白衣の下 第二章 妻を亡くした黒崎先生、田舎暮らしを満喫していたやさき、1人娘がやばい男に入れ込んだ。先生どうする⁈

高野マキ

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愛の誓い

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旅館の中庭を通り抜けられる敷石の小径を歩くとその先に小川に掛かる石橋がある。

石橋を渡ったその奥の小さな竹林の中に佇む入母屋造りの檜皮葺きの離れ家。



ユキもまだ幼児の頃 父親が仕事部屋に使っていた記憶しか無い。年に一、二度父に連れられ帰国していたが 母屋で祖父母達と過ごし、父親は殆ど居なかった。



父親が娘を実家に預けて仕事で日本中を飛び回っていた事を、今は理解出来るが 当時は パパに会いたがり祖父母を困らせたかもしれない。



「随分古い別邸だな…なかなかこんな現役の日本家屋も珍しいんじゃないか?」


彫刻家の町田柊士は建築物のデザインも手掛けたりするので建築にも造詣が深い。
実際 大学でも建築学科の特別講義を担当している。


  
 
「ふーん ただの古い家…ユキにとってはダッドの仕事部屋でしか無いけど…」

 
   (…この子に造形美を問うても無駄か……)


 「君のパパはここで仕事してたのかい…?」


先に玄関の引き戸を開けて入る黒崎ユキの後に続いて低い垂れ壁を潜るように頭を屈めながら町田は建物の中に足を踏み入れた。


玄関を入るとすぐに応接間があった。 奥にも部屋が続いている。


(いかにもビップ御用達の隠れ家って感じだな…)


廊下の奥が浴室と思われ、水の流れる音がする。


「ダッドはさ、此処には 人を入れたがらないって言うか、ユキも、子供の頃 ダッドに会いたがっておばあちゃんが仕方なくユキを此処に連れて来てくれたんだって…それくらいしか記憶 無いの…何か、死んだマミーの思い出があるみたいよ…」



スリッパを無造作に脱いで 応接間に入ると 座卓 に座椅子が二脚配置され その他は余分な装飾品が一切無い。

町田柊士は スマートフォンで写真を撮る。


 「余分なモノを排除した 〝侘び寂び〟の美だな…」


ボソボソとユキに聴かせるでも無く言葉を発しながら次の間にも鴨居に気をつけながら入っていく。



ユキは お好きに とばかりに 箱庭に面した廊下を水音のする方へ行ってしまう。

無駄を排した美の中に 緻密に計算された細かな細工金具 釘やボルト、金物を一切使わない木組みの熟練の技。木目模様も美しい舟底天井や一刀彫りの欄間にいたるまで 隅々を写真に記録する町田の意識に黒崎ユキが少しの間 消えていた。




   ……良い資料になるな…一般民家も日本の様式美を取り入れている事を立証できるだろぅ…
  …学生達も改めて日本建築の良さを納得するはずだ…

撮った写真をスマートフォンの画像アプリの保存ファイルに収めながら黒崎ユキの姿が無い事に気がつく。

   ……何処いった?…

玄関の土間にはユキが履いていた〝スリッパ〟が並んでいる。

町田柊士は そう広く無い離れ家の途切れなく水音がする廊下の突き当たりの竹細工の凝った装飾をした方引き戸を開けた。
低い天井に気をつけながら 脱衣所の奥の木枠に結霜ガラスを嵌め込んだ扉の前で


  「黒崎っ 風呂入ってるのか?」


水音は廊下の先から聴こえるよりもより大きく耳に届く。

返事を返してこない中にいるはずの娘を、放ってもおけず、


   「黒崎っ 開けるぞっ……」


木枠が湿気で膨張した軋む引戸を開けようと引くと嵌め込んだ結霜ガラス板と木枠に隙間ができ、ガラスがカタカタと振動する。


  「黒……さ………」


町田柊士の目の前に飛び込んできた光景…

薄暗く煙る浴室の湯船の向こう側、湯気で曇ったガラス窓を無造作に手の平で拭き取った跡…そこだけ本来の透明ガラスにもどり、煌々と青白い光を放つ冬の満月。
ガラスを通してその満月を見上げて立つ未だ未熟な君の後ろ姿。

町田柊士の咽喉元の筋肉が息を飲み込むと同時に上下する。

振り返る君は、 いつもどこか 荒々しげでしかも繊細な危うさを秘めた荒削りなガラス細工のような女の子…


長い間、もう10年以上時間が止まったままだった柊士の時計は、再びチッ…チッ…と秒針を動かし始めた。


…屈託無く元気に跳ね回る君の泣き顔は見たくないと、距離を取っていた。……命のタイマーのスゥイッチがいつか入るまで…
 



「先生~っ」
と、長身で華奢な癖にしっかりオトナの女性の躰を手に入れた黒崎ユキが 濡れた躰ごと 抱きついてきた。



「くっ 黒崎っ!」
意に反して 町田柊士の〝オトコ〟が目覚める。


黒崎ユキが濡れた躰を押し付けるように抱きついてきたものだから、柊士の上半身を覆っていた白いカッターシャツが濡れて身体にピッタリ纏わりついた。 

「黒崎っ 〝What are you doing. tomboy!〟」
    (何やってんだ! このお転婆!)



先生は裸の黒崎ユキを壊れそうなほど強く抱きしめ 彼女の唇を奪った。

    …せっ先生っ! えっ  えっ  ぁぁ!



