籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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33 〜夢の中〜

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「返してよ。私のうさちゃん。返してよ。」
泣きながらいる小さな女の子は、私だ。

二人いる男の子の一人が…私のうさぎのヌイグルミを持っている。

「返して欲しかったら、僕たちを追いかけてきなよ。」

「じゃないと。返さないし。あの噴水の水の中に、投げちゃうよ。あ~そうしたら。うさぎのヌイグルミは、ビショビショになっちゃうね。」

「いや。やめて。私のうさちゃん。大事なの。」ボロボロ涙を流しながら~男の子たちに話している。

(なんであんな意地悪するの?)

あの二人を追いかけている。

やっと追いついた。

うさぎのヌイグルミに、一人がなにか呟いてから返してもらう。

泣きながら、抱きしめる。

金の髪の男の子が、なにか言っている。

私は「いや。」

銀の髪の男の子が、なにか言っている。

私は「いや。」

二人は、年齢にそぐわない低い声と苛立ちで。再度。なにか言っている。

でも私は「いや。いや。」とうさぎのヌイグルミを強く抱きしめる。

二人がお互い顔を見合わせ。「「仕方がないよね。」」

一人は私を抑え。もう一人が私の右足首に手を当てながら、なにかを呟いた。

そして。「熱い。痛い。痛いよ。やめて。いや。いや。お母様~助けて。」

二人の男の子は。
「痛い思いをするのはね。ユーちゃんが、言う事聞かない悪い子だからだよ。」

「僕たちとの約束を、素直にさぁ~[はい]と言えば。今じゃなくて、大きくなってからだったのに。早めたのは、悪い子のユーちゃんだからだよ。ま。再度やる時は、ここまで痛くはないと思うけど~ユーちゃんしだいかな。」

「痛いの。痛いの。うぇ~ん」

「あ~きれいに、できたね。」

「これは。僕たち二人から、逃げられない印だからね。二人分だから、痛みも2倍かもね。」

「「これで。ユリアナは、
僕たちの○○○○だよ。」」
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