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言えない言葉
全て私のため?
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一人風呂で、身体に付いていたフローラル系のニオイを落とした俺は、やっと音芽を安心して腕のうちに抱きしめることができた。
本当は音芽を安心させるためにそっと抱きしめて眠るだけのつもりだった。
もちろん、愛しい女とベッドを共にして〝抱きたい〟という気持ちが芽生えないわけはない。
だが、音芽がそれを望まないなら、俺はいくらでも我慢するつもりでいたんだ。
なのに――。
川越のニオイを落としたからだろうか。
音芽がキュッと俺にしがみついてきて、大きな愛らしい目で俺をじっと見上げてくるんだ。
声には出さずとも、それは〝抱いて欲しい〟と言っているようにしか思えなくて……。
俺は音芽の反応を探るように、柔らかな彼女の身体にゆっくりと触れていく。
俺が愛しているのはお前だけだと音芽に実感してもらえるよう、丁寧に優しく彼女を扱って、音芽がとろとろに蕩けるくらい彼女をじっくりたっぷり時間をかけて甘やかす。
俺の愛撫に、音芽が恥ずかしそうに頬を染めながらも、女の顔をするから。
「……なぁ音芽。このまま、いいか?」
我慢できなくなって音芽の耳に吹き込むように許しを請えば、彼女が小さく首肯してくれた。
初めてのときはきっと痛みと恥ずかしさで一杯一杯だった俺との行為も、今回は心地よさしか感じさせないつもりで、俺は慎重かつ丁寧にことを進めていく。
音芽に、俺とまたしてもいいと思ってもらえるよう、男に触れられる悦びを音芽の身体のいたるところに刻みつけていくのだ。
その甲斐あってだろうか。
音芽の 膣内は初めての時とは明らかに違って、快感にキュウキュウ震えながら俺のモノを受け入れてくれている。
ひとつひとつ音芽と自分との快感を逃がさないようゆるゆると腰を使い始めた俺の下、音芽が嬉しそうに……熱に潤んだ瞳で俺を見上げてくるんだ。
身体が否応なく拾い集める快楽に陶然とした表情のまま、「温和……」と音芽が俺の名を呼んでくれた時には、心の底から幸せだって思った。
濃密な2人だけの夜は、音芽に『俺が愛しているのはお前だけだ』と分からせてくれたんだろうか?
翌朝ふたりで出勤して別れ際、おそるおそる「今日も昨日みたいになるかも」って言ったら、音芽が存外穏やかな表情で俺を見上げて言ったんだ。
「温和の行動は全て私のため、なんだよ……ね?」
と。
それでも拭いきれない不安を払いのけたいみたいに、小さな手で俺の手をギュッと握ってくる。それがなんともいじらしく思えて……俺は「当たり前だろ」と答えながら、音芽のおでこにキスを落とさずにはいられなかった。
本当は音芽を安心させるためにそっと抱きしめて眠るだけのつもりだった。
もちろん、愛しい女とベッドを共にして〝抱きたい〟という気持ちが芽生えないわけはない。
だが、音芽がそれを望まないなら、俺はいくらでも我慢するつもりでいたんだ。
なのに――。
川越のニオイを落としたからだろうか。
音芽がキュッと俺にしがみついてきて、大きな愛らしい目で俺をじっと見上げてくるんだ。
声には出さずとも、それは〝抱いて欲しい〟と言っているようにしか思えなくて……。
俺は音芽の反応を探るように、柔らかな彼女の身体にゆっくりと触れていく。
俺が愛しているのはお前だけだと音芽に実感してもらえるよう、丁寧に優しく彼女を扱って、音芽がとろとろに蕩けるくらい彼女をじっくりたっぷり時間をかけて甘やかす。
俺の愛撫に、音芽が恥ずかしそうに頬を染めながらも、女の顔をするから。
「……なぁ音芽。このまま、いいか?」
我慢できなくなって音芽の耳に吹き込むように許しを請えば、彼女が小さく首肯してくれた。
初めてのときはきっと痛みと恥ずかしさで一杯一杯だった俺との行為も、今回は心地よさしか感じさせないつもりで、俺は慎重かつ丁寧にことを進めていく。
音芽に、俺とまたしてもいいと思ってもらえるよう、男に触れられる悦びを音芽の身体のいたるところに刻みつけていくのだ。
その甲斐あってだろうか。
音芽の 膣内は初めての時とは明らかに違って、快感にキュウキュウ震えながら俺のモノを受け入れてくれている。
ひとつひとつ音芽と自分との快感を逃がさないようゆるゆると腰を使い始めた俺の下、音芽が嬉しそうに……熱に潤んだ瞳で俺を見上げてくるんだ。
身体が否応なく拾い集める快楽に陶然とした表情のまま、「温和……」と音芽が俺の名を呼んでくれた時には、心の底から幸せだって思った。
濃密な2人だけの夜は、音芽に『俺が愛しているのはお前だけだ』と分からせてくれたんだろうか?
翌朝ふたりで出勤して別れ際、おそるおそる「今日も昨日みたいになるかも」って言ったら、音芽が存外穏やかな表情で俺を見上げて言ったんだ。
「温和の行動は全て私のため、なんだよ……ね?」
と。
それでも拭いきれない不安を払いのけたいみたいに、小さな手で俺の手をギュッと握ってくる。それがなんともいじらしく思えて……俺は「当たり前だろ」と答えながら、音芽のおでこにキスを落とさずにはいられなかった。
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