【R18】温和はオトメをもっと上手に愛したい

鷹槻れん

文字の大きさ
50 / 198
*お仕置き

6

しおりを挟む
「お、お前……今日、ブラは……」

 この状態は俺にとっても不本意なのだと言うていで驚いた顔をした俺に、音芽おとめがこらえきれなくなったように言い募る。

「ど、どうせおっぱい見えても色気の欠片かけらもないって言いたいんでしょ!? も、いい加減悪ふざけはやめて、手、離してっ!」

 必死に俺のしたで身じろぐ音芽は、今すぐ抱きしめたくなるぐらい可愛くて。

 色気ないとか本気で言ってるのか?
 マジでどんだけ俺のこと男として見てねぇんだよ。
 そのふくよかな胸に触れたなら、お前はどんな反応を見せてくれるんだろうな?とか頭ん中、グルグルしまくってるんだけど?

 一刻も早く肌を隠したくてたまらないんだろう。
 恥辱に揺れる瞳に涙を溜めて俺を見上げる音芽が、可愛すぎておかしくなりそうだ。

 なのに素直じゃない俺の口は「ああ、ホント色気ねぇな……」と心と真逆なことを言うのが精一杯で。

 実際はこの可愛いやつをどうしてくれよう!?ってぐらい煽られて困ってるくせに、なに強がってるんだよ、俺。

 自然発した声が言葉とは裏腹に甘く掠れて、音芽がそのギャップにびっくりしたように俺を見上げた。
 自然と漏れ出るようにつぶやかれた「え?」と言う声とともに、小さく開かれた唇が官能的で。

 俺は吸い寄せられるようにその声ごと封じるみたいに、音芽の唇を塞いでいた。
 そうして、気が付いたら俺の身体の下で小さく震えながら呼吸のたびに上下する音芽の胸に手を伸ばしていた。

 ギュッと全体を掴むように包み込んだら、手のひらの下、まろく柔らかなふくらみの中心に、固くしこった感触。

 ヤバイ。なんで触ったんだよ、俺!
 これ、途中でやめられる気がしねぇんだけど!

 前に意地悪でキスした時みたいにサラリと離れてやれなくて、俺は音芽おとめが息を詰まらせて苦しげに眉根を寄せてしまうくらい、長々と彼女の唇を独占した。
「んっ、はぁっ」
 ほんの少し隙間を作ってやったら、音芽があえぐように吐息を漏らして――。その声の艶っぽさにゾクゾクする。

 俺から逃げ惑うようにうごめく舌を執拗に追いかけてすり合わせると、柔らかくて熱いヌメヌメとした感触に、驚いたようにキュッと音芽の身体が硬くなる。
 それをほぐすように舌裏をくすぐったら、嘘みたいに力が抜けたのが分かった。

 胸をやんわり揉む俺の手のひらの下、音芽の心臓が忙しなく鼓動を刻んでいる。まるで小動物のような早さに、音芽が俺を意識してくれているのを感じる。

 小さくて非力な音芽は紛れもなく女の子で……俺がその気になれば簡単にねじ伏せてしまえるんだと強く意識した俺は、途端心の中に仄暗い淫らな思いが芽生えたのを自覚して、正直マズイと思った。

 胸をゆるゆると揉みながら、顎を捕らえて唇をむさぼり続ける俺の腕を、音芽が縋りつくみたいに掴む。
「ん、温和はるまさ……やめ……っ」
 キスの合間を見計らっては彼女が一生懸命訴えてくるけれど、俺は聞こえない振りをしてやり過ごす。

 もはや当初の目的のお仕置きなんてどうでも良くて、ただただ音芽と繋がっていたかった。

 俺から与えられる刺激はすべて彼女にとっては不本意だろうに、与えられる快感に逆らい切れないみたいに全身を震わせては快感に耐える音芽の姿にたまらなく欲情させられる。

 音芽が俺を引き剥がしたいみたいに懸命に俺の胸に手をついて距離をあけようとするのが悔しくて、彼女の胸の、敏感な先端を引っかいてやった。
 俺はもっとお前と触れ合っていたいのに、お前は違うのかよ。そう思ったらただただ悔しくて。

 俺がピンッと彼女の愛らしい胸のつぼみを爪弾くと同時に、音芽の身体がビクッと反応して、
「あ、っん……は、るま、さっ、それ、イヤっ。おかしくなっちゃっ……」
 ギュッと俺にしがみつくようにして訴えてくる。その言葉に、「……おかしく、なれよ」って耳朶じだに熱い吐息を吹き込むよう言って、わざと音芽を煽った。

音芽おとめっ、お前、俺に何を隠してる?」

 それを言うまで――いや、下手したら言ったとしても――やめてやる気はない。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語

jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
 中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ  ★作品はマリーの語り、一人称で進行します。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~

恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」 そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。 私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。 葵は私のことを本当はどう思ってるの? 私は葵のことをどう思ってるの? 意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。 こうなったら確かめなくちゃ! 葵の気持ちも、自分の気持ちも! だけど甘い誘惑が多すぎて―― ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

処理中です...