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55 「Cochon qui s’en dédit.」
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「ほら、あれがベルサイユ宮殿ですよ!」
「おー……生で見ると違うな、やっぱ」
2日目。昨日の夕食時に、ざっくりと今後の予定を決めた私たちは、早朝からベルサイユ宮殿に来ていた。早朝じゃないと、すっごい混むし。既に人は多いけど。
ルイーズさんがノアの手を引いて、私たちに、ベルサイユ宮殿についての説明をしてくれる。去年のようだ……。
動画や写真を撮りまくる。涼も、結構撮っている。私はノアに頼まれ、王室礼拝堂で一緒にツーショットを撮った。
そのまま外でお昼。からの、スイーツ店巡り。
3日、4日、5日、と、満喫していく。
スイーツ店巡りだけじゃなく、去年みたいに朝市にも行けたし、またルーヴル美術館とエトワール凱旋門にも行けて、その上今度は! エッフェル塔に行けた! 昇れた! やー、近くで見るとまた印象が違いますね! 綺麗っていうか、格好良い! あとホントにエレベーターが斜め!
一日のことをスマホに日記として書き、涼の部屋へ。
「ん」
入れてくれて、ベッドに座る。涼も隣に座る。
「どうです? 楽しめてます?」
「楽しいっつーか。新しい、かな。シーズンだからか日本の人も多いけど、やっぱ、外国だし。菓子の勉強にもなってるけど、それ以外も、吸収出来ることが沢山ある」
「お菓子、スイーツの勉強って、感想とか書いてるんですか?」
「書いてる。これとか」
見せられたスマホには、箇条書きでびっしりと。
「書き溜めといて、帰ってから清書する」
「あ、じゃあ、今、お邪魔でした?」
「いや、光海を見るとホッとするから。有り難い」
「なら、良かったです。あと、ノアも話しかけてくれるようになりましたよね。どうです?」
ノア、涼にもちょこちょこ、話しかけてくれる。私からすると、ノアが涼と、そのまま仲良くなってくれればなぁ、なんて、思うんだけど。
「んー、まあ、なんとかやってる感じだな。興味を持ってくれてるのは分かる」
涼は、頭をかきながら、
「フツーに、仲良くなりたい」
と言った。
6日目は、スイーツ店巡りをしてから、お土産を買って。
あー、明日、帰るのかー。あっという間だった。と、ベッドに寝そべってスマホに日記を書く。
マリアちゃんたちや家族にも、お土産をちゃんと買えたし。クラスのみんなにも買ったし。
ここも楽しかったけど、帰るのも、やっぱり楽しみだ。
◇
ドアがノックされる。
「(リョウ、ノアだよ)」
ドアを開け、「(どうした? 寝る時間じゃないのか?)」と、涼は聞いた。
今は、夜の9時だ。ノアはもう、寝る時間の筈で。
「(話があるから。光海について。中で話そう)」
その言葉と眼差しに、どううまく乗り切るかな、と、考えながら、涼はノアを部屋に入れた。
「(リョウと光海は恋人なんだよね?)」
ノアは、ベッドに座って開口一番、そう言ってきた。
「(ああ、そうだよ。恋人だ)」
涼は隣に座り、しっかりと答える。
「(でも、大きくなったら離れるんでしょ? リョウは日本で、光海はこっちで暮らすんだから)」
緑の瞳が、品定めでもするように、涼を見つめる。涼はその視線に、腹をくくった。
「(……離れてても、愛し合える)」
「(一生会えなくても? ノアが、光海の恋人になっても? そのまま結婚しても?)」
まあ、やっぱりそうだよな。涼は思う。
「(ノア。君が光海を好きなのは分かる。けど、俺も光海が好きだし、一緒に居たいと思ってる。……ずっと一緒に居たいと思ってる。だから、ノア)」
涼はベッドから立ち上がり、ノアの真正面にしゃがむ。
「(悪いけど、光海を一生大事にするのは、俺だから。そこは譲れない)」
「(ふーん?)」
ノアは、足をぶらぶらさせて。
「(責任、取れる? 光海を不幸にしない?)」
「(ああ。責任取るし、光海を不幸になんてさせない。一緒に幸せになる)」
「(じゃあ、約束して)」
ノアは、片手を握り、小指を立て、涼に向けた。
「(光海に教えてもらったんだ。日本ではこうするんでしょ?)」
「……」
指切りげんまん、か。そういや、フランスにも似たフレーズ、あったな。
涼はそう思いながら、同じようにする。小さい小指は、涼の小指を握り、
「Cochon qui s’en dédit.」
ノアはそう言って、小指を離した。
「(それじゃあ、ノアは寝るね)」
ノアはベッドから下りて、
「(約束破った豚野郎は、光海を幸せになんか出来ないから。おやすみ)」
そう言って、部屋から出ていった。
「……ふー……」
橋本涼は、ベッドに座り直し、
「俺、5歳の頃、あんなに肝据わってねぇよな……」
そう、零した。
◇
7日目。最終日の空港にて。
光海と涼は、ルイーズとノアに、今日までのホームステイへのお礼を言った。
「(光海、また来てね)」
「(うん。また来るね、ノア)」
ノアと光海はハグをして、
「(リョウも、こっち)」
光海から離れたノアは、涼に向かって腕を広げた。
「(ああ)」
ハグをして、ノアは涼の、耳元で。
「(約束、破ったら許さない)」
涼にしか聞こえない声で言って、涼から離れた。
「(光海、リョウ、またね)」
ルイーズの横で、ノアが言う。
「(うん。またね、ノア)」
光海は笑顔で言って、
「(またな、ノア)」
橋本涼は苦笑するように、言った。
そして二人は、ルイーズにも挨拶して、ゲートへと向かっていった。
◇
約14時間のフライトを終え、日本に帰ってきました!
