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81 デイジーの心配事
しおりを挟む私デイジー=オリーブ(13)は、フワフワな水色の髪をなびかせながら。毎日の習慣である。庭にあるデイジー専用の温室で、ジョウロで花などに水をあげながら。
「姉様。無事にフォール国についたかしら?この時間だと…まだ空の上だわね。」と昨日。フォール国に出発した姉ユリアナの事を思っていた。
しっかり者(なんでも器用にこなす。)のデイジーは、大好きな姉がとても心配だった。
姉様。大丈夫かしら?リリー姉様とカレン姉様(姉様と呼んでいる)には、よ~くお願いしたけど。姉様って。なんとかホイホイみたいに…いろんな(特に特殊な能力。高貴。変人)人が寄ってくるのよね。幼少期大変だったと、屋敷のみんなが言っていたわね。何度も拐われそうになったらしくて(数は減ったけどつい最近まで)だから…うちの屋敷で働いている使用人達の防犯意識が高いのよね。怖いぐらい。犯人は(未遂だけど)…なぜか酷い最期になるらしいけど。
姉様は、もう少し危機感を覚えてほしいわね。
それにしても。国内でも危険なのに。国外に出しても、大丈夫なのかしら?学院側も事情を知っているんだし、いくら姉様が優秀だからって…人選間違えてない。
あ~なんかムカつくわね。
姉様になにかあったら、私達オリーブ家が許さないんだから。
ふんふん。
腰に手をやりながらホッペを膨らましている姿を、温室の外で控えている侍女達は。
「あ~今日も。デイジー様は、可愛らしいです。」と悶えていた。
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