町田柊士にストーカーのように纏わりついていた気性の激しいボーイッシュな女の子は 初めて大人の愛の世界に一歩踏み出した。


尻から抱え上げられたユキは長い手脚で町田柊士を絡めて離さない。
首と頭をユキの掌でホールドされたまま 情熱的なくちづけが続く

  
せ んせ い……せ‥んせい‥を…感じさせて…
 
    アタシの躰の中‥に ‥来てっ…
せんせいが…欲しい!…
   アタシだけの…せん…せ‥い



アタシは…せんせいだけの…モノ…なんだから…



町田柊士の腰を長い脚で左右から挟みこむと、細身のパンツの上から先生の本能の塊がユキの大切な部分を圧迫し強い脈動が薄い粘膜の花びらに守られた真珠を刺激する。

勢いよく唇を離したユキはそのしなやかで細い躰を背後にのけぞらせ
絞り出すような 切ない声で

 

〝ぁぁ…せ‥ん・せい…アソコが …熱い…よ…〟


窮状を町田に訴える。



町田柊士は太い二の腕にユキの背中を乗せながら 甘く優しく彼女の
耳たぶを噛み、そして吸う。
吸う時の音が ユキの鼓膜をダイレクトに刺激し振動が脳に伝わる感じで 躰が震えてくる

   

  「くろ‥さ…き… オレの女になるか…」



町田は、シャツもパンツもびしょ濡れのまま彼女を抱き抱えて石組みの湯船を跨ぎ 膝丈のお湯にゆっくり躰を沈めると、程よい湯温が2人の密着した肌の隙間に入り込んでくる。
纏わりついたシャツのボタンは町田の腹の上にまたがるユキが外しにかかる。



柊士は唇を 彼女の顔 首 と這わしながら素早く自分のパンツを脱ぎ風呂場の床にベチャッと投げた。


腹上の黒崎ユキはお湯から出ている町田の上半身を抱きしめ耳を左胸に押し付け鼓動をたしかめる。

「せんせいの心臓って強そうだよ 大量の血液を脳に送っる…」

今まで それを確かめたくてもその機会すら 町田柊士は彼女に与えた事が無かった…今夜が初めてのスキンシップ。



「オレの心臓って 強いって分かるんだ…」

適度な湯の温度が 町田柊士の身体を癒やしてくれ、僅かな硫黄の匂いも ここの湯が 加温した水でない事がわかる。

「分かるよ そりゃ… 人間の躰だって もう何度も解剖したよ…」


「黒崎ぃ…甘い雰囲気をぶち壊すなよ…」

湯温と室温の差で大量の湯気で白く霞んでいた浴室内の視界が広がってきた。

「せんせいだって、 ユキをほったらかしにして部屋の写真 撮りまくってたじゃん!」



石組みの浴槽の縁にもたれた 町田柊士の躰を改めて眺めても、広い肩幅 その下の長くて太い腕 左右の発達した大胸筋が盛り上がった胸 全てが逞しい。



「先生の躰って デカいよね…キャンサーのオペから筋肉落ちてるかな?って 思ってたけど、全然まだ〝イケてる〟よ…あーちょっとお腹のお肉摘めるか…」


上半身のメディカルチェックを始める腹上の黒崎ユキを下から眺めながら、

「黒崎の 〝オッパイ〟は 案外デカいな…」

「ヤダっ !」
町田に馬乗り状態だった事を忘れていた彼女は 彼の躰から離れた。



「先生の〝オッパイ〟だって!…大胸筋が発達してガチムチって感じででっかいよっ…… 」

  ………黒崎ぃ…意味が違うぞ…


『大胸筋‥で、ダディのオペ痕は…と…
さすが美しいね、その下が腹直筋 …腹斜筋…ちょい摘めるお腹の脂肪…… それから…腸腰筋!それをたどって……』

オッパイから調子に乗ったユキは、英語で町田柊士の身体の触診しながら解説していくが 突然口ごもった。

「below…That is?」(その下はなんだ?)
町田柊士が、ニヤつく。


「エッチな事考えてるでしょ?…
そうわいかないよ!その下は…!〝pubic hair 〟! 結構面積取っちゃってるよ…お臍の下から大腿までつながっちゃってる! ゴワゴワ…」

お湯の中に没している男の下半身を指でたどりながら解説していく彼女が意識をしていなくても 男の方はそうもいかない事情に直面してきた。


pubic hair〟(陰毛)にたどり着いた指先は自然とそれに隠れたモノに触れていた。

 神経が集中しているそこは敏感に反応し、主張し始める


「黒崎…飛ばすなよ! 医者の卵の本領発揮しろよ!」


「pubic hairが保護するのは…scrotumとpenis…えっと……今は…
penisが…Erecti……やだ…先生!」


町田はユキが手を引っ込めるのを許さない。彼女の手首を掴むと勃起している自分の陰茎を彼女の掌に押し付けて、



「黒崎… お前…まさか バージンじゃないよな?…」

   
  おい………なんだよ…この慌てぶりは?……


「んっなわけ ないよっ!ちょっとビックリしただけだよっ」

風呂場の温度に上気しているのか 白い肌はピンク色にそまり、短くカットした前髪が湯気か汗か、濡れてピタリと張り付いて その拗ねて怒った顔も 愛おしい。

このまま 咲き始めた蕾をへし折って痛め付けた後で泣かせたい強い衝動は もう抑えられそうに無いと 町田は意を決し、


「オレが お前を オンナにしてやる、オレを避けるんじゃないぞ」


     あっ………

湯船から立ち上がった町田は 掴んでいたユキの手首をそのまま引くと、彼女を立たせて 風呂場から出た。


脱衣所に用意された バスタオルで 優しく彼女の躰を拭いてやる。

 
  「じっとしてろっ…よ」


躰から水分が拭き取られると 黒崎ユキの頭に乾いたタオルを被せると、

  「髪を拭いて…」


無言で指示に従うのも …先生が本気だと…感じとってしまった未だ19歳の〝女の子〟がいた。



町田柊士は 〝浴衣ガウン〟を羽織ると 頭を拭いている黒崎ユキをヒョイッとお姫様抱っこし、
 ヒャッと小さく悲鳴に似た声を上げた彼女に向かって



「黒崎っ もう冗談抜きだよ…オレの躰は君と繋がりたがってるから…」



「で、でも…あんなおっきなの…ユキの中に入る?」



………黒崎ぃ…この後に及んで…ビビったか…?