昼過ぎに飛行機が出発し、時差が7時間あるので、今は夜。スマホの時間も逆戻り。
「ただいま」
「お帰り、光海。お疲れ様、涼くん」
私たちを迎えに来たのは、父である。
「ありがとうございます。帰りまで送っていただいて」
涼は行きと同じように、父に頭を下げた。
空港から車に乗って、先に涼の家に向かう。
飛行機に乗ってから、涼に。
『ノア、ハグしてくれましたね。仲良くなれたんですか?』
聞いてみたら、
『仲良く……なったかな。また、ノアに会いたいと思うよ。光海と一緒に』
そう答えながら、私の手を握ってきた。
さて、涼の家に着いて、涼が家に入るのを見届けてから、我が家へ。
「たっだいまー」
まあまあな時間である。念のために、小声で言う。
と。
「おうっ」
マシュマロから、熱烈なおかえりをいただいた。
「ただいまー、マシュマロ」
スーツケースをその場に置いて、マシュマロを抱えあげる。玄関を父に任せ、そのままリビングへ。
開いているドアから、愛流が顔を覗かせていた。
「おかえり! 資料を下さい! たんまりと!」
「ただいま。沢山撮ってきたから、あとで送るね」
リビングには、大樹も居て。
「おお、おかえり。みんな寝てるか寝かしつけてる」
「そっか。ただいま」
帰ってきたなぁ。と、思った。
「おー……生で見ると違うな、やっぱ」
2日目。昨日の夕食時に、ざっくりと今後の予定を決めた私たちは、早朝からベルサイユ宮殿に来ていた。早朝じゃないと、すっごい混むし。既に人は多いけど。
ルイーズさんがノアの手を引いて、私たちに、ベルサイユ宮殿についての説明をしてくれる。去年のようだ……。
動画や写真を撮りまくる。涼も、結構撮っている。私はノアに頼まれ、王室礼拝堂で一緒にツーショットを撮った。
そのまま外でお昼。からの、スイーツ店巡り。
3日、4日、5日、と、満喫していく。
スイーツ店巡りだけじゃなく、去年みたいに朝市にも行けたし、またルーヴル美術館とエトワール凱旋門にも行けて、その上今度は! エッフェル塔に行けた! 昇れた! やー、近くで見るとまた印象が違いますね! 綺麗っていうか、格好良い! あとホントにエレベーターが斜め!
