66 / 347
小助くんと秋の大自ぜん
子グマたちと食べるやきイモはおいしいよ
しおりを挟む
いよいよ、小助たちがくらす山おくにも秋がやってきました。
「かあちゃ! おイモ! おイモ!」
「ふふふ、小助くんはイモほりするのが楽しみだものね」
小助は、お母さんといっしょにイモほりをしようとはたけにきています。はたけには、数多くのイモづるがずらりとならんでいます。
「うんしょ! うんしょ!」
いっしょうけんめいにほり出そうとする小助のすがたに、お母さんもやさしく見まもっています。
「わあ~っ! おイモだ! おイモだ!」
「小助くん、大きいイモだね!」
小助がほり出したのは、イモづるに5本もついている大きなイモです。大すきなイモを見ながら、小助はうれしそうにピョンピョンとびはねています。
この後も、小助とお母さんは畑の中からりょう手でイモをほり出そうとしています。イモがつぎつぎとほり出すたびに、小助はえがおを見せながらよろこんでいます。
「これだけ取れたことだし、今日はこのくらいにしようかな」
お母さんがイモを入れるためのかごをもってくると、小助はほり出したイモを1つずつ入れていきます。
そんな時、聞きおぼえのある声が小助の耳に入ってきました。小助がふり向くと、畑のそばにクマの親子がきていることに気づきました。
「こっち! こっち!」
小助は、お母さんグマと子グマたちに大きなイモを見せようと元気な声を出しながらよんでいます。その声につられるように、子グマたちは小助のいるところへ向かってかけ出しました。
「わあっ! 大きなイモだ」
「おイモ! おイモ! おイモ!」
子グマたちは、小助たちがほり出したイモを見ながらはしゃいでいます。小助はかごに入れたイモを出すと、お母さんにかわいい声で何かをおねだりしています。
「かあちゃ! やきイモ! やきイモ!」
「それじゃあ、子グマたちの分も合わせてやこうかな」
「わ~い! わ~い!」
小助と子グマたちは、お母さんが作ってくれる大すきなやきイモを今から楽しみにしています。お母さんは、子どもたちのようすを見ながら大きなイモをやいています。
「おいしいやきイモができたよ。まだあついから気をつけてね」
「やきイモ! やきイモ! おいしいなあ」
小助は、さっそくそのやきイモを口にほおばるように食べ始めました。2ひきの子グマたちも、やきイモをおいしそうに口に入れて食べています。
「かあちゃ! おいちい(おいしい)!」
「おいしいよ!」「もう1つ食べてもいいかな?」
「ふふふ、今日取れたばかりだからとってもおいしいよ」
小助と子グマたちが楽しそうに食べていると、お母さんグマが家の前でまっています。
「そろそろばんごはんをさがしに行こうかな」
子グマたちはやきイモを食べおわると、すぐにお母さんグマのそばへかけよりました。
「ねえねえ、帰るの?」
「ぼうや、ごめんね。またいっしょにつれてあそびにくるからね」
ちょっとさびしそうな小助ですが、子グマたちとは森の中へ行けばまた会うことができます。
「あちたもあちょぼ(明日も遊ぼ)! あちょぼ!」
「小助くん、またね!」
小助が手をふると、子グマたちもまた会うのを楽しみにしながら森のほうへ入って行きました。
「かあちゃ! おイモ! おイモ!」
「ふふふ、小助くんはイモほりするのが楽しみだものね」
小助は、お母さんといっしょにイモほりをしようとはたけにきています。はたけには、数多くのイモづるがずらりとならんでいます。
「うんしょ! うんしょ!」
いっしょうけんめいにほり出そうとする小助のすがたに、お母さんもやさしく見まもっています。
「わあ~っ! おイモだ! おイモだ!」
「小助くん、大きいイモだね!」
小助がほり出したのは、イモづるに5本もついている大きなイモです。大すきなイモを見ながら、小助はうれしそうにピョンピョンとびはねています。
この後も、小助とお母さんは畑の中からりょう手でイモをほり出そうとしています。イモがつぎつぎとほり出すたびに、小助はえがおを見せながらよろこんでいます。
「これだけ取れたことだし、今日はこのくらいにしようかな」
お母さんがイモを入れるためのかごをもってくると、小助はほり出したイモを1つずつ入れていきます。
そんな時、聞きおぼえのある声が小助の耳に入ってきました。小助がふり向くと、畑のそばにクマの親子がきていることに気づきました。
「こっち! こっち!」