「心配いらないよ。オレのエレクトしたペニスが無理なく入るように…君のpussyをしっかりケアするよ… 舐めて欲しい? それとも指がいいかい?」


お姫様抱っこされたまま 恥ずかしい言葉を囁かれ 思わず頭から被っていたタオルで顔を隠してしまう。



「ヤダっ 先生っ 恥ずい…よ…」



町田の言葉に反応した彼女のアソコはじんわりと熱を保ち奥の方からトロリと潤い始めていた。



座敷には 2組の和布団が既に敷かれていた。

  (………おばあちゃん…!)


「ルームサービスが行き届いてるな…」


裸のまま 頭からタオルを被せられた黒崎ユキの躰を ゆっくり布団に下ろすと 町田柊士の躰が 彼女に覆い被さった。

上から見下ろす彼女はまだタオルで目隠ししている。



「〝ユキちゃん〟 顔みせてくれっ…」


鷹に押さえつけられた 小鳥のように ユキに逃げる術は無い。

後は喰われるだけ…


恐々タオルを除けて 迫ってくる 〝先生〟の顔を見た。

 

 ………怖くない…いつもの優しい先生…


    
     …好き…大好き



両腕を伸ばし、町田柊士の後頭部を強引に引き寄せて ユキの方から唇を重ねていた。


 
 ……おっ、おい おい…いきなりかよ…
  

  ……下手くそっ… 

ユキなりの 精一杯の愛を込めた口づけは、強く 町田の頭を引き寄せたものだから、唇を開け 舌を絡める前に、〝カチッ〟とお互いの歯がぶつかった。



がむしゃらに 頑張るユキから僅かにくちびるを離し 勝ち誇ったような彼女を見下ろしながら


 

 「黒崎…キス…の仕方を…教えてなかったな……」


    
    ……えっ…


 

町田の右腕は、彼女の腰にまわされ、左腕で彼女の首から頭を支え、ぶれないようにすると



   
  ……あぁぁ……さっきの……キ…ス…


      

        
    ……あぁぁ……ンンン…


先生に唇を塞がれた瞬間 先生の匂いがユキの鼻腔から入ってきた。


    ……いつもの匂い…あぁ…すぅぅ…


粘土の匂い?木の匂い…石膏の匂い…先生だけが持つ独特の〝いい香り〟



唇を軽く吸われたり 摘ままれたりしながら自然と開いた隙間を彼の舌先は見逃さない。

ぬるっとした軟体動物のような動きで 〝それ〟はユキの口腔をゆっくり犯していく。



歯列を撫でながら時おり歯茎の皮膚に触れると ビリビリッと彼女の下半身に緊張が走り躰が硬くなる。


もっと激しく舌が動けるように緊張する躰とは裏腹に 口腔が解れていく。

 
  
   ………はあぁぁ…ああん…



ユキ口の中で彼の舌がくまなく動き回り チュゥゥッと不意をついて 唇共々強く吸い上げられ 2人の唾液が混ざり合いながら溢れて出してきた。

    

    あっ…ふぅぅ…うぅ…



  ビチャ ビチャ と唾液が弾ける


     ……ああんん!…


町田柊士の右手が ユキの太腿の内側をお尻から持ち上げた。


     「いや…ん!」

ピタッと閉じていた脚の付け根に 冷んやりした空気が流れ込む。

浮き上がった脚と布団に隙間ができた途端に 町田柊士の大きな右手は彼女の華奢な足首を掴み押し広げた。右膝の関節は圧力に抵抗しながらも、ゆっくり折れ やがて股関節もそれに倣い右側に開いて 町田柊士の下腹がユキの下腹に覆い被さる。


   ………せん…せ…い……ぅぅ…ハァ…ア


口を塞がれ 下半身を割られた アラレも無い姿に恥らう間もなく 快感と薄くなる酸素の中 喘ぎ、悶える。


町田の性技はまだまだ序の口だった。



唇を離してやると、彼女のため息とも、深呼吸ともわからない大きな吐息が部屋に響いた。


眼下の彼女は瞼を閉じて長いまつ毛から目頭に涙の滴が溜まり ポロッと鼻柱を伝わり唇の先で止まる。


  ……ユキ…この先に行くと戻れないよ…


   町田の動きが止まる。

   …………


イヤイヤと、激しく顔を左右に振ってもっと とせがむ眼下の彼女が


      ……………


「先生…好き…愛してるっ…
……  離れたく無い…死なないでっ!ずっと……ずっと……ユキの側に…いてっ」


  

    「黒崎…」

  

 俺を闇から救い上げてくれた…天使……






先生は 知らないかも知れないけど ユキは先生に会った時からずっと惹かれてた……ずっとよ! 先生はたまにしかキャンパス来ない


     
   ……… 初めての講義…


     …………
         ……


町田柊士の優しい腕の中で…
    彼に抱かれる瞬間がこようとは夢にも思っていなかった


    あの頃……




五年前

カリフォルニア州のシリコンバレーに父親と二人で暮らしていた黒崎ユキは その奔放な性格からジュニアハイスクールでもしばしば問題を起こしたりした。成績だけは学年トップで、州の理数科ランキングでも一二を争う秀才だったが、その素行不良から 著名な医師の父親に及ばないと生活面の成績が特に悪かった。

彼女の家庭教師は 父親の研究室の講師をしていた香川タカシだった。

「勉強嫌いなら別にしなくてもいいさ いい男に嫁がせりゃすむ、頭が良けりゃ何でも好きな事にチャレンジさせてやってくれ…」

身勝手な父親は 娘の学業に興味が無い。

決して頭が悪いわけでもないし、勉強嫌いな訳でもない。目標が見つからないだけ…素行が悪いのは親譲り…最悪アメリカの飛び級で
メディカルスクールに入れない場合、素行を問題視しない日本で医学部受験させよう…と家庭教師は考えていた。


早速 彼は休みを利用して 彼女をアメリカ主要大学のメディカルスクールのオープンキャンパスに連れ回した。



素行以外の成績だけなら 飛び級で一気にメディカルスクール入学も問題ないと香川は思っていた。

カリフォルニア州の医学部があるユニバーシティをまわり、他州にも足を伸ばした。

比較的理数科 主要科目の成績を重視 素行の内容によっては飛び級入学を許す大学が ニューヨーク州、ワシントンD.C.にも存在した。

ユキの性格上リベラルな環境でないと続かないと考えた。


1番いいのは 父親も香川も働く大学 全米で1番自由度のたかい地域の大学だが 父親に反抗していた彼女はそれは絶対拒否するだろうと考えて ニューヨークかワシントンD.C.に絞り女子寮がある所と
条件を絞った。

