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私の身体から光がほとばしり、ジュリエッタの身体を貫いたその瞬間―。
「ギャアアアアアアッ!!」
ジュリエッタが恐ろしい悲鳴を上げてのたうち回った。身体からは蒸気のようなものを吹き出し、どんどんジュリエッタの身体が年老い始めたのだ。
「イヤアアアアッ!やめて!止めて!」
ジュリエッタは必死になって私に手を差し伸べるが、最早その手も枯れ木の様になっている。
「お、おのれ…シルビア…よくもこの私に…」
ジュリエッタの老化していく速さは凄まじかった。けれども私の心は何も感じない。
「ああ…やめて…お、お願い…私が滅んだら…だ、誰がこの国を…」
ぼろ雑巾のような姿になりながら、まだジュリエッタは呻いている。
「この国を治めるのは…本当の王子であるユベール様よ」
私は吐き捨てるように言うと、背後でユベールの動く気配を感じた。
「シルビア。下がっていろ…とどめは俺が刺す」
「…お願いします。ユベール様」
私はスッと後ろに下がると、ユベールは無言で剣を構えたままジュリエッタの傍に近付くと、そのまま身体に剣を突き立てた。
ザクッ!!
「ギャアアアアアーッ!!」
激しい断末魔の声を上げて…ジュリエッタは完全に動かなくなった。そしてユベールの足元には背丈が半分ほどに縮んでしまったまるで枯れ木のような姿に変わり果てたジュリエッタの姿があった。
ユベールがため息をついて振り返った。いつの間にか夜が明け、太陽の光がユベールの身体を背後から照らしている。
「シルビア…全て終わったな?」
そこに立つのは、今までにない位、優しい笑みを浮かべたユベールだった。
「ユベール様…わ、私が…怖くないのですか…?」
「怖い?何故お前を怖いと思うんだ?」
ユベールは私に歩み寄ると、強く抱き寄せて来た。
「シルビア…今度はお前が助かって…本当に良かった…」
「ユ、ユベール様…」
私はユベールの胸に顔をうずめ、涙した―。
****
その後はものすごい騒ぎとなった。ジュリエッタによって掛けられた魔法は解け、アンリ王子…基、アンリ侯爵はジュリエッタの部屋の中で発見された。どうやら魔法による特殊な封印が掛けられていたようだった。そして自分が本当は王子では無かった事に気が付いていた。そしてユベールは真の王子として国王に謁見することになり、私たちの試験は終了となった―。
ユベールを含め、15年以上魔法に掛けられていた人々はジュリエッタのしでかした処理に追われ、私はユベールに会えない日々が続いていた…。
そして三日後―。
私は屋敷に帰る為に馬車の前に立っていた。そして目の前にはアンリ侯爵がいる。
「シルビア…本当に帰ってしまうのかい?」
「はい、もう試験も終了しましたし…他の残りの令嬢達も殆ど帰ってしまいましたから」
私は清々しい顔で答える。
「そうかい…?」
アンリ侯爵はチラリと背後を見ると、そこには警備の兵士が立っている。
「彼らは皆…僕を見張っているのさ。一部の人々からは僕は謀反人とみなされているからね」
寂しげに言うアンリ侯爵。
「そうですか…それでアンリ侯爵。元の自分を取り戻した気分はどうですか?」
「うん、悪くないね。今までずっと心のどこかに合った違和感を感じなくなった。だけど…本当にユベール王子には悪い事をしてしまったと思っているよ…。実はユベール王子の額には傷跡があるんだけど…その傷だって僕とユベール王子が子供の頃に剣術の練習で負わせてしまった傷だったのに…僕には傷跡すら無いのに、僕に傷を負わせたとしてユベール王子を脅迫していたのだから…」
項垂れるアンリ侯爵。
「仕方無いですよ。操られていたのですから。それでは、私も行きますね」
馬車に乗り込もうとしたとき、アンリ侯爵が声を掛けて来た。
「シルビア」
「はい?」
「本当に…ユベール王子には会わなくていいのかい?」
ユベール…その言葉を聞くとズキリと胸が痛む。だけど、彼はこの国の王子。元々はアンリ侯爵がジュリエッタに操られていなければ、会う事だって叶わないような方だ。きっと、彼はこの先今の自分に見合う結婚相手を見つけるだろう。私は…ほんの僅かでもユベールと愛し合えただけで十分だ。だって…12回のループを終えて初めて、結ばれたのだから。それだけでもう思い残す事は何も無い。
「はい、いいんです。それではアンリ侯爵…御機嫌よう」
「気を付けてね」
アンリ侯爵は馬車のドアを閉めた―。
ガラガラガラガラ…
走り続ける馬車の中で私はずっと俯いていた。ユベール…最後に一目会いたかった…。
その時―。
「…まれっ!その馬車…止まれッ!」
「え…?」
驚いて馬車の窓から外を見ると、馬にまたがったユベールが物凄い速さでこちらへ近づいて来る。御者も驚いて馬車を止めるとユベールはすぐに追いつき、ヒラリと飛び降りた。そして怖い顔で馬車の扉を開けると私の向かい側の席に座り込んだ。
「ユ、ユベール様…」
「何故だ?」
「え?」
「何故、勝手に帰ろうとした?」
「あ、それは…試験が終わったからです…。もう私達の役目も終わったので…」
「何が役目は終わっただ?お前の役目は終わっていないだろう?」
ユベールはイライラした口調で私を見た。
「え…?役目…?」
すると突然ユベールが私の右手首を掴み、グイッ強く引き寄せて来た。
「え?あ、キャアアッ!」
気付けば私はユベールの膝の上に乗っていた。眼前には美しいユベールの顔があり、もう恥ずかしくてたまらない。
「お、降ろして下さいっ!は、恥ずかしいので…」
するとユベールが私に耳元に口を寄せると言った。
「恥ずかしい?俺達はもう身体を重ねているのに?」
その言葉に顔がカッと熱くなる。
「あ、あの、それは…んっ!」
私はユベールの口づけで言葉を塞がれた。ユベール…。私はユベールの首に腕を回し、彼の深い口付けに応えた。
やがて長い口付けを終えるとユベールは言った。
「シルビア、お前を愛している。このままお前を城へ連れて帰る許可をくれないか?」
「で、ですが…私とユベール様では身分が…そ、それに私はもう魔力を使い切ってしまったのですよ?」
そう、あの日以来…私の力は発動しなくなっていた。恐らく全てはジュリエッタの時を急激に進めたことで使い切ってしまったのだろう。
するとユベールは笑みを浮かべると言った。
「俺が魔力を欲しているハズがないだろう?俺が欲しいのはシルビア。お前だけだ」
「ユ、ユベール様…」
私の目から涙が流れた。それをユベールが親指で拭いながら私に再度言う。
「愛している。シルビア。どうか俺と結婚して欲しい」
「は…はい!」
私はユベールに抱きつき…その夜、再び彼に抱かれた―。
そして時は流れ…。
****
7月7日―
ついに私とユベールの結婚式を迎える日がやって来た。
私は真っ白なウェディングドレスに身を包み、控室で待っていた。するとそこへやはり真っ白なスーツに身を包んだユベールが部屋の中へ入って来た。
「シルビア、待たせたな?」
そして私に手を伸ばす。
「いいえ、こんなの待った内に入りません」
そしてユベールの手を取ると言った。
「愛しています。ユベール様」
「シルビア…」
瞳を閉じたユベールの顔が近付いて来たので、私もそっと目を閉じるとすぐに唇が重なって来た。
ユベールと口づけを交わしながら、私は思った。
だって…私は貴方に再び会うために…12回もの時をループして来たのだから―。
<完>
「ギャアアアアアアッ!!」
ジュリエッタが恐ろしい悲鳴を上げてのたうち回った。身体からは蒸気のようなものを吹き出し、どんどんジュリエッタの身体が年老い始めたのだ。
「イヤアアアアッ!やめて!止めて!」
ジュリエッタは必死になって私に手を差し伸べるが、最早その手も枯れ木の様になっている。
「お、おのれ…シルビア…よくもこの私に…」
ジュリエッタの老化していく速さは凄まじかった。けれども私の心は何も感じない。
「ああ…やめて…お、お願い…私が滅んだら…だ、誰がこの国を…」
ぼろ雑巾のような姿になりながら、まだジュリエッタは呻いている。
「この国を治めるのは…本当の王子であるユベール様よ」
私は吐き捨てるように言うと、背後でユベールの動く気配を感じた。
「シルビア。下がっていろ…とどめは俺が刺す」
「…お願いします。ユベール様」
私はスッと後ろに下がると、ユベールは無言で剣を構えたままジュリエッタの傍に近付くと、そのまま身体に剣を突き立てた。
ザクッ!!
