籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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94 水の宮

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いつもなら、美しい水の宮。

現在は草木や花は、凍らされていて。踏んだあとか、粉々になっていた。別の場所では、跡形もなく焼かれた痕跡があった。
温度も。寒いのと暑いのが半々だった。

「そろそろ。食堂に行くぞ。」

「あ~そうだな。早く会いたいしな。なんとか。こっちに連れてこれないか?」

「それならもう。学院に通わず。さっさと閉じ込めようぜ。」

「あ!それいいな。別に学院に行く必要ないしな。」

2人の会話を聞いていた専属執事は「それは、駄目でございますよ。きちんと学院には、通わせるようにと。父君である公爵様と約束されていますよね。」

「(舌打ち)ふん。水の宮や学院なしとか、最初は父上も賛成していたのにさ。母上に言われたからって。」「俺もだよ。」

「仕方がありませんよ。男性はみんな同じ気持ちですが~女性は…違います。後一年では、ないですか。我慢も必要です。逃げられないように、うまくやるのが必要ですよ。」

「まぁ~俺たちからは、逃げられないしな。」

「後片付け頼んだぞ。」

「「承知しました。」」

2人は、紺のローブを身に着け食堂に向かった。

専属執事が2名。手をかざすと元通りになった。

「1人でも重過ぎる愛を2人分。受け止める花嫁になるお嬢様は、お気の毒に。」

「この国でも稀なケースですからね。1人の妻に2人の夫なんて。それも。四大公爵家の令息達だ。」

「その方になにかあったら…み違いなく。あそこ行きだろうな。学院でなにもなければ、良いけどな。同じ時に、(あそこ行き予定の)問題児がいるからな。」

「ハハ(乾いた笑い)」

「帰って来るまでに、元通りにしないとな。」

「そうだな。」

2人の専属執事は~ため息をつきながら動いた。
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