東海岸にそうは頻回に、出かけるわけにも行かない香川は オープンキャンパスを ハー○ー○大学かコ○○○ア大学に絞った。

前者は世界中の海外留学生も暮らしており 人種差別や、年齢差別がほぼない 実力 名声とも、世界No.1の称号に相応しい大学だった

後者も世界大学ランキングトップ10以内の常連校だがリベラルすぎてやや過激な学生も多い。

日本でたとえるなら 東海岸の 東大 京大 のようなイメージ。


「タカシっ! もうめんどくさいから 何処だって入れたらいいし、普通に、ハイスクールに行ったっていーじゃん!」

二人は 飛行機の中で揉めていた。

イラつくユキは足を小刻みに踏みならし CAから忠告される。

(…ビジネスクラス…空いてて良かった……)


平日午後便のビジネスクラスはほとんど空席だった。



「ユキチャン 僕は別にいいんだよ 大学行こうが行かまいが、でも、考えて、ごらんよ パパの、子供じゃないタクヤが ハー○○○に飛び級ではいってロースクールも難なく卒業、ニューヨーク州の弁護士試験受かったと思ったらロスで弁護士資格取って働いてるだろ?
チビのときから一緒に暮らしていて わからない?
パパは あー見えたって 結構執念深いから、……」

窓に顔を向けたまま怒っている14歳の女の子。

チッチッと舌打ちを何度も繰り返すとくちゃくちゃとガムを噛む。

「どうせ パパ…ユキが大学行けなかったら、一生 パパが死ぬまで ユキを、馬鹿呼ばわりするわ、まぁ その前に、さっさとパパに、さよならするけどぉ~」

細く長い足を組み替え 窓側に躰を寄せていく。


「 多分ね…僕だって 君のパパにかかったら 無能 呼ばわりだから…」




「ハラスメントで訴えればいいのに!」


「まぁ とにかく 見てこよう ニューヨークは楽しいかも!」

香川タカシは大学はさておき観光にシフトを変えた。


広大な敷地を擁するそれぞれの大学。中に専門の四年制スクールが沢山存在しその上にまだ 日本の院にあたるスクールが多岐の専門に合わせて存在している正に巨大な学びの街だった。




2泊3日のハードなオープンキャンパスの旅で何があったのか、荒ぶる変わった女の子は、地元U○○A  コネティカットの○ェ○○、ユキの素行以外の成績で入れそうな大学を見て回った。


ユキが、興味を示したのはやはり…ニューヨーク。
大学ではなくて、〝ニューヨークに住みたい〟だった。


目標を決めると何が何でも取りにかかる。

彼が愛した ミチルの遺伝子のかけらも無い 黒い瞳 黒い髪の黒崎ユキ

  (…何処がsnow whiteだか…)

香川タカシは 今更 呆れる事もなかった。


1年後 飛び級の判定会議にかかるか?

この日から ユキは 医療ボランティア 災害ボランティアの活動に積極的に休みを活用し参加した。夜な夜な(合法)マリファナパーティに出没していたのも辞め ひたすら 1年間の辛抱と自分を暗示にかけ頑張った。

それでも、積み重ねていなかった素行はお世辞にも好成績とはいかなかったが、科目成績はずば抜けていた為 飛び級判定は落とす訳にはいかず 辛うじて 飛び級で大学受験資格を獲得した。


香川タカシに 


「パパはユキの受験なんて忘れてるから、絶対パパには言わないで!」


      ………


ユキは9月から コ○○○○大学メディカルスクールに通う事になった。



女子寮に入寮は 父親であるス○○○ー○大学教授の黒崎ヒカルから出された必須条件だった。



「ダディの保護下から離れたければ門限の厳しい大学の入寮が絶対条件だ!一人暮らしは18迄許さん」



三食付きで生活全てがそこで完結する女子寮は人気が高く空室が出ることはない。まして まさか不出来な娘がコ○○○○大学メディカルスクールに飛び級入学は 論外中の論外だった。



ここは、最大に父親としてのコネクションを娘に見せつける絶好の機会と考え 女子寮の一室を確保した。


条件 年三回 無報酬の黒崎教授の全体講義をする  …




大学に通ってもほとんどニューヨークブルックリン界隈で遊び惚けていたユキは とあるモニュメントに惹かれた
それをデッサンしていた 学生に 誰の作品か尋ねて 町田柊士 の名前を知った。



    〝へぇー日本人なんだ〟…



『いや 彼 米国籍  カレッジでも講義いくつかもってるよ…休講多くて有名だけど…あれ?たしか メディカルの方でも必須単位あったんじゃない? 』


芸術学部の 男の子は 視線と手は 静物とカンバスに向かったまま答えた。




その大学の講義に人体のモデュールについて 

『ウィトルウィウス的人体図』
をもとに
古代ローマ時代の建築家ウィトルウィウスの『建築について』のレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたドローイングの解説…


【生活スタイルが、人体に及ぼす影響のうちの 住環境の重要性】

       教壇に町田柊士が立っていた。





「おいっ 黒崎… 何 考えてるんだ…?」

町田柊士ははだけた浴衣を直す事もせずに 黒崎ユキの細くしなやかな躰を抱いていた。

「先生と初めて会った 先生の講義…内容はサッパリ覚えて無いんだけど…先生…階段教室の真ん中の先生にちょっとびっくりした…」

「なんだ…それ…」

抱いていた黒崎ユキを引き寄せ 短い頭の髪に唇を落とし顔ごと埋めて彼女の匂いを胸いっぱいに嗅ぐ

「だって……不思議に 強烈に惹かれたの どんな人なんだろって、」


「それで、 君は 俺の貴重な講義は聴き漏らしたってことか?」


「だって…哲学とか…芸術…とかが メディカルに結びつくって…想像できないし…」


「そんなことじゃ…人間性が貧弱になるばかりだ…これ以上貧弱になったら……いや…ユキちゃんのオッパイは貧弱じゃ無いよな…」


先生はピロトークの合間に 黒崎ユキの裸の胸をみて 腰に回していた手を彼女の乳房の下に滑り込ませて持ち上げた。


ピンク色の発達した乳首がツンと主張する。

 

