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小助くんと冬のどうぶつたち
おそろしいイノシシとのたたかい(その2)
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ふぶきがつづく森のおくでは、小助が大きなイノシシとあそぼうと近づいていきます。けれども、イノシシは小助をにらみながらはげしくこうふんしています。
「フウウウ~ッ! フウウウ~ッ!」
イノシシの口元には、するどいきばをもっています。イノシシにつきとばされたら、さすがの小助もひとたまりもありません。
「ぼうや! イノシシに近づいたらダメ!」
お母さんオオカミは、かわいい小助がイノシシにやられてしんでしまうところを見たくありません。けれども、小助はどんなにおそろしいけものであってもえがおを見せながら向かっていきます。
「あちょぼう(遊ぼう)! あちょぼう!」
「フウウッ! フウウッ! フウウウウ~ッ!」
イノシシはこうふんしながら、目の前にいる小助にいきなりおそいかかろうとします。これを見た小助は、でっかいイノシシを力いっぱい食い止めています。
「うんしょ! うんしょ! うんしょ!」
「な、なぜだ……。こんな小さい子どもなのに……」
小助は、すさまじい力でイノシシを前へおし出そうといっしょうけんめいです。そのいきおいにおされそうになったイノシシですが、小さい赤ちゃんをあいてにまけるわけにはいきません。
「これでどうだ! フウウウ~ッ! フウウウ~ッ!」
「うわっ!」
大きなイノシシにつきとばされた小助は、雪のつもったじめんの上にたおれています。小助の前には、うなり声を上げるイノシシのすがたがあります。
しかし、小助はすぐに立ち上がると大きなイノシシをあいてに体当たりでぶつかっていきます。
「グエッ!」
「え~いっ! え~いっ! え~いっ!」
小助は、おそろしいけものにもこわがらずに立ち向かっていきます。イノシシも小助をつきとばそうとしますが、なかなかうまくいきません。
「うんしょ! うんしょ! う~んしょ!」
ありったけの力でぶつかっていく小助のいきおいに、イノシシは思わずせなかから後ろへたおれてしまいました。
「お、おい! たのむからおこしてくれ! おこしてくれ!」
イノシシは、あおむけにたおれたので自分からおき上がることができません。4本足をバタバタさせながら、イノシシは大きな声でさけんでいます。
これを見た小助は、イノシシをたすけようと後ろからおこすことにしました。ようやくじめんに足をつけることができたイノシシは、いつもえがおの小助をじっと見ています。
「あんなにやさしい子どもなのに、おれはいったい何を……」
イノシシの目からは、大つぶのなみだがながれています。それは、あばれてばかりだったイノシシとはちがうやさしさにあふれています。
「いっちょにおちゅもう! いっちょにおちゅもう!」
「そうか、おすもうがしたいのか! それじゃあ、いっしょにしようかな」
こうして、小助はイノシシとも友だちになりました。今までふりつづいたふぶきもすっかりやむと、雪の上で小助とイノシシがおすもうをとっているようすがオオカミたちにも見えるようになりました。
「うわっ! あんな小さい子どもなのに……」
「わあ~い! わあ~い!」
オオカミたちは、赤ちゃんなのにものすごい力でイノシシにかった小助のすがたをかんしんするように見ています。
「赤ちゃんであれだけの強さだから、この後どこまで強くなっていくのだろうか」
大人たちのオオカミは、これからさらに強い男の子にそだつであろう小助をやさしく見つめています。
「フウウウ~ッ! フウウウ~ッ!」
イノシシの口元には、するどいきばをもっています。イノシシにつきとばされたら、さすがの小助もひとたまりもありません。
「ぼうや! イノシシに近づいたらダメ!」
お母さんオオカミは、かわいい小助がイノシシにやられてしんでしまうところを見たくありません。けれども、小助はどんなにおそろしいけものであってもえがおを見せながら向かっていきます。
「あちょぼう(遊ぼう)! あちょぼう!」
「フウウッ! フウウッ! フウウウウ~ッ!」
イノシシはこうふんしながら、目の前にいる小助にいきなりおそいかかろうとします。これを見た小助は、でっかいイノシシを力いっぱい食い止めています。
「うんしょ! うんしょ! うんしょ!」
「な、なぜだ……。こんな小さい子どもなのに……」
小助は、すさまじい力でイノシシを前へおし出そうといっしょうけんめいです。そのいきおいにおされそうになったイノシシですが、小さい赤ちゃんをあいてにまけるわけにはいきません。
「これでどうだ! フウウウ~ッ! フウウウ~ッ!」
「うわっ!」
大きなイノシシにつきとばされた小助は、雪のつもったじめんの上にたおれています。小助の前には、うなり声を上げるイノシシのすがたがあります。
しかし、小助はすぐに立ち上がると大きなイノシシをあいてに体当たりでぶつかっていきます。
「グエッ!」
「え~いっ! え~いっ! え~いっ!」
小助は、おそろしいけものにもこわがらずに立ち向かっていきます。イノシシも小助をつきとばそうとしますが、なかなかうまくいきません。
「うんしょ! うんしょ! う~んしょ!」
ありったけの力でぶつかっていく小助のいきおいに、イノシシは思わずせなかから後ろへたおれてしまいました。
「お、おい! たのむからおこしてくれ! おこしてくれ!」
イノシシは、あおむけにたおれたので自分からおき上がることができません。4本足をバタバタさせながら、イノシシは大きな声でさけんでいます。
これを見た小助は、イノシシをたすけようと後ろからおこすことにしました。ようやくじめんに足をつけることができたイノシシは、いつもえがおの小助をじっと見ています。
「あんなにやさしい子どもなのに、おれはいったい何を……」
イノシシの目からは、大つぶのなみだがながれています。それは、あばれてばかりだったイノシシとはちがうやさしさにあふれています。
「いっちょにおちゅもう! いっちょにおちゅもう!」
「そうか、おすもうがしたいのか! それじゃあ、いっしょにしようかな」
こうして、小助はイノシシとも友だちになりました。今までふりつづいたふぶきもすっかりやむと、雪の上で小助とイノシシがおすもうをとっているようすがオオカミたちにも見えるようになりました。
「うわっ! あんな小さい子どもなのに……」
「わあ~い! わあ~い!」
オオカミたちは、赤ちゃんなのにものすごい力でイノシシにかった小助のすがたをかんしんするように見ています。
「赤ちゃんであれだけの強さだから、この後どこまで強くなっていくのだろうか」
大人たちのオオカミは、これからさらに強い男の子にそだつであろう小助をやさしく見つめています。
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