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4章 コンタクト
28.コンタクト(4/10)
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「銀太郎って……何者なの? 地球にずっといるんだよね? それで地球人の招待でリゾートに行って、あの三角のUFOで送り迎えまでしてもらうのでしょう? 誘拐疑いのパパが家宅捜索されちゃうくらい重大なヒミツを持った、特別な宇宙人なの? そもそも地球にいる宇宙人ってみんな地球人と交流しているの?」
「え、と……」
「私、銀太郎に質問しちゃダメだった? 銀太郎の言うことを全部きいて、銀太郎の望むとおりにしないといけなかったの?」
銀太郎が困っている。
やっぱり、私みたいなふつうの地球人は知ってはいけないの? まさか銀太郎、実はどこかの星のVIPとか? ひょっとして王族だったりとか?
銀太郎はオロオロしながら、必死に言葉を探しているようだった。
「今のは、お仕事のハナシ……でし。職場のジョーシとブカみたいな関係の……。アオイ様方々、ワタシにとってプライベート。大事な家族。え、と。え、と。ココ、お仕事抜き、イクセェプシャン! あ、例外のことでし」
「銀太郎の……お仕事って?」
銀太郎の動きが止まった。
たぶん、訊いてはいけないことだったのだ。でも、「お仕事」って言い出したのは銀太郎の方だよ?
しまったという表情を一瞬で隠して、銀太郎は意を決したように私とお母さんを交互に見た。
「ワタシは……地球防衛隊の隊員でし」
「え、隊員?」
それって、藤井君が話していた宇宙人部隊のこと? 地球の危機を救ってくれるという?
……なあんだ。
私ってば期待し過ぎて、冠をかぶったゴージャスな王子様を想像しちゃった。まあ、グレイの姿だったけれど。
「……特撮ヒーロー?」
ずっと黙って話を聞いていたお母さんが、私の横でボソッとつぶやいた。
きっと今、お母さんの頭の中では赤いコスチュームの蓮君が怪獣と戦っている。
「あの、もう一度言いまし。チキュウボウエイタイでし。二人とも反応うすいでしね」
「えーと……想像力の限界を超えた? かな?」
私もお母さんも、かなりちがう方向に想像がふくらんでいた。
「まあ仕方ないでし。全てヒミツで、みんな知らされない」
銀太郎は他人事のように笑った。
「藤井君の家では地球防衛隊のことを否定していたけれど、やっぱり本当にあったの?」
「アルけどナイことになっているからナイでし」
「なんで? 危険な仕事なんでしょう? 頑張っても誰にも感謝されないの? なんで地球人のために働くのに、隠されないといけないの? 今日はこんなに活躍しましたーってテレビのニュースでやって、隊員紹介とか、握手会とか、トークライブとか、いっぱいやればいいじゃない」
「アオイ様優しいでしね。でも、それは地球のエライ人に言ってクダサイ。あと、握手会いいけど、ワレワレみんな銀色でしよ?」
「え……」
そうだった。元は銀色のツルツルなんだ。
……無理だ。
「え、と……」
「私、銀太郎に質問しちゃダメだった? 銀太郎の言うことを全部きいて、銀太郎の望むとおりにしないといけなかったの?」
銀太郎が困っている。
やっぱり、私みたいなふつうの地球人は知ってはいけないの? まさか銀太郎、実はどこかの星のVIPとか? ひょっとして王族だったりとか?
銀太郎はオロオロしながら、必死に言葉を探しているようだった。
「今のは、お仕事のハナシ……でし。職場のジョーシとブカみたいな関係の……。アオイ様方々、ワタシにとってプライベート。大事な家族。え、と。え、と。ココ、お仕事抜き、イクセェプシャン! あ、例外のことでし」
「銀太郎の……お仕事って?」
銀太郎の動きが止まった。
たぶん、訊いてはいけないことだったのだ。でも、「お仕事」って言い出したのは銀太郎の方だよ?
しまったという表情を一瞬で隠して、銀太郎は意を決したように私とお母さんを交互に見た。
「ワタシは……地球防衛隊の隊員でし」
「え、隊員?」
それって、藤井君が話していた宇宙人部隊のこと? 地球の危機を救ってくれるという?
……なあんだ。
私ってば期待し過ぎて、冠をかぶったゴージャスな王子様を想像しちゃった。まあ、グレイの姿だったけれど。
「……特撮ヒーロー?」
ずっと黙って話を聞いていたお母さんが、私の横でボソッとつぶやいた。
きっと今、お母さんの頭の中では赤いコスチュームの蓮君が怪獣と戦っている。
「あの、もう一度言いまし。チキュウボウエイタイでし。二人とも反応うすいでしね」
「えーと……想像力の限界を超えた? かな?」
私もお母さんも、かなりちがう方向に想像がふくらんでいた。
「まあ仕方ないでし。全てヒミツで、みんな知らされない」
銀太郎は他人事のように笑った。
「藤井君の家では地球防衛隊のことを否定していたけれど、やっぱり本当にあったの?」
「アルけどナイことになっているからナイでし」
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「アオイ様優しいでしね。でも、それは地球のエライ人に言ってクダサイ。あと、握手会いいけど、ワレワレみんな銀色でしよ?」
「え……」
そうだった。元は銀色のツルツルなんだ。
……無理だ。
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