  ……やばいっ!止まらない…


いきなり乳首に吸い付かれた ユキが



 「や~ん!いゃ~ん! こそばゆいっ あっ あぁぁ~ん ん  ん ぁぁ」


首を左右に振って嫌だと拒絶していたのも束の間 ユキの切ない吐息が声に代わってきた。


乳首を吸い舌で転がし軽く噛んで 彼女の反応を試す。


嫌嫌と首を左右に振っていたが もう無抵抗で 甘い吐息を吐きながら町田の頭を両手で挟んでいる。

細くしなやかな躰をくねらせ 顎を上げたまま 彼女の普段の姿からは想像できない悶え方に、女性経験も豊富な男が、戸惑いを隠せない。

    …… 性急すぎたか… 


乳首から唇を離すと 、


「嫌っ せんせい…離さないでっ もっと…もっ…あぁぁ…」



ユキの右手の指先が 彼女の股間に真っ直ぐ伸びているのに 気付くのもすぐだった。


 
 
 ………黒崎…いつも…一人で……



町田は 彼女のオナニを邪魔しない様に 再び張りのある二つの肉の塊を優しく揉みほぐしながら 固く尖ったピンク色の乳首を交互に吸ったり 舌先で弾いたり 知る限りの乳首責めのテクニックを駆使して彼女が オーガスムに届くフォローに徹する。




「あ・ぁぁ…あっあっあっ せっ、せんせ…い…せん…せぇぇ…

    はっ ひぃぃぃぃーひゃあぁぁぁぁ」




乱れた甲高い声と同時に 彼女の躰が固まり、細くくびれた腰だけが激しく前後にラウンドを繰り返す。


  ………… 気持いいか…


  瞼を閉じた彼女は数度頷いた。


 脱力した彼女の躰を支える町田の腕は、力が入り筋肉の繊維が手首に向かって盛り上がる。


間近で 乱れ狂う黒崎ユキを見て普通の男なら正気でいられるはずがない。 


彼の股間で起立し血管が浮き出るほど膨張したペニスを左手で掴むと 激しく扱きはじめた。



胃癌の手術後 数ヶ月ぶりの男の欲望が今吐き出されようとしている。
  

 
    ………くろ…さ…きぃ…
 
  …くっ…うぅ…うくぅ……あっ… くぅぅ!

先に柊士にオッパイを執拗に責められ自慰で果ててしまったユキの目の前で こんどは柊士が自慰行為で果ててしまおうとしていた。


急に躰を起こしたユキは、大胆な行動にでた。



「くっ! くろさきっ ぐぅうぁ…うわぁ あぁぁ…まっ!待てっ」



躰を反転し 町田柊士のはだけた浴衣から覗く下腹に顔を埋めた。


  「くっ黒崎ぃ!」



柊士の視界に 彼女のうなじから丸くなった背中の中央の骨の凸凹が薄い皮下脂肪を透かして正しく並んでいる。



両手で握る〝それ〟は ユキが 実験で解剖したモノとは余りにもかけ離れた存在だった。



ドック ドックと太い血管を通した脈動。 硬く硬直した海綿体を覆う皮膚。 亀頭の先の尿道口がパクパクと息づいてきた。真下まで町田の精液が上がってきている。 暴発を辛うじて制止し漏れでた先走りの雫がとろろと漏れて亀頭が艶めいている。


その先っぽを ペロリと舐めて 初めての男性器への フェラチオを強行した。



「黒崎っ やめろ!そんな事 お前がしなくていいんだっ」

町田らしく無い 慌てぶりに



「先生っ … 他の女性(ひと)を見ないで…
       …先生は…私だけ…も…の……」


先生のペニスの先っぽを キャンディを舐めるように ペロペロと舌を這わせる。

経験の少ない彼女の精一杯の奉仕…



  「黒崎っ わかったから 止めろ! 」


必死に抵抗しても モラルより 性欲が暴走する。

   

  
  ……うっくっ!… 先っぽは…止めろっ!

       
      
      「じゃ こうは?」


 
  
  あっ! ぅっくぅぅ…はぁ…はぁ…うっ…


    
     
    いいっ …いいよ …あっ…


怒張した町田のぺニスが 黒崎ユキの舌に弄ばれ 唇で強く吸われたら 思わず腰を突き出しかけ、ギリギリで自制する。

 
    
    ……次は 止まらない…



ユキは大好きな先生を翻弄出来る手段がフェラチオだと学習し さらに激しく 町田の其れを弄びたした。



  「あっ いい いいぞ もう 出るっ ヤバイっ くぅぅぅ…か



ザーメンを放出する瞬間 ユキの口からペニスを抜き取ろうと腰を引いたのに彼女はそれを許さず 更に止めろと言った 〝先っぽ〟を舌先で撫で回した。


      くぅぅっ…

ユキの口のなで果てた町田は しばらく放心状態だった。


両手を背後の畳に突っ張り 目一杯背を仰け反り 脚を大きく拡げ これ以上は見るなと言いたくなるほど 股間のペニスがだらりと下を向いた情け無い姿を 晒していた。



ユキは 先に逝った気怠い躰と 彼の為に首を激しく酷使し、じんわりと痛む首を町田の太腿を枕代わりに休ませつつ ふにゃふにゃの彼の男性器を 指先で ツンツンして和んでいる。



