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第二部
三十六話 円盤のイラム 前②
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「それぞれ鈴宮には侍女を一人だけつけることができます。希望があればご自身で決めてください。今から呼んできます」
マスルールがそう言って、それを聞いたルシアが手を上げた。
「私、王宮まで一緒に来てくださったサラさんにお願いしたいです」
ルシアの希望に頷いた彼は次にライラとライルを見た。
「あなた達はどうしますか」
「私たちは、自分のことは自分で出来ますから必要ありません」
多分ライラの方が首を横に振った。
それを聞いて少し考えた後マスルールは「いいでしょう」と頷く。
「リリー殿はどのような侍女が欲しいか希望がありますか」
「私も、特に必要ないかと……」
「いえ、王女殿下と知って侍女をつけない訳にはいきませんので、それでしたら王宮から信頼できる者をこちらで用意します」
「はい……あの、何度も言いますように私もう王女じゃないんですけど……」
「それはあなたがそう言っているだけで、クレイドル国王はまだあなたを探しています。六女典礼に選ばれた者の名前は記録に残りますから、あなたの詳細はこちらで改変しますが、なるべく不便はないようにお過ごしください」
「……わかりました」
実家のことを持ち出されたら弱いらしい。
リリアンが神妙な顔で首を縦に振った。クレイドル国王ってことはリリアンのお父さんだと思うけど、まだ探してるのか。
当時は知らなかったとはいえ、俺は悪いことをしただろうか。いや、でもリリアン自身はレオンハルト王子と結婚させられるよりはマークスと一緒になりたかったんだからあれで良かったんじゃないか。そのマークスに売られたって嘘みたいなことを聞いたが、それは彼女に後でちゃんと確認しないといけない。もしあの真面目そうな騎士がそんなクソ野郎だったなら探し出して絞めないと駆け落ちを後押しした俺は責任を感じる。
「レイ殿は」
「侍女はいりません」
聞かれる前にきっぱり断っておいた。
どうにかして逃げる算段をつけるにあたり、側に人にいられたらやり辛いし、うちの家人でもない女性にお世話されるなんて居た堪れない。
「わかりました。ロレンナ、お前はどうする」
「私は、イリアを呼んでください」
最後に聞かれたロレンナは相変わらず顔色を変えず淡々とした口調で答える。
さっきから気になっているんだが、マスルールはロレンナと親しい間柄なのか? 彼はロレンナに対して微妙に敬称も敬語も使わないんだよな。
全員の希望を確認してから彼は頷いた。
「それでは、私は侍女を呼んで来ます。それから鈴宮の中を一通り確認して食材など必要なものを運びますので、その間にお互いの顔合わせをしておいてください。これからしばらく一緒の鈴園で過ごす以上、少しはお互いの素性を知っておいた方がいいでしょう。ロレンナ、正殿の手前にある水路の側に四阿がある。そこにお連れして皆で話して待っているように」
「はい」
ロレンナが頷くと、マスルールは皆を魔法陣から外に出し鐘に手を触れた。そしてその姿はすぐに掻き消える。
下では馬に触ったら転移したよな。上からは鐘に触ると転移できるのか。円柱のエレベーターと同じで皇族が操作しないと動かないんだろうか。それが一番気になる。
試してみたいが、他の候補者がいる手前今あれこれ調べるのは憚られる。夜にこっそりやってみよう。
「皆様、こちらへ」
ロレンナが短くそう言って、真っ直ぐに背筋を伸ばしたまま正殿のある方向へ歩き出した。
ついて行くしかないので、みんなで一緒に移動する。
鈴宮の向こうには本当に果樹園があり、その先に水路があった。下の層に流れていたような澄んだ水が結構深そうな堀に流れている。アーチ状の橋がかかっていてその向こうに緑色の尖塔がある建物も見える。いくつか建物があるように見えるから、あっちが皇帝の居住スペースなんだろう。なるべく近寄りたくない。
四阿は水路を越えず鈴宮側にあり、果樹園の木の陰に建っていた。
ロレンナはそこに入っていくと皆を振り返る。
そこそこ広い白い石造りの四阿は円形で、腰掛けるだけの大理石の椅子が、年輪が美しい大きな木の丸いテーブルの周りにいくつか置いてある。
促されるまま順番にそこに座り、テーブルを囲んでみんなで座った。円形に並んでいるからお互いの顔がよく見える。
俺は卵を両手で支えられるようになって、肩の痛みが軽減されてほっと息をついた。
「私は、ロレンナと申します。今年で十九になります。鈴園のことは、兄から多少聞いておりますので皆様からご質問があればお答えします」
俺の対面にいるロレンナが口火を切って、真面目な顔で名乗った。
マスルールがほとんど説明しないまま去ったので、鈴園のことを教えてくれるのは助かる。でもちょっと待て。
兄?
