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4章⭐︎学園編⭐︎
久しぶりのエドとアレク
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-side リアム-
「やあ!リアム。久しぶりだね」
「や」
「や?」
「やっぱりお前かーー!」
魔法基礎理論の授業で転移に移動した後、俺は例のエルフを発見した。知り合いのエルフ--エドがこちらを見て驚いたようにこちらを見て挨拶に来た。
こちらは、エルフに会うことは事前に聞いていたので、驚いているが若干落ち着いている。
『いや、お前めっちゃ驚いていたけどな』
『凄い驚くようでしたね』
『驚きすぎてみんな引いているのう』
いうなよ。まじで驚いているんだから。
まさか、知り合いがこんなところで授業をやっているなんて。
ヘンリー様とかレオンとかは、貴族だし忙しすぎるので、教師としては無理になると、俺の知り合いはまずこの学校にはいないだろうと思っていたのだ。
それにしても、エドが先生か。エルフの里では長老に散々色々言われていたが、余計なこと言わずに黙っていたら、美少年で有名だし、ポンコツも隠せるし、まあ大丈夫か?
「なんか今、凄い失礼なこと考えてない?」
「べ、別に」
「むー?怪しい。目が泳いでいる」
「い、いや!本当に本当に」
「まあ、いいよ。ポンコツなのは君にはバレているし」
意外とす、鋭い。それはそれとして、エドはエルフの村でも魔法を高める訓練は教えてくれたりもしたけれど、今回もそんな感じなのだろうか?瞑想の訓練とかしたけれど、あれは訓練というより魔力の安定性と集中力、精神力を高める訓練だったからなー。
戦闘面とか、基礎っていう感じではなかった。
とそんなことを考えていると、カーティス先生が向こうからやってきた。
「なんだ、知り合いだったのかお前ら?」
「え、ええ」
「彼には我々エルフもとてもお世話になっていましてね」
「そうか、さすが世界を旅するリアムだな」
えっ!俺そんなふうに思われてたの!?ま、まあルーカスに乗って色々なところに行ってたのでかなり的を得ているが……いやーそれほどでも、てれてれ。
『まんざらじゃなさ過ぎるだろ、お前。せめてもっとまんざらでいろ」
「どういう意味だよ!?」
「フハハハハ……!相変わらずだな、お前ら」
みると、これまた見知った人がいた。
茶色い髪の黒い目、ガタイがよく豪快によく笑い周囲を明るくしてくれる兄貴的な存在な人だ。
「あ、アレク!?!?」
「おう、久しぶりだな、リアム」
「久しぶり!どうしてこんなところに!?」
ここ最近、会いたくてもお互いに忙しくて中々時間が作れなかったから、これまた本来会える人物でない人がいてテンションが上がる。
「言ってくれればよかったのに」
「はははっ!お前を驚かせたくてな。元気そうでよかったよ、リアム」
「うん、元気だよ。アレクはどうしてここに?」
「今はエド様のサポートをしている」
ポカーン。そっか、多分エルフの森の管轄は父上かレオンだ。その事を考えると、側近を送り込んでいる可能性が高い。アレクは今やレオンの側近中の側近。アレクに限らず、屋敷でお世話になってた人はノアの鑑定魔法で才能を発掘され、みんなそれぞれ出世して何かしらの役職を持つようになった。
一匹狼のレオンも珍しく昔からアレクたちのパーティには心を開いていて、一緒にやってきて、信頼できる仲間なのである、
「ほえー。なんか色々びっくりだけど、納得。こんなところだけれど、会えてとても嬉しいよ」
「おお。俺も会えて嬉しい」
アレクにはこの世界に来た時、国からの脱走を手伝ってもらったり、何も知らない俺に色々常識を教えてもらったり、妹のリア共々めちゃくちゃお世話になったからな。いつか大きくなった時、倍にして返したいところだ。
そのためには、まず、この授業でエドとアレクの2人に父上に扱かれるようになってから入学するまでの成長を見せて安心させたい。
燃えてきたーー!!
