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6章 幼年期のオワリ
93.オワリ(39/43)
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「その答え、色々ありましよ。話し合えるかわからない相手にバッタリ会ったら、攻撃されて自分たち滅ぼされる危険大きいから見つからないように隠れているとか。他の宇宙人も地球人と同じくらいの文明だから、会いに行く技術がないとか。地球はすでに高度文明の宇宙人たちに保護されているとか」
あ、正解は三番目だ。
銀太郎がちょっと笑った気がした。私の考えることってわかりやすいのかな?
「地球はうるさい星でしよ。ラジオとかテレビとか、電波飛んで宇宙に広がりまし。宇宙人いたら、地球人の存在バレバレでし」
「そんなに?」
「『キコエマスカ? コチラハ、トーキョーホーソーキョク』。日本語も宇宙に広がっているのでし」
「あ、それ知っています。日本で最初のラジオ放送ですよね。百年前のことだから、今は地球から百光年先まで電波が届いているんですね?」
百光年?
「すごく遠い先でしよ。宇宙人いるかもしれない星ありまし」
「へー……」
とりあえず、藤井君が物知りだということはわかったかな。
すごく遠い先、ねえ。
空を見上げた。
たくさんの星が暗闇に散らばっている。明るい星も、暗い星も、見えない星も。
銀太郎はどこからやって来たのだろう。
藤井君はどこからやって来たのだろう。
地球人がたどり着けないはるか遠くの星から、UFOに乗ってやって来た宇宙人。
逆に宇宙の果てから見たら、地球は遠い遠い未知の星だよね。
キコエマスカ?
キコエマスカ?
コチラハ、チキュウ。ワタシハ、アオイデス……。
銀太郎も空を見上げた。
まるで星をつかむように、ゆっくりと腕を伸ばす。広げた手のひらが真上を向いて、夜に溶ける。
その腕が再びゆっくりと下がり指さす先を私もパパも藤井君も目で追った。
「ホンモノでし……」
えっ?
銀太郎が言うのと同時に、全てが光に覆われた。
まぶしい!
次の瞬間、いくつもの丸い光と金属のような銀色の輝きが見えて、音もなく風が木々をゆらした。
大……きい……。
それは本当に一瞬のできごとで、何度かまばたきをした後には、辺りは暗闇に戻っていた。
あ、正解は三番目だ。
銀太郎がちょっと笑った気がした。私の考えることってわかりやすいのかな?
「地球はうるさい星でしよ。ラジオとかテレビとか、電波飛んで宇宙に広がりまし。宇宙人いたら、地球人の存在バレバレでし」
「そんなに?」
「『キコエマスカ? コチラハ、トーキョーホーソーキョク』。日本語も宇宙に広がっているのでし」
「あ、それ知っています。日本で最初のラジオ放送ですよね。百年前のことだから、今は地球から百光年先まで電波が届いているんですね?」
百光年?
「すごく遠い先でしよ。宇宙人いるかもしれない星ありまし」
「へー……」
とりあえず、藤井君が物知りだということはわかったかな。
すごく遠い先、ねえ。
空を見上げた。
たくさんの星が暗闇に散らばっている。明るい星も、暗い星も、見えない星も。
銀太郎はどこからやって来たのだろう。
藤井君はどこからやって来たのだろう。
地球人がたどり着けないはるか遠くの星から、UFOに乗ってやって来た宇宙人。
逆に宇宙の果てから見たら、地球は遠い遠い未知の星だよね。
キコエマスカ?
キコエマスカ?
コチラハ、チキュウ。ワタシハ、アオイデス……。
銀太郎も空を見上げた。
まるで星をつかむように、ゆっくりと腕を伸ばす。広げた手のひらが真上を向いて、夜に溶ける。
その腕が再びゆっくりと下がり指さす先を私もパパも藤井君も目で追った。
「ホンモノでし……」
えっ?
銀太郎が言うのと同時に、全てが光に覆われた。
まぶしい!
次の瞬間、いくつもの丸い光と金属のような銀色の輝きが見えて、音もなく風が木々をゆらした。
大……きい……。
それは本当に一瞬のできごとで、何度かまばたきをした後には、辺りは暗闇に戻っていた。
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