〝せんせいの 〝これ〟って なんかでっかい 芋虫 みたいで可愛い過ぎる…〟



ツンツンから縮小した海綿体を包む外側の皮膚を摘んで伸ばしてイタズラする。



〝こんな〝芋虫〟ちゃんが めっちゃデカくなっちゃって ユキの両手で掴んでも足らない長さだし…こんなの… やっぱ…ムリ〟




そんな事を ブツブツ 呟きながら 太腿枕から 大の字に拡げられた脚の間に躰を移動させた。


もそもそと這い上がると 町田柊士の臍辺りを枕にして 彼のお腹周りを観察しだした。



お臍周辺は強付いた体毛が程よく生えて陰毛と繋がっている。
少し視線を上にすると 傷痕が殆どわからない 胃癌の手術痕を見つけた。



〝ダッドが ロボット支援下でした腹腔鏡手術跡… ふーん… ダッドもまだまだ現役だよね……田舎に引っ込むの早くない?…〟



町田の臍の数センチ上に2針の切傷 と言っても計画された場所を、ロボットアームが切った綺麗な切傷は1センチ程度の細い線が残っているだけだった。ほぼ同じ傷が臍を中心に左右に2箇所づつ 半円上の延長線上に左右対称に残っている。





…〝…凄いよね、ロボットアーム…ユキもできるかな…〟




「出来るさ、 先生の遺伝子は 最強だよ… 」



    町田柊士が、復活した。


「黒崎…お前 マジで 俺の奥さんになるつもりか?…」

背後に突っ張っていた腕を肘枕に変え 股の間でふざけていた黒崎ユキを両脚で挟んだまま側臥の体勢をとる。


「あーっ やめてよっ…急にトランスフォームしないでよ!…」

ユキは彼の太腿に挟まれたまま 俯きにホールドされた。
町田柊士は ワザと太腿に力を入れて彼女が抜け出せ無いように悪さをしかける。


「先生っ 脚の毛が チクチクするからやめてっ」


胸の辺りを押しつぶす先生の太腿を両手で突っぱねるがびくともしない。


「ボディーシザースってワザだよ!」



町田が少しだけ脚の力を緩めたら  その隙に



「そんな技 知りませんっ!」

ずるずると毛深い太腿のプレスから逃れたユキは 反撃を開始する。



肘枕で横になっている 町田の横っ腹に跨ってボディーブローをお見舞いした。

ボコ ボコと背中や腹を叩くと


たまらなくなった町田が 半身を起こした。



その勢いでユキは 町田の膝の上に乗っかっていた。

大きく開いたユキの両脚の間に 町田の陰毛が触れて 


「やだっ! いやっ アソコに あたってるぅっ」 


   敏感に反応する。


たまらず彼女がお尻を浮かすと 彼の顔が目前に急接近した。

両頬を素早く大きな手で挟まれたお転婆な19歳の奥さん候補は、唇を再び町田に奪われた。

 

    ……これから が…本番…



 彼女を 2枚重ねの和布団の上に乱暴に倒した町田は、 裸のまま無邪気にふざけていた彼女の上に跨り 両腕が動かせ無いように手首を掴んで布団に抑え込んだ。

 
 「せ…せんせい? 怖いんです…けど…」


仰向けにされ 両手の自由を取り上げられ 真上から見下ろされると
甘さより恐怖が先に立つ。


 「黒崎…… 俺の 奥さんになれるか テストだよ…」



意地の悪いニヤつき顔に腹が立つが 抵抗出来ない。
 再び変化を始めた彼の〝芋虫くん〟が 町田に跨られた彼女の腹部に触れた。


      ………か、硬い…


 〝 あっ いやぁ…はぁぁ…ん!んん… 〟

町田柊士の唇が 黒崎ユキの躰を這い回り出した。


「黒崎… 〝テスト〟だから、どんなに辛くても辛抱な! それが嫌なら 〝奥さん〟の件は ナシ だよ」

彼女は 覚悟を決めて 躰の力を抜いて 瞼を閉じた。



「黒崎…さ…ふだんは女の方がその気になるように たっぷり時間をかけて熱くしていくんだがよ……お前 さっき 俺が動けない事をいい事に 〝終わったフニャチンで よくも遊んでくれたよなぁ…」


  

   「やっ!ヤダー!! ひぃぃぃっ !」



   うっうそぉ~っっっ !

町田はいきなり彼女の左右の足首を掴んでM字開脚し 曲げた膝を押し上げた。

 
ダメーッ!見ちゃダメェーッ やめてっ ヤダー



「さっき 俺が脱力しているのをいい事に 俺の躰を解説してたじゃねえか?……まずは、黒崎の躰を解説してやろう…」

無残にM字に拡げられた彼女の大事な〝アソコ〟を視姦する事から始まった。



「見ないでーっ 先生の変態っ!」



本人の拒絶反応とは裏腹な状態になって来た 産毛の生えたモモがすじに沿って裂けたような性器だった。


裂けたモモの中は 2枚の薄い果肉片が中心の小さなホールを隠していた。みずみずしい果汁が果肉片の隙間からあふれかえりそれにかぶりついている自分の姿を想像するだけで 町田のペニスが反応する。

  
    

     …むしゃぶりつきたい……



裂けた果肉の中はおびただしい露に濡れ濃い紅色に染まっていく。



  「そそられるよ…なぁ…黒崎っ」


「いやダァぁ…っ せんせいの 変態っ !」

激しく首を左右に振ってイヤイヤしても 躰は真逆に反応して 触れてもいない乳首が もう固くシコって存在をアピールしてきた。


しかし、町田は、黒崎ユキの 開発途上の アソコ をターゲットに絞っている。


推し広がった太腿の中心に 町田は顔を近づけ 長めの舌を 果汁たっぷりの割れた果肉の中に這わせてみた。



「ぁぁあ…ぁぁぁぁぁ…んんん!」

   

   …凄い乱れようだが……そうか…


「黒崎 お前…オーラルセックスは初めてだろ?」



アメリカで19歳と云えば日常的にセックスはしていそうなものだが、ましてやクラブの(合法)マリファナパティーを愉しんでいたはずの彼女は

  
  
 〝Phew、…It's surprisingly conservative.…haha〟
  (フフ 意外と保守的なんだな…ハハハ)  


「普通にボーイフレンドとは ヤってるよな?…マスターベイションやバッドボーイとの 違いをおしえてやる…」


唇を噛み締め 恥ずかしい姿を見られていては、瞼を開けて現実を見られない。

ずっと 町田に顔を見られ無いよう 手のひらで隠し なすすべなく町田柊士に躰を犯されていく。

縦に裂けた果肉から漏れ出た果汁が 会陰を伝って太腿が合わさる裏のすぼみに辿り すぼみの中心から放射状に拡がった肉ひだまで濡らす。

綺麗な桃色の肉ひだを ねっとりと舐め上げてみた。



「あっ イヤッ やだぁっ あぁん せ、せんせぇ あん」



 ドクドクと更なる果汁が吹き出す勢いで流れだした。


    おっと…布団が濡れそう…



「…おい おい、まだ 何もしてないぞぉ~ ユキちやーん!」


町田はM字に抑えていたユキの足首を離してやった。

両手で顔を覆った彼女が ウブすぎて 町田は思わず笑いを堪えた。

  
 …ちゃんと…女の子できるじゃないか…


…普段の乱暴な言葉遣いも彼女の良さだと思ってはいたが、異性として見る事が出来なかったのは それが一因だったかもしれなかった。

 
   可愛すぎだろっ‥黒崎っ

ユキの躰を 強く抱き寄せ腕枕をすると 右手でくびれた腰からお尻の辺りを撫でさすり ユキのテンションをクールダウンしてやる。

ユキは町田柊士の左の盛り上がった胸筋と腕枕中の上腕二頭筋の隙間に顔を埋めて ヒィヒィ もう根を上げだしている。


「おいっ いつもの勢いは どこ行ったんだ?」



「だって 先生っ 酷すぎ あんなの…ヒック…ヒック…グゥ…」



両脚を解放され、余りに恥ずかしくて彼女は、躰をくねらせ 防御した態勢をとり、町田の侵入を拒んで半ベソかいていた。


町田の右手は そんな事お構い無しに 指先まで神経を使いながら彼女の下半身をソフトに奏で緊張が和らぐよう工夫しながら撫で上げていく。



「もっとリラックスしろよ…悪いようにはしないから…」


未開発な彼女に 甘く優しく囁きながら、
指先は臍の下のもわっとした黒い柔毛の繁る湿地帯へ下がっていく。



さっきは いきなり 口を開けた果肉を視姦して トロトロの果汁を味わってみたが この先は 指先で 果肉をほぐしていこうと考えていた。


 黒崎……1人でするより 男に 〝される〟方が何倍も気持ちいい事を 今からおしえてやる……




はじめは優しく…艶やかな柔らかい陰毛を指先に絡ませてみたり、手櫛ですいてみたり…少しずつ下方のスリットに近寄ってみる。厚ぼったい果肉が、ピッタリ合わさり線を成し、線を人差し指で、なぞってやれば 腕枕の中の彼女の頭が ビクッと連動する。


執拗にスリットを摩り続けていると なかの果汁が満ち溢れてきた。

それを指先で感じ取ると 腕枕している黒崎ユキの耳たぶを甘噛みしながら 
     

  「俺とお前だけだ 思いっきり声にだしていいよ…黒崎…」





指先の腹でトロトロの蜜を掬いとり 縦の裂け目に侵入を試みてみる。強く閉じられた太腿の柔肉で手首の自由は効かない。 


普段はその指先で粘土を盛ったり 刃物で肉を削ぎ落とす作業の彫刻家は、肉の柔らかさを愛でながらその肉を剥いていく。


一度侵入すれば 中は繊細な粘膜を熟れた蜜汁が湿り気を保って 滑りを良くしてくれている。


擦れて薄い粘膜を傷める事なく 押し寄せるオーガズムだけ享受すれば良い。


この瞬間も 経験不足な彼女の躰は。緊張から 急に硬くなってきた。


それを感じながら 町田柊士の指は ヌメヌメとスリットの中に嵌っていく。


 ……う、ぅぅんっ…やっ いやっ …あぁぁぁ…


  
「力をぬいて… ほら…エッチな事を想像してみな…」

町田の囁きは ユキを さらに興奮させる。





中をゆっくり縦に上下して 指先で さっきM字に拡がった中身のパーツの位置を確認し、手始めの〝ここ〟がセオリーだと確信した 彼女のマスターベイション。




 「やんっっっ!やぁぁぁぁ…ダメッ 感じちゃうっ…せんせー!」




強く閉ざしていた太腿が緩み始めてきた。彼女の意識が守りから受身に変わりだしてきた。


「ほらっ さっき君が 1人で先に逝っちゃったのは 〝コレ〟だよな…」


 ああぁぁん ん ん んっ いっ いっやぁぁぁぁ…ハァ ハァ ハァァァ…

彼の指先が 割れ目の上端にある クリトリスに触れた途端 彼女の反応は拒否から悶絶に変わり 躰の力も緩んできた。



「どうしたい? どうして欲しいか言ってみろ…」



指先は ぐじゅぐじゅ に溶け出した果肉の中の唯一無二の突起を刺激する。
    


        「………」

「黒崎ぃ 言わなきゃ わからないよ……どうして欲しい?……やめようか?…」



そう言って 指を ジュボッと スリットから抜き取ると




「いや いや  先生っ イジメないでっ お願いっ してっ」


寸止めされたような 焦れた彼女の下半身 骨盤まわりの筋肉が僅かに痙攣するが 直ぐそのうねりは無かったかのように沈静化してしまう。



「何をして欲しい…? 恥ずかしい言葉を言ってみなさいよ、そしたらすぐに 気持ちよくしてやるから…」

町田の意地悪が続く。




「……  …」



彼女の手が股間に伸びそうになるのを 素早く止めると



「小さな声で 俺に教えてくれ、さあ …」



彼女の額に唇を落としながら 大人の性愛に導いていく。


    「……触って…」


「どこを?触って欲しいんだ?」


   
     