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「やあ!リアム。久しぶりだね」
「や」
「や?」
「やっぱりお前かーー!」
魔法基礎理論の授業で転移に移動した後、俺は例のエルフを発見した。知り合いのエルフ--エドがこちらを見て驚いたようにこちらを見て挨拶に来た。
こちらは、エルフに会うことは事前に聞いていたので、驚いているが若干落ち着いている。
『いや、お前めっちゃ驚いていたけどな』
『凄い驚くようでしたね』
『驚きすぎてみんな引いているのう』
いうなよ。まじで驚いているんだから。
まさか、知り合いがこんなところで授業をやっているなんて。
ヘンリー様とかレオンとかは、貴族だし忙しすぎるので、教師としては無理になると、俺の知り合いはまずこの学校にはいないだろうと思っていたのだ。
それにしても、エドが先生か。エルフの里では長老に散々色々言われていたが、余計なこと言わずに黙っていたら、美少年で有名だし、ポンコツも隠せるし、まあ大丈夫か?
「なんか今、凄い失礼なこと考えてない?」
「べ、別に」
「むー?怪しい。目が泳いでいる」
「い、いや!本当に本当に」
「まあ、いいよ。ポンコツなのは君にはバレているし」
意外とす、鋭い。それはそれとして、エドはエルフの村でも魔法を高める訓練は教えてくれたりもしたけれど、今回もそんな感じなのだろうか?瞑想の訓練とかしたけれど、あれは訓練というより魔力の安定性と集中力、精神力を高める訓練だったからなー。
戦闘面とか、基礎っていう感じではなかった。
とそんなことを考えていると、カーティス先生が向こうからやってきた。
「なんだ、知り合いだったのかお前ら?」
「え、ええ」
「彼には我々エルフもとてもお世話になっていましてね」
「そうか、さすが世界を旅するリアムだな」
えっ!俺そんなふうに思われてたの!?ま、まあルーカスに乗って色々なところに行ってたのでかなり的を得ているが……いやーそれほどでも、てれてれ。
『まんざらじゃなさ過ぎるだろ、お前。せめてもっとまんざらでいろ」
「どういう意味だよ!?」
「フハハハハ……!相変わらずだな、お前ら」
みると、これまた見知った人がいた。
茶色い髪の黒い目、ガタイがよく豪快によく笑い周囲を明るくしてくれる兄貴的な存在な人だ。
「あ、アレク!?!?」
「おう、久しぶりだな、リアム」
「久しぶり!どうしてこんなところに!?」
ここ最近、会いたくてもお互いに忙しくて中々時間が作れなかったから、これまた本来会える人物でない人がいてテンションが上がる。
「言ってくれればよかったのに」
「はははっ!お前を驚かせたくてな。元気そうでよかったよ、リアム」
「うん、元気だよ。アレクはどうしてここに?」
「今はエド様のサポートをしている」
ポカーン。そっか、多分エルフの森の管轄は父上かレオンだ。その事を考えると、側近を送り込んでいる可能性が高い。アレクは今やレオンの側近中の側近。アレクに限らず、屋敷でお世話になってた人はノアの鑑定魔法で才能を発掘され、みんなそれぞれ出世して何かしらの役職を持つようになった。
一匹狼のレオンも珍しく昔からアレクたちのパーティには心を開いていて、一緒にやってきて、信頼できる仲間なのである、
「ほえー。なんか色々びっくりだけど、納得。こんなところだけれど、会えてとても嬉しいよ」
「おお。俺も会えて嬉しい」
アレクにはこの世界に来た時、国からの脱走を手伝ってもらったり、何も知らない俺に色々常識を教えてもらったり、妹のリア共々めちゃくちゃお世話になったからな。いつか大きくなった時、倍にして返したいところだ。
そのためには、まず、この授業でエドとアレクの2人に父上に扱かれるようになってから入学するまでの成長を見せて安心させたい。
燃えてきたーー!!
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