔物で、こっちのが豚とかいう魔物だな?最近ようやくわかってきたぜ』
「あはは。流石だね。正確にいうと牛も豚も魔力器官を持ってないから、魔物ではないんだけど」
『ああ。そういえば、主人たちの世界に魔法はないんだったな』
『む……。そうなのか?異世界といえば、お主、勇者か何かか?加護にもスキルにも恵まれているが』
「勇者……って魔王を倒す人?この世界にはいるんだ」
『そうだが。その反応を見ると違うのか。時期的にはそろそろ来るはずなんだが』
『ああー。そうかそういえば、もうそんな時期なんだな。忘れてたぜ!』
「そんな時期?」
『勇者召喚をどこかの国が定期的にやっておってのお。打倒魔王を掲げて頑張っておる国があるらしいのだ。まあ、ワシには関係ないことだが。もし、主人が勇者だったら20年分の飯と引き換えに倒してこようかと思ってのお』
「は、はあ。別にそんなことしなくても飯くらいいくらでも食べさせるから。頼むから、目立たずに大人しくしといてください」
『む。無償で食べさてくれるだと!?ふむ。たしかにこれだけ美味しい食い物を食べれたら、問題ないか。では、主人、本契約をしてくれ』
「本契約?」
『名前をつけることだ!名前をつけることで、仮契約から本契約に移行できるんだぜ』
「え?今は仮登録ってこと?てことは、この契約解消できるの?」
『クックック……。主人は面白いことを言いなさる。解消してみるといいのお。ラグナロクでのオーディンと同じようにカミコロ……』
「わ、わかった」
『流石主人殿。いい名前を期待しておるぞ』
はあ。やり方が脅迫犯のそれなんだよな。
魔物相手には、前世の法律など通用しないけど。
「名前か?うーん。銀色だし、シルバーとかどう?」
『むむ。シルバーか。まあいいだろう。ワシの名はシルバーじゃ』
シルバーがそういうと、俺から何かが流れた。今ので従魔契約が成功したのだろう。
『ふむ。成功だのう。では、これからいい飯を頼むぞ。主人』
「う、うん。分かった」
なんかもうどうにでもなーれ。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
「はあー。あ、そうだ、そーいえばさ、食堂の鶏小屋で飼ってるコカトリスも名前をつけてなかったから、仮契約状態ってこと?」
『あ、そーいえばそうだな。早く名前つけてやれ』
「ゴシュジンサマー。ヒドイーヒドイー」
みると、3羽とも泣きたそうな顔をしていた。うん、ごめんて。
-------------------------------
どおおおん!
再び爆発音がした方角を見るとルーカスが見えた。すぐ見つかった事にホッとしつつも近づいて話しかける。
「どうしたの?ルーカス」
『ああ。暇だったからな。この山にいる強いやつを挑発するがてら山を切り拓いていたぜ!』
「……?」「おー。やるなー!」
何を言っているんだ。このペットは。
あとレオンはやるなーじゃない。
なんでそこまで冷静なんだ。
『あれ?聞こえてないのか?暇だったから挑発がてら山を……』
「き、聞こえてる聞こえてる。んん……?待てよ。挑発するだけならそこまで自然破壊しなくても良くなくないか?」
動揺しすぎてまともな事言っているか不安になってきたが、諦めずに返す。
『心配するな!環境には配慮してある。生態系が崩れない絶妙な加減でな!』
「そういう問題じゃないんだよな。というか、無駄に器用なことやめなされ。はー。どうせこんな事しても来る保証はないでしょ。それに、できれば来ないで欲しいし」
「何を言ってるんだリアム。強いやつとの戦闘できるんだぞ。こんな機会は滅多にない」
あ、そういえばここには味方がいなかったと思わず遠い目をしてしまう。
『そんな、死んだ魚みたいな顔すんなよな!
テンションぶち上げだろうがおい』
「いや、急に治安悪いなここ」
「ふっ。心配しなくても、大丈夫だリアム。
どうやらこちらへ、来てるみたいだぞ。俺も楽しみだ」
「いや、心配なんてしてないし、来て欲しいって思ってないんだけど。そもそも、山壊しただけで相手にとっては呼ばれたかどうか分からないだろ。来るわけないよ。うん」
『お呼びか。お主ら』
「そんなこと言っても無駄だルーカス。俺は騙されないからな」
『む?ルーカス?誰だそれは』
「へ?」
見ると、息を呑むほど美しい狼がいた。
思わず、見入ってしまう。
『[鑑定]。おお、そこの神竜がルーカスというのか!神竜が人間の従魔とは珍しい。むむ、待てよ、リアムと言ったか。お主、なかなかいいスキル持ってるではないか。ふむ……、ではワシもお主と従魔仮契約でもしとくか。うむ。これでよしっと』
「は?」
『あーー!お前、俺の許可取らずに、何主人と勝手に従魔契約しているんだよ!』
『む。たしかにこれはマナー違反だったのう。悪かった。でもほれ、ワシも美味しい飯を食いたくてのお。許せ』
『まー。従魔契約してしまったものは仕方がないし?俺と戦ってくれるなら、いいけど』
『む?そんなんでいいのか?』
『ああ。楽しみだぜ』
『ふっ。久々に腕がなる。主人にワシの実力を見せるいい機会であるしな』
『あ?そーいえば、リアムは?おーい』
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
「……はっ。俺は何を?さっきまで、なんか非現実的なことが目の前で起こっていたが気のせいだよな。王宮に戻るか」
『現実だ。現実。お前はフェンリルを従魔にしたんだよ』
「へっ?フェンリル?……」
