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5章 うごめく闇と抗う光
5-2 神器の秘密
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「あれ・・・?ここはどこだろう?」エルニスとキャンベルが目を覚ますと、そこはヤシの木やシダといった南国の植物が生い茂る森の中だったのです。
「気がついたかな?」目の前にいたのは、エルニスよりも一回り以上大きい竜だったのです。
「わぁ!あなたは!?」
「ワシはガルダイン、この島の代表だ」
「それにしても、ここはどこ!?」エルニスはあたりを見回します。
「ここはラグーナ諸島、はるか南海に浮かぶ島々だ」それで、エルニスたちは思い出しました。
「そうか、ぼくたちは西の国々に向かう船旅の途中、船が嵐にあって、避難用のボートに乗って・・・そこまでしか覚えていないや・・・」
「ガルダインさん、あなた、聖山の竜人の里の者では?」キャンベルが質問しました。
「うむ、確かにワシは聖山の者、争いが絶えない下界に、様々な種の人々が共に暮らせる場所を作りたいと、荒れ地ばかりの島を開拓したのじゃ、息子のシーザーに里長の座をゆずっての」それを聞いたエルニスはハッとします。
「じゃあ、あなたは・・・ぼくのじいちゃん!?」
「そのとおりじゃよ、我が孫エルニスよ!ところで、お主たちは西の国々に行くと言っておったの?何を目当てに!?」
エルニスたちは、世界を手中に収めようとする魔王軍に対抗するために、四つの神器を集める旅をしていることをガルダインに伝えました。
「ほう、あの伝説に聞く『四つの神器』か、それはかつて、悪魔王カオスを倒したとされる四人の英傑『四聖獣』の力を引き出すとされる神器の事だ」キャンベルはハッとしてたずねます。
「あなた、神器について何か知っているのですか!?」
「うむ、話してやろう。かつて、悪魔王カオスが世界を手中に収めんと世界中で暴れまわっていた時代、
神々が授けた四つの神器を携えた英傑『四聖獣』が現れた、
すなわち、勇気の『東の勇者』、力の『西の覇者』、英知の『南の賢者』、そして正義の『北の聖者』の四人じゃ。
カオスを破った四人の英傑たちは、再び現れるかもしれない何者かに神器を奪われるのを防ぐために各々の神器を封印し、次に神器が再び必要な時のために、隠した場所を記した地図を作った・・・!」
キャンベルはハッとします。
「じゃあ、この地図は!?」キャンベルは集めた地図の破片をかざしました。
「うむ!まぎれもなく神器を記した地図!実はワシも地図の破片を持っておる!」
「じゃあ、それを下さい!」エルニスが言いました。
「よかろう、だが、条件がある!」
「条件!?」
「この『北島』のすぐ南にある『南島』には、住みかを追われた魔族たちが住む村がある、そこの遺跡には、世界を滅ぼしかねない強大なる『闇の力』が眠っている、それを壊してほしいのじゃ!」
「わかりました、そんなもの放っておけませんからね!」
「うむ、お主たちが本当に神器にふさわしい者ならば、闇の力に対抗できるはず!」
「気がついたかな?」目の前にいたのは、エルニスよりも一回り以上大きい竜だったのです。
「わぁ!あなたは!?」
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「そうか、ぼくたちは西の国々に向かう船旅の途中、船が嵐にあって、避難用のボートに乗って・・・そこまでしか覚えていないや・・・」
「ガルダインさん、あなた、聖山の竜人の里の者では?」キャンベルが質問しました。
「うむ、確かにワシは聖山の者、争いが絶えない下界に、様々な種の人々が共に暮らせる場所を作りたいと、荒れ地ばかりの島を開拓したのじゃ、息子のシーザーに里長の座をゆずっての」それを聞いたエルニスはハッとします。
「じゃあ、あなたは・・・ぼくのじいちゃん!?」
「そのとおりじゃよ、我が孫エルニスよ!ところで、お主たちは西の国々に行くと言っておったの?何を目当てに!?」
エルニスたちは、世界を手中に収めようとする魔王軍に対抗するために、四つの神器を集める旅をしていることをガルダインに伝えました。
「ほう、あの伝説に聞く『四つの神器』か、それはかつて、悪魔王カオスを倒したとされる四人の英傑『四聖獣』の力を引き出すとされる神器の事だ」キャンベルはハッとしてたずねます。
「あなた、神器について何か知っているのですか!?」
「うむ、話してやろう。かつて、悪魔王カオスが世界を手中に収めんと世界中で暴れまわっていた時代、
神々が授けた四つの神器を携えた英傑『四聖獣』が現れた、
すなわち、勇気の『東の勇者』、力の『西の覇者』、英知の『南の賢者』、そして正義の『北の聖者』の四人じゃ。
カオスを破った四人の英傑たちは、再び現れるかもしれない何者かに神器を奪われるのを防ぐために各々の神器を封印し、次に神器が再び必要な時のために、隠した場所を記した地図を作った・・・!」
キャンベルはハッとします。
「じゃあ、この地図は!?」キャンベルは集めた地図の破片をかざしました。
「うむ!まぎれもなく神器を記した地図!実はワシも地図の破片を持っておる!」
「じゃあ、それを下さい!」エルニスが言いました。
「よかろう、だが、条件がある!」
「条件!?」
「この『北島』のすぐ南にある『南島』には、住みかを追われた魔族たちが住む村がある、そこの遺跡には、世界を滅ぼしかねない強大なる『闇の力』が眠っている、それを壊してほしいのじゃ!」
「わかりました、そんなもの放っておけませんからね!」
「うむ、お主たちが本当に神器にふさわしい者ならば、闇の力に対抗できるはず!」
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