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3人でパンケーキ
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要は可愛い格好してきて俺を誘惑するな、って言いたかったんだ。
いくら鈍感な音芽でもさすがに分かるだろ?って思ったんだけど――。
何故か音芽のやつ、俺を睨むようにして
「あ、あの……イメージにないかもしれないけど……私、可愛い部屋着も持ってるんだけど、な……? どうしても部屋着指定ならそっちでもいい?」
って問いかけてくるとか……俺をどうしたいんだよ!?
襲えってことか!?
それとも我慢強さを試したいとかか?
そんなん無理に決まってんだろ。
馬の鼻先ににんじんぶら下げるような愚行だぞ?
それが分からねぇのか、バカ音芽!
そんなん認められるわけねぇだろ。却下だ却下!
そう思っているのに、俺がダメだと言えば言うほど音芽の方も頑なに抗ってくる。
変なところで強情な奴だっていうのは知ってたけど、ここでそれ出すのはおかしいだろ!
お前、自分の貞操をどう思ってんだよ。
俺の部屋に来るんだろ?
一人暮らしの男の部屋に若い女がのこのこ出向いて来る危険性を分かってるのか?
俺はイヤだからな?
気持ちが俺に向いてないお前を無理矢理手篭めにするのとか。
頼むから……俺からなけなしの理性を奪わないでくれ。
「もう! なんでそんな服とか指定されなきゃいけないのよ!? どんだけ俺様なの!」
頬をぷぅっと膨らませて俺を睨み付けてくる顔が可愛すぎて、何を言っても逆効果なんだと分からないんだろうか。
音芽さん、俺を退けたいなら直接対面では無理ですよ? 誰か代役でも立てない限り可愛いって思われるだけだといつになったら自覚してくれるんでしょうね?
狭い車内で俺が今、どれだけギリギリの状態でお前と向き合ってるか、とか考えもしないんだろうな。
俺は少し考えて、苦肉の策で音芽を睨みつけると、
「貴重な時間、お前のために使ってやろうってんだから少しは俺を笑わせろよ」
そう言ってやった。
笑わせる気で来ないなら、話は聞かない。
そんな意思表示とともに、
「違う服で来たら話、聞かないからな」
この話はこれで終わり、とばかりに音芽を残して車外に出る。
いや、出ざるを得なかったというか。
だって……怒った顔も凶悪に可愛いんだよ、音芽は。
あれ以上密室に2人きりでいたら、俺、マジで音芽をどうにかしそうでヤバかったんだ。
如何にもまだ不満です!という表情の音芽を、助手席のドアを開けて車外に無理矢理出したところで、ちょうど雨がポツポツと落ち始めた。
音芽がその気配に空を見上げるのを横目に、俺は大雨でも降って、俺のくすぶる劣情を冷ましてくれ、と願ってしまった。
あとで行くね、絶対に出てよ?としつこいくらいに念入りに約束をする音芽を、内心溜め息で彼女の部屋に押し込んでから、俺は頭を冷やすために湯温低めのシャワーを浴びた。
いくら鈍感な音芽でもさすがに分かるだろ?って思ったんだけど――。
何故か音芽のやつ、俺を睨むようにして
「あ、あの……イメージにないかもしれないけど……私、可愛い部屋着も持ってるんだけど、な……? どうしても部屋着指定ならそっちでもいい?」
って問いかけてくるとか……俺をどうしたいんだよ!?
襲えってことか!?
それとも我慢強さを試したいとかか?
そんなん無理に決まってんだろ。
馬の鼻先ににんじんぶら下げるような愚行だぞ?
それが分からねぇのか、バカ音芽!
そんなん認められるわけねぇだろ。却下だ却下!
そう思っているのに、俺がダメだと言えば言うほど音芽の方も頑なに抗ってくる。
変なところで強情な奴だっていうのは知ってたけど、ここでそれ出すのはおかしいだろ!
お前、自分の貞操をどう思ってんだよ。
俺の部屋に来るんだろ?
一人暮らしの男の部屋に若い女がのこのこ出向いて来る危険性を分かってるのか?
俺はイヤだからな?
気持ちが俺に向いてないお前を無理矢理手篭めにするのとか。
頼むから……俺からなけなしの理性を奪わないでくれ。
「もう! なんでそんな服とか指定されなきゃいけないのよ!? どんだけ俺様なの!」
頬をぷぅっと膨らませて俺を睨み付けてくる顔が可愛すぎて、何を言っても逆効果なんだと分からないんだろうか。
音芽さん、俺を退けたいなら直接対面では無理ですよ? 誰か代役でも立てない限り可愛いって思われるだけだといつになったら自覚してくれるんでしょうね?
狭い車内で俺が今、どれだけギリギリの状態でお前と向き合ってるか、とか考えもしないんだろうな。
俺は少し考えて、苦肉の策で音芽を睨みつけると、
「貴重な時間、お前のために使ってやろうってんだから少しは俺を笑わせろよ」
そう言ってやった。
笑わせる気で来ないなら、話は聞かない。
そんな意思表示とともに、
「違う服で来たら話、聞かないからな」
この話はこれで終わり、とばかりに音芽を残して車外に出る。
いや、出ざるを得なかったというか。
だって……怒った顔も凶悪に可愛いんだよ、音芽は。
あれ以上密室に2人きりでいたら、俺、マジで音芽をどうにかしそうでヤバかったんだ。
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音芽がその気配に空を見上げるのを横目に、俺は大雨でも降って、俺のくすぶる劣情を冷ましてくれ、と願ってしまった。
あとで行くね、絶対に出てよ?としつこいくらいに念入りに約束をする音芽を、内心溜め息で彼女の部屋に押し込んでから、俺は頭を冷やすために湯温低めのシャワーを浴びた。
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