「ああ。俺も見るのは初めてだがな。あれが、フェンリルか。格がちげえぜ」
『主人。飯をくれ』
フェンリルらしき何かが俺に向かっていう。きっと夢だろう。
『だから、フェンリルだってそいつ。夢でもねえし』
だが認めん。認めんぞ俺は。
『結婚報告を娘から受ける頑固親父かっつーの。ってか俺も飯食いてえわ」
「そういえば、俺も飯食いたい」
「はは……ははは」
なんかもう、どうにでもなーれ。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
そこから、30秒くらい放心して秒で立ち直った俺はとりあえず、フェンリル?に餌付けをする事にした。フェンリル?ってだけで断じてフェンリルと認めたわけではない。
さらっと[鑑定]使っていたのとかは決して見ていない。
「それはそれとして、はあ。狼って確か、肉食だよな。何にしようか」
『狼ではく、フェンリルだ。ワシは基本なんでも食べるのお。それこそこの前は異界の土地でラグナロクってイベントに招待されたので、オーディンとかいうのを食ってきた』
いつのまにか小さくなって、俺の隣に来ていたフェンリル。こう見ると可愛い犬にしか見えないし、もうフェンリルでなくてもいいだろう。思わず、頬が緩んでしまう。
「ふーん。……ん?」
なんか、今聞き捨てならないことを聞いていたがいちいち突っ込んでも意味がないか。
『すげーな、あいつ。もう順応してきてやがる。神殺しまでした奴相手にあの余裕』
「小心者のくせして、意外と図太いからな。フェンリルが勝手に従魔契約してた時も、どっちでもいいって本能で思っていたから契約が成立したんだろうし、本能的には怖がってないんだろう」
何か、レオンとルーカスもヒソヒソ話しているが無視だ無視。
それはそれとして、俺はスペアリブを作る事にした。何というか、犬といえば骨つき肉だろという安易な発想でだ。
作り方は簡単だ。お肉と、すりおろしニンニクと生姜に、塩胡椒、酒、味醂、醤油、蜂蜜(砂糖でも可)をジップが付いている袋で混ぜ、少し寝かす。そして、オーブンで焼いたら完成だ。寝かす時間や、オーブンで焼く時間など結構暇だったので、黒毛和牛のサーロインステーキを焼いて、先食べる。
「今日の飯もうまいな。流石リアム」
『ほー。どれどれ、むむ。ほほう。これはなかなか。こんな柔らかい肉は初めてだ!』
『ああ!とにかく柔らかくてうまいな。流石主人だぜ』
「あはは」
まあ、黒毛和牛のステーキなんて、まずく作る方が難しいくらいの食べ物だからな。
「さて、俺も食べるか。……う、うまい!」
いくらでも食べれてしまいそうな魔性な味だな。口の中でとろける。これは……、作ってよかったかも。美味しく食べている間に、スペアリブの方も出来上がったので食べる。
『むむ。こちらの方もまた美味しいな。かみごたえがある』
『さっきのは牛とかいう魔物で、こっちのが豚とかいう魔物だな?最近ようやくわかってきたぜ』
「あはは。流石だね。正確にいうと牛も豚も魔力器官を持ってないから、魔物ではないんだけど」
『ああ。そういえば、主人たちの世界に魔法はないんだったな』
『む……。そうなのか?異世界といえば、お主、勇者か何かか?加護にもスキルにも恵まれているが』
「勇者……って魔王を倒す人?この世界にはいるんだ」
『そうだが。その反応を見ると違うのか。時期的にはそろそろ来るはずなんだが』
『ああー。そうかそういえば、もうそんな時期なんだな。忘れてたぜ!』
「そんな時期?」
『勇者召喚をどこかの国が定期的にやっておってのお。打倒魔王を掲げて頑張っておる国があるらしいのだ。まあ、ワシには関係ないことだが。もし、主人が勇者だったら20年分の飯と引き換えに倒してこようかと思ってのお』
「は、はあ。別にそんなことしなくても飯くらいいくらでも食べさせるから。頼むから、目立たずに大人しくしといてください」
『む。無償で食べさてくれるだと!?ふむ。たしかにこれだけ美味しい食い物を食べれたら、問題ないか。では、主人、本契約をしてくれ』
「本契約?」
『名前をつけることだ!名前をつけることで、仮契約から本契約に移行できるんだぜ』
「え?今は仮登録ってこと?てことは、この契約解消できるの?」
『クックック……。主人は面白いことを言いなさる。解消してみるといいのお。ラグナロクでのオーディンと同じようにカミコロ……』
「わ、わかった」
『流石主人殿。いい名前を期待しておるぞ』
はあ。やり方が脅迫犯のそれなんだよな。
魔物相手には、前世の法律など通用しないけど。
「名前か?うーん。銀色だし、シルバーとかどう?」
『むむ。シルバーか。まあいいだろう。ワシの名はシルバーじゃ』
シルバーがそういうと、俺から何かが流れた。今ので従魔契約が成功したのだろう。
『ふむ。成功だのう。では、これからいい飯を頼むぞ。主人』
「う、うん。分かった」
なんかもうどうにでもなーれ。
♢ ♢ ♢ ♢ ♢
「はあー。あ、そうだ、そーいえばさ、食堂の鶏小屋で飼ってるコカトリスも名前をつけてなかったから、仮契約状態ってこと?」
『あ、そーいえばそうだな。早く名前つけてやれ』
「ゴシュジンサマー。ヒドイーヒドイー」
みると、3羽とも泣きたそうな顔をしていた。うん、ごめんて。
-------------------------------
82
あなたにおすすめの小説
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる