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「どうぞ。」
扉を開け「ユリアナです。」と中に入ると。
ニコニコしたクリフ学院長が「こちらのソファに座って下さい。」と案内された。
「失礼します。」とソファに座ると。
(え!フカフカして座りやすい。寝ちゃいそうだわ。だめよ。ユリアナ。しっかりして。ここは家ではなく学院長室。家の時みたいに起こしてくれるデイジーもエマもいないのよ。)
必死に何かとたたかっているユリアナの様子を見て、クリフはクスっと笑い紅茶をテーブルに置いた。
「飲みながら。フォール国で1か月間生活してみて。学院での生活の事。感じた事や困った事があれば話して下さい。」
「はい。わかりました。」
ユリアナは、学院生活や花の宮での事。
疑問に思った事。あの2人の事などを話した。
奥の部屋からは、時々ガタガタと音が聞こえた。
ユリアナが「奥に誰かいるんですか?」と質問すると。
「(あの2人静かにしろ!!)誰もいないよ。きっと窓が開いているんだろう。風でガタガタと聞こえるんだろう。怖がらせてすまないな。」
「あ!大丈夫です。怖かったのではなくて~気になっただけですから。」
「それなら良いが。それでだな~」と会話を始めた。
その頃のシアカ
「え?どうしてルド様がここにいる…の?
あれ?目の前が~」
倒れる寸前。シアカは逞しい腕の中にいた。
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