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20.ハヤンからの求婚②
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ハヤンの真面目な問いにロナ姫も真面目に答える。
「……清貧ですか?確かに清貧生活は家畜の繁殖と同じくらい得意ですわ。ええ、いいですよ♪」
「ちっがーうぅ…!せ・い・ひ、だ。
勝手に『ん』を付けて清貧にするなっ。んが付いたら全然意味が違くなるだろうがっ!」
「まあ、ごめんなさい。おまわず17年間慣れ親しんだ『清貧』という言葉に聞き間違えちゃったわ」
えっへっへと照れくさそうに笑うロナ姫に悪気は全くない…が、良いムードを一瞬でぶち壊している。
愛の告白→真剣な求婚、そしてハッピーエンドではなく…まさかの漫才に早変わり。
いつもならハヤンはロナとのこんなやり取りも楽しんでいたが、今はここでその流れに乗るわけには決していかない。
それに乗ったらきっと一生結婚が出来ない気がする。だからハヤンはもう一度ロナ姫に求婚を繰り返す。
「俺の正妃になって欲しいって言ったんだ。どうだ、なってくれるか?」
「私が正妃ですか…?でもこの後宮はどうなるんですか…」
「もちろん後宮は無くす。ちょうど今いる側妃達は本人の希望通り来週にはここを出ることになっている。
ロナを正妃にした後は側妃を取るつもりもないから後宮は必要がない。
生涯愛する妻はロナだけだと誓おう。
だから俺の正妃として結婚してくれ!」
くぅっ!決まった―!
今度こそ聞き間違えようがねぇぞ。
さあロナ、俺の愛を受け取ってくれ。
皇帝ハヤンからの熱烈な求婚、そしてロナ姫もハヤンに恋をしている。
こう来れば、二人の行きつく先は決まったも同然だろう。
もうハヤンの脳内には『タンタッタターン、タンタッタッターン♪』お決まりの曲が流れ始めている。
後はロナ姫の口から『YES』と言う言葉が出てくるのを待つだけ。
だがロナ姫が出した答えは…。
「きっぱりとお断りいたしますわー!!」
…『まさかの、大~どんでん返し!』
(※ねる〇ん紅鯨団風に読んでみよう!)
ニヤリとする侍女アンナと愕然とするその他二人。勿論その他二人は皇帝ハヤンとトム爺だ。
ハヤンの慟哭。
(お、おい!なんでこの流れでその答えなんだ?!
くぅっ……。ちげーだっろうぅ……。
ロナ~、なんで断るん…だぁ…)
トム爺の推察。
(やはり皇帝陛下のあの噂が影響していますか…。
不能説・男色説・変態説etc.
結婚相手としてはもっとも避けられる最悪な物件ですな)
にやりアンナ。
(ふふふ、姫様グッジョブです。もうちょっといたぶってやりましょう)
確かにトム爺の推察は正しい。どれをとっても断られる理由としては十分だろう。
だが当の本人だけは自分の噂を知らないで生きてきた。
一世一代の求婚を断られても諦めきれない皇帝ハヤン。理由を聞いて改善できることは改善し、なんとか正妃になって貰おうとスッポンの様にロナに食らいつくていく。
…『おいおい、ハヤンさんよー。
俺達は確かに一度噛みついたらなかなか離さない。
まあ、それが俺達スッポンの生き様だしな。
だがよー、振られた女に未練たらしく縋ったりはしないぜ。
それがスッポンの男道ってもんだ』
※スッポン達からの抗議文一部抜粋より
「……清貧ですか?確かに清貧生活は家畜の繁殖と同じくらい得意ですわ。ええ、いいですよ♪」
「ちっがーうぅ…!せ・い・ひ、だ。
勝手に『ん』を付けて清貧にするなっ。んが付いたら全然意味が違くなるだろうがっ!」
「まあ、ごめんなさい。おまわず17年間慣れ親しんだ『清貧』という言葉に聞き間違えちゃったわ」
えっへっへと照れくさそうに笑うロナ姫に悪気は全くない…が、良いムードを一瞬でぶち壊している。
愛の告白→真剣な求婚、そしてハッピーエンドではなく…まさかの漫才に早変わり。
いつもならハヤンはロナとのこんなやり取りも楽しんでいたが、今はここでその流れに乗るわけには決していかない。
それに乗ったらきっと一生結婚が出来ない気がする。だからハヤンはもう一度ロナ姫に求婚を繰り返す。
「俺の正妃になって欲しいって言ったんだ。どうだ、なってくれるか?」
「私が正妃ですか…?でもこの後宮はどうなるんですか…」
「もちろん後宮は無くす。ちょうど今いる側妃達は本人の希望通り来週にはここを出ることになっている。
ロナを正妃にした後は側妃を取るつもりもないから後宮は必要がない。
生涯愛する妻はロナだけだと誓おう。
だから俺の正妃として結婚してくれ!」
くぅっ!決まった―!
今度こそ聞き間違えようがねぇぞ。
さあロナ、俺の愛を受け取ってくれ。
皇帝ハヤンからの熱烈な求婚、そしてロナ姫もハヤンに恋をしている。
こう来れば、二人の行きつく先は決まったも同然だろう。
もうハヤンの脳内には『タンタッタターン、タンタッタッターン♪』お決まりの曲が流れ始めている。
後はロナ姫の口から『YES』と言う言葉が出てくるのを待つだけ。
だがロナ姫が出した答えは…。
「きっぱりとお断りいたしますわー!!」
…『まさかの、大~どんでん返し!』
(※ねる〇ん紅鯨団風に読んでみよう!)
ニヤリとする侍女アンナと愕然とするその他二人。勿論その他二人は皇帝ハヤンとトム爺だ。
ハヤンの慟哭。
(お、おい!なんでこの流れでその答えなんだ?!
くぅっ……。ちげーだっろうぅ……。
ロナ~、なんで断るん…だぁ…)
トム爺の推察。
(やはり皇帝陛下のあの噂が影響していますか…。
不能説・男色説・変態説etc.
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(ふふふ、姫様グッジョブです。もうちょっといたぶってやりましょう)
確かにトム爺の推察は正しい。どれをとっても断られる理由としては十分だろう。
だが当の本人だけは自分の噂を知らないで生きてきた。
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…『おいおい、ハヤンさんよー。
俺達は確かに一度噛みついたらなかなか離さない。
まあ、それが俺達スッポンの生き様だしな。
だがよー、振られた女に未練たらしく縋ったりはしないぜ。
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