籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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44 中船 8

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2人は、直ぐに食べ終わってしまった。

そして。部屋の中を歩いて見た。2人用のテーブルとイス。もう一つドアがあり開けると、寝室があった。シングルサイズのベッドが2つ。荷物で部屋が狭くなっていた。そして。もう一つのドアには、トイレとシャワーがあった。

王宮での2人が使用してきた衣装部屋よりも狭い。(無駄に広い衣装部屋があった。)

「確かに。船だから狭いのは仕方がないわよ。だからって。あまりにも狭すぎよ。特別室ぐらいどの船だってあるはずよ。私達は仕方がなくこの中船に乗ってあげたんだから、特別待遇をするべきだわ。それなのに。こんな使用人用の部屋なんて。ふざけているわ。あの食事だってそうよ。いくら昼食が終わっているからって。(美味しかったから、たりないのよ。)遅れたのは、向こうの落ち度でしょう。抗議よ。抗議。」

「ガーベラ。その通りだわ。あのガゼルに会った時に、言ってやりましょう。私達を広い部屋に移すように。明日までしか過ごさないけど。狭すぎて息苦しいわ。」

2人が不満をダラダラ言っていると。

コン コンとドアを叩く音がした。

ドアを開けると。先程の黄ローブの少女が、立っていた。

感情のこもらない事務的に「今から案内をしますので、私に付いてきて下さい。」と2人を気にせずに歩き出した。

「ちょっと待ちなさい。」2人は、慌てて付いて行った。

案内された場所は、食堂として使われる広い部屋だった。

先に3人が座っていて。4人が後ろに控えていた。

侍女のモネとランも後ろに控えていた。2人もイスに座った。
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