籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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コン コン

「どうぞ。」

扉を開け「ユリアナです。」と中に入ると。

ニコニコしたクリフ学院長が「こちらのソファに座って下さい。」と案内された。

「失礼します。」とソファに座ると。
(え!フカフカして座りやすい。寝ちゃいそうだわ。だめよ。ユリアナ。しっかりして。ここは家ではなく学院長室。家の時みたいに起こしてくれるデイジーもエマもいないのよ。)

必死に何かとたたかっているユリアナの様子を見て、クリフはクスっと笑い紅茶をテーブルに置いた。

「飲みながら。フォール国で1か月間生活してみて。学院での生活の事。感じた事や困った事があれば話して下さい。」

「はい。わかりました。」

ユリアナは、学院生活や花の宮での事。
疑問に思った事。あの2人の事などを話した。

奥の部屋からは、時々ガタガタと音が聞こえた。

ユリアナが「奥に誰かいるんですか?」と質問すると。

「(あの2人静かにしろ!!)誰もいないよ。きっと窓が開いているんだろう。風でガタガタと聞こえるんだろう。怖がらせてすまないな。」

「あ!大丈夫です。怖かったのではなくて~気になっただけですから。」

「それなら良いが。それでだな~」と会話を始めた。


その頃のシアカ

「え?どうしてルド様がここにいる…の?
あれ?目の前が~」

倒れる寸前。シアカは逞しい腕の中にいた。
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