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*お仕置き
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音芽の隠し事には、きっと鶴見が関与していると思った俺は吐き捨てるように
「何を隠してるのか知らねぇけど……これで当分は人前で服脱ぐの、無理になっただろ。バカ音芽」
そう言って、音芽の反応を見た。
が、俺の予想に反して、彼女はびっくりするぐらいきょとんとした顔をして。
「は、温和……、私いつもちゃんと更衣室で着替えてるよ? 女性同士だからってわざわざ裸の見せ合いっこなんてしないし、温泉旅行に行ったりする予定もないよ? なのに……何でそんな意味のない意地悪したの?」
とかマジか。
この絶妙にズレた答えには、さすがに俺もあっけにとられてしまう。
脱がせた音芽の服は、依然として彼女の両手首にまとわりついたまま。手のひらで胸を覆い隠すことの出来ない音芽は、手首に服を巻き付けたまま、ぎこちなく腕を下ろして、懸命に乳房を隠している。
その、不器用に恥らう様がすごく愛らしく、また色っぽくて。
だからこそ、そんな音芽を他の男に奪われたくなくて俺、暴走したんだけどな。
「お前、……鶴見とっ、何かあるんじゃないのかよ?」
音芽の今の反応を見る限り、俺の早とちりだった可能性が高い。
となると、彼女に酷いことをしてしまったという思いがどんどん大きくなって、俺はどうしたらいいか分からなくなる。
さすがにやりすぎたと思って決まり悪くなった俺は、まともに音芽を見返すことが出来なくて、逃げるようにそっと視線を逸らした。
俺の盛大な勘違いは、俺の嫉妬心を余りにもはっきりと露呈させてして。いくら鈍い音芽が相手でも、俺の彼女に対する気持ちを悟らせるのに十分なんじゃないか、と思う。
案の定、
「温和……それって」
音芽がそう言い差して俺のほうをじっと見つめてきたじゃねぇか。
やっぱ……妹を心配する、兄の気持ち……には見えなかった……よな?
結局、音芽に
「……もしかしてヤキモチ――?」
と図星を突かれてしまった俺は、それでも往生際悪くふいっと音芽から視線を逸らした。
そのまま質問には答えないままに、気持ちを誤魔化すために敢えてぶっきら棒な口調で、「とにかく、俺に無断で勝手なことすんの、やめろ。わかったな?」と付け加える。
なのにそんな一杯一杯の俺に、音芽がポツンと「ぱ、パンケーキ……」とつぶやいたから堪らない。
「は?」
いきなり何だよ?と思って思わず音芽の方を振り返ったら、
「しゅ、週末……。パンケーキを食べに行こうって鶴見先生と約束してて……」
とか嘘だろ。
なに俺に無断で他の男と変な約束とりつけてんだよお前!
そう思った俺は、思わず音芽の両腕をグッと掴んでいた。
「何を隠してるのか知らねぇけど……これで当分は人前で服脱ぐの、無理になっただろ。バカ音芽」
そう言って、音芽の反応を見た。
が、俺の予想に反して、彼女はびっくりするぐらいきょとんとした顔をして。
「は、温和……、私いつもちゃんと更衣室で着替えてるよ? 女性同士だからってわざわざ裸の見せ合いっこなんてしないし、温泉旅行に行ったりする予定もないよ? なのに……何でそんな意味のない意地悪したの?」
とかマジか。
この絶妙にズレた答えには、さすがに俺もあっけにとられてしまう。
脱がせた音芽の服は、依然として彼女の両手首にまとわりついたまま。手のひらで胸を覆い隠すことの出来ない音芽は、手首に服を巻き付けたまま、ぎこちなく腕を下ろして、懸命に乳房を隠している。
その、不器用に恥らう様がすごく愛らしく、また色っぽくて。
だからこそ、そんな音芽を他の男に奪われたくなくて俺、暴走したんだけどな。
「お前、……鶴見とっ、何かあるんじゃないのかよ?」
音芽の今の反応を見る限り、俺の早とちりだった可能性が高い。
となると、彼女に酷いことをしてしまったという思いがどんどん大きくなって、俺はどうしたらいいか分からなくなる。
さすがにやりすぎたと思って決まり悪くなった俺は、まともに音芽を見返すことが出来なくて、逃げるようにそっと視線を逸らした。
俺の盛大な勘違いは、俺の嫉妬心を余りにもはっきりと露呈させてして。いくら鈍い音芽が相手でも、俺の彼女に対する気持ちを悟らせるのに十分なんじゃないか、と思う。
案の定、
「温和……それって」
音芽がそう言い差して俺のほうをじっと見つめてきたじゃねぇか。
やっぱ……妹を心配する、兄の気持ち……には見えなかった……よな?
結局、音芽に
「……もしかしてヤキモチ――?」
と図星を突かれてしまった俺は、それでも往生際悪くふいっと音芽から視線を逸らした。
そのまま質問には答えないままに、気持ちを誤魔化すために敢えてぶっきら棒な口調で、「とにかく、俺に無断で勝手なことすんの、やめろ。わかったな?」と付け加える。
なのにそんな一杯一杯の俺に、音芽がポツンと「ぱ、パンケーキ……」とつぶやいたから堪らない。
「は?」
いきなり何だよ?と思って思わず音芽の方を振り返ったら、
「しゅ、週末……。パンケーキを食べに行こうって鶴見先生と約束してて……」
とか嘘だろ。
なに俺に無断で他の男と変な約束とりつけてんだよお前!
そう思った俺は、思わず音芽の両腕をグッと掴んでいた。
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