今兄って言った?
俺はまさかと思い、ロレンナの顔をまじまじと見る。
「ロレンナさんのお兄さんって、まさか……」
「先ほどのマスルールが、私の兄です」
そうなるよね?!
そう言われれば雰囲気は似てるわ!
外見は全く違うけど、兄妹って聞いたら妙に納得する。それでマスルールはロレンナに対して微妙に口調が緩かった訳だ。
双子以外はみんな知らなかったのか、驚いた顔でロレンナを見つめていた。
「つまり、ロレンナさんもアシュラフ皇帝の従姉妹ということに?」
「そうです」
俺の問いに頷いたロレンナに、内心で感心した。年下の従兄弟に妃候補に選ばれて、全く動揺も見せなかったのはすごいよな。
広間で周りの女の子達が皆頭を下げていたのも腑に落ちた。彼女は皇族の一人で、あの中ではとんでもなく身分が高い女性だったのだ。
とりあえず、今回は後から兄妹でしたっていう事実が明らかになるんじゃなくて、真っ先に二人の関係を把握できたのは良かった。仲の良さそうな兄妹とは言い難い気がするけど、これからロレンナへの言動は一応気をつけないといけない。
「この鈴園は、先ほど見た通り鐘の周りに円形の宮が連なって建っています。鈴宮と呼ばれますが、古くは宮が輪になっていることから輪園とも呼ばれていました。ここは妃を選ぶ試験の場であり、最後に皇帝に選ばれた者が正殿の隣にある鈴女の宮に入ることになります」
皆黙ってロレンナの説明を聞いている。
今のところ逃げ出す算段がつかないから、俺も明日から何が起こるのかは知っておきたい。
「試験って、具体的に何をするんですか?」
ロレンナの隣に座ったリリアンが不思議そうな顔をして首を傾げた。ロレンナはリリアンの顔を見て表情を変えずに説明する。
「試験の内容は様々です。基本的には皇帝陛下自らが妃となる者の力を試すという場ですので、何を題材とするかは皇帝が決めます。これまで記録に残っているものでは、魔法の力を試したり、教養や芸術に関わる試験が多かったように思いますが、アシュラフ陛下は、どうされるかはわかりませんので……」
最後に言葉を濁したロレンナを見て、皆心の中で同意したのか微妙な表情になった。あの皇帝が直接試験の内容を決めることになるのか。不安しかないな。
「試験には定めで決められているものもあり、第三の試験だけは内容が予め決まっています。それぞれが皇帝に自らの最も得意とする一芸を披露する、というものです」
続けて言ったロレンナの言葉でさっき宰相のお爺さんが最後に言ったことを思い出した。
なんだったか、第三の試験と鈴女の選定の時にはさっきいた人達に立ち会ってもらう必要があるって言ってたよな。ということは、第三の試験の時は一度地上の王宮に戻るんだろうか。だとしたら、逃げるチャンスだ。
「第三の試験のために必要なものがあれば、後で兄にお伝えください。鈴園に持ち込めるものは決まっていますが、衣服や楽器などは問題なく用意できると思います」
ロレンナが俺たち一人一人に視線を巡らせてそう言うと、今度はルシアが控えめに手を上げた。
「あの、試験って何日くらいで終わるんですか? 兄が外で待ってるんですけど、いつまで待ってもらえばいいのか知りたくて」
確かにそれは俺も知りたい。
ロレンナを見ると、彼女は頷いて口を開いた。
「試験は少なくとも四つまでは続きます。ですから、陛下がどのようなご予定をされているか分かりませんが、一日一つの試験を続けたとして、全て終わるのは四、五日先かと思われます。その後鈴女の選定の儀式があり、正妃に選ばれた候補者のみ鈴園に残り鈴女の寝殿で陛下と共に三日過ごします」
簡潔な説明で非常にわかりやすい。
選ばれた後で妃が三日残るというのはまあ理由は察せられるし、選ばれる気は皆無だから関係ないとしても、最低でも四、五日先と言われるとな。
俺の右隣に座っていたルシアも困った顔をして黙っていた。
俺だって困る。明日から最低四日もここにいたら確実にグウェンがラムルに来て俺を探し回る。俺がイラムの鈴園にいるなんて知られたらヤバいだろう。あいつ王宮に乗り込んで来るぞ。俺のせいでラムルとデルトフィアに確執が生まれるのは御免被りたい。
それに、ベルだってもうそろそろうちに帰ってきてる頃だし。俺が長くいないと不安にさせてしまう。きっとウィルだって心配してるし。
本気で逃げる算段をつけないといよいよまずいな、と俺は改めて思った。
マスルールがそう言って、それを聞いたルシアが手を上げた。