一日のことをスマホに日記として書き、涼の部屋へ。
「ん」
入れてくれて、ベッドに座る。涼も隣に座る。
「どうです? 楽しめてます?」
「楽しいっつーか。新しい、かな。シーズンだからか日本の人も多いけど、やっぱ、外国だし。菓子の勉強にもなってるけど、それ以外も、吸収出来ることが沢山ある」
「お菓子、スイーツの勉強って、感想とか書いてるんですか?」
「書いてる。これとか」
見せられたスマホには、箇条書きでびっしりと。
「書き溜めといて、帰ってから清書する」
「あ、じゃあ、今、お邪魔でした?」
「いや、光海を見るとホッとするから。有り難い」
「なら、良かったです。あと、ノアも話しかけてくれるようになりましたよね。どうです?」
ノア、涼にもちょこちょこ、話しかけてくれる。私からすると、ノアが涼と、そのまま仲良くなってくれればなぁ、なんて、思うんだけど。
「んー、まあ、なんとかやってる感じだな。興味を持ってくれてるのは分かる」
涼は、頭をかきながら、
「フツーに、仲良くなりたい」
と言った。
6日目は、スイーツ店巡りをしてから、お土産を買って。
あー、明日、帰るのかー。あっという間だった。と、ベッドに寝そべってスマホに日記を書く。
マリアちゃんたちや家族にも、お土産をちゃんと買えたし。クラスのみんなにも買ったし。
ここも楽しかったけど、帰るのも、やっぱり楽しみだ。
◇
ドアがノックされる。
「(リョウ、ノアだよ)」
ドアを開け、「(どうした? 寝る時間じゃないのか?)」と、涼は聞いた。
今は、夜の9時だ。ノアはもう、寝る時間の筈で。
「(話があるから。光海について。中で話そう)」
その言葉と眼差しに、どううまく乗り切るかな、と、考えながら、涼はノアを部屋に入れた。
「(リョウと光海は恋人なんだよね?)」
ノアは、ベッドに座って開口一番、そう言ってきた。
「(ああ、そうだよ。恋人だ)」
涼は隣に座り、しっかりと答える。
「(でも、大きくなったら離れるんでしょ? リョウは日本で、光海はこっちで暮らすんだから)」
緑の瞳が、品定めでもするように、涼を見つめる。涼はその視線に、腹をくくった。
「(……離れてても、愛し合える)」
「(一生会えなくても? ノアが、光海の恋人になっても? そのまま結婚しても?)」
まあ、やっぱりそうだよな。涼は思う。
「(ノア。君が光海を好きなのは分かる。けど、俺も光海が好きだし、一緒に居たいと思ってる。……ずっと一緒に居たいと思ってる。だから、ノア)」
涼はベッドから立ち上がり、ノアの真正面にしゃがむ。
「(悪いけど、光海を一生大事にするのは、俺だから。そこは譲れない)」
「(ふーん?)」
ノアは、足をぶらぶらさせて。
「(責任、取れる? 光海を不幸にしない?)」
「(ああ。責任取るし、光海を不幸になんてさせない。一緒に幸せになる)」
「(じゃあ、約束して)」
ノアは、片手を握り、小指を立て、涼に向けた。
「(光海に教えてもらったんだ。日本ではこうするんでしょ?)」
「……」
指切りげんまん、か。そういや、フランスにも似たフレーズ、あったな。
涼はそう思いながら、同じようにする。小さい小指は、涼の小指を握り、
「Cochon qui s’en dédit.」
ノアはそう言って、小指を離した。
「(それじゃあ、ノアは寝るね)」
ノアはベッドから下りて、
「(約束破った豚野郎は、光海を幸せになんか出来ないから。おやすみ)」
そう言って、部屋から出ていった。
「……ふー……」
橋本涼は、ベッドに座り直し、
「俺、5歳の頃、あんなに肝据わってねぇよな……」
そう、零した。
◇
7日目。最終日の空港にて。
光海と涼は、ルイーズとノアに、今日までのホームステイへのお礼を言った。
「(光海、また来てね)」
「(うん。また来るね、ノア)」
ノアと光海はハグをして、
「(リョウも、こっち)」
光海から離れたノアは、涼に向かって腕を広げた。
「(ああ)」
ハグをして、ノアは涼の、耳元で。
「(約束、破ったら許さない)」
涼にしか聞こえない声で言って、涼から離れた。
「(光海、リョウ、またね)」
ルイーズの横で、ノアが言う。
「(うん。またね、ノア)」
光海は笑顔で言って、
「(またな、ノア)」
橋本涼は苦笑するように、言った。
そして二人は、ルイーズにも挨拶して、ゲートへと向かっていった。
◇
約14時間のフライトを終え、日本に帰ってきました!
昼過ぎに飛行機が出発し、時差が7時間あるので、今は夜。スマホの時間も逆戻り。
「ただいま」
「お帰り、光海。お疲れ様、涼くん」
私たちを迎えに来たのは、父である。
「ありがとうございます。帰りまで送っていただいて」
涼は行きと同じように、父に頭を下げた。
空港から車に乗って、先に涼の家に向かう。
飛行機に乗ってから、涼に。
『ノア、ハグしてくれましたね。仲良くなれたんですか?』
聞いてみたら、
『仲良く……なったかな。また、ノアに会いたいと思うよ。光海と一緒に』
そう答えながら、私の手を握ってきた。
さて、涼の家に着いて、涼が家に入るのを見届けてから、我が家へ。
「たっだいまー」
まあまあな時間である。念のために、小声で言う。
と。
「おうっ」
マシュマロから、熱烈なおかえりをいただいた。
「ただいまー、マシュマロ」
スーツケースをその場に置いて、マシュマロを抱えあげる。玄関を父に任せ、そのままリビングへ。
開いているドアから、愛流が顔を覗かせていた。
「おかえり! 資料を下さい! たんまりと!」
「ただいま。沢山撮ってきたから、あとで送るね」
リビングには、大樹も居て。
「おお、おかえり。みんな寝てるか寝かしつけてる」
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