   「ユキの…クリトリス…」





  「わかった! 俺に任せろ 」


町田は 彼女の後頭部に枕を差し込むと 体位を変えて 彼女の下半身に顔を再び近づけた。


合わさった太腿をゆっくり割り開いていくと 彼女の抵抗もない。


お臍の下10センチのところにいびつな逆三角形の 陰毛が生え揃い躰は大人だと 〝偉そうに主張〟している。


 ……ほんと、お前って父親譲りだな…
  ……アンダーヘアまで漆黒じゃないか…



そう多く無い 毛量を指で分けてみると 円く盛り上がる肉付きの良い二つに割れた 躰の作りと 隔たった女性器が姿を現した。




  ……スレンダーな躰の割に 
    いやらしい〝おまんこ〟 だよな… 





頭の中の卑猥なつぶやきで 町田のペニスは呼応し、ガッチガチに硬くなってくる。

    

左右に開いた果肉の間にそっと舌を差し入れて 敏感な部分を避けるように 彼女の中を舐め回していく。


   

   ぁぁ…ぅぅぅ…ウウン……ン……ン…ぁぁ




悶える声さえ 愛おしく もっと悶えさせてのたうちまわらせたいと悪辣な男の願望が湧き上がってくる。



舌先はクリトリスを捕らえる。 溢れた果汁を舐めとるように柔軟に舌筋を操っていたが ここは そうはいかない。 
熱いお茶を啜るときのような緊張した舌先で サラッと〝そこ〟をかすめてみた。


  

    ヒャッ…ヤ…ァ…ァァ…ン…

     思惑どおりの敏感な反応。



 〝くろさきぃ…どう?…気持ちいいか?…〟



眉間に眉を寄せ瞼を強く閉じている彼女が 数度頷く。





彼女の了解を確認し、町田の舌は、割れて開いた果肉の中深くに侵入し二枚の薄い肉ビラを 丁寧に舐めほぐし彼女のホールの位置が 上付きなのか、下付きなのかも 確かめておく。



 「…ぁぁぁぁ…ハァ…せぇ…んせいぃ…もっと…も…っと…」



   〝もっとクリを責めろってか…〟


その都度恥ずかしい声を上げる彼女は 欲望を素直に認めて、両脚の膝を折り 腰を浮かせて町田にヴァギナを押し付けてくる。


丁寧に 慎重にほぐしていく舌技が 彼女には物足りなくなっていた。
マスターベイションの時の彼女の激しい手の動きを見ている町田は

  

  …そろそろ …本気で行くか…

町田は一旦彼女のヴァギナから 唇を離すと自分のペニスを掴んで軽く前後に数回扱き 開いた果肉の溢れた果汁を亀頭て掬い上げ 彼女の股間に強く擦り付けた。


   ……くぅぅっ…ビリビリくるっ…ヤバっ…

敏感な亀頭を刺激すれば 彼の巨根と称してもいい ペニスがムクムクと膨張をはじめる。
さらに亀頭を彼女の無防備に開いた果肉に埋めて 意識的に中をかき混ぜる。


「ャーッ…ぁぁぁぁんっっ…ぅぅ…んっ…すっ…ごい…」



「黒崎… お前の中に 俺のペニスが入ってるぞっ すごくいい気持ちだよ…どうだ 試して みるか…?」



町田はペニスを握って彼女のホールの入り口付近を軽く突いてみた。




  「ィ…ヤ…  だめっ 壊れちゃう…」




彼女は頭をふり拒絶するが、脚に力は入っていない。

「そうか…それなら これは?」
町田はペニスの先端を彼女のクリトリスに押し付けた。

  ヒャァァッ…ァァアン…アァァ…アンッ…イッ…イクゥ…

亀頭を押し付けクリトリスを激しく擦り上げた。

町田自身も達してしまいそうな誘惑を断ち ペニスを離す。



 「イヤァァ…ィィ…ダメッ もっと…シテッ ンン…」



「俺も ヤバィっ …黒崎 一つに繋がりたいんだ…君がOKなら…
……ホントのmake love は お前とだけ……」


気分が萎えてしまわないよう ペニスを抜いた後は中指と人差し指を駆使して彼女が欲しがるクリトリスへの刺激を緩慢に続けている。


「せ…んせ…い 舐めて… ユキの …」

町田にも彼女をいたぶっている余裕が無くなってきた。
開いた両腿の真ん中を両手で押し広げ中から小指の先もない小さなピンク色の突起を唇で押し包んだ。

「あぁぁぁぁ…いぃぃぃ…すごくぅぅ…あぁぁ…」

弱く吸いながら 舌先で転がしてみると 彼女の腰が激しく跳ねた。

  …あっあっふぅぅぅ…ンン…ンン…ハァアア…

両手で押し剥かれた 果肉を貪りながら繋がりたい場所を舌を使って こじ開けにかかる。

器用に長い中指で クリトリスを刺激しつつ薄い肉ビラに守られた蜜汁の湧きでるホールに舌を入れていく。

クリトリスの刺激に意識の集中する彼女の拒絶は無い。
ホールを舌で押しながら奥へ侵入し内壁を探っていくと、ある場所で

 
あっ! ぁぁぁぁ…ダメェェ 感じちゃう ぁぁあんっ!



突然彼女の声のトーンがかわった。

ヴァギナから唇を離した町田は 顎を上げて性的興奮絶頂寸前の黒崎ユキに 同意を促す。


「黒崎っ 大丈夫だから 俺と繋がろう…なっ」
彼女の躰を抱きしめ 頭 こめかみ 頬 鼻先と 唇を押し付けキスを繰り返していく。


薄ら瞼を開けた 彼女の瞳は虚にさまよい 焦点も定まらないなか、



「先生と一つになりたい…愛してる …」



彼女のその言葉は 町田自身が 長い間 世界中をさまよい 時に自暴自棄から 路上でゴミをあさる生活、何日も ひたすら石を刻み その容姿に目を付けたパトロンの愛玩犬のように求められるまま躰を差し出し 辛酸を舐め尽くしてきた今だからこそ 手に入れられる 真実の愛 



「黒崎…もう お前無しでは生きている意味すら無い……
 
…love you.…Stay with me…forever…」

  
 


「I love you, my darling.…you are my all……」





















        

    





































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