「私、王宮まで一緒に来てくださったサラさんにお願いしたいです」
ルシアの希望に頷いた彼は次にライラとライルを見た。
「あなた達はどうしますか」
「私たちは、自分のことは自分で出来ますから必要ありません」
多分ライラの方が首を横に振った。
それを聞いて少し考えた後マスルールは「いいでしょう」と頷く。
「リリー殿はどのような侍女が欲しいか希望がありますか」
「私も、特に必要ないかと……」
「いえ、王女殿下と知って侍女をつけない訳にはいきませんので、それでしたら王宮から信頼できる者をこちらで用意します」
「はい……あの、何度も言いますように私もう王女じゃないんですけど……」
「それはあなたがそう言っているだけで、クレイドル国王はまだあなたを探しています。六女典礼に選ばれた者の名前は記録に残りますから、あなたの詳細はこちらで改変しますが、なるべく不便はないようにお過ごしください」
「……わかりました」
実家のことを持ち出されたら弱いらしい。
リリアンが神妙な顔で首を縦に振った。クレイドル国王ってことはリリアンのお父さんだと思うけど、まだ探してるのか。
当時は知らなかったとはいえ、俺は悪いことをしただろうか。いや、でもリリアン自身はレオンハルト王子と結婚させられるよりはマークスと一緒になりたかったんだからあれで良かったんじゃないか。そのマークスに売られたって嘘みたいなことを聞いたが、それは彼女に後でちゃんと確認しないといけない。もしあの真面目そうな騎士がそんなクソ野郎だったなら探し出して絞めないと駆け落ちを後押しした俺は責任を感じる。
「レイ殿は」
「侍女はいりません」
聞かれる前にきっぱり断っておいた。
どうにかして逃げる算段をつけるにあたり、側に人にいられたらやり辛いし、うちの家人でもない女性にお世話されるなんて居た堪れない。
「わかりました。ロレンナ、お前はどうする」
「私は、イリアを呼んでください」
最後に聞かれたロレンナは相変わらず顔色を変えず淡々とした口調で答える。
さっきから気になっているんだが、マスルールはロレンナと親しい間柄なのか? 彼はロレンナに対して微妙に敬称も敬語も使わないんだよな。
全員の希望を確認してから彼は頷いた。
「それでは、私は侍女を呼んで来ます。それから鈴宮の中を一通り確認して食材など必要なものを運びますので、その間にお互いの顔合わせをしておいてください。これからしばらく一緒の鈴園で過ごす以上、少しはお互いの素性を知っておいた方がいいでしょう。ロレンナ、正殿の手前にある水路の側に四阿がある。そこにお連れして皆で話して待っているように」
「はい」
ロレンナが頷くと、マスルールは皆を魔法陣から外に出し鐘に手を触れた。そしてその姿はすぐに掻き消える。
下では馬に触ったら転移したよな。上からは鐘に触ると転移できるのか。円柱のエレベーターと同じで皇族が操作しないと動かないんだろうか。それが一番気になる。
試してみたいが、他の候補者がいる手前今あれこれ調べるのは憚られる。夜にこっそりやってみよう。
「皆様、こちらへ」
ロレンナが短くそう言って、真っ直ぐに背筋を伸ばしたまま正殿のある方向へ歩き出した。
ついて行くしかないので、みんなで一緒に移動する。
鈴宮の向こうには本当に果樹園があり、その先に水路があった。下の層に流れていたような澄んだ水が結構深そうな堀に流れている。アーチ状の橋がかかっていてその向こうに緑色の尖塔がある建物も見える。いくつか建物があるように見えるから、あっちが皇帝の居住スペースなんだろう。なるべく近寄りたくない。
四阿は水路を越えず鈴宮側にあり、果樹園の木の陰に建っていた。
ロレンナはそこに入っていくと皆を振り返る。
そこそこ広い白い石造りの四阿は円形で、腰掛けるだけの大理石の椅子が、年輪が美しい大きな木の丸いテーブルの周りにいくつか置いてある。
促されるまま順番にそこに座り、テーブルを囲んでみんなで座った。円形に並んでいるからお互いの顔がよく見える。
俺は卵を両手で支えられるようになって、肩の痛みが軽減されてほっと息をついた。
「私は、ロレンナと申します。今年で十九になります。鈴園のことは、兄から多少聞いておりますので皆様からご質問があればお答えします」
俺の対面にいるロレンナが口火を切って、真面目な顔で名乗った。
マスルールがほとんど説明しないまま去ったので、鈴園のことを教えてくれるのは助かる。でもちょっと待て。
兄?