小助は、お母さんグマと子グマたちに大きなイモを見せようと元気な声を出しながらよんでいます。その声につられるように、子グマたちは小助のいるところへ向かってかけ出しました。
「わあっ! 大きなイモだ」
「おイモ! おイモ! おイモ!」
子グマたちは、小助たちがほり出したイモを見ながらはしゃいでいます。小助はかごに入れたイモを出すと、お母さんにかわいい声で何かをおねだりしています。
「かあちゃ! やきイモ! やきイモ!」
「それじゃあ、子グマたちの分も合わせてやこうかな」
「わ~い! わ~い!」
小助と子グマたちは、お母さんが作ってくれる大すきなやきイモを今から楽しみにしています。お母さんは、子どもたちのようすを見ながら大きなイモをやいています。
「おいしいやきイモができたよ。まだあついから気をつけてね」
「やきイモ! やきイモ! おいしいなあ」
小助は、さっそくそのやきイモを口にほおばるように食べ始めました。2ひきの子グマたちも、やきイモをおいしそうに口に入れて食べています。
「かあちゃ! おいちい(おいしい)!」
「おいしいよ!」「もう1つ食べてもいいかな?」
「ふふふ、今日取れたばかりだからとってもおいしいよ」
小助と子グマたちが楽しそうに食べていると、お母さんグマが家の前でまっています。
「そろそろばんごはんをさがしに行こうかな」
子グマたちはやきイモを食べおわると、すぐにお母さんグマのそばへかけよりました。
「ねえねえ、帰るの?」
「ぼうや、ごめんね。またいっしょにつれてあそびにくるからね」
ちょっとさびしそうな小助ですが、子グマたちとは森の中へ行けばまた会うことができます。
「あちたもあちょぼ(明日も遊ぼ)! あちょぼ!」
「小助くん、またね!」
小助が手をふると、子グマたちもまた会うのを楽しみにしながら森のほうへ入って行きました。
0
あなたにおすすめの小説
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
左左左右右左左 ~いらないモノ、売ります~
菱沼あゆ
児童書・童話
菜乃たちの通う中学校にはあるウワサがあった。
『しとしとと雨が降る十三日の金曜日。
旧校舎の地下にヒミツの購買部があらわれる』
大富豪で負けた菜乃は、ひとりで旧校舎の地下に下りるはめになるが――。
宇宙人は恋をする!
山碕田鶴
児童書・童話
【第2回きずな児童書大賞/奨励賞を受賞しました。ありがとうございました。】
私が呼んでいると勘違いして現れて、部屋でアイスを食べている宇宙人・銀太郎(仮名)。
全身銀色でツルツルなのがキモチワルイ。どうせなら、大大大好きなアイドルの滝川蓮君そっくりだったら良かったのに。……え? 変身できるの?
中学一年生・川上葵とナゾの宇宙人との、家族ぐるみのおつきあい。これは、国家機密です⁉
(表紙絵:山碕田鶴/人物色塗りして下さった「ごんざぶろ」様に感謝)
ぼくのだいじなヒーラー
もちっぱち
絵本
台所でお母さんと喧嘩した。
遊んでほしくて駄々をこねただけなのに
怖い顔で怒っていたお母さん。
そんな時、不思議な空間に包まれてふわりと気持ちが軽くなった。
癒される謎の生き物に会えたゆうくんは楽しくなった。
お子様向けの作品です
ひらがな表記です。
ぜひ読んでみてください。
イラスト:ChatGPT(OpenAI)生成
【奨励賞】おとぎの店の白雪姫
ゆちば
児童書・童話
【第15回絵本・児童書大賞 奨励賞】
母親を亡くした小学生、白雪ましろは、おとぎ商店街でレストランを経営する叔父、白雪凛悟(りんごおじさん)に引き取られる。
ぎこちない二人の生活が始まるが、ひょんなことからりんごおじさんのお店――ファミリーレストラン《りんごの木》のお手伝いをすることになったましろ。パティシエ高校生、最速のパート主婦、そしてイケメンだけど料理脳のりんごおじさんと共に、一癖も二癖もあるお客さんをおもてなし!
そしてめくるめく日常の中で、ましろはりんごおじさんとの『家族』の形を見出していく――。
小さな白雪姫が『家族』のために奔走する、おいしいほっこり物語。はじまりはじまり!
他のサイトにも掲載しています。
表紙イラストは今市阿寒様です。
絵本児童書大賞で奨励賞をいただきました。
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる