籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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49 中船 ②

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そういえば~途中。どこかに立ち寄り。新しく4人が、乗ってきたわね。

食堂のような部屋に、案内されて会ったのよね。

確かに。どこかの国の第二妃と王女とか。
ハハ。あの2人。国から厄介払いされたんだわ。見たからにして。ピンク頭のお花畑。問題を起こしそうな顔をしているし。ま。一部の男性に好かれて、勘違い女ね。きっと。ふふ。誰にでも好かれている。私とは違うわね。あ~嫌だわ。そんな方々と少しでも同じ船に乗っているなんて。気分が悪いわ。

そういえば。留学が決まった時は、父様と母様が泣いていたわね。半年間なんて。あっという間なのに。大げさに。もう会えないみたいに。私と離れるのが嫌なのね。そんなに、私の事を愛しているのね。兄様は、複雑な顔をしていたし。姉様は、[無]だったわね。ま。内心は悔しがってたと思うわね。だって。美男子が多いと噂されているフォール国に留学するという事は~私が位の高い美男子を連れて帰国する可能性があると。だって…姉様の婚約者は、アレだし。自分の婚約者より、私の婚約者が美男子なんて。あ~どんな顔するかしらね。

あの完璧な姉様~嫉妬で歪む顔が見えるわね。ふふ。

兄様と姉様の見習えと言われ続け。私の事を、落ちこぼれと馬鹿にしてきた者達が。半年後。悔しがる姿を見るのが、楽しみだわ。

床に座り投げたクッションを、ギュと抱きしめながら。
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