今兄って言った?
俺はまさかと思い、ロレンナの顔をまじまじと見る。
「ロレンナさんのお兄さんって、まさか……」
「先ほどのマスルールが、私の兄です」
そうなるよね?!
そう言われれば雰囲気は似てるわ!
外見は全く違うけど、兄妹って聞いたら妙に納得する。それでマスルールはロレンナに対して微妙に口調が緩かった訳だ。
双子以外はみんな知らなかったのか、驚いた顔でロレンナを見つめていた。
「つまり、ロレンナさんもアシュラフ皇帝の従姉妹ということに?」
「そうです」
俺の問いに頷いたロレンナに、内心で感心した。年下の従兄弟に妃候補に選ばれて、全く動揺も見せなかったのはすごいよな。
広間で周りの女の子達が皆頭を下げていたのも腑に落ちた。彼女は皇族の一人で、あの中ではとんでもなく身分が高い女性だったのだ。
とりあえず、今回は後から兄妹でしたっていう事実が明らかになるんじゃなくて、真っ先に二人の関係を把握できたのは良かった。仲の良さそうな兄妹とは言い難い気がするけど、これからロレンナへの言動は一応気をつけないといけない。
「この鈴園は、先ほど見た通り鐘の周りに円形の宮が連なって建っています。鈴宮と呼ばれますが、古くは宮が輪になっていることから輪園とも呼ばれていました。ここは妃を選ぶ試験の場であり、最後に皇帝に選ばれた者が正殿の隣にある鈴女の宮に入ることになります」
皆黙ってロレンナの説明を聞いている。
今のところ逃げ出す算段がつかないから、俺も明日から何が起こるのかは知っておきたい。
「試験って、具体的に何をするんですか?」
ロレンナの隣に座ったリリアンが不思議そうな顔をして首を傾げた。ロレンナはリリアンの顔を見て表情を変えずに説明する。
「試験の内容は様々です。基本的には皇帝陛下自らが妃となる者の力を試すという場ですので、何を題材とするかは皇帝が決めます。これまで記録に残っているものでは、魔法の力を試したり、教養や芸術に関わる試験が多かったように思いますが、アシュラフ陛下は、どうされるかはわかりませんので……」
最後に言葉を濁したロレンナを見て、皆心の中で同意したのか微妙な表情になった。あの皇帝が直接試験の内容を決めることになるのか。不安しかないな。
「試験には定めで決められているものもあり、第三の試験だけは内容が予め決まっています。それぞれが皇帝に自らの最も得意とする一芸を披露する、というものです」
続けて言ったロレンナの言葉でさっき宰相のお爺さんが最後に言ったことを思い出した。
なんだったか、第三の試験と鈴女の選定の時にはさっきいた人達に立ち会ってもらう必要があるって言ってたよな。ということは、第三の試験の時は一度地上の王宮に戻るんだろうか。だとしたら、逃げるチャンスだ。
「第三の試験のために必要なものがあれば、後で兄にお伝えください。鈴園に持ち込めるものは決まっていますが、衣服や楽器などは問題なく用意できると思います」
ロレンナが俺たち一人一人に視線を巡らせてそう言うと、今度はルシアが控えめに手を上げた。
「あの、試験って何日くらいで終わるんですか? 兄が外で待ってるんですけど、いつまで待ってもらえばいいのか知りたくて」
確かにそれは俺も知りたい。
ロレンナを見ると、彼女は頷いて口を開いた。
「試験は少なくとも四つまでは続きます。ですから、陛下がどのようなご予定をされているか分かりませんが、一日一つの試験を続けたとして、全て終わるのは四、五日先かと思われます。その後鈴女の選定の儀式があり、正妃に選ばれた候補者のみ鈴園に残り鈴女の寝殿で陛下と共に三日過ごします」
簡潔な説明で非常にわかりやすい。
選ばれた後で妃が三日残るというのはまあ理由は察せられるし、選ばれる気は皆無だから関係ないとしても、最低でも四、五日先と言われるとな。
俺の右隣に座っていたルシアも困った顔をして黙っていた。
俺だって困る。明日から最低四日もここにいたら確実にグウェンがラムルに来て俺を探し回る。俺がイラムの鈴園にいるなんて知られたらヤバいだろう。あいつ王宮に乗り込んで来るぞ。俺のせいでラムルとデルトフィアに確執が生まれるのは御免被りたい。
それに、ベルだってもうそろそろうちに帰ってきてる頃だし。俺が長くいないと不安にさせてしまう。きっとウィルだって心配してるし。
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