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前編
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「君は僕の侍女や幼馴染みを虐めているそうだね。……呆れた。まさかそんな悪女だったとはね」
婚約者ウィブリヌは冷ややか視線を向けつつ言い放った。
しかしまったくもって心当たりがない。
何を言われているのやら。
そもそも唐突過ぎて理解が追いつかないし、それに、まともな説明もない。
「ということで、婚約は破棄させてもらうよ。悪女を妻にする趣味はないからね」
「意味が分からないのですが……」
「知らないふりをしても無駄だよ。本人たちから全部聞いたから」
本人たちの主張が嘘かもしれない、とは考えないのだろうか?
「何を言っても無駄だよ。では永遠にさようなら」
結局何も聞いてもらえないまま婚約破棄された。
婚約者ウィブリヌは冷ややか視線を向けつつ言い放った。
しかしまったくもって心当たりがない。
何を言われているのやら。
そもそも唐突過ぎて理解が追いつかないし、それに、まともな説明もない。
「ということで、婚約は破棄させてもらうよ。悪女を妻にする趣味はないからね」
「意味が分からないのですが……」
「知らないふりをしても無駄だよ。本人たちから全部聞いたから」
本人たちの主張が嘘かもしれない、とは考えないのだろうか?
「何を言っても無駄だよ。では永遠にさようなら」
結局何も聞いてもらえないまま婚約破棄された。
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