籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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42 中船 6

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外観は地味(ワザとそうしている。)だったが、船内は(一般的な船より何倍も)豪華でキレイだったのだ。
アザレアとガーベラも、気に入った様子だった。
 
嫌われていても、一応王族対応の二人とは違って。侍女二人は、今まで船に乗るとしても一般的な船だった。今回。中船に乗る自分達は他の侍女達とは違い、特別だと勘違いしていた。

「空飛ぶ船に乗ったなんて。あの気に入らない第二王女の侍女達が、悔しがっているわね。」

「ふふ。そうよ。私達を無能と馬鹿にしてきた。あの家柄だけの侍女達より、私達の方がすぐれていたと証明できるわ。」

「第二妃アザレア様と王女ガーベラ様の素晴らしさを知って、後悔をすれば良いんだわ。後になって、こちら側にきても。今更と言ってやりましょう。」

「そうよ。そうよ。」

ただの侍女モネとラン。ただ。中船に乗っただけなのに。なにもしていないのに。勝手に盛り上がっていた。

その様子を…黄ローブが見ていたとは~気がつかなかった。
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