【R18】温和はオトメをもっと上手に愛したい

鷹槻れん

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*ふたりの初めて

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 キスをしながら、音芽おとめのワンピースのボタンをひとつひとつ丁寧に外していく。
 気を抜けば音芽が羞恥心で身体を縮こまらせてしまいそうで、俺は必死になって彼女の意識を肌蹴られていく衣服から遠ざける。
 それは同時に俺自身のはやる気持ちを抑える意味もあって。

 柔らかな音芽の胸元に手を触れた時、音芽が微かに身体をすくませたのが分かった。
 緊張で手先が冷えているのを感じる。
 もしかしたら音芽に冷たい思いをさせてしまったのかも知れない。
 でもそう思う一方で、彼女の肌に触れる手を止めることは最早出来るはずもなくて。
 音芽の肌が粟立っているのがその感触から分かる。
 快感からのものであってくれればいいと思うけれど、多分違うな。

 俺はどうしたら音芽の気持ちを追い上げられるだろう、とそんなことばかりを考えてしまう。
 チュッと温かく滑らかな音芽の舌先を吸い上げて、下唇をかすめるようにして唇を離すと、俺は肌蹴られて露わになった音芽の下着姿の胸元をわざと彼女に分かるようにじっと見下ろした。

「は、恥ずかしい……っ。見ない、でっ」

 俺の容赦ない視線に、案の定音芽が一生懸命身じろいで身体を隠そうとする。でも悪いな。そんなん許す気、ねぇんだ。

音芽おとめ、すごく綺麗だ」

 いつも顔を合わせれば音芽を揶揄からかうようなことばかり言ってきた。でも、心の中ではいつも音芽のことを綺麗だと思っていたし、どんな女より可愛いと思ってきた。
 それを初めて素直に口に出したら、音芽が潤んだ瞳を大きく見開いて、恥ずかしそうに肌を赤らめる。

 なんだよ、この反応! 想定外なんだけど!

「恥ずかしさで身体はだが赤く染まるところとか、ゾクゾクするんだけど……」

 思ったままを唇にのせて、俺は吸い寄せられるように薄紅うすくれないに染まった音芽おとめの胸元に顔を近づける。

「やっ、ダメっ」

 ブラ越しに音芽の愛らしい胸の先端をやんわり爪弾くと、ビクッと身体が跳ねさせる。そうして、そんな自分の反応に心底戸惑ったように瞳を更に潤まるんだ。

温和はるまさ、おねがっ、もぉ……」

 きっとオクテな音芽のことだ。恥ずかしいからもうやめてとか、服を着させて欲しいとか言いたいんだろう。

 分かっていて、俺はわざと問いかけるんだ。
 音芽に、ために、「もう、――何?」って。

 案の定、音芽は言葉に詰まったように動きを止めて俺を見上げてきた。

 そうして、俺が何を求めているのか、何が正解なのかを懸命に模索するように俺の表情を探ってくる。

 挙句、一人で真っ赤な顔になるとか。

「やらしい顔……。何考えたの?」
 って聞きたくもなるだろ?
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