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小助くんと夏の出会い
夜中のゆうれいと小助くん
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山おくのほうも、すっかり夜がふけてきました。小助はどうぶつたちとあそびつかれたのか、すやすやとねむりの中へ入っています。
そんな夜中にあらわれたのは、青白くてぶきみなゆうれいのすがたです。ゆうれいは、小助のいる小さい家の前であやしげなわらい声を上げています。
「ひっひっひ、この家には小さい子どもがいるようだな。どれどれ、この家に入っておどろかすとするかな」
ゆうれいは、家の中へすりぬけるように入りました。家の中では、小助とお母さんがそれぞれのふとんに入ってねむりつづけています。
「こんなにかわいい男の子なら、小さくなってふとんの中へ入ったほうがいいかもしれないなあ」
ぶきみなわらいを見せるゆうれいは、くらやみの家の中で小さいすがたになりました。そのすがたは、まるではっぱのように小助のふとんの中へするりと入りました。
その間も、小助はかわいい顔つきですやすやと楽しそうにゆめを見ています。森の中から大きなたきへやってくると、池の中へいきおいよくとびこんで……。
しばらくすると、小助のふとんからあのゆうれいがかけぶとんから出てきました。ゆうれいの体からは、白いゆげが立ちのぼっています。
「やっぱりか……。見事におねしょをしているとはなあ……」
元のすがたにもどったゆうれいは、おねしょをしたままでぐっすりねむりつづける小助のかわいい顔をじっと見ています。小助のゆめの中では、はらがけの下をおさえながらかけ回る小助のすがたがあります。
「ひっひっひ、わしの顔を近づけてこわがらせてやろうかな。この子が目をさましたら、こわくて大声でなくだろうなあ」
ゆうれいは、自分のこわい顔を小助に近づけようとします。そんなゆうれいに、小助がすやすやとねむったままであんよを上げたその時のことです。
「ジョパジョパジョパ、ジョジョジョジョジョジョジョ~ッ」
「う、うわわっ! ねむったままでわしの顔に……」
小助は、ゆうれいのこわい顔へおねしょをつぎつぎとめいちゅうさせています。ゆうれいにとっては、いきなりのおしっここうげきにたまったものではありません。
「このままでは、わしがいることに気づかれてしまう……」
ゆうれいは、あわてふためいたようすで小助たちの家からすりぬけると、くらい夜のやみにきえていきました。
つぎの日の朝、小助はおふとんからおき上がるといつも通りのかわいいえがおでお母さんを見つめています。
「ふふふ、きょうもやっちゃったね」
「かあちゃ、おねちょ(おねしょ)! おねしょ!」
小助は、この日も見事に元気いっぱいのおねしょをおふとんにやってしまいました。今日のおねしょは2回もしちゃったので、おふとんにはいつもよりもでっかくえがかれています。
「どんなゆめを見たのかな?」
「てへへ」
家の中にゆうれいがきていたことは、小助もお母さんもぜんぜん知りません。セミの鳴き声がひびきわたる中、小助は今日もどうぶつたちとあそぶために森の中へ向かっていきました。
そんな夜中にあらわれたのは、青白くてぶきみなゆうれいのすがたです。ゆうれいは、小助のいる小さい家の前であやしげなわらい声を上げています。
「ひっひっひ、この家には小さい子どもがいるようだな。どれどれ、この家に入っておどろかすとするかな」
ゆうれいは、家の中へすりぬけるように入りました。家の中では、小助とお母さんがそれぞれのふとんに入ってねむりつづけています。
「こんなにかわいい男の子なら、小さくなってふとんの中へ入ったほうがいいかもしれないなあ」
ぶきみなわらいを見せるゆうれいは、くらやみの家の中で小さいすがたになりました。そのすがたは、まるではっぱのように小助のふとんの中へするりと入りました。
その間も、小助はかわいい顔つきですやすやと楽しそうにゆめを見ています。森の中から大きなたきへやってくると、池の中へいきおいよくとびこんで……。
しばらくすると、小助のふとんからあのゆうれいがかけぶとんから出てきました。ゆうれいの体からは、白いゆげが立ちのぼっています。
「やっぱりか……。見事におねしょをしているとはなあ……」
元のすがたにもどったゆうれいは、おねしょをしたままでぐっすりねむりつづける小助のかわいい顔をじっと見ています。小助のゆめの中では、はらがけの下をおさえながらかけ回る小助のすがたがあります。
「ひっひっひ、わしの顔を近づけてこわがらせてやろうかな。この子が目をさましたら、こわくて大声でなくだろうなあ」
ゆうれいは、自分のこわい顔を小助に近づけようとします。そんなゆうれいに、小助がすやすやとねむったままであんよを上げたその時のことです。
「ジョパジョパジョパ、ジョジョジョジョジョジョジョ~ッ」
「う、うわわっ! ねむったままでわしの顔に……」
小助は、ゆうれいのこわい顔へおねしょをつぎつぎとめいちゅうさせています。ゆうれいにとっては、いきなりのおしっここうげきにたまったものではありません。
「このままでは、わしがいることに気づかれてしまう……」
ゆうれいは、あわてふためいたようすで小助たちの家からすりぬけると、くらい夜のやみにきえていきました。
つぎの日の朝、小助はおふとんからおき上がるといつも通りのかわいいえがおでお母さんを見つめています。
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