籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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190 オータム国の王宮にて①

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オータム国のアドニス王は、執務室にいる時に急に顔色が悪くなり「ゴホゴホ」と咳をした。

ちょうどその時。侍女と護衛騎士を連れて第1王妃が、執務室に訪れた。

咳き込む姿を見てかけより「あなた。大丈夫?」夫の背中をさすりながら心配すると。

「ありがとう。マーガレット。急に嫌な感じがしたんだよ。そしたら~胸も苦しく咳が出たのさ。マーガレットのおかげで、楽になったよ。」顔色が良くなった。

「きっと。あの方達が、あなたの噂を…どうせ。自分達の都合が良いように妄想しているのだわ。」遠くを見ながら、マーガレットが呟くと。

本当に嫌そうに「やめてくれ。思い出したくもない。やっと。私達の見えない場所に…。」

「申し訳ございません。そうですよね。もう二度会う事もない方々ですものね。忘れましょう。」

「すまない。」
侍女や側近達も事情を知っているだけに重い空気になったが~
それを明るい声で場の空気を変えたのは~。
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