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音芽の本心
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しどろもどろながらも俺、ちゃんと「好き」って言えた……よな?
思うのに、音芽が放心したみたいに固まっているのを見ていたら、段々不安になってきた。
「音芽、……返事は?」
結局、その沈黙に耐えられなくて、俺は音芽の両腕に掛けていた手に力を込めて、そう聞かずにはいられなくて。
と、その声に弾かれたみたいに音芽が「はいっ」って返事したんだ。
マジかっ!
めっちゃ嬉しいんだけど!
でも一応念押ししておかねぇと不安が拭えない程度には、俺もこじらせている。
「じゃあ、俺の彼女になるんで文句ないな?」
俺の確認に、「あ……」と納得したようにつぶやく音芽に、何だよ、今の!と思ったの、当たり前だよな?
でもその声の後、嬉しそうに微笑んだからよしとしよう!
そう思ったのに――。
「でも……あのっ。いつもみたいに冗談でした、ザマァ見ろ……とかじゃない、よね?」
って「はぁ!?」だろ?
俺はこの期に及んでまだそんなことを言ってくる音芽が憎らしくてたまらなくなった。いや、自業自得なのは分かってるけどさ、思わず睨まずにはいられない案件だろ、これ。
「ここにきてそれ、有り得ねぇだろ」
ムスッとして吐き捨てたら、不満げに睨み返してくるとか。バカ音芽!
音芽が、何か問いたげな顔をして俺を見つめてきて。
でもそれ、何かろくでもないことな気がしたんだ。
俺は音芽に言葉をつむがせたくないみたいに、
「なぁ、マジな話、俺のこと、ホントに信じらんねぇの?」
って畳み掛けていた。
どうやら俺、期せずしてずっと音芽の両腕を、まるで彼女を逃したくないとでも言わんばかりに掴んでいたみたいで。
音芽にそれを「緩めて欲しい」と指摘された途端、にわかに照れ臭くなる。
「こういうの、まだ慣れてないから緊張して話せそうにないです……」
って……。いや、それ俺もだから!
小声でそう言ってくる音芽も、可愛すぎてやばいし。
まずい、めっちゃ緊張してきた。
なんで俺、今まで気づかずにコイツの腕、掴めてたんだろう。
無意識ってマジで怖ぇー。
ドギマギしている俺をよそに、音芽がベッドサイドに座る俺と並ぶ感じで腰掛けてきた。
距離こそ少し取ってくれたようだけど、音芽が座った瞬間、スプリングが弾んで、嫌でも彼女がすぐそばにいるのだと意識させられて。
しかも、どこか緊張した面持ちで居住まいを正すとか、反則だろ。
ちょっと手を伸ばしたら音芽に触れられる位置。
しかもベッドの上とか――。
音芽、何考えてるんだよ!?
襲うぞ!?
思うのに、音芽が放心したみたいに固まっているのを見ていたら、段々不安になってきた。
「音芽、……返事は?」
結局、その沈黙に耐えられなくて、俺は音芽の両腕に掛けていた手に力を込めて、そう聞かずにはいられなくて。
と、その声に弾かれたみたいに音芽が「はいっ」って返事したんだ。
マジかっ!
めっちゃ嬉しいんだけど!
でも一応念押ししておかねぇと不安が拭えない程度には、俺もこじらせている。
「じゃあ、俺の彼女になるんで文句ないな?」
俺の確認に、「あ……」と納得したようにつぶやく音芽に、何だよ、今の!と思ったの、当たり前だよな?
でもその声の後、嬉しそうに微笑んだからよしとしよう!
そう思ったのに――。
「でも……あのっ。いつもみたいに冗談でした、ザマァ見ろ……とかじゃない、よね?」
って「はぁ!?」だろ?
俺はこの期に及んでまだそんなことを言ってくる音芽が憎らしくてたまらなくなった。いや、自業自得なのは分かってるけどさ、思わず睨まずにはいられない案件だろ、これ。
「ここにきてそれ、有り得ねぇだろ」
ムスッとして吐き捨てたら、不満げに睨み返してくるとか。バカ音芽!
音芽が、何か問いたげな顔をして俺を見つめてきて。
でもそれ、何かろくでもないことな気がしたんだ。
俺は音芽に言葉をつむがせたくないみたいに、
「なぁ、マジな話、俺のこと、ホントに信じらんねぇの?」
って畳み掛けていた。
どうやら俺、期せずしてずっと音芽の両腕を、まるで彼女を逃したくないとでも言わんばかりに掴んでいたみたいで。
音芽にそれを「緩めて欲しい」と指摘された途端、にわかに照れ臭くなる。
「こういうの、まだ慣れてないから緊張して話せそうにないです……」
って……。いや、それ俺もだから!
小声でそう言ってくる音芽も、可愛すぎてやばいし。
まずい、めっちゃ緊張してきた。
なんで俺、今まで気づかずにコイツの腕、掴めてたんだろう。
無意識ってマジで怖ぇー。
ドギマギしている俺をよそに、音芽がベッドサイドに座る俺と並ぶ感じで腰掛けてきた。
距離こそ少し取ってくれたようだけど、音芽が座った瞬間、スプリングが弾んで、嫌でも彼女がすぐそばにいるのだと意識させられて。
しかも、どこか緊張した面持ちで居住まいを正すとか、反則だろ。
ちょっと手を伸ばしたら音芽に触れられる位置。
しかもベッドの上とか――。
音芽、何考えてるんだよ!?
襲うぞ!?
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