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50 中船 ③
しおりを挟むそれにしても。空飛ぶ船なんて初めてなのに(船に乗るのも初めて)見て回れないなんて。それに…あの黄ローブ達が、邪魔なのよね。すきがなくて。表情も[無]だし。話すのも淡々と事務的な感じだし。本当に、人間なのかしらね?気味が悪いわ。
暇なのよね。(ガゼルからフォール国での注意事項や生活にたいしての本をもらったが、読んでない。)エイル達とお喋りできたら良いのに。それもできない。
あの時。少し会話をしていたら、怒られたのよね。あれくらい良いじゃない。
イライラしたから。後から乗ってきた2人に、いろいろと言ってやったわよ。エイルとサラスも参戦して。2人とも、ストレスが溜まっていたわね。当たり前だわ。
それにしても。あのガゼルという責任者。気に入らないわね。
フォール国に着いたら、ガゼルよりも上の者に話をして。クビにでもしてもらわなくちゃ。
王女の私にたいして。こんな扱いをしているのだから。父様に手紙を書いて、抗議してもらわなくちゃ。(カバンから便箋を出す)
書きながら「もし。ガゼルが、泣いて謝れば~ふふ。私の下で働かせてあげましょう。私って。優しいわね。ふふ。」
そして。手紙を書き終え。少し気分が良くなったユリハは。
ふと。ドアを開けた。
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