籠の鳥〜見えない鎖に囚われて✿❦二人の愛から…逃れられない。

クラゲ散歩

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ガーベラ達の後ろ姿を見ながら。

「それにしても。まさか。留学期間が3月の卒業までになるとは。嬉しいような。家族に会えないショックのような。複雑な心境だわ。」

「うん。そうだね。ここでの生活は楽しいしね。留学が終わったら、ロザリアやシアカと会えなくなるものね。少しでも長くいられる事になって嬉しいけど…家族と会えないのは、さみしいわね。」

「そうだな。もらった手紙には[頑張るように]と書いてあったし。残り少ない学院生活を楽しもうぜ。」

「そうよね。帰国後は私達の成長を見てもらって。お土産話がたくさんできるように、楽しまなくちゃ。」

「「そうだね。みんな一緒だし。」」

楽しそうに廊下を歩いていたユリアナ達の横を。スーッと誰かが通り過ぎた。

ユリアナが足を止め。

「あれ?今。誰かが横を通らなかった?」
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