「ギャアアアアアーッ!!」
激しい断末魔の声を上げて…ジュリエッタは完全に動かなくなった。そしてユベールの足元には背丈が半分ほどに縮んでしまったまるで枯れ木のような姿に変わり果てたジュリエッタの姿があった。
ユベールがため息をついて振り返った。いつの間にか夜が明け、太陽の光がユベールの身体を背後から照らしている。
「シルビア…全て終わったな?」
そこに立つのは、今までにない位、優しい笑みを浮かべたユベールだった。
「ユベール様…わ、私が…怖くないのですか…?」
「怖い?何故お前を怖いと思うんだ?」
ユベールは私に歩み寄ると、強く抱き寄せて来た。
「シルビア…今度はお前が助かって…本当に良かった…」
「ユ、ユベール様…」
私はユベールの胸に顔をうずめ、涙した―。
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その後はものすごい騒ぎとなった。ジュリエッタによって掛けられた魔法は解け、アンリ王子…基、アンリ侯爵はジュリエッタの部屋の中で発見された。どうやら魔法による特殊な封印が掛けられていたようだった。そして自分が本当は王子では無かった事に気が付いていた。そしてユベールは真の王子として国王に謁見することになり、私たちの試験は終了となった―。
ユベールを含め、15年以上魔法に掛けられていた人々はジュリエッタのしでかした処理に追われ、私はユベールに会えない日々が続いていた…。
そして三日後―。
私は屋敷に帰る為に馬車の前に立っていた。そして目の前にはアンリ侯爵がいる。
「シルビア…本当に帰ってしまうのかい?」
「はい、もう試験も終了しましたし…他の残りの令嬢達も殆ど帰ってしまいましたから」
私は清々しい顔で答える。
「そうかい…?」
アンリ侯爵はチラリと背後を見ると、そこには警備の兵士が立っている。
「彼らは皆…僕を見張っているのさ。一部の人々からは僕は謀反人とみなされているからね」
寂しげに言うアンリ侯爵。
「そうですか…それでアンリ侯爵。元の自分を取り戻した気分はどうですか?」
「うん、悪くないね。今までずっと心のどこかに合った違和感を感じなくなった。だけど…本当にユベール王子には悪い事をしてしまったと思っているよ…。実はユベール王子の額には傷跡があるんだけど…その傷だって僕とユベール王子が子供の頃に剣術の練習で負わせてしまった傷だったのに…僕には傷跡すら無いのに、僕に傷を負わせたとしてユベール王子を脅迫していたのだから…」
項垂れるアンリ侯爵。
「仕方無いですよ。操られていたのですから。それでは、私も行きますね」
馬車に乗り込もうとしたとき、アンリ侯爵が声を掛けて来た。
「シルビア」
「はい?」
「本当に…ユベール王子には会わなくていいのかい?」
ユベール…その言葉を聞くとズキリと胸が痛む。だけど、彼はこの国の王子。元々はアンリ侯爵がジュリエッタに操られていなければ、会う事だって叶わないような方だ。きっと、彼はこの先今の自分に見合う結婚相手を見つけるだろう。私は…ほんの僅かでもユベールと愛し合えただけで十分だ。だって…12回のループを終えて初めて、結ばれたのだから。それだけでもう思い残す事は何も無い。
「はい、いいんです。それではアンリ侯爵…御機嫌よう」
「気を付けてね」
アンリ侯爵は馬車のドアを閉めた―。
ガラガラガラガラ…
走り続ける馬車の中で私はずっと俯いていた。ユベール…最後に一目会いたかった…。
その時―。
「…まれっ!その馬車…止まれッ!」
「え…?」
驚いて馬車の窓から外を見ると、馬にまたがったユベールが物凄い速さでこちらへ近づいて来る。御者も驚いて馬車を止めるとユベールはすぐに追いつき、ヒラリと飛び降りた。そして怖い顔で馬車の扉を開けると私の向かい側の席に座り込んだ。
「ユ、ユベール様…」
「何故だ?」
「え?」
「何故、勝手に帰ろうとした?」
「あ、それは…試験が終わったからです…。もう私達の役目も終わったので…」
「何が役目は終わっただ?お前の役目は終わっていないだろう?」
ユベールはイライラした口調で私を見た。
「え…?役目…?」
すると突然ユベールが私の右手首を掴み、グイッ強く引き寄せて来た。
「え?あ、キャアアッ!」
気付けば私はユベールの膝の上に乗っていた。眼前には美しいユベールの顔があり、もう恥ずかしくてたまらない。
「お、降ろして下さいっ!は、恥ずかしいので…」
するとユベールが私に耳元に口を寄せると言った。
「恥ずかしい?俺達はもう身体を重ねているのに?」
その言葉に顔がカッと熱くなる。
「あ、あの、それは…んっ!」
私はユベールの口づけで言葉を塞がれた。ユベール…。私はユベールの首に腕を回し、彼の深い口付けに応えた。
やがて長い口付けを終えるとユベールは言った。
「シルビア、お前を愛している。このままお前を城へ連れて帰る許可をくれないか?」
「で、ですが…私とユベール様では身分が…そ、それに私はもう魔力を使い切ってしまったのですよ?」
そう、あの日以来…私の力は発動しなくなっていた。恐らく全てはジュリエッタの時を急激に進めたことで使い切ってしまったのだろう。
するとユベールは笑みを浮かべると言った。
「俺が魔力を欲しているハズがないだろう?俺が欲しいのはシルビア。お前だけだ」
「ユ、ユベール様…」
私の目から涙が流れた。それをユベールが親指で拭いながら私に再度言う。
「愛している。シルビア。どうか俺と結婚して欲しい」
「は…はい!」
私はユベールに抱きつき…その夜、再び彼に抱かれた―。
そして時は流れ…。
****
7月7日―
ついに私とユベールの結婚式を迎える日がやって来た。
私は真っ白なウェディングドレスに身を包み、控室で待っていた。するとそこへやはり真っ白なスーツに身を包んだユベールが部屋の中へ入って来た。
「シルビア、待たせたな?」
そして私に手を伸ばす。
「いいえ、こんなの待った内に入りません」
そしてユベールの手を取ると言った。
「愛しています。ユベール様」
「シルビア…」
瞳を閉じたユベールの顔が近付いて来たので、私もそっと目を閉じるとすぐに唇が重なって来た。
ユベールと口づけを交わしながら、私は思った。
だって…私は貴方に再び会うために…12回もの時をループして来たのだから―。
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