籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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27 巨大船 4

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やすらぎの間は、イメージ的には~森の中?耳をすませば、鳥の鳴き声や川のせせらぎが聞こえてくるような癒やしの空間だった。

先に来ていた5人を見ると。ゆったりしたイスやソファで、癒やされながらくつろいでいた。

私を見るなり。
「ユリアナ。遅いよ~。」
え~こちらからとしたら。
「みんな。早いよ~。」

リリーに笑われながら。
「ユリアナ。隣にどうぞ。」と三人が座れるぐらいのソファに、二人で座った。

「わぁ~フカフカ♪(眠っちゃいそうだわ。)」

そんな感動しながら。よく見ると。クリフ学院長がいた。その横には、アユラが並び。青ローブの方々は、部屋の後ろに控えていた。

「出発の時に、少しアクシデントがありましたが。あらためまして。みなさん。私はカイト学院で学院長をしている。クリフ=ウィードです。私達がこうして会えたのも、縁があっての事です。半年間ですが、濃い半年間にしましょう。よろしくお願いしますね。」

「「はい。」」

ボソッ「やっぱり。顔だけではなく。声や喋り方も。ハルス学院長と似てる気がするわね。確か。兄さんと呼んでいた気がするし。う~ん?」

ユリアナが、ボソボソ考えていると。クリフ学院長と目があった。

「グローパー学院長のハルスは、私の弟なんですよ。歳も近いせいか、よく似ていると言われています。ユリアナは、観察力が素晴らしいですね。」

「へぇ~凄いじゃん。ユリアナにしては。」

「そうだな。ユリアナにしては。」

「もう!ユリアナにしてはとは、どういう意味よ~!」

「「ハハ」」「フフ」

(もう。みんなして。それにしても。兄弟で学院長なんて。